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中頓別町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月9日

行政側の検討します等の経過報告書について

2024年9月9日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「行政側の検討します等の経過報告書について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
町長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 細谷久雄

皆さん、おはようございます。受付番号1番、議席番号6番、細谷でございます。それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、1点、行政側の検討します等の経過報告書について質問させていただきます。それでは、発言事項に参ります。一般質問とは、議員が町の一般事務に対してその執行の状況、または将来の方針、政策的提言や行政の課題などを町長などの執行機関に直接ただすことです。質問の範囲は、町の行財政全般のほか、地域で住民生活に密接している事項など多岐にわたっています。議員の一般質問に対して行政側から検討していきたいというふうに思っていますなどの形で答弁が保留されることが幾度もあったが、令和4年9月、12月の2回の定例会で一般質問等による課題提起及び経過報告書が行政側から議員に提出がありました。しかし、この2回だけで、その後の定例会においても行政側からの検討させていただきたい、検討を進めていきたい等の保留答弁がなされているものの経過報告書が一切提出されていないのは何事か。その場しのぎの答弁は議員に対する議会軽視ではないのか、町長に伺います。

答弁 町長 小林生吉

細谷議員の質問にお答えしたいと思います。議会答弁を通じた様々な質疑や指摘を踏まえ、検討するという趣旨で回答した案件につきましては、各所管で検討、町長協議、確認し、対応することを原則としています。検討する案件については、議会の場で判断できないもの、関係者との協議や意見聴取の必要なもの、法令の確認や規定の整備、予算措置を要するもの、実現性等について精査や調査の必要なもの、検討や対応に時間を要しているものなど、報告として取りまとめが進まない部分もあり、この間の提出に至っていませんでした。案件については、各所管において対応を完了しているものもあり、それぞれの所管で適宜整理し、対応、管理していることから、今後に向けては各所管が主体的に進捗を随時報告し、情報を共有するような意識づけを図りながら経過を報告していきたいというふうに思います。

再質問 6番 細谷久雄

それでは、ただいまのご答弁を伺いまして再質問させていただきます。まず初めに、一般質問は議員にとって議会の議席を預かり、町の課題に取り組む政治家として町民の暮らしを支える自治体の政策、制度をよりよいものにするために町政に対する監査と政策提案の機会であり、私たち町議会議員の役割のうちで最も重要なものの一つであると私は思います。そこで、幾度も繰り返される行政側の検討しますのご答弁、そこでこの検討しますの意味を私自身で国語辞典でちょっと調べてみました。検討するという言葉は、物事に対して詳細な状況を様々な角度から調べたり考えたりして、その是非やよしあしを判断するという意味で、調べるという意味を持つ「検」と探し求める、深めるなどの意味を持つ「討」の2つの漢字から成り、検討するとは対象の事項について調べ、考えること、できることができないとか、どうやったらいいのかを考えるというニュアンスを持っているそうです。それを踏まえて質問に入りたいと思います。まず初めに、令和4年9月、12月の2回の定例会で一般質問等による課題提起及び経過報告書が行政側から議員に提出がありましたが、私も議員として4期になりますが、このような経過報告書が提出されたのは、たしか初めてのことではないかと思います。それ以前の定例会においても幾度も行政側の答弁で検討しますがあったにもかかわらず、なぜ令和4年9月、12月の2回の定例会でこの経過報告書を提出されたのか、その経緯を詳しくお聞きします。また、検討する案件についていろいろな事情で報告書として取りまとめが進まず、この間の提出に至ってなかったとのご答弁ですが、この約2年間余りという長い期間があったにもかかわらず報告書が提出されず、私が今回一般質問を提出したからこの9月の報告書、これが出されたと私は思います。私から言うと、役場職員は言わなければやらないのかと、行動しないのかと思いますが、町長の考え方を伺います。また、私たちの一般質問は再々質問しかできません。そこで、行政側から最後に検討します、していきたいというふうに思いますなどの形で保留答弁がなされれば、それにて一般質問は終わりになります。やはり検討しますは行政側の逃げの答弁だと私は思いますが、町長の考え方を伺います。

