幕別町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月11日
少子高齢化による労働人口減少対策について
2014年6月11日、幕別町議会の一般質問で、寺林俊幸議員が「少子高齢化による労働人口減少対策について」質問し、町長 岡田和夫、経済部長 田村修一、総務課長 境谷美智子、総務部長 菅野勇次が答弁しました。
- 質問者
- 寺林俊幸 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、経済部長 田村修一、総務課長 境谷美智子、総務部長 菅野勇次
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 寺林俊幸
通告に従いまして、次のとおり質問いたします。少子高齢化による労働人口減少対策についてでございます。我が国の労働人口は、少子高齢化などにより平成7年をピークに減少局面に入ったとしている。昨年3月に発表された国立社会保障・人口問題研究所によれば、幕別町における労働人口は、2010年から 2020 年の間に総人口は、約 779 人減少するが、生産年齢人口は 1,707 名の大幅な総人口の減少を上回る見込みである。その傾向は、その後もさらに大きくなると予想されている。本年発表された帯広職業安定所における平成 25 年度平均有効求人倍率においては 0.84 倍、一般とパートを合わせての倍率であります。これは急激な伸びを示しております。この結果は、労働者にとっては就業の選択肢が増し、よい結果となったわけですが、しかし有効求人倍率の伸びは全国的な傾向にあり、急激な労働力不足に陥る危険性があると想定されている。労働人口減少への対策として、国は女性、高齢者など潜在的な能力を有する人々の労働市場への参加促進が不可欠であるとしているが、それには育児支援、企業制度の改革、法の整備など課題も多い。そこで、労働人口確保対策について、町の考えを伺います。1、幕別町援農協力会、高齢者就労センターの現状と将来に向け、連携などを含めた取り組みの可能性について。2、学童保育所の入所状況と今後の取り組みについて。3、女性労働者増加に対応すべき女性管理職登用拡大についてであります。以上です。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
寺林議員のご質問にお答えいたします。「労働人口減少対策について」であります。ご質問にありますように、国立社会保障・人口問題研究所が昨年3月に公表いたしました「日本の地域別将来推計人口」によりますと、本町の将来推計人口は、2010 年2万 6,547 人が 2020 年には2万 5,768 人となり、10 年間で 779 人減少すると推計されております。その年齢別内訳につきましては、ゼロ歳から 14 歳までの年少人口は 873 人の減、15 歳から 64 歳までの生産年齢人口は 1,707 人の減、65 歳以上の老年人口は 1,801 人の増となっておりますことから、本町の人口減少は、主に生産年齢人口の減少によるものと推計されているところであります。生産年齢人口には、生産活動の中核をなす就業者が多く含まれ、その減少が地域経済に与える影響は極めて大きいものと認識をいたしております。ご質問の1点目、「幕別町援農協力会、高齢者就労センターの現状と将来に向けた取り組みについて」であります。初めに、幕別町援農協力会の現状についてであります。援農協力会につきましては、農業生産における労働力の安定確保と恒久的就労に向けた労働条件の向上を目的として昭和 50 年に設立され、就労者会員の募集や生産者会員と就労者会員相互の親睦、作業別賃金の協定、就労条件の確立などに取り組まれております。就労者会員は、ビートの移植や補植、バレイショや野菜、ナガイモなどの収穫、除草作業など農作業全般にわたるものでありますが、平成 25 年度の就労者会員の登録者数は 57 人で、その年齢別内訳は、50 歳未満が3人、50 歳代が 11 人、60 歳代が 22 人、70 歳代が 17 人、80 歳以上が4人であり、平均年齢は 66.7 歳となっております。就労者会員は年々減少の傾向にあり、平成 20 年度の 65 人に比べ、5年間で8人、12.3%減少しており、生産者会員が求める人材の確保が困難な状況になってきております。就労者会員の就労延べ人数につきましても、25 年度が 9,236 人で、20 年度の1万 55 人に比べ、5年間で 819 人、8.1%減少している状況であります。また、援農協力会が臨時に募集した方の就労を含めますと、25 年度の就労延べ人数は2万 584 人で、20 年度の2万 4,496 人に比べ、5年間で 3,912 人、16.0%減少している状況であります。このため、生産者会員におきましては、収穫時期などの繁忙期には就労者会員が不足することなどに対応するため、高齢者就労センターに作業を依頼したり、派遣会社に農作業従事者の派遣を依頼している状況もあるとお聞きいたしております。町といたしましても、広報紙による農作業従事者の募集説明会開催の周知や援農協力会に対し補助金の交付や町職員の役員としての参画など支援に努めているところであります。次に、高齢者就労センターの現状についてであります。高齢者就労センターは、幕別町社会福祉協議会が昭和 59 年に高齢者が培われた経験や技術、能力を生かし、地域社会に貢献するとともに働くことの中から生きがいを求め、高齢者の福祉の向上に資することを目的として設立したものであり、町や民間企業などから仕事の受託請負や高齢者の仕事に関する相談などに取り組まれております。会員の就労内容につきましては、町が管理する公園等の草刈りや道路街路樹の剪定などのほか、民間家庭等の庭木の剪定や草取り、農作業などであります。平成 25 年度の登録会員数は 170 人で、その年齢別内訳は、60 歳代が 54 人、70 歳代が 102 人、80歳以上が 14 人であり、平均年齢は 71.5 歳となっております。また、就労延べ人数につきましては、平成 25 年度が1万 5,627 人で、20 年度の1万 6,001 人に比べ、5年間で 374 人、2.3%減少している状況であります。登録会員数が年々減少傾向にあり、5年前に比べると 27 人、13.7%の減となっており、特に新規会員のうち 60 歳代の若い会員の登録が少なくなってきていることが課題とお聞きいたしております。また、庭木の剪定など、特別な技術を要する仕事に対応できる会員が少なくなってきていることや農作業などの重労働が困難な会員もおりますことから、就労依頼に対して応じられないことも生じてきているとのことであります。次に、援農協力会と高齢者就労センターの連携などを含めた取り組みの可能性についてであります。援農協力会と高齢者就労センターにつきましては、それぞれの会員の方の就労目的や就労形態も異なっておりますことから、今後におきましては、両組織の連携の可能性などについて意見交換を行うとともに、関係する農業協同組合とも労働力の確保対策などについて協議いたしてまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「学童保育所の入所状況と今後の取り組みについて」であります。本町におきましては、幕別町立学童保育所条例に基づき、現在6カ所の学童保育所を設置し、運営いたしております。本年6月1日現在で幕別南コミセンに併設の「はぐるま学童保育所」は、定員 50 人に対し 41 人、白人小学校北側に設置しております「あすなろ学童保育所」は、定員 40 人に対し 49 人、札内南コミセンに併設の「つくし学童保育所」は、第2も含めまして定員 90 人に対し 136 人、札内北コミセンに併設の「やまびこ学童保育所」は、定員 40 人に対し 51 人、ふれあいセンター福寿内に設置しております「ちゅうるい学童保育所」は、定員 25 人に対し 17 人の在籍状況であります。また、学童保育所の開所時間については、学校登校日は 12 時 30 分から最大で 18 時 30 分まで、学校の振替休日、長期休業日については、8時から最大で 18 時 30 分までであり、基本的には認可保育所の閉所時間と同じ時間といたしております。来年4月から施行となる「子ども・子育て3法」による保育新制度においては、学童保育所についても、設備、保育時間、日数、職員配置等に関する基準が厚生労働省令として制定されており、厚生労働省令の基準を踏まえた上で、現状の学童保育所の内容が低下しないように取り組んでまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「女性管理職登用拡大について」であります。ご質問にありますように、労働人口の減少が懸念される中、国は女性・高齢者などの潜在能力を有する人々の労働市場への参加促進について力を注ぎ始めております。本年1月には、中央省庁の女性管理職の登用状況が公表されましたが、昨年 10 月時点での女性管理職の割合は3%で過去最高とはなったものの、あらゆる分野の指導的地位に女性が占める割合を 2020年(平成 32 年)までに 30%程度に引き上げるとしている政府の目標達成にはほど遠い実態が明らかとなっております。管理職への登用に関しましては、男女を問わず、職員の能力や資質、実績などを総合的に判断して行うものでありますが、男女共同参画社会の構築に向け、女性職員がさまざまな政策形成や方針決定の場に参画することが重要であると認識いたしております。本町におきましても、職員数から見ますと、合併時の平成 18 年4月時点におきましては、職員数264 人中、女性職員は 79 人であり、管理職はおりませんでしたが、本年4月では職員数 237 人中、女性職員 81 人であり、うち管理職は3人で、管理職総体に占める女性職員の割合は 6.5%となっております。合併当時から見ますと、職員数全体で 27 人の減少となっておりますが、女性職員は2人が増員となり、管理職への登用も行っております。また、係長職については、合併時に 87 人中、女性職員は 20 人で、率にして 23%でありましたが、本年4月時点では 69 人中、18 人で、26.1%と、徐々にではありますが、女性の登用を進めているところであります。女性職員の登用につきましては、男性職員に比べ、子育てや家事など家庭での負担が集中しやすいことから難しい面もありますが、今後においても個々の能力等に応じた職員の適正配置等に努めていくことはもちろんのこと、各種研修等に女性職員を積極的に参加させるなど人材育成に努めながら、女性職員の登用の拡大を図ってまいりたいと考えております。以上で、寺林議員のご質問への答弁とさせていただきます。
質問 2番 寺林俊幸
ただいま町長から労働人口減少対策についてご答弁いただきました。再質問をさせていただきたいと思いますけれども、労働人口の減少、これについては、少子高齢化が大きく要因になっているということでございます。このことについては、日本全国同じ傾向にあるという中で、それにおいて労働人口確保については、それぞれの企業、経営者が企業努力によって労働力を確保するということが前提になるわけですけれども、今後、質問の中でも述べましたけれども、帯広においての有効求人倍率がコンマ 8.4、これは前年度が 6.9%、その前が5%台だというふうに認識しますけれども、これら急激な伸びを示しながら、さらに今後、東北大震災の復興など、また東京オリンピック等、公共事業等が多く投入される中で、今後、地方においての労働力不足については、企業の努力では賄い切れない状況にあるのではないかということで、町の姿勢をお聞きするものであります。まず、一つ目の幕別町援農協力会、高齢者就労センターについては、それぞれが答弁にありますように別の組織でありまして、それぞれが運営されているということでありますけれども、今後、幕別町においては、2040 年までに高齢化率は 44.9%まで上がるというようなことを考えますと、町として主導的立場において高齢者の就労に向けて取り組んでいくべき課題があるのではないかということで、この点をご質問しているわけでございますけれども、まず高齢者の方の労働希望については、二つの面を持たれて就労されているということを考えるわけですけれども、まずその一つにおいては、生活労働と申しますか、生活のために労働している方々、それとゆとりといいますか、生きがいを求めて労働をされている方、この2種類に分かれるのではないかというようなことを考えながら、1点目についてご質問をさせていただきたいというふうに思います。まずは、生活労働に向けて労働をされている方については、どちらかというと援農協力会のほうに登録をされて仕事されているのだろうというふうに思います。ただ、援農協力会においても高齢者就労センターにおいても登録されている人数が減少していっているという状況にあるということは、それぞれが取り組まれている内容と希望される労働が違っているのではないかなということを考えるわけです。答弁にもありましたが、労働を求める経営者の対応の中に、派遣業からの労働力確保というようなことも当然あるわけですけれども、この中で考えていかなければならないのは、それに対して、どれだけ把握をして労働力を欲している側にあっせんするというか、紹介するということをされているかどうかということが、やっぱり疑問に思ってくるわけですけれども、その点について、町として把握をされているのかどうかを1点お聞きしたいと思います。
答弁 経済部長 田村修一(経済部長は2014年12月まで)
今、労働のマッチングというか、そういう点で町は把握しているかどうかということでございますけれども、実は援農協力会ですとか高齢者就労センターとは、何度か事務担当のほうでは、いろいろ実態について話はさせていただいております。そういう中では、議員言われましたとおり、特に援農協力会につきましては、本当に生活労働というようなことを求めている方が多いということ。ただ、一方では、農作業につきましては、非常に季節の間で波があるということで、生活労働を求めている方については、できるだけ長い期間、継続的に仕事をしたいという方が多いと。一方、高齢者就労センターについては、ちょっと言葉が適当ではないのかもしれないですけれども、生きがいを求めているというか、余裕があるときに仕事をしたいというような方が多いために、逆に継続的な仕事はそんなに好まないというようなことがありました。そういうようなことで、生活労働を求めている方につきましては、なかなか農家の仕事を1年通してやるというのはないものですから、派遣会社のほうに行ったりというような実態があると。それで、援農協力会に限って言えば、農家のピークの収穫作業時に農家の方々が求めている労働力の5割程度しか供給できないという実態があるというふうにお聞きいたしております。
質問 2番 寺林俊幸
今、答弁いただいたとおりであろうというふうに思います。援農協力会については、それぞれが加入している農業者、また登録されている高齢者の方々もその点を把握しながら、それぞれが努力しながら何とか間に合うような方策をとってやっていることが事実であるというふうに認識しているわけですけれども、そこをひとつ町が工夫して、これからの労働力確保に向けて取り組んでいくことが、まずは必要ではないかなと。それについては、地域が協力しながら一緒に仕事を提供していくということが必要であって、受け手側の努力も当然お願いしていくということも必要なのだろうというふうに思います。また、一つ違った面から見ますと、生きがい労働を希望されている方について、ある調査結果を見ますと、労働をされている方の医療費が大分変わってきているというようなこともある結果が出ております。70 歳以上の人口を占める就業者の割合で見ますと、当然、北海道を見ていくと、高齢者の就業率は大変低いわけですけれども、それに合わせて医療費が大変高騰しているというようなことも例として挙げられております。このようなことから、希望される高齢者の方のニーズに合った労働を提供していくということが、本当に小まめに精査しながら取り組んでいくことが必要ではないかなということを考えるわけですけれども、質問の中で、援農協力会、または就労センターの今後に向けての協力体制、またその中における町の立場というものについて再度お伺いしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
援農協力会につきましては、どうしても幕別地区に集中しております。もちろん援農協力会の運営は、町、それから幕別、札内両農協の補助等をもとに今、運営されているわけですけれども、働いている方、いわゆる生産者側、雇うほうの立場の農家の方は8割方は幕別農協管轄、札内農協はほとんどゼロ。ですから、8割から、もう駒畠、幕別でいきますと、もうほとんど9割以上が幕別管轄ということなものですから、この辺、働く、援農協力会に登録していただく方もほとんどが南幕別から忠類の方、札内地区の方は、ほとんど登録されていない。この偏りがあるものですから、これから先の援農協力会の中では、町外でももちろんいいわけでありますから、さらに広く募集をして会員を集めていくことが大事なのかなというふうにも思っております。何人かは例えば池田町の方ですとか大樹町の方も会員になっていただいて働いていただいている事例もありますけれども、そういったことで減少傾向、高齢化傾向がこれからも続くと思いますけれども、何とかこれを歯どめをかけていかなければというふうに思っております。一方、高齢者就労センターは、あくまでも幕別町社会福祉協議会が事業主体ですから、町内に住んでいらっしゃる方に 65 歳以上の方が対象ということで、これはもうもちろん札内が多いぐらい人はいらっしゃるわけですし、忠類からも登録されていらっしゃいます。ただ、ここで問題はやはり受注する仕事の量、やはり公的な仕事と民間からの仕事を高齢者就労センターが受けて、それを会員の皆さんに割り振るわけでありますから、この辺の量の確保というものも一つの課題でありますし、もう一つは最近は 65 歳以上からが対象ですけれども、65 歳から 70 にかけての高齢者の全般の方は、非常に登録する方が少ないという現状もあるわけでございまして、その方たちは、ある意味では他の部門においてご活躍いただいていらっしゃるのかなという思いもしていますけれども、この辺は社会福祉協議会なんかともこれからも十分協議をしながら、円滑な運営に向けて、町としても支援体制をとっていかなければならないものと思っております。
質問 2番 寺林俊幸
これから、冒頭にも申し上げましたけれども、高齢化率、2040 年に 44.9%というような数字が予想されております。これに対応した高齢者の職場提供ということについて取り組んでいただきたいというふうに思います。次に、2番目の学童保育の入所状況と今後の取り組みについてでありますけれども、この質問の根底にあるものについては、やはり冒頭にも申しておりますけれども、女性の就労希望に対する子育て支援の一環を確認するために申し上げたわけですけれども、まず昨日、芳滝議員、また野原議員の中にもありましたように子ども・子育て支援事業についての答弁の中に、子ども・子育て3法案、新たな取り組みの中で、現状の内容が低下しないように取り組んでまいりたいというような答弁がございました。ただ、今の女性労働者の年齢構成というか、労働力の背景をグラフにあらわしてみますと、M 字型というような形であらわされます。まず、学校を卒業して就職されて、それから 30 歳まで職業につくわけですけれども、その後リタイアされるというか、職業をやめられる方が多い。その原因については、結婚、出産、育児というようなことで労働人口が 30 代をピークに落ちてしまうと。その後、緩やかにまた上がっていくわけですけれども、それがやはり落ち込んだ部分の労働人口を確保し切れないというようなことが現状であります。そこを今、国としては子ども・子育て支援事業の中で何とか回復をして、労働人口回復に向けて現状を維持していけないかというようなことを考えていることだというふうに考えておりますけれども、その点に向けて、保育所等については、待機児童が今のところいないというようなことで質問から外させていただいて、学童保育についてご質問させていただいたわけですけれども、答弁の内容を見ますと、大分定員を超えていると。これから女性の労働者がふえたときに、学童保育に希望しても入れない状況にあるのではないかというようなことが懸念されるわけですけれども、今後に向けての取り組みはいかがなものか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
昨日もご答弁申し上げましたけれども、学童保育については、新しい法律のもとに、これが今の小学3年生から6年生まで拡大されていくというような方向であります。そうなったときに、今でさえ定員をオーバーして入所している状況ですから、これを放置するわけには当然いかないわけであります。どんな手法があるのか、きのうもちょっと申し上げましたように、すぐに施設整備ができないとするならば、空き教室を活用するとか他の児童館等の活用だとか、いろいろ考えながら対応に当たっていかなければならないのだろうというふうに思っておりますけれども、いずれにしても、まだ具体的な法案が出てきておりませんので、今後の課題になっていくのだろうと思いますし、ある日突然、法律が決まったから、すぐ4月からやれるかということにも、これもまた難しい問題がありますので、あわせて指導員の要件、これらも新たに出てくるようであります。そういったことの一連の国の法律の改正の作業に合わせながら、町としても学童保育の拡大に努めて対応をしていきたいというふうに思います。
質問 2番 寺林俊幸
これからは、本当にどのような状況になっていくのかということは想像の域でしかありませんけれども、当然、学童保育を望まれる家庭はふえるのだろうというふうにも想像されます。何とか答弁のとおり学童保育の利用者に対しての低下がないような対応をしていただきたいというふうに考えます。次、3番目の女性管理職の登用拡大についてであります。今まで女性の雇用拡大についての問題点、子育て支援についての質問をさせていただきながら、やはり女性が安心してというか、十分能力を発揮していただける場をつくっていくことに対しては、やはり行政としても女性の登用が当然必要になってくるだろうと。やはり企業にもそういうお願いをしていくというか、方向性を出しながら進めていく中で、やはり行政としての見本といいますか、そのようなものをつくっていくことが必要なのではないかなというようなことを考え、この質問をさせていただいているわけですけれども、国としても目標を立てながら、なかなか目標まで達成できないというような事実があるわけですけれども、またこれからやはりそのようなことではなくしっかりと取り組んでいくことが必要ではないかなというふうに思うわけですけれども、その中で、幾つかちょっと気になることがありますので質問させていただきますけれども、まずは幕別町の職員の中で、女性職員が産休等をとられることが当然あるのだろうというふうに思いますけれども、利用されている方は、どのくらい利用されているのか。また、父親としての育児休暇等はどのくらい利用されているのかをちょっとお聞きしたいと思いますけれども、よろしくお願いします。
答弁 総務課長 境谷美智子(総務課長は2015年3月まで)
職員の産休・育休ですけれども、実人員に対しましては 100%なのですが、産休・育休の例えば期間に関しては、個々の事情等々に合わせて、例えば育休、切りのいいところで数カ月とって出てくる人もいますし、1年間の育休で出てくる人もいますし、3年間限度の育休で出てくる人もおりますので、そこの率としては、今、手元に数字は持ち合わせておりませんが、実人員に対しては、必ず産休は 100%、育児休業も1日もとらないという人は、今現在までの間は1人もおりません。男性に関しましては、幕別町におきましては、育児休業をとっている者は、現在のところ1名もおりません。
質問 2番 寺林俊幸
わかりました。女性に関しては、100%とられているということでございますけれども、育児休暇についてはとられる方がいないということで、やはり男女雇用均等法ができてから、今までポジティブアクションといいますか、男女の労働者の中で起きております格差問題についての積極的な取り組みについて、今、国としても改めて取り組みを進めているわけですけれども、これがまだ浸透してないのだろうというふうに考えるわけですけれども、今、幕別町としてのポジティブアクションについての取り組みについては、どのように進めらているのか、お聞きしたいと思います。
答弁 総務部長 菅野勇次
男女雇用機会均等法に基づきますポジティブアクションということだと思うのですけれども、本町の職員におきましては、男女を問わず、職員の個々の能力に応じて、適材適所に配置をいたしておりますので、そういった特別なことということはいたしていないのが現状でございます。
質問 2番 寺林俊幸
今ポジティブアクションについては取り組まれていないというように理解いたしましたけれども、その裏を返せば、そこまでの特別な取り組みをしていなくても理解が進んでいっているのだというような答弁だったのかなと思いますけれども、ただこれから女性の管理職がふえていく中で、働きやすい場ということをやはりつくっていくためには、そのような取り組みも必要ではないかなというふうには考えるのですけれども、今後、女性に対しての労働の場について、しっかりと立場を確保した環境づくりということについてしっかりと取り組んでいただくことが必要だというふうに思います。今後に向けて取り組まれる考えはないのかどうか、もう一度お聞きいたします。
答弁 総務部長 菅野勇次
研修等という意味合いでは、先ほどの町長の答弁にもありましたように女性職員にも積極的に研修に参加をいただいた上で、人材育成に努めながら登用を図っていきたいというふうに考えております。
質問 2番 寺林俊幸
今の答弁いただいたとおり適材適所ということをしっかりと努めていただくことが、これからの町の姿勢として、他の企業に対しても、女性の登用を進めていっていただく立場として必要なのだろうというふうに思いますので、しっかりと取り組んでいただくことをお願い申し上げまして、質問を終わります。