美瑛町議会 令和4年第5回定例会 2022年9月12日
(1)美瑛町観光マスタープランが示す観光のあり方について/(2)人口動向から読み解く少子高齢化対策について
2022年9月12日、美瑛町議会の一般質問で、八木幹男議員が「美瑛町観光マスタープランが示す観光のあり方について」「人口動向から読み解く少子高齢化対策について」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 八木幹男 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 13番 八木幹男
番号13番、八木幹男、質問方式、時間制限方式。質問事項1、美瑛町観光マスタープランが示す観光のあり方について。質問の要旨、美瑛町観光マスタープラン2020(以下「プラン2020」という。)では、「観光は地域活性化の手段であって目的ではありません。重要なことは観光を振興することではなく、観光に『よって』町の経済を振興し、町民のみなさんがくらしやすい町を実現することなのです。」と明記されています。このような事を踏まえ見直しが行われ、美瑛町観光マスタープラン2027(以下「プラン2027」という。)としてまとめあげられたと理解しています。しかし、プラン2027では戦略とプロジェクトの成果を測るための指標(KGI)とした「町民の観光理解度を対2017年度で10ポイント向上する」という点の考察がなされていません。また、町民意識調査2021(以下「意識調査」という。)の結果も示されていますがKGIに結びつくような指標は示されていません。ここを原点にしなければ、基本コンセプト「beA 美瑛から変える。観光を変える。」とも結びつかないのではないでしょうか。プラン2020、プラン2027の内容を踏まえ次の3点を町長に伺います。(1)「町民の観光理解度」(KGI)という視点をどう捉えているのでしょうか。(2)「農地を訪れる際のルールの認知度を80%まで上昇させる」(KPI)という指標をどう見ているのでしょうか。(3)22のプロジェクトで、直近の取り組むべき事業をどのように考えているのでしょうか。質問の相手は町長です。質問事項2、人口動向から読み解く少子高齢化対策について。質問の要旨、2000年から2020年までの20年間の人口動向(国勢調査と住民基本台帳)を見ていくと、総人口が18.8%減、25~39歳の女性人口43.2%減、出生数(1996~2000、2016~2020年の5年間の年平均で比較)が92人から46人となり半減、一方、高齢者の状況を見ていくと、高齢化率が26.5%から38.8%の12.3%増、75歳以上 の割合も11.5%から22.1%のほぼ倍増となっています。また、人口ビジョンにおける本町の試算と人口問題研究所の予測との差が最も大きいのが、20~39歳となっています。このような事を踏まえ子育て世代への働きかけ、高齢者の健康増進を働きかける高齢者福祉計画が組まれていると理解していますが、まだまだ工夫の余地があり、更なる進化が必要なのではないでしょうか。そこで、次の5点を町長に伺います。(1)子育て世代への支援における「住」の問題、平屋の町営住宅が必要なのではないでしょうか。(2)若者の移住問題の最大のネックは「職」と考えますが、もっと多様な農業関連での働き方の提案はできないものでしょうか。(3)福祉事業現場を支える人たちへの仕事面・メンタル面のサポートは十分行われているのでしょうか。(4)高齢者の社会参加への動機づけ・仕組みづくり(ボランティアポイント制等)の状況は。(5)「誰もがつながれる場づくり」はどのような状況にあるのでしょうか。質問の相手は町長です。以上、よろしくお願いします。
答弁 町長 角和浩幸
13番八木議員さんからの2項目にわたります質問に答弁をさせていただきます。まず、質問事項1点目、美瑛町観光マスタープランが示す観光のあり方について。美瑛町観光マスタープランは、平成29年度に策定し、令和9年度に達成する目標とそのためのプロジェクトについて定めております。昨年度行った中間評価では、達成目標の見直しは行っておりませんが、22のプロジェクトの進捗状況を確認するとともに、策定時に無かったSDGsやカーボンニュートラル社会への対応、新型コロナウイルス感染症等の対策といった新たな概念を追加し、内容の見直しを行っております。1点目につきましては、町民の観光理解度について、14.5パーセントから令和9年度までに10ポイント向上を目標としておりますが、昨年行った町民意識調査の結果では、新型コロナウイルス感染症による影響から観光客の移動に伴う感染症の拡大を懸念する回答が増加したため、14.1パーセントの微減となりました。町民の観光理解度は、農業と観光の連携や魅力ある観光目的地としての磨き上げを図る上で重要な指標と考えておりますので、観光理解度の向上に向けた取り組みを進めてまいります。2点目につきましては、マスタープラン作成時の動態調査において、農地を訪れる際のルールについて「知っている」と回答された方が約60パーセントと低調であったことから、ルールを普及することが重要と考え、達成目標を80パーセントに設定したところです。観光客数が大幅に減少した現在におきましても、農地への無断侵入やゴミの投棄等が発生していることから、引き続き目標達成に向けた取り組みとして、SNS等を活用した情報発信やパトロール活動の強化などを進めてまいります。3点目につきましては、これまでも関係機関と連携して各プロジェクトに取り組んでいるところでありますが、更なるプロジェクトの推進を図るためには、観光政策の協議体制の構築と効果的な業務遂行が重要だと考えております。現在、観光振興条例(仮称)の策定に向けた検討や観光協会、活性化協会、物産公社が担う業務の再編を行うことで、様々な施策を効果的に実施できるよう検討を進めているところです。これらを踏まえ、持続可能な地域資源の保全と活用に向けた各プロジェクトを推進してまいります。質問項目、2点目の人口動向から読み解く少子高齢化対策について答弁を申し上げます。少子高齢化につきましては、国全体としての大きな問題であるとともに、本町におきましても年少人口と生産年齢人口が減少する一方で、高齢化率が増加している状況であり、今後のまちづくり、地域づくりの大きな課題であると認識しているところです。1点目につきましては、本年度、公営住宅等長寿命化計画の見直しを予定しております。本町における人口や世帯構造等の将来推計を基に、既存の住宅ストックを活用しながら、新たな公営住宅等の建設を検討する中で、平屋建てのメリット、デメリットにつきましても考察してまいります。2点目につきましては、農業関連の働き方としては、生産から加工、販売までそれぞれの局面において、自営業と雇用就業、専業と副業など選択肢が幅広くありますので、まずは移住者のニーズを明らかにすることが必要と認識しております。また、持続的な農業を推進していく上では、多様な人材が求められることから、働き手に配慮した柔軟な働き方が実現できるよう、産業の枠組みを越えて、関係機関との連携を強化してまいります。3点目につきましては、福祉事業現場で働く人たちが心身ともに健康であることは重要ですが、ことにコロナ禍の状況では常に感染予防の取り組みを迫られ、精神的な負担は以前より大きくなっていると推察いたします。事業所には、労働安全衛生法に基づく労働者の安全と健康の確保や快適な職場環境の形成促進が求められているところであり、あわせて厚生労働省が開設している働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトなどの情報周知を進めてまいります。4点目につきましては、地域サロン活動や介護予防教室等の福祉に係るボランティア活動に対し、1時間当たり250ポイントの電子地域通貨「Beコイン」を付与しており、令和3年度は8人の方に133時間分のポイントを付与しております。令和3年度につきましては、コロナ禍の影響で開催時間や回数が減少したこともあり、件数自体は多くない状況にありますが、本年度は関係機関と協議の上、対象ボランティアを広げております。5点目につきましては、「誰もがつながれる場づくり」とは、第9次高齢者福祉計画の中で地域共生社会の実現に向けた取り組みの推進としてうたっているものです。高齢者だけではなく、子育て世代や障がい者等が地域住民と相互に交流する場としての地域サロンの展開では、令和3年度は延べ10か所、781人の参加をいただきました。また、小規模多機能型居宅支援事業所内に設けた喫茶や地域交流室といった場もあります。いずれもコロナ禍の影響を受けて開催の縮小を余儀なくされておりますが、ウィズコロナの中で各世代に周知し、地域共生社会を推進するべく関係団体と協議をしてまいります。以上です。
質問 13番 八木幹男
はい、13番八木です。まず1点目、目標達成指標、KGIの視点をどう捉えていくか。ここの問題でありますけれども、観光理解度の向上に向けた取組をしていくと答弁をいただきましたが、この具体的な仕組みづくりが必要なのではないでしょうかという点であります。本町の目指すべきは観光を通じた町の発展だと考えますが、どう客観的に見ていくか、こういったことを見える化、あるいは可視化と言ったらいいのでしょうか、こういった事が重要になってくると考えます。その判断基準となるのが、目標達成指標、KGIだと考えますが、マスタープラン2020で示された町民の観光理解度では、分母になる項目が何で、分子になる項目が何なのか明確に示されていません。また、その中で今年度はここに注力するといった方向性も示す必要があるのではないでしょうか。こういったことが大事なのではないかと考えております。令和4年度町政執行方針では、過去の観光の課題を解決し、持続可能な観光を構築しなければなりません、こう明言されています。しかし、プラン2027では、最も大事なKGI、町民の観光理解度の評価が示されていません。本町の観光にとって最重要な項目であり、欠くことの出来ない指標であろうと考えております。町長は、職員に対して強い要求者でなければなりません。方針決定の要となる管理職会議、課長会議等では、KGIに関してどのような議論がなされているのでしょうか、その辺のところをお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
ただいまご質問のKGIイコール町民の観光理解度の徹底ということでのご質問でよろしいでしょうか。観光施策等は随時様々な局面で担当部署また関係機関とやりとりを重ねているところでございますが、ご指摘のKGI、町民の観光理解度という視点での指示徹底という局面はほとんどなかったのかなという風にお答えをせざるを得ない状況でございます。様々な観光施策を実施していく中で、観光がまちづくりに役立っているということを、町民の皆さまに実感をしていただく、そのことの積み重ねの結果、町民の観光理解度というものの数値が増していくものと受け止めているところでございます。もちろん、2020の中で目標値として設定をされている訳でございますので、この数値の目標達成に向けて進んでいくということはもちろん当然のことでございますが、一つ一つの観光施策を積み重ねることによってこの数値が上がっていくものと理解しているところでございます。(「はい」の声)
質問 13番 八木幹男
13番八木です。やはりここが、町民にも広く知らしめていくとか、あるいは観光がまちづくりに役立っていると、こういったことを示すにはやはりこういった形で指標で見える化していくと、こういったことが必要なんだろうと思います。先ほど、産業連関構造分析という話が出てきましたが、ここで、観光に関するデータは出てきません。いわゆる宿泊業がどうだと、このぐらいの認識かなと思っております。また、市町村別に観光入込数はこういった統計的に出てきておりますが、本町の目指す方向からとは程遠い数字であろうと思っております。ここを基準にすべきではない、このように考えております。やはり定量的な効果測定で、結果を分析、可視化、見える化して成果につなげる仕組み、これはやはり重要だと考えておりますので、この辺のところ町民にきちっと知らしめていく必要があろうと思いますので、その辺の考え方を伺いたいと思います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
まだまだ事業あるいは施策を構築していくに当たりまして、証拠に基づく政策立案と言われておりますけれども客観的な数値、あるいはデータに基づいて、こういう事業が必要であり、こういう事業を行っていくという論理立てで物事を事業のあり方を決めていく。私はそのように考えておりますし、ぜひ、この美瑛町におきましても、そのような政策立案がより一層図られるようになればいいと願っているところでございます。そういう意味ではまさに、八木議員さんのご指摘の点と全く同感でございまして、観光におきましては、町民の観光理解度というものを可視化し、見える化し、推移がどのようにあるのかということも、継続的に調べていくということの重要性は私もまさにそのとおりだと思っております。どのようにすれば、この可視化、見える化が図られるようになるのか、また、八木議員さんからもご提案をいただきながら、その仕組み作りについて考えていきたいと思っております。(「はい」の声)
質問 13番 八木幹男
13番八木です。やはりここが本町の目指すべき観光、この別の見方をしますと、やはりこのDMO、人に目指してもらえる土地、観光目的しか、いわゆるディスティネーションと言われるところと、それから訪れてよかった土地となるようなこの経営のマネジメント、この辺のところがやはり重要なことで、これがいわゆる観光事業は公益事業であると、こういったことを認識していただくでも、大変重要なこのKPIというのは重要なことであろうと思います。こういったことが外部にも知れまして、本町においては今年度において、DMOに対する視察、直近で2件ほど来ておりますし、やはり注目、外からも注目されているんだよということをよく理解をして、やはりこの辺のところを再度認識していただいて、推進していただきたいなと思っております。再度、答弁を求めるものであります。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、観光産業、本当に多面的な側面があると思っております。観光産業に携わってる方々にとりましてはそれぞれのお仕事でもございますし、地域経済への影響の大きさもございます。また、ただいま八木議員さんからご指摘いただきました公益事業であるという、町全体を豊かにしていくそのための観光だという捉え方もできると思っております。様々な見方がある中で、では、美瑛町としてどのような観光を目指していくのか、ご指摘ありましたDMO活動、そのものでございますけれども、美瑛町が観光目的地として、他の方々からお越しをいただく、そして楽しんでいただく、そのためにはどういうような事業、施策を行っていけばいいのかという体系だった考え方、そのことが大事だと思っておりますので、引き続き、DMOもそうでございますけれども、町としての観光施策の一貫性というものを追求してまいりたいと思います。(「はい」の声)
質問 13番 八木幹男
13番八木です。それでは続きまして2点目につきまして、重要業績評価指標KPI、こちらで挙げております、農地を訪れる際のルール認知度を80%までに上昇させる、これがKGIと並ぶこの2大本町における柱ではないかなと思っております。答弁では、観光客数が大幅に減少した現在でも、農地への無断侵入やごみの投棄等が発生して、こういう事実があるということを示していただきました。プラン2020ではルールの認知度は約60%という数字ですが、指標の取り方がちょっとどうなのかなと、高過ぎないかというようなことも感じております。やはりこれと並んで並行して行っていかなければならないのは、農家の方々の感じている観光への不信感、こういったことを払拭するような新たな指標、こういったものを加えない限り、農業と観光の共存はありえない、こういう風に考えますが、この辺のKPI、この辺のところの考え方をお伺いをいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
現在のところ、農家の方々の観光への不信感を量る指標というものは、設けてございませんというか存在していない訳でございます。このことと、ただいままで、ご質問いただきました町民の観光理解度というのは非常に密接に関係しているところでございますので、町民の観光理解度という指標の中で、農家の生産者の皆さんの実感っていうものも図って可視化してまいりたいなと思っております。(「はい」の声)
質問 13番 八木幹男
13番八木です。ここはですね、6月の定例会で大坪議員の質問の中にありました。その中の答弁、町長の答弁の中で、「美瑛町のこれからの観光については、観光マスタープランに則った形で進めていくのが方向性であると私は思って」このように答弁をいただいてそのとおりだと思っております。その中で、観光の形は、今、このコロナの時期に創り上げておかなければならない、このような答弁をされております。このような視点から、やはりこの辺のところ、先ほどのKGI、KPI、急いで、この辺のところの指標の見直しといいますか、この辺を作り込んでいくということが必要ではないかなと思っておりますので、その辺のところの考えをお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
もしかしましたら後ほど、3点目の中でご質問いただくことになろうかなとも思いますが、現在、観光マスタープランを遂行していくその上での体制づくりについて役場庁舎内、また関係団体の中で話合いをさせていただいているところでございます。その中で、形が見えてまいりましたけれども、なお、まだ皆さまにご提案させていただく段階までは煮詰まっておりませんが、今、議論している内容といいますのは、組織のあり方をどうしていくのかということと、その新たな組織の中で、美瑛町の観光を進めていく上での基本となる条例の制定について議論をしているところでございます。いずれも、大きな話をさせていただいている最中でございまして、ご指摘いただきました、KGI、KPIにつきましては、その大きな、例えば条例でありましたら、条例の中にそういう指標が入ってくる訳ではございませんけれども、これからの美瑛町の観光の在り方を決めた際には、それを実行していくためにはでは、どのようなアクションプランでいくのかという議論になったときに、ご指摘いただいてますKGI、KPI見える化指標というものを取り入れることによって実効性を持つ、そういう対応に努めてまいりたいと考えているところでございます。(「はい」の声)
質問 13番 八木幹男
13番八木です。それでは次の3項目目に移らせていただきます。直近の取り組むべき事業、この辺のところの関係ですけれども、答弁では、観光協会、活性化協会、物産公社の業務の再編事業を進めると先に進めるよということを、今、説明をいただきましたこういったことが変更しているのかなと、このようなところも理解はできますが、今やらなければならないことが、事業が山積していると、こういった見方をしております。ドラッガーは、理論は現実に従うと言っております。やはりこの事実が先行する、事業が先行して後から制度を整えていくと。こういった考えもあろうかなと思っております。令和4年度の町政執行方針の観光業の部では、より安全な快適な自転車活用環境の構築を図ってまいります。また、日常的に自転車を楽しむことができるサイクルツーリズムの仕組みづくりとして、サイクルスタンプラリーを始め、スポーツに親しみ、地域と連携し、交流できるイベントを実施してまいりますと、こう明記されております。さらに、事業概要書では、サイクルツーリズム推進事業として150万円が予算計上されていますが、やはりこうちょっと動きが見えないなというような感触を持っております。これらを含め、一番この辺のところで、コロナを控えて重要、あるいは、目立ったものにするにはこの自転車関連事業、これをどう進めていくかと、こういったところがやはりこの現実的な事業としては、一番に取り組むべき事業かなと思っておりますので、この辺のサイクル関連の事業につきまして、再度質問をさせていただきます。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
議員ご指摘のように、観光の大きな方向性、理念とその議論と共に、実践ですね、具体的な事業を行っていくということ。ともに大切なことであると思っております。もちろん、理念、方向性がない中で散発的に様々な事業を行っても、その効果はいかがなものかという面がありますので、理念的なものの議論の大切さ重要性というものは、私は引き続きここは重視していかなければならないという風に思っております。一方で、今できること、今求められていることをやっていくということも、ともに大事でありますので、並行しながら進めさせていただきたいと思います。ご指摘のご質問のサイクルツーリズムでございますけれども、センチュリーライドは縮小、コロナ禍によりまして形を縮小させてはいただきますが、実施をさせていただく方向で今準備を最終段階に入っているところでございます。その他、自転車サイクルツーリズムの予算でございますけれども、ご指摘いただきました自転車活用の推進計画をこれも策定をしていくつもりでございます。今、関係機関の方々に集まっていただきまして、美瑛町において、どのような自転車の活用が望ましいのかというところについて議論をいただいているところでございます。この計画をまとめさせていただくことによりまして、今後のサイクルツーリズムの具体的な方向性が見えてくるものと考えております。あわせて、この自転車活用計画はツーリズムだけではございませんで、町民の皆さまが安全で町内で自転車を活用すること、そのためには何が必要かという視点も含めておりますので、総合的な美瑛町の自転車の取組の基盤になっていくのかなと考えているところでございます。(「はい」の声)
質問 13番 八木幹男
13番八木です。今の自転車関係でやはり気にしてるのはJR富良野線、この辺のところと関連出来ないかなというようなことを考えております。JR北海道が地元負担を前提に維持する方針の8区間、この中に富良野線が含まれているということであります。また、JR北海道は国から、来年度中に8区間の存続に向けたあり方を示すよう求められている、この辺のところがありまして、やはりJRも困ってる。それでは、自転車関連で連携を持ちかけるとか、こういった形の連携事業、模索出来ないかなと、このようなことであります。こちらにつきましては、直近の事業といいますか、JR北海道であるとか、あるいは道の取組、こんなところでは、3つほどちょっと挙げさせていただきますが、一つ目は、JRの事業に積極的に参加すると、加わると、積極的に加わる。今やっているのが、JRで行く富良野・美瑛2022、こういった取組がされております。こんな中に加入していけば勝手にPRしてもらえると、こういった効果もあるのかなと。それから2つ目は、道の取組ですが、ここにもやはり積極的に参画していけばいいなと思っております。北海道の対策としては、もっと自転車、北海道。こういった形が推進をしております。9日、10日とイオンの西のところで、この取組に対するイベントもやられております。こういった形で、しっかり北海道もいろんな形でやってるけども目立った事業はないなと、このような感じを持っております。まだまだ入っていけると、こういった形から、例えばですが、今この中で、もっと自転車、北海道という中で、道内の駐輪場情報というのが載ってます。こないだこう見てみますと、取り上げている中を見ていくと、果たしてこれってどうなのってこの情報はどうなのと、疑問を持つようなところが多く、こういった形で、まだまだこういった美瑛の方が進んでるよと、ちょっと申告すれば載せれるよと、こういう状況ではないかなと思っております。それから最後は、ちょっと自転車ではないんですけれども、JR北海道では、JRヘルシーウォーキング2022と、こういったパンフレットが出て、それぞれの駅から徒歩でコース設定したものがパンフレットで出ております。こういった形も、この中では、駅スタートのおすすめ40コース、JRに乗って、北海道を歩こう、こういった形で、駅を起点としたイベントを掲載されております。これ、2、3年前は上富良野も載ってたんですが、今年のものは載ってないということで、やっぱりハードルもあるかなと思うんですけれども、いろんな形でやはりこう、目立ってくというのはちょっと表現悪いですけれども、使えるとこは使ってPRしていくと、こういったことが大切ではないかなと思っておりますので、その辺の考え方をお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
