みんなの議会

足寄町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月12日

旧富士ドライブインによる景観悪化の解決策について

2026年3月12日、足寄町議会の一般質問で、矢野利惠子議員が「旧富士ドライブインによる景観悪化の解決策について」質問し、町長 渡辺俊一、まちづくり推進課長 赤間恵一、副町長 丸山晃徳が答弁しました。

質問者
矢野利惠子 議員
答弁者
町長 渡辺俊一、まちづくり推進課長 赤間恵一、副町長 丸山晃徳

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 4番 矢野利惠子

それでは次に、旧富士ドライブインによる景観悪化の解決策について。足寄町の土地だと誤解され、足寄の景観を悪化させている旧富士ドライブインの土地は、本別町の町有地であり、もし本別が強制執行で取り壊してくれた場合、本別町としてはその費用を建物の持ち主に請求しなければなりません。他町に住んでいる持ち主は、壊すことには同意していますが、その費用負担はできない状況にあると聞いています。解体費用を請求された場合、対抗して損害賠償を求めて訴えることができますが、そこまでの進捗がないため、現在も災害に遭った建物のように放置されています。これは、一番影響を受けている足寄町が中心となって動かなければ解決できない問題であると考えます。本別町、建物持ち主、足寄町の三者が話し合いを持ち、合意形成を図り、全国にクラウドファンディングで寄附を呼びかけるなど、三者が納得する方法で解体費用を捻出するということはできないか、お聞きいたします。

答弁 町長 渡辺俊一

矢野議員の旧富士ドライブインによる景観悪化の解決策についての一般質問にお答えいたします。旧ドライブインの建物及び接する国道は、本別町の行政区域内にあることから、本町には一切の権限がありません。また、本別町からは、旧ドライブインは既に清算が完了した法人の所有物で、法的に所有者が存在しないと伺っており、本町が中心となって話合いの場を設けたり、解体費用を捻出するためのクラウドファンディングを実施することはできないものと考えています。しかし、国道を通行する方の目に入り、本町を訪れる方に与える印象は好ましくないことから、今後も本別町に対して解体撤去の要請を続けてまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、矢野議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 4番 矢野利惠子

ドライブインは既に清算が完了した法人の所有物で、法的に所有者が存在しないと言っておられますけれども、これは間違いです。所有者に聞きましたところ、清算途中であって、完全には清算が完了していない、そして、この建物は株式会社富士ドライブインの名称で法務局に登記がされているものであるということです。だから、この認識が間違っています。解体、撤去についてですけれども、この持ち主も解体しないようにとても頑張っていたそうなのです。あそこをやめるときに、音更町と足寄町と二つの建設業者が買いたいときた、ところが、当時の本別町長が、その建設屋の事務所では駄目だと難色を示した、そういうことで、ついには建物があのようになってしまったのは、当時の本別町議会で固定資産税がここは入っていないということで問題になったと、だから固定資産税を払わなくてもいいようにと、本別町のもう今は退職してしまった職員の方からの指導で、あのように壁を壊せということになったと、そういうふうに壊せば固定資産税を払わなくてもいいからということで、それでそういうことにしたのだということを建物の持ち主から聞いたのです。そのような詳しい状況をちゃんと本別町に話をして、本別町もこの建物の撤去に本腰を入れてくれというふうに話してほしいと思いますけれども、それについてはどうですか。

答弁 まちづくり推進課長 赤間恵一

お答えします。町長から答弁させていただいたとおり、建物及びそれに接する国道は本別町の行政区域内にあって、足寄町はこの建物に関して何か空き家法に基づく対応をするような権限がありません。ですから、本別町に対して、「この建物、議会でも『何とかならないか』という質問があったのですけれども」というお話をした際に、本別町の職員から、「この建物は、所有していた法人が既に清算が完了していて、持ち主がいない状態です」というふうに伺っております。ですので、それに対して足寄町が、法人の元代表だった方に会ってとか、そういったような権限がないので、やはり答弁させていただいたとおり、本別町に対して解体をお願いしていくという対応しかないのかなと考えているところです。以上です。

質問 4番 矢野利惠子

それではいつまでたっても話が進まないし、あのままで終わるのです。だから足寄町が今中心になって動けということを言いたかったのだけれども、本別町と話し合い、この建物について取り壊してくれという要請を最後にしたのはいつなのですか。

答弁 副町長 丸山晃徳

最後にしたのはおとといです。以上です。

質問 4番 矢野利惠子

おとといのその結果としてはどうだったのですか。

答弁 副町長 丸山晃徳

本別町も、やはり望ましくない建物だということは十分認識していると。ですが、最終的にこの解体費用が億単位になるのではないかというところで、誰がそれを最終的に負担するのかというところで、矢野議員が言われている元の所有者の方がもし本当だとしても、結局はお金を出せないというところですので、そこで本別町が今、代執行なりでお金を出せるかというと、そういうような資金の余裕もないので、足寄町の要請については、申し訳ないのですけれども対応が今できる状況ではないというようなお答えを頂いています。以上です。

質問 4番 矢野利惠子

私は昔、これについての質問をしたときに、解体費用が幾らかかるかとその後調べて、町長、副町長に渡したはずですけれども、それは億単位ではないです。完全に除去して5,000万円。アスファルトも残して、鉄骨も残して、幽霊屋敷のような状態を解決する、ただ屋根を壊して壁を壊してごみを取るという、それで1,500万円だったのですけれども、億単位というのは一体どこから出た金額ですか。それは何かおかしいのではないですか。

答弁 副町長 丸山晃徳

おととい本別町とのやり取りの中で、本別町がそのような認識をしているというような発言で、確かに矢野さんから2年ぐらい前ですか、見積りいただいたのですけれども、それは工法によっては大分違うでしょうし、今の物価から考えて5,000万円と言っているのだったら、1億円というのもそれほど間違ってもないのかと思います。あと、地下があるので、それを完全に除去するのでしたら、それは矢野さんの言う当時の5,000万円では済まないというところで、本別町の方からのお話としてそういう億ぐらいかかるだろうというような認識の発言があったということです。以上です。

質問 4番 矢野利惠子

これは何か勘違いしていると思うのですけれども、あの建物を地下まで壊せと言っていません。私が言っているのは、みんなが言っているように、災害に遭った建物のようなあの状態が悪いと言っているのです。地下が悪いなどとは誰一人言っていません。地下まで壊せ、そして億単位をかけるということを誰も希望していません。あの景観をどうにかしてほしいということであって、億単位のお金をかけてまで地下を壊すという要求ではないのです。そこを勘違いしないでもらいたいです。足寄町だと勘違いされて足寄町の景観を壊している、その建物をどうしたらいいのか、どうやったら解決できるのか、そこを真面目に考えてほしいと思いますが、それについてどうですか、何かちょっと勘違いしているのが、地下まで壊す。どうしてそのような考え方になったのでしょうか。

答弁 副町長 丸山晃徳

こうだったらこうだとかいう矢野さんの言う前提条件と、本別町のこういう条件だったらこういうことですということで、実際にその上だけとか何とかとか、そういうお話をしていなくて、結局何か対応ができるかできないかというところ、まずその入り口のところからのお話になるのです。ですから、それの工法がどうとか5,000万円が何とか、そのような金額のものではなくて、除去できるかできないかというところのお話を本別町とさせていただいたので、なかなかかみ合わないところがあるかと思いますけれども、そういうような会話をしたということで御認識いただければと思います。以上です。

質問 4番 矢野利惠子

そういうような会話をしたのでしたら、ちゃんと的を射た会話をしてもらいたいです。景観が悪化して、あれがみんなの目に入って、何とかならないかということなので、景観をよくするにはどうしたらいいか。地下を取り除くにはどうしたらいいかではなくて、あの景観をよくするにはどうしたらいいかという、きちんと住民が何を考えているか、何を要求しているか、そこを踏まえて、今後も本別町と話し合いを持っていってもらいたいです。本別町は清算したというふうに言っているけれども、建物の持ち主はそうは言っていないのです。清算途中であって、完全には清算していない。そして法務局にきちんと登記もされていると。だから本別町の認識と地主の認識にはとても乖離があるのです。私も登記情報サービスできちんと登記状況を調べればよかったのだろうけれども、まさかそのような答えが返ってくるとは思わなかったので、登記されているということはちゃんと認識していると思って、それで今話をしているので、そこのところに対しても本別町と詳しく話をしてもらいたいと思います。

答弁 副町長 丸山晃徳

矢野議員の思いは十分認識した上で本別町と話をしていて、本別町もちゃんと認識した上でのお話だと思っているのですけれども、私のやり取りの中の本質的な部分が矢野議員に伝わらなかったところは申し訳ないですし、どういうふうに伝えれば矢野議員に分かっていただけるかというのは、今私はそのすべを持っていないので、申し訳ありません。あと、その所有者が誰々という登記は、当時の登記したときの情報でして、その人が今どうなっているかというのは、登記のものとしての情報がそのまま固定しているので、現在その真の所有権といいますか、結局解体義務を負うのは誰かというところで言えば、義務を負う法人が今は消滅しているというようなお話を聞いていますので、そこら辺の部分で本別町から私どもは聞いていまして、そこからその矢野議員との話のずれがあるので、今日誰がどうだという話が、事実が、私たちが思っているところと矢野議員が認識しているところの、所有者、壊す義務者というところの認識がちょっとずれていますので、また改めて、今のところ本別町は解体するのは難しいと。足寄町もそこに手を出すようなすべもないですし、三者と言われても、その三者がいるのかというところもまた分からないところで、私どもは三者のお話し合いはできないと思っていますので、また事実を確認していただいて、またお話をさせていただければと思います。以上です。

質問 4番 矢野利惠子

三者は必ずいますから。建物、持ち主はきちんと法務局に登記された場合、それはよほどのことがないと自然消滅するということはあり得ないので、そこのところを本当に詳しく話し合って、あの景観の悪化をどういうふうにしたらいいのかということを真摯に考えていってもらいたいと思います。これからの本別町との話し合いをもっと密にして、認識の違いがあるところは、きちんと精査してやっていってもらいたいです。以上、お願いします。

答弁 町長 渡辺俊一

いろいろとお話がありましたけれども、私も本別の町長と、しょっちゅうではないですけれども、月に1回ぐらいは会う機会があって、そういう中でお話をさせていただくこともございます。毎回その話ばかりというわけにはいかないので、たまにそういう年に1回とか2回ぐらいのことでお話をさせていただいていますし、矢野議員から見積りいただいたものも、このような見積りを矢野議員がわざわざ作って持ってきてくれましたという話とかもさせていただいて、何とかしていただけないかなということでお話をさせていただいております。ただ、矢野議員がお話をずっと今までもされていますように、その建物自体、本別の話で、今、矢野議員がいろいろとお話しされていましたけれども、全部本別の役場の人とか本別の人とかということで、本別の話なのです。足寄町の話ではないのです。国道が足寄町に入ってくる途中にあるという部分であれば確かにそのとおりなのですけれども、ですから勘違いされて足寄町にある建物なのかなというふうに思われる部分はあるかもしれませんけれども、でもやはり矢野議員も十分認識されているとおり、全部本別の話なのです。本別の役場で話したとか、本別の議会で話したとか、そういうような話ばかりなのです。ですから、足寄町にとっては権限としてはないのです。最初に答弁の中でも申し上げましたが、一切の権限がないという状況ですので、そういった意味ではこれからも本当にお願いベースになってしまいますけれども、いろいろな場で本別町の町長とか副町長とかとお会いしたときに、こういう問題が足寄町にはあって、何とかその撤去をお願いしたいのだけれどもというようなお願いベースにはなってしまいますけれども、そういうお話をさせていただくというようなところぐらいなのかなと考えておりますので、御理解いただければというふうに思います。

質問 4番 矢野利惠子

本別町、本別町って、本当に、そこで問題が全く解決しない。今度はそれでは発想を変えて、あれは本別町ではなく足寄町の行政区域にする、そういう形で話を持っていくことはできないでしょうか。足寄町の行政区域だったら、足寄町で何とかできるということになっていくのではないですか。足寄町の行政区域にするという、そこについての可能性はどうなのか、聞きます。

答弁 町長 渡辺俊一

足寄町としては、わざわざ負の遺産を足寄町に持ってくる必要はないのかなというふうに考えておりますので、そういう考えについては今はないです。先ほども言いましたように、本別町に対しては撤去についての要請をしていくということで御理解いただければというふうに思います。以上でございます。

質問 4番 矢野利惠子

負の遺産をわざわざ足寄に持ってこない。何を言っているのですか。元々あれは足寄町の景観を悪化させるという負の遺産なのに、それを解決できないのは本別町のものだからという理由だから、その理由を解消するために足寄町のものとして足寄がそれを解消するためにしたらいいのではないかということを言ったのです。負の遺産をわざわざ自分たちのものにすることはないと。何を言っているのですか。あれが元々負の遺産で足寄町と誤解されているから、そこが問題なのではないのですか。それを解決するにはどうしたらいいかということを考えているのに、負の遺産だから足寄町のものにするわけにいかない。何を言っているのですか。元々負の遺産として足寄の景観を悪化させている、それを解決するにはどうしたらいいかということを考えるということです。ただお願いするお願いするではらちが明かない。それで足寄町が主体となってその解決に乗り出さなければならないのではないかということを言っているのに、そのような負の遺産を足寄町のものにするわけにはいかないと。何を言っているのですか。元々足寄の負の遺産になっているのです。

質問 4番 矢野利惠子

分かりました。やらないというならしょうがないので、やるということの発想が出る人が来るのを待ちたいと思います。

出典:足寄町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月12日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる