中頓別町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日
庁内での具体的な取組について
2024年12月11日、中頓別町議会の一般質問で、蓮尾純一議員が「庁内での具体的な取組について」質問し、町長 小林生吉、総務課防災・行政デジタル化担当課長 市本功一、総務課参事 小林嘉仁が答弁しました。
- 質問者
- 蓮尾純一 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、総務課防災・行政デジタル化担当課長 市本功一、総務課参事 小林嘉仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 蓮尾純一
3番目に質問させていただきますDX化による利便性の向上と町職員の負担軽減への対策はということでお伺いします。以前の質問で町民にとって意義のあるDX化についてお願いをしたところであり、少しずつですが、ネット上での各種サービスが始まるなどしていることは存じておりますが、当町におけるDX化は遅れが生じていると感じております。DXによる効果は、サービス受託側である町民はもちろん、サービス提供側である職員にとっても利便性の高いものでなければ意味がありません。今ある各セクションにおける旧来の業務をどのように利便性を高めることができるか、職員の負担を減らすことができるか、大きな肝となると考えますが、具体的な進捗、計画があればお伺いします。前述したように、DXによる効果は総じて職員の負担軽減につながるものである必要があり、職員の確保の際にほかの市町村と比較し、働きやすい職場を提供するという側面も持っているほか、退職を食い止めるためにも非常に重要な施策であると考えます。庁内での具体的な取組についてもお伺いします。また、職員の確保や負担軽減につきましても、俗に言うカスハラと呼ばれるカスタマーハラスメントへの対応も必要になっていると考えます。民間企業でもガイドラインを設ける動きが活発化しており、一部行政においてもカスハラ対策のため条例を設けるなどしております。一部町民による一方的な威圧的言動や長時間にわたる持論の展開などは、一般町民から見ても目に余るものであり、職員にとっては精神的苦痛になっているものと推察されます。日常業務に支障を来す、将来幹部となる職員の昇格へのモチベーションが低下することにもつながると考えますが、今のお考えをお伺いします。
答弁 町長 小林生吉
DX化に関する質問にお答えしたいと思います。DX化につきましては、町民の皆様はもちろん、職員の利便性向上が重要であると認識しています。現在は、中頓別町デジタル化計画に基づき段階的な取組を進めています。具体的には、eラーニングでの学習体制の構築、文字起こしシステムの活用、ノーコードによるアプリ開発、電子決裁の実証テスト、ペーパーレス化の推進、テレワークの推進などに取り組んでいます。本年度は、会議資料のペーパーレス化、デジタル技術を扱う職員のスキルアップ、時間がかかる会議録の電子化、紙やエクセルにより管理された業務をシステム化し、ルーチン業務の簡素化やテレワークによる働き方の改善について創意工夫をしているところです。ネット上での各種サービスにつきましては、住民向けアプリの開発状況と電子申請についての経過を説明いたします。デジタル田園都市国家構想交付金を活用し、住民向けアプリの基本部の開発を当年度中に完成させることとしており、現在担当グループ内においてテストを行い、町民の皆様への情報発信のため、より使いやすいシステムの完成を目指しています。また、電子申請については、そのアプリに接続させて町民の皆様への利便性を図るよう検討しているところであり、そのために電子申請の作成とテスト、試験的な公開を行っています。当町における電子申請は、マイナンバーカードを利用するぴったりサービスと北海道電子自治体共同運営協議会が提供するHARP電子申請の2つのシステムがありますが、当町の申請書様式に合わせて作