みんなの議会

南幌町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月10日

今後の高齢化対策と職員の補充について

2015年3月10日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「今後の高齢化対策と職員の補充について」質問し、町長、保健福祉課長が答弁しました。

質問者
熊木惠子 議員
答弁者
町長、保健福祉課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 熊木

2問目に移らせていただきます。2問目は、今後の高齢化対策と職員の補充についてです。平成27年度から29年度の第6期南幌町介護保険事業計画及び高齢者福祉計画が示されました。計画期間は3年間ですが、高齢化のピークを迎える時期に向け、在宅医療と介護の連携等の取り組みを本格化していくための計画となっています。平成37年度までの10年間で本町の高齢化率は急激に高くなることが予想されています。保健福祉の分野では、今年度新たな取り組みとして、地域づくりサロン事業や平成28年度は介護支援ボランティアポイント事業などがメニューに掲げられています。今後の保健師や専門職の役割はますます重要になると考えますが、職員の加配や増員をすることで、さらなる予防医療や健康増進につながると考えます。今後の高齢化対策を具体的にどのように考えているか伺います。また、平成26年度の職員の定年退職は3名、平成28年度は5名が定年退職されると聞いていますが、どのような形で補充するのか伺います。新人の採用に加えて、一定の経験を積まれた社会人枠での採用や専門職などの採用により、現在実施されている事業や今後取り組まれる事業に知識や経験を生かすことのできる職員の補充が必要と考えますが、町長の考えを伺います。

答弁 町長

今後の高齢化対策と職員の補充についての御質問にお答えします。平成27年度から3年間を計画期間とした第6期介護保険事業計画及び高齢者福祉計画については、策定委員各位の御協力のもと、去る3月3日の計画策定委員会において決定をいただいたところです。今回の計画では、昭和22年から24年に生まれた団塊の世代の方々が75歳以上に達し、後期高齢者となる平成37年を見据えて、高齢者の方が可能な限り住み慣れた地域で生活を送っていただくために、日常生活支援等が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築と、それを推進していくための具体的な事業などを盛り組み、今後10年間の南幌町の高齢者施策の基本的方向を示した計画です。しかしながら、急速に高齢化が進んでいる本町において、町が実施主体となっての取り組みだけでは高齢者の方々の見守りや生活等を支えていくには限界があるため、地域のみなさんの御協力をいただくことや、資源などを最大限に活用していかなければ高齢者の生活を支える地域づくりは推進できないと考えています。議員御指摘のとおり、高齢化対策は本町にとって最重要課題の一つです。町では、既存の高齢者支援事業の継続・拡大を初め、地域の皆さんで取り組む介護予防活動や高齢者自身の地域活動など、町と住民の皆さんとの間で協力関係を築き、役割分担しながら高齢者の日常生活支援に取り組んでいくことで、計画の基本理念である高齢者が住み慣れた地域でいつまでも健康で自分らしい生活を送ることができるまちを実現できると考えています。職員の退職に伴う補充については、年齢のバランスも配慮しながら採用を行ってまいります。また、今後の事業を見据えた専門職員の採用については、保健福祉系専門職のみならず、土木・建築など技術系職員の採用についても必要に応じ、知識や経験を勘案した採用を行いたく考えますが、多様化する行政需要に対応するには職員研修による個々の資質向上も大切な視点ということから、これらをあわせ職員体制の充実を図り、効率的な事業運営に努めてまいります。

再質問 熊木

再質問させていただきます。今回の質問は高齢化対策と、それから、(再質問) 職員の補充ということで2つに分けて質問しているんですけれども、答弁をいただきまして、高齢化対策の中で今年度から始まる事業が幾つかあると思うんですけれども、その具体的な取り組みを示していただきたいと思います。それから、介護保険事業計画では、高齢化のピークを迎える時期に向けて、在宅医療と介護の連携を本格化していく計画となっています。現在、実施されている事業が今すごく定着しているように思うんですけれども、参加者の感想とか期待の声などがありましたら紹介していただきたいです。それから、先日もあいくるに行った時に、ノルディックウォーキングをしながら健康教室に来られている方がいらっしゃいました。やはり日常的な散歩とかで体を動かしている人が増えていると思うんですけれども、以前、ノルディックウォーキングの普及に向けて教室とかを開かれて、今は各自がそれを使ってやっていると思うんですけれども、今後、新たな人を募集してというか、そういうような教室が取り組まれる予定があるのかどうか、その計画の中に入っているのかどうか伺います。今、保健福祉課の職員体制ということでは、目いっぱいいろんな事業を組みながらやっていると思うんですけれども、今後の高齢化に向けた対策というのでは、今のままではすごく大変だなと思うんですが、その辺はどういうふうに広めようというか、補強しようというふうに考えているのか。それから、先進的に健康予防に取り組んでいる自治体では、保健師とか運動指導員などの増員を行い、事業を展開しているという事例が報告されています。本町では、それをどのように考えているのか。それは職員の補充のところでもつながることなので、それもちょっとお答えいただきたいと思います。それと、次年度、町民プールの建設にともなって、保健福祉課でも健康に配慮した取り組みの計画がされていて、今年度の予算の中にも載せられているんですけれども、他町のプールなどを利用したメニューも計画に示されていると思いますが、職員の加配とか新たな採用とかは今期に限っては考えてはいないのか、それも伺います。あと、これからいろいろ10年後を見据えてとかという中では、ますます職員の専門性が重要になってくると思うんですけれども、その辺では見通しというのをどのように持っているのか伺います。あと、もう1つなんですけれども、前に私、質問しまして、まちおこし協力隊などの採用ができないかという質問をしたことがありました。そういう中で本町ではなかなか難しいということでしたけれども、今、近隣でもすごく増えているんですけれども、そういうふうな形での職員の補充というのを、この高齢化対策に向けて検討とかはされているのかどうか、それも伺います。あと、何点もで申しわけないんですけれども、町で、先ほどのまちおこし協力隊がなかなかできないという中に、過疎債とかいろんなものが使えないということがあったりもするかと思うんですけれども、そういう青年が町に入ることによって地域が活性化されたり、地域でのそういういろんなサロンをつくったりという形で運営がスムーズに行って、町に活気が戻ってきたという事例が結構、今いろんな形で報告とかされていると思うんですけれども、そういう形に本町もやっていくような計画があるのかどうか、それを伺います。

答弁 町長

熊木議員の再質問にお答えをいたします。細かい内容については、多分、予算審査特別委員会でかなり言っていただけるんだと思うんですが、事前に聞かれましたので、後ほど職員のほうからお話しをさせていただきますが、高齢化というのは、これはもう黙っておいたって間違いなくうちの町も行くわけですから、将来を見据えていろんな分野で元気なお年寄りをいかにつくっていくかということであろうと思いますので、そういう部分では一生懸命やっていかなきゃならないというふうに思っています。今あるそれぞれの機能、施設等々を活用しながら高齢者の皆さんがそういう部分でいろんな所に行っていただけるような体制づくりはしていかなければならないというふうに思っております。また、行革でずっと職員も絞りながらやってきたところでございまして、非常に職員をこれからどんどんどんどんふやしていける環境にもないと思います。ですから、先ほど言ったように職員の研修も含めてやりながら、私の感覚では、うちの人数ぐらいの町の保健福祉等々で行きますと、十分満たす人数を採用しているというふうに私は感じております。総勢で行くとかなりの人数がおりますから、そこをやっぱり活用しながら、保健師さんたちが一生懸命頑張って今もいただいておりますけれども、新たにまた採用するかどうかは今後のメニューだとかいろんなことが専門職だとか出てきますので、それらも勘案しながら行かなければなりませんけれども、当面は今いるスタッフで私はある程度賄うことができる分野がほとんどかなというふうに思っております。ただ、先ほど申し上げたように、新たなメニューがどうしても専門職が要るという場合については、今後は考えていかなければなりませんし、これは先ほど申し上げたように保健福祉課だけではなくて、いろいろな所の専門職がどうあるべきか。これからのまちづくりの中でどういうふうに出ていくのかということで考えていかなければならないなというふうに思っておりますので。幾らでも職員をふやせばいいという時代ではないと思いますので。今いるスタッフでいかに皆さんで一生懸命やっていただいて、それから、その推移を見ながら、また考えていきたいなというふうに思っております。メニュー立ての関係については、職員の担当課長のほうから御説明申し上げます。

答弁 保健福祉課長

熊木議員の何点かの御質問についてお答えいたします。まず、1点目の本年度の具体的な取り組みはどのような事業を用意しているのかということの御質問でございますけれども、大きな事業といたしましては、まず、地域づくりサロン事業ということで、高齢者の集える場の確保ということで、試行的なんですけれども町内2カ所で地域づくりサロン事業を、とりあえず平成27年度は町主体で実施したいというふうに考えております。それと、次に各老人クラブの中で定例会という形の中で毎月集まって、いろいろ交流を図られているんですけれども、その単位老人クラブごとに何とか運動の継続習慣を身につけていただこうという考え方のもと、高齢者運動促進事業といたしまして各老人クラブに運動の画像を映す器具と、あと、DVDをお渡しして、何とか例会の時に最初10分か15分程度、運動をまずやっていただくような習慣づけというふうな事業を予定しております。次に、質問にありましたプールの活用方法の部分にもかかわるんですけれども、平成28年度、町民プールがオープンするという前段で、何とか高齢者の方にも水中運動を習慣づけていただきたいという考え方のもと、今年、隣町の長沼町のプールで年間通して事業展開をしておりますので、その事業、3カ月間で1つのクールというふうになっておりますので、その3カ月間、1クールに南幌町民の高齢者の方が参加したい方を募って、参加していきたいなというふうに考えております。平成28年度以降は、建設された町民プールを活用して水中運動事業を実施していきたいなというふうに考えております。大きな事業としては主にその3点で、あと、細かい継続事業の部分とかにつきましては拡大や参加者の意向を踏まえながら随時展開していきたいというふうに考えております。あと、参加者の方からの感想等の御意見でございますけども、これもたびたび予算特別委員会とか決算特別委員会でお話しさせていただいていますように、やはり参加されている高齢者の方の御意見としては、やっぱり週に1回、体を動かすことによって非常に元気になってきているだとか、あと、あいくるのほうに行かなくちゃいけないんだという気持ちがあるだけでも生活にちょっと張りがあるだとかというような御意見をいただいておりますので、これからも何とか高齢者の方に外出の機会の創出を促すような事業を考えていかなければいけないのかなというふうに考えております。それと、ノルディックウォーキングの普及なんですけれども、うちの町にまずノルディックウォーキングのポールが50セットございます。今、無料で貸し出しをしているんですけれども、大体年間5件程度かと思いますけれども、貸し出ししておりまして、あと、快足シャキッと倶楽部のほうでも年に1~2回、ノルディックウォーキング講習会というのを実施しております。このノルディックウォーキングもせっかくうちのほうにポールがありますので、老人クラブ単位の中で、運動の習慣づけの中でノルディックウォーキングをして、地域を一周回ってみてはどうでしょうかというようなやり方も当然考えていきたいなというふうに考えております。あと、運動指導員の採用といいますか、取り扱いの考え方でございますけれども、従来からずっとうちの町といたしましては、運動指導員は業務委託ということで派遣していただいて実施しております。今後も当分の間は、この体制の中で職員としてではなくて、専門の業者の方から運動指導員を派遣していただいた中で運動教室の実施をしてまいりたいというふうに考えております。最後に、まちおこし協力隊云々という答弁にはならないんですけれども、やはり1回目の答弁の中にありましたように、高齢者の生活を見守る、支え合うという事業は、これから永遠に詰めていかなくちゃいけないものですから、やはり地域住民の方にも参加・協力していただいた中で展開せざるを得ない状況にもうちの町は来ておりますので、何とか今まで実施しておりました地域福祉を語ろう会を行政区単位で平成27年度以降も開催して、何とか地域の協力、向こう三軒両隣の意識を持った中で高齢者対策を進めていきたいというふうに考えております。以上です。

再々質問 熊木

何点か再々質問させていただきます。町でいろいろ補助をして、まちおこし協力隊のことも今答弁いただいたんですけれども、職員と一緒に何か地域づくりのサロンとかそういうような運営に携わることによって、地域の活性化とか高齢者や地域住民との協働とかということが各地でいろいろ今とり行われていて、成功事例とかもたくさん報告されているんですけれども、そういうような形につなげていくような考えがあるのかどうか、ちょっと1点確認しておきたいと思います。それから、先ほど職員の補充のところで、私、質問し忘れたのかもしれないんですけれども、今年、平成26年度は退職される職員が3名と伺っています。今回、補充については3人とも新卒なのか、社会人枠での採用とかがあったのかどうか、それを1点伺います。それから、平成28年度は5名の退職と聞いていますけれども、現在の職員の年齢のバランス、それはどのようになっているのか、これも伺います。あと、必要に応じて、知識や経験を勘案した採用を行いたいと答弁していただいたんですけれども、具体的にはどのような部署を厚くするという考えが決まっているのかどうか、それももし考えていることがあれば伺いたいと思います。あと、職員研修とか町内とか庁舎内とか近隣自治体とも連携して行われていて、そういう報告とかもされているんですけども、そのほかに職員研修はどのような形で今後考えているのか、それも伺います。あと、民間でもいろいろ実施されている研修会などに参加するような予定とか、あと、自治体職員向けの研修などもたくさん行われているんですけれども、どのように選択して職員はそういう研修とかに臨んでいるのか、それをちょっとお聞きします。あと、先ほどの答弁の中でも、それから6期の計画の中であります、高齢者が住み慣れた地域でいつまでも健康で自分らしい生活を送ることができる町というのが第6期介護事業計画のコンセプトになっていると思うんですけれども、私自身も含めて、本当にいつまでも住み続けられる町にするというために、やはり行政と町民が一体となったまちづくりが必要だと思うんですよね。それで、先ほども答弁にありましたように、行政任せとかではなくて、やはり住民も一緒に、うんと高齢になってからはいろんなこと、お手伝いとかもできないけれども、まだ一歩入ったぐらいの時は自分もそこに加わってお手伝いをしながら高齢化社会に向かっていくということが望ましいと思うんですけれども、そういう意味では、60代、70代初めとか、そういう方々にまだ介護保険を使わなくても済んで、健康とかいろんなことを考えながらいろんな地域活動とか社会活動とかをする人をたくさん育てていくことが地域の連携につながっていくと思うんですよね。そういうことをどのように考えているのか伺いたいと思います。以上です。

答弁 町長

熊木議員の再々質問にお答えをいたします。まず、まちおこし協力隊については今のところ、うちでは考えておりません。というのは、そこまでまだちょっと特殊事情が違うと私は思っています。全国の事例は、うちの町と違う特殊事情があって、やっぱりそういう部分が必要な地帯ではなかろうかなというふうに思っています。うちは、まだそこまで行っていないような気もしますし、もっと、先ほど申し上げたように、地域の方々が支え合う、それを何とかつくっていきたいなと、そんなふうに思っているところであります。ですから、職員が資質を高めるために、それぞれのいろんな研修会のメニューがありますから、それに対応できる部分、うちの町として必要な部分については職員を派遣しながら研修をしていただく、そんな部分をとっているところであります。当然、今後、職員採用もいろいろ出てくるかと思います。今年も3名、4月から新しい職員を採用させていただきますけれども、それぞれいろんな形の中で経験している部分、あるいは新卒も含めて新しい人材を採用するわけでありますが、一部経験している方もありますけれども、まだまだ十分経験したということではなくて、多少いろんな所もかじっていただいた部分を、昨年もそうですが、採用させていただいているという実情です。それは、その年その年のケース・バイ・ケースがありますので、当然、今後起きる部分があろうかと思いますので、慎重に良い人材を採用していきたいなと思っています。最初の答弁で申し上げたようにバランスよく、5、0とか、そういうことにならないような。今後とも我が町が90人台の職員でありますから、一回、町の職員になると40年近くにいるわけですから。その部分を考慮しながらバランスよく配置になるように取り組んでいきたいと思っております。専門職については、今後、いろんな所があります。先ほど申し上げたように技術的に言えば建築・土木、これは当然出てきますので。今後の我が町のインフラ整備が終わって、これからはメンテナンスに入りますから、専門職が当然いなければならない。そんなことも含めながら、将来的にはそういう職員も当然、いろんな角度から採用していきたいなというふうに思っております。また、地域、どうあるべきかということで、今、数件の行政区でやっていただいている、それぞれの地域の語ろう会、これは若い人からお年寄りまで出向いて、いろんな地域の事情を話していただいたり、やっぱり顔の見える地域で顔の見える取り組みを今やっていただいている。そこが年々増えてきて、やっぱりそういう意味ではいいのかなと。私はそんなふうに思って、それらを通じながら、やっぱり住みなれた地域がお年寄りは一番いいようでありますので、そこでいかに地域住民の方々と一緒になって生活できる環境づくりをしていくべきだなというふうに感じておりますので、それらをしながら元気なお年寄りをいかにつくっていくか。やはり閉じこもりが一番だめだという報告も聞いておりますので、少しでも地域に出向いたり、あるいは、あいくるでそれぞれの教室をやっておりますので、そういう所に出ていきやすい環境づくり、そんなことも進めながら地域地域でそれぞれ特色あるやり方でやっていただいていくことがそれぞれのお年寄りも含めて、それぞれの地域、やがて町全体として伸びていく要素になるのではないかなと、私はそんなふうに思っておりますので、そういう取り組みを進めていきたいと思っています。

出典:南幌町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月10日 議事録 PDF(47ページ) 間違いを知らせる