南幌町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月4日
住みよい移住体験住宅で定住確保の考えは
2015年9月4日、南幌町議会の一般質問で、佐藤妙子議員が「住みよい移住体験住宅で定住確保の考えは」について質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤妙子 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 佐藤
本日は、町長に1題の質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。住みよい移住体験住宅で定住確保の考えは。本町には元町に2戸の移住体験住宅があります。平成25年第4回定例会で行った私の一般質問で町長は、「この移住体験住宅事業は、みどり野住宅団地の販売促進につなげることを最大の目的としている。しかし、十分な成果が出ていません。」と述べられていました。その後、修繕や壁の塗り替えもしていただきましたが、販売促進につながる手応えはあったでしょうか。南幌の風景を感じ、新築の香りの中で庭に花が咲き、楽しく家族と暮らすイメージが沸き上がるような売り方をしなければ販売は難しいと思います。建設業者との連携、ふるさと応援基金などを利用し、南幌のニーズに適したモデルハウスと移住体験住宅を兼ねた施設を考え、定住確保につなげていくべきと思いますが、町長の考えを伺います。
答弁 町長
住みよい移住体験住宅で定住確保の考えは、の御質問にお答えします。本町の移住体験事業は、平成19年1月から取り組んでおり、元町にある元教員住宅2戸を活用しています。平成26年度の実績については、12組28名の方々に利用されており、利用者居住地の内訳は、関東5組、中京1組、関西5組、九州1組となっています。これまでの利用者のうち本町への移住実績としては1組となっていますが、みどり野団地の販売にまでは至っていないのが実情です。また、現在の移住体験住宅については、昭和51年建築のため、これまで内・外壁及び屋根の塗装、給水設備の更新などの修繕を行っており、本年度は浴室の改修工事を予定しています。利用者へのアンケート調査からは、住宅は新しくないが、家賃などの利用料が安いとの好評をいただいているところです。このことから、維持管理面においても当面は現在の住宅を活用していきたいと考えています。
再質問 佐藤
再質問させていただきます。以前、平成25年に移住体験の質問をさせていただきました。その時に、この体験住宅というのは、みどり野団地販売につなげることを目的としている。即効性を期待しているものではないけれども、まず本町を知ってもらうことが大事だと。町長は新たに建てるよりも空いている施設の利活用をしたい、その中でいずれ何戸かが来てもらえればいいという町長の御発言だったと記憶しております。しかしながら、住民からこの40年近くも経った古いこの住宅で移住体験をして本当に南幌の良さがわかるのか。また、それで多くの残った住宅地が本当に売れると思うのか。効果がなければやる意味はあるのかと本当に大変厳しい御指摘を受けました。また、昨年、移住体験をされた方の感想ですけれども、家賃が安いこともある、しかし、古さにびっくりしたと書かれてありました。古い住宅と高品位な住宅を選択できると良いとの声もございました。また、この住宅の事業は本町としても重要な位置づけをしているともお聞きしております。であれば、定住促進にもっと効果のある事業を展開することが大事ではないでしょうか。やはり新しい住宅を販売するには中古や空き家ではなく、新しい建物を見て買うことが必要なんだと感じます。そこで、みどり野分譲住宅地にモデルハウスとお試し住宅が一度に体験できる住宅を民間建設業者と協力してはどうかと考えております。町だけでするのは大変な費用もかかりますし、町もお金がないということは私も承知しております。それで、具体的な提案なんですけれども、事業者に固定資産税の免除制度、また、建築費の補助金などを支援して、業者に建てていただくということ。2つ目に、ふるさと応援基金の使い方の項目に定住促進の項目を入れ、寄附していただいた方を対象に本町に来ていただいた時には体験住宅利用に特典を付けて体験住宅をしていただく。これは定住促進のための話題づくり、また、次につなげる効果も期待できると思っております。そして、以前、町長も懸念しておりました体験住宅が長期滞在の中継点になるのではないかということもおっしゃっておりました。そういうことを避けるためにも、今までは何カ月という月単位でしたけれども、体験宿泊日数は1泊幾らというような形できちんとした料金をいただき、多くの人に南幌町を知っていただくことがいいのではないかなと思っています。新しい施設であれば、それなりの体験利用料金はいただくことはできると思うんですね。それで、管理費の削減にもつながると思っております。まず、その先進事例としては、近隣の町でやはりモデルハウスとお試し住宅を兼ねた住宅を2棟建てて、既に完売しているというお話でした。また、今年5月に厚真町でも住宅分譲地に宿泊体験できるモデルハウスを建てて話題になっております。それで、先月8月29日に南幌体験ツアーがありました。多くの御家族が参加され、私もその意見交換会に参加させていただいたんですけれども、その時、若い子育ての御家族が多かったんですけれども、南幌のイメージはゆったりとしている、広い家で子供を伸び伸びと育てられる町だなと思ったと。ですけれども、これからはきれいでおしゃれな所も大事だと思うという御意見がございました。しかし、移住となると、皆さん、ためらいを隠せない方が多かったように見受けられました。その新しいお試し住宅を体験することで、マイホーム購入の後押しにもなるのではないかなと思います。私ごとなんですけれども、私も22年前、我が家もたくさんのモデルハウスを見て、この南幌町に住宅を購入いたしました。やはりそのモデルハウスを見る中で、家族と楽しく暮らすイメージがだんだんわいてくるんですね。それで購入に至ったということもあるんですけれども、今のように区画された土地だけ見ても、きっとピンと来なかったのではないかなと思います。これからも次の世代の方、また、第二の人生を考えている方に本当に南幌がライフワークとして思っていただけるような、そういう定住促進に向けた町になっていただきたいと強く考えております。そういうことで町長のお考えをお聞きいたします。
答弁 町長
佐藤議員の再質問にお答えいたします。移住体験住宅というようなことで、新しければそれに越したことはないんでしょうけれども。ただ、ニーズ的にはいろんな要素を持っていますので、新しければいいという問題ではないようであります。これは全国的の移住体験住宅等々も、私もいろんな所のお話も聞いておりますので。新しければ来るという問題でもないし、ただ、うちに来ている、今の移住の体験に来ているのとちょっと移住体験とはちょっと違うのかなと。ですから、これは内容の整理はちょっとしなければならないのかなというような、若干そういう思い。まあ、北海道という魅力を感じて来ていただいている方が非常に多いというような分野もございますので。新しいのが本当にいいかどうかというのは、またこれは町の負担も相当かかりますので。維持管理も含めていきますと。それをここに今、特化していいかどうかというのは、私はちょっとまだそこまでは行っていないんじゃないかなというふうに思っております。それから、住宅団地の関係、いろいろお話いただきましたけど、これはあくまで住宅公社の土地でございます。本町の土地ではございませんので、今、住宅公社ともいろんな話もさせていただいておりますが、昔は住宅公社で住宅メーカーと話し合いをしてモデル住宅だとかいろいろつくっていただいて、本町に来ていただいているというのが現状でわかっておりますが、今も私どもは何かそういう形もとれないかというようなこともお話しをさせていただいていますけれども、公社自体が厳しい経営というようなことで、なかなかその辺の難しさがありますが、これは粘り強くやっていかなければならないなと、そんなふうに思っているところであります。それから、先月28日も来ていただいた子育て世帯、これは非常に募集に人数の制限がありますけれども、募集はすごい人数でありまして、絞ってさせていただいておりますが、毎年、これは伸びております。というのは、やっぱり来ていただいて、いろいろやっていただくというようなことから始めているところでありますので、これを地道につなげながら、自分で見ていただくというのがまず一番大事であるし、また、町民の方とも接していただいておりますので、それらも大事にしながらやっていきたいなというふうに思っています。それから、これからの対策については、まち・ひと・しごとの総合戦略がありますから、それらも含めて考えていかないと、これだけ先行してやるということでは、私はないような気がしております。今、その策定をしておりますので、それらを含めてどうあるべきか。先ほど提案がありました、ふるさと納税にそういう項目をつくって、来ていただくのもいいでのはないかと、そういう提案もありましたので、これからの政策の中で検討はできるのではないかなと思っておりますので御理解いただければと思いますが、どちらにしても、いろんな手を打ちながら南幌町というのをまず知ってもらうというのが、私は特に札幌圏、これが大事ではないかなというふうに思っておりますので、それらを含めて、できれば若い世代が伸び伸びと子育てしていただける環境づくりにこれからも努めていきたいなと、そんなふうに思っています。
再質問 佐藤
今、いろいろ御答弁いただいたんですけれども、新築にこだわらないという、そういうお話でしたけれども、私はやはり懸念しておりますのは、この住宅団地、700区画ほどある住宅団地をいかにして売っていく方策を少しでも考えられないかなという、そういう思いで今回、一般質問させていただいたのですが、新しい住宅を建てる時には、新しい物を見なければ購買意欲は湧かないのではないかなと思います。やっぱり新車を買う時も新しい試乗車を乗らなければ、中古を買っても新しい自動車は買っていただけないんじゃないかなと私は思っています。それで、るる町長のお話を聞きましたので、またさらにもう一歩踏み込んだものを期待しております。それで、再々質問なんですけれども、2点あります。この移住体験事業を最初に知るツールとしてホームページがあります。そのホームページも大変重要なんですけれども、本町では「いな暮らナビ」と一番最初に出てくるんですね。それで、きっと田舎暮らしナビゲーションの略だと思うんですけれども、町外の方が見て何のことかわかるのかなと思います。また、住宅体験の説明に関しても、参加された方の感想も本当に内容はすばらしいんですけれども、本当に探し出すのにとても苦労します。本当にもったいないなと思っています。最初のホームページに開いた時にどーんとお試し体験住宅参加者募集と出されたほうが私はいいと思います。もっとわかりやすいインパクトあるホームページを考えてはどうかと考えます。2点目なんですけれども、今、道内の自治体で住宅を建てる方に住宅建設補助金制度を設ける所が最近ふえてまいりました。本町では、その住宅補助制度をどのように考えていらっしゃるか、その2点、お願いいたします。
答弁 町長
佐藤議員の再々質問にお答えをいたします。移住体験も含めて、いろんな方の人数が非常に多種多様という部分がございます。先ほど言ったように、南幌に古民家はないのかと、移住体験、そういう声もあるわけです。ですから、いろんなものに対応できれば、本当は全部セットできれば一番いいんでしょうけども、今、うちでやれる範囲の中でやらせていただいて、今後についてはいろいろ検討させていただきたいと、そんなふうに思っております。それから、ホームページの関係、今、1月に新しくリニューアルをさせていただいて、そして、皆さんからいろんな声があって、それぞれ手をかけて直しながら皆さんの見やすいようにやっておりますので、今の意見も伺いながら、また、いろいろな方がうちの町を見ていただくように少しでもわかりやすい環境づくりはしていきたいなと、そんなふうに思っております。それから、住宅の建設の補助、それぞれどこの町も最近多くなってきております。私どもも今いろいろ考えているところです。先ほど言った、まち・ひと・しごとの総合戦略の中で考えるべきだというふうに思っておりますので、何とか、国のそういう事業も検索しながら、町民の負担をできるだけ減らしながら、いかに活用して多くの方が来ていただくような、総合戦略も含めて考えていきたいと思っておりますので、その点よろしくお願いいたします。