南幌町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日
景観を損ねる廃品の堆積について
2017年12月12日、南幌町議会の一般質問で、石川康弘議員が「景観を損ねる廃品の堆積について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 石川康弘 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 石川
私は、町長に1問質問させていただきます。景観を損ねる廃品の堆積について。町内には廃品回収業者が何社かあり、主に資源ごみ回収を行っています。しかし、その収集物が敷地内だけにとどまらず、道路用地にまで及んでいる業者があり、地域住民や関係者から、通行や除雪の妨げ、悪臭の心配などの苦情の声が聴かれます。このような状況のままで既に何年も経過してきていますが、行政として指導や勧告などは行ってきたのでしょうか。道路用地へのはみ出しは道路占用許可が必要であり、無許可ならば法律違反ではないかと思うのですが、町はどのように対処してきたのかを伺います。また、このようなケースがあちこちでふえていくようでは、本町の景観を損ねることになり、宅地販売で人口増を進めようとする町の事業にも悪影響を及ぼすことが懸念されるだけに、一刻も早い対策を求めます。
答弁 町長
景観を損ねる廃品の堆積について、の御質問にお答えします。行政として指導や勧告などを行ってきたのかについては、道路占用は法律において電柱や電話柱及び水道などの工作物、物件または施設を設け、継続して使用する場合と定められており、御質問の事例のような廃品回収物については、道路占用許可を受けることはできないため、道路に物件を堆積することは道路の構造または交通に支障を及ぼすおそれのある行為として禁止されています。町ではこれまでも南幌駐在所と連携を図り、道路に物件がはみ出していると思われる場合は、交通事故の発生や除雪作業等に支障とならないよう、その都度現地へ行き、早急な移動と合わせて周辺環境に配慮するよう指導をしています。また、今後においても、このようなケースがふえることがないよう町内の巡視を強化するとともに、引き続き南幌駐在所と連携し、事業者に対し関係法令に基づき指導を行ってまいります。
質問 石川
今御答弁いただきましたけども、そういうふうな形で警察とも連携とりながらやっているということでありますけども、私が今回指摘するのは、あそこの中樹林のところなんですが、本当に一向に、指導されてるんでしょうけども、昨年も同僚議員も質問した中で、しているという話でしたけれども一向に変化がないという現実があります。このような形がほかにもまた広がっていくとなれば、景観を損なうという懸念がするだけに、あえて再度、私のほうからも言わさせていただく次第なんですけども、ああいう風な形で道路を占用しているということに対して、指導していると言いますけども、これ完全に法律違反であるだけに、もうちょっと強い姿勢で向こうに当たることが必要ではないかと。逆に、町はなめられてるんじゃないかなというふうな感じもするわけです。よその町やらなんかでも大都市のほうで見ましても、通行、歩道にしてもそうでしょうし、道路についてもいろんなごみだとか、回収物やら何かで占拠しているところがあります。また看板の占拠だとかいろんなことで道路占用許可違反というふうな形のものがあり、そのことに対して行政指導などもさまざまされているということは、マスコミやらいろんな書物などでも伝えられていますけども、うちの場合にはまだそういうふうな面では軽微かもしれませんけども、そういったものが一つ放置されれば、やはりほかも南幌町はそんなことは大したうるさく言わないんだみたいな感じで思われがちで、要は無視して、無視得というかそういうような形に思われるんじゃないかなというふうな感じがするわけです。ですから、やはり指導しても対処してもらえないのであれば、法的措置ということに進むことも考えるべきじゃないか。道路法では許可なく道路を占用した場合には、1年以上の懲役もしくは50万以下の罰金というふうな形も言われています。そこまではいかなかったとしても、それでも何らかの形で行政代執行というふうなことも考えることが必要ではないか。生ぬるい行政指導では、やはり前に進まないのではないかと思うんですけども、それについてどのように考えているのか、まず一つお伺いいたします。また、廃品から漏れ出た液体とか、また鉛やプラスチックなど、長年ずっと放置したことによって風化し、それが溶け出て土壌汚染につながるということが一つあります。あそこの場所が果たしてどうかわかりませんけども、いずれにしても住民として懸念することはそういったことで、地下水の汚染だとか河川に流れ出てるんではないかという懸念もあるわけです。そういった意味で、そういった調査もする必要があるんではないかというふうに思うんですけども、どのような対処をされるおつもりか、お伺いいたします。一般的に大都市の郊外には、ごみ処理場だとか廃品置き場などを置かれている、そういった町の構造と言ったら失礼かもしれませんけども、そういう構成があちこちで見られまして、本町も大都市札幌の郊外にあるということで、そういった面からもそういった業者がこの町に多く入ってるのかなというふうに思うんですけども、あくまでうちの町だってベッドタウンとしてしっかり輝ける町として進めているわけですから、そういう管理をしっかりしてもらう業者でなければ、やはり認めることもできないと思いますし、行政としてやはり厳しい目で見るべきじゃないかと思うんです。そういった業者と共存できるような形にするためにも、市民の視点に立った中で景観やら環境に配慮するような行政運営をしてほしいということは、私だけでなくて住民からもそういうふうなことで強く言われてきております。さらに、こういった廃品によるものだけではないんですけども、町の景観として、やはりもっともっと重要視すべきじゃないかというふうに思います。先ほどの同僚議員からもそういったことで、町の目抜き通りでそういうふうな形で、景観を損ねているというふうなお話もございました。私が以前質問した時には、道路は、特に国道・道道は歩道が草だらけになっているということで、景観を損ねているという話もしました。また以前は、また同じく同僚議員が街路樹に対して、やはりもうちょっときれいに整備するような形で条例を制定すべきじゃないかというふうな感じもしておりました。いずれにしましても、このように人を呼び込む、今こうやってきた住まいるヴィレッジですか、もっともっと住宅を売るため、また人口をふやすためにということで、町も力を入れてるんですから、それとあわせて景観ということに十分力を入れた、意識した中で、力を入れた中で条例の制定ということをやはり考えるべきではないかと。その条例を制定することによって職員に負担がふえるというものじゃなくて、町民も取り込んで、その中でみんなで一緒にきれいなまちづくりをしていこうという、そういった意味合いの条例というものをしっかり制定していけば、もっともっと足並みの揃った景観向上につながるようなまちづくりができるんではないかというふうに思うんですけども、それについて、主に3点かと思いますけども、お伺いいたします。
答弁 町長
石川議員の再質問にお答えをいたします。特に8線道路の今言われている業者については、重々法律を知っております。警察と行くと次の日ちゃんと整備されております。ですので、町が行くとなかなか整理しないんですが、警察と行くと重々知っているものですから、なかなか直らない。だから、私も通った次の日に行くとほぼ、少しはかかってるけども、道路用地にちょっとかかっていますけども、ほとんど中へ入っています。そして1週間ぐらいに行くと今度また道路のほうに出てきてるということなものですから、これは警察のほうの係にお願いをして、うちの駐在所一生懸命回ってくれてやっていただいてるんですが、行った時はある程度わかってすぐ処理がされるんですが、わかってやっているんですから、非常に難しい。それから、先ほど言ったように業者は有価物、だから立入禁止ですから、我々もなかなか入れない。ただ、巡回に行って排水やなんかを見て変になってないかという確認はしてますけれども、見た目ではまだあらわれるようなことにはなってないということでありますから、一番困るタイプでありまして、言った時はある程度わかりましたと。わかりましたって言った以上、それ以上どうしようもないので。ただ、直ってないからまた行くと結局そういうことで、警察の方々と一緒に行くと、ちゃんと次の日は直ってるという現況なものですから、粘り強くこれもやらなければなりません。それから景観条例、前にもお話はありましたけれども、うちは基幹産業は農業であります。そちらと両方連動していかなければなりませんので、市街地だけ景観条例をつくるとか、そういう問題にはならないということでありますので、今の法律の中でも十分守っていただければ、そういうことはあり得ないんです。だから、我々は関知するところでは、粘り強く言うしかない。やっぱり石川議員だって自分の財産に入って来られたら困るわけでしょう。それと同じなんです。だからその辺の解釈が非常に難しいところで、我々はごみじゃないかと言っても、向こうはちゃんと財産っていう、有価物という判断がありますから、これを処理するというのはなかなか難しいですけども、やはり今多くの議員から言われてるように、少しでも通り道、南幌に入るところがきれいな状況で、私どももしていきたいから、時間はかかってますけれども、やれる範囲精いっぱい今やっているというのが現状で、決して手をこまねいているわけじゃなくて、常にやりながら行ってると。住民からの声も届いてますから、それを持っていくんですけれども、なかなか理解いただけないというのが現実でありますので、それでもやめるわけにいかないんで、やめないで今後も続けていきたいというふうに思っております。
質問 石川
今お話聞きました。警察が行ったら言うこと聞くけども、そうじゃない場合また元に戻るというふうな話でした。よそのいろんな町の事例見てもまさに同じパターン、俗にいうイタチごっこという世界だと思いますね。それだからと言って放置するわけにはいかないと思うんです。やはりそれなりにほかの町民にもいろんな人たちにもちゃんと示しがつくような形の対処としてすべきじゃないかと思うだけに、さっきも聞きましたけども、法的な措置に進むだとかそんな考えはあるのかどうか。そのあたりをまずお伺いいたしたいと思います。とにかく景観というのはやはり大事なことです。農業の問題も今町長絡めて言われましたけども、お金もかかることも当然起きることもあることは当然でしょうけども、でもやはりきれいなまちっていうのはそれなりにやっぱり人を呼び込んだり、また住みたいなと思われるような、そういう町があります。例えば、上川管内の東川町もそうでしょうし、美瑛町にしてみれば景観条例を制定しているという話も聞いています。やはりそういった通行する人が多い中では、この町がきれいだ、汚いという印象がやはりその町に住みたい・住みたくないということの大きな境目にもなると思うだけに、そういった面では、いろんな問題もあるかもしれませんけども、それをクリアした中で、クリアするような努力をした中で景観条例っていうのはやはり考える必要があるんじゃないかと思います。内情はいろいろありましょう。その廃品回収業者においては、その山に対してそれなりのやっぱり対処も必要かもしれませんし、そういったものも含めた中での景観の向上、道路にはみ出すっていうのはまさにその景観を損ねる行為でもあると私も思いますので、そういった面で再度お伺いいたします。そういった条例を制定することに検討はしていただけないのか、それについて2点お伺いいたします。
答弁 町長
石川議員の再々質問にお答えしますが、自分の敷地内でため込んでる部分については法の罰則はありません。うちは今言ったような、道路にはみ出してるから道路占用で、そうすると罰金刑まであるよっていう話をさせていただいていますけども、それをだめだっていう法律はありません。やっぱり先ほど言ったように、人の財産にだめよっていう話にはなりませんので、そこは間違いないように。間違ってしまうと逆に訴訟を起こされますから。その辺を気をつけていただきたい。ただ、景観上よくないんで塀にするとか、ネットで覆うとか、見えないような形をしていただきたいというお願いはしているところでありますので、私は条例で縛る予定はありません。縛ってもなかなか思うようにいかないというのは現実でありますので。そんなことをやるよりは、やはりそういってやはり町民の御意見、そんな声を伝えながら事業者にわかっていただくように努力していくしかないのかなというふうに思っております。