JRさんとの連携、JR富良野線存続共に重要なことでございますので、ご指摘いただきました機会を捉えて協力体制を組んでまいりたいと思っております。自転車につきましてはJRさんとも様々事業取り組めるかなと今お聞きいたしましたし、ふらび、富良野美瑛広域連携の中でも、サイクルツーリズムの推進というところは項目になっておりますので、JRさん、北海道、そして地域で言えば富良野も含めた富良野美瑛の広域連携、様々な関係機関、関係団体、諸団体とのチームワークといいますか、持ちつ持たれつの中で、私たちも参加していくことで、美瑛にとってメリットを見出せるものについては積極的に私たちも参加をさせてくださいという姿勢で各関係団体、地域と臨んでまいりたいと思っております。(「はい」の声)
質問 13番 八木幹男
13番八木です。ちょっと時間が限られてますので、質問事項の方2の方に移りたいと思います。人口動向から読みとく少子高齢化対策についてということですが、これは要旨のところがちょっと説明不足かなと思っておりまして、実は質問の要旨からカットした部分がほとんどでして、その辺のところをちょっと読み上げておきたいと思っております。日本総研の藻谷浩介氏の書籍で進化する里山主義、この分析内容が載っておりまして、あるいは8月23日付けの読売新聞の藻谷氏の記事の内容、この辺のところから発生したもので、書籍では、過疎、農山漁村では、もはや高齢者の絶対数が減り始めている。また、その一部では、医療福祉の負担の絶対額が減った中で、子育て支援にお金や労力を回す余力が出てきた結果、新生児が増加し始めている。中ちょっと飛ばしますけれども、既に高齢化社会のピークを終え始めているところが地方では出てきているということです。このような状況の地方では、経済圏や医療介護体制を成功させれば持続可能なモデルとして生き残れるということです。ここからがポイントになりますが、今後、子育てしながら働く若い世代を呼び込む、無病息災で天寿を全うする高齢者を増やす、来訪、滞在、短期定住する外来者を増やす。この辺のところから発生した質問であります。こういったところから、また読売新聞の投稿記事では、地方には仕事がないと言うけれども、2010年から20年の間に、農業の産出額は10%、林業の産出額は13%と大きく伸びている、この辺のところから農業にヒントはないかなと、こういったことであります。ちょっと前置きが長くなってしまいましたけれども、1点目については、平屋建ての住宅、この辺のところにつきましては、公営住宅等長寿命計画の見直しの中で交錯していくと、いうことで、そのときの議論に残しておきたいと思っております。そこで2点目ですが、農業を起点とした働き方については、関連機関との連携を強化していくと答弁いただきましたが、いろいろな課を跨いだ、あるいは多様な関連団体を巻き込んだ事業展開になると思いますが、なかなかこの新規事業が見当たらない、計画が先だよって言われたらそれまでなんですけれども、また、既存事業等においても、各課の連動がうまくいっているのか危惧するところであります。また答弁では、移住者のニーズを知ることが重要と述べられていますが、ニーズを知るという受信面だけではなく発信も必要なのではないかと考えております。発信面として、若者を呼び込むきっかけづくり、こういったことも大切になってくるのかなと思っております。移住の前段となる若者を呼び込む仕掛けづくり、この辺はどのように行われているのか、再度考え方をお伺いをいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
若者を呼び込む移住への仕掛けですけれども、これも様々な直接の支援策もございますし、それとともに力を入れております。今、関係人口を創出していこうという取組も進めているところでございます。関係人口は、直接の移住の、例えば家賃補助をしますよ、だから来てくださいとかっていう直接対策ではございませんが、美瑛に関わってくれる、美瑛に関心を持っていただける若い層、若い層だけではないんですけれども、各層をいかに増やすことによって、そのことが将来的な美瑛町への若者を呼び込む移住につながっていくという観点で関係人口の創出にも力を入れてきているところでございます。横の連携がなかなか取りにくいというのは、常に言われ続けているところでございますけれども、例えば、働き方、働き場所という意味でいきますと、町内では、お菓子の製造関係のところで冬場働き、夏は農業関係のところで働くという就労形態、実際にそういう働き方をしている方が出てきていらっしゃっております。そういうような、働く場を確保する中で美瑛に通年、また、定住をしてもらえる、そういうような動きが芽生えてきておりますので、そのことは、商工業等農業の連携をより一層深めることで、実現していくことかなと思っておりますので、これまでの縦割りではなくて、横の連携も視野に入れながら、幅広い働き方、それを模索していきたいと思っております。移住者のニーズというものは、新しい働き方がどういうことがあるのか、今までみたいに定期雇用で必ずこの場所でというだけではない、もっと柔軟な働き方があるのであれば、それに即した体制を役場としてもとっていかなければならない。そのためにも、移住してこようとされる方のニーズもしっかりと掴んでまいりたいなと考えているところでございます。(「はい」の声)
質問 13番 八木幹男
時間がなくなってしまいましたんで、ここで若者を呼び込む仕掛けづくりといいますか、この辺のところで、ヒントになるかどうか分かりませんが、私の情報元は、やはりこのアナログのテレビと新聞なもんですから、これテレビの番組で、一つはBS朝日のSDGs始めてますとこういった番組があるんですが、その中で、超帰省、超というのは超えるということでね、という内容が載っておりまして、ここを追って見ていきますと、この2020年の9月に、超帰省協会、これ若者たちが集めた集団なんですが、友人や同僚を連れて地元へ帰省することと、この地元というのは、生まれ育ったとか、生まれ育ったかどうかは関係なく、自分が地元と思える場所が地元であり、そこへ、友人、同僚を連れて帰省すると、こういったものなんだそうですね。それからもう一つは、BSテレビ東京、都会を出て暮らそうよと、ビヨンド東京、この兵庫県の朝来市の取組が載っておりました。これは2017年1月にスタートした総務省のふるさとワーキングホリデー、これの取組であります。これは都市部の人達が、一定期間地方に滞在し、働いて収入を得ながら、地域住民との交流や学びの場などを通じて地域の暮らしを体験していくものと、こういったものであります。これをなぜ取り上げたかといいますと、2つとも、両方とも、移住で話題になる、お隣の町は、既に取組をして、いろんな活動をしているということであります。我が町がいろんな取組に、慎重過ぎてないかなというところであります。もっと国の制度や、団体の施策に積極的に取り組むべきではないかと、このような考えながらこの2つの番組を見てお願いしたので、その辺のところ、もっと、慎重過ぎないで取組したら、とこういった働きかけであります。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
最後のところの部分の八木議員さんからのご提言、慎重過ぎるというところは、私もまさにそのとおりだなあと、私が言うのも変ですけれども。もっと大胆に失敗を恐れずにまずやってみようよと、チャレンジしてみて何か課題があったら、じゃあそれを修正して軌道を修正していけばいいじゃないかという姿勢で私も強く臨んでまいりたいと思っております。様々な先進事例がございますし、今はそれが情報として調べれば手に入りやすい時代になってきております。効果的な先進事例であれば、真似だろうが別に構わない。そこにちょっと色をつけて美瑛町らしさが出ればそれでいいと思っております。大胆に失敗を恐れずチャレンジしてみようと、そういう精神を引き続き、役場職員の皆さんにも伝えさせてもらいたいなと思っております。(「はい」の声)
質問 13番 八木幹男
13番八木です。時間がありませんので、5点目についてですが、地域差の小規模多機能居宅支援事業所での取組、こういったことで展開してるよと、答弁いただきましたが、それらはあくまでも日時を決めたイベント的な取組であって、やはりこの本町が進むべきは、いつでもどこでも誰でも、そういったものを日常的な活動、ここへの進化が必要なんではないかなと思っております。本町がこれからやるべきことはやはりこの、イベントは成功してますんで、イベントから日常へと、こういった動きが重要なんではないかなと思っておりますので、その辺のところの考えをお伺いをいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
いつでも誰でもどこでも交流できる場というのは、本当に必要であろうと思っております。そういう場づくりのために、サロン活動等を進める中で、それが恒常的な日常的なものになっていけばいいなというような思いも持ちながら進めているところでございます。また、ことに小多機につきましては、運営の慈光会さんの方針のおかげで、様々な人が集まりやすい環境も作っていただいております。地域の子供たちだって寄ってこれる、そういうような環境づくりを進めていただいておりますので、そのいい流れを更に町が後押しする、ご支援する中で、誰もが集まれる、この場づくりというものを、更に深めてまいりたいと考えております。