答弁 町長 小林生吉

検討するという言葉の使われ方については、政治行政の世界で独特の意味を持って使われているところもあるというふうには認識しています。ただ、本町に関して申し上げると、私がここで検討するというふうに答弁をしたら、改めて担当課長に検討してくださいというふうに言わなくても必ずそれぞれの所管はここで答弁したことの趣旨を踏まえてその検討に着手するということで、我が町に関しては職員と、検討するという答弁の趣旨、その後の対応については確認をして進めてきています。経過の報告書というまとめ方が果たしていいのかというところはあるかなというふうには思っていますけれども、決して検討すると答えてしっ放しでいいというふうに考えているものではないというのは、これは私はもちろんですけれども、担当課長においても同じ認識でいるということはご理解を賜りたいと思います。ただ、先ほども答弁いたしましたけれども、速やかにやれることとやれないこと、それからやるにしても時間を要すること等があります。こうした経過等についても具体化する際に常任委員会で報告をさせていただく等の対応をしながら進めていくというふうに考えていきたいというふうに思います。言われなければやらないということでは決してありませんし、検討するというのは逃げるというような趣旨でもない、そこはご理解をいただきたいと思います。補足して申し上げますと、今年度の初めに各種所属長に対しては、これまでの議会等で答弁があって検討課題になっているものついては全て一回私のところに報告をしてもらうと、様式はばらばらですけれども、この4月に各所属長から報告をもらっています。全てそろっているわけではないかもしれませんけれども、そういうふうにもらっていて、今年度中に今検討を進めているもの、改めて新年度の予算に向けて協議を進めていくもの、そういったような整理をしながら検討しているということも申し添えたいというふうに思います。

再々質問 6番 細谷久雄

それでは、再々質問させていただきます。まず初めに、検討しますをうかつに言えなくなった島根県江津市議会の制度についてお話をしたいと思います。議会答弁の決まり文句としておなじみの検討するという文言が島根県江津市議会で大幅に減っています。市執行部が検討すると答弁した場合、結果を半年後に報告することを義務づける制度は、2021年の3月議会から施行され、執行部が検討を安易に使えなくなりました。制度試行は、同様の取組をしている長野県飯綱町を視察した議員が市に提案して始まりました。背景には議員の成り手不足など関心低下の気があり、議会活動や行政の現状を分かりやすく市民に伝える狙いがあったそうです。一般質問に対する答弁が対象で、議会側が指定した案件に限り、市側が検討、結論の結果を出すようです。試行の成果を確認するため、中国新聞が2021年3月以降、7回の定例会の一般質問と試行以前の7回の一般質問の議事録から答弁中の検討している、検討したいなどを抽出し、比較した結果、その結果試行以前は計169件だった検討が2021年3月以降は3割減の計124件に減っていました。また、制度を始めた2021年3月議会で23件だった検討が次の6月議会で11件と半減したようです。減少について市幹部は、検討をしますと言ってしまったら実現しなくなる、これまで使いやすい文言だったが、使いにくくなったと打ち明けます。別の幹部も試行の改正以降意図的に避けるようにしていると明らかにしています。そこで、質問に入りますが、行政側の答弁要旨の最後に、今後に向けては各所管が全体的に進捗を随時報告し、情報を共有するよう意識づけを図りながら経過報告していきますと述べられております。私は、今後も一般質問等で検討しますという言葉が幾度も出てくると思いますが、保留答弁の中にはやはりできるものとできないものがあると思いますが、町長言われたとおり、私は今後は保留答弁が出たときには次回の定例会までに経過報告書の提出を願いたいと思いますが、町長のお言葉をいただきたいと思います。

答弁 町長 小林生吉

検討しますって言わないほうがいいですよね。経過報告書という形がいいのかというところもあるし、そのタイミングとかもあるので、一律次回定例会に報告するのがいいのかというところはちょっと考えるところもあるというふうに思います。ただ、先ほど言いましたように少なくともうちの行政としては、全て速やかにというふうにはなっていないかもしれませんけれども、検討すると言った課題をそのままにして何もしないでいるということは本当に限られているのではないかというふうには思っています。改めてどういう形がいいのかということを内部で十分検討させていただいた上で、議会に対しても、議員の皆さんの声は町民の声だというふうに私だけではなくて職員も当然思っているので、誠実に答えるという姿勢をどういう形でつくるのかということを早急に対応を考えたいというふうに思います。

再々質問 6番 細谷久雄

これで私の一般質問を終わらせていただきます。

出典:中頓別町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月9日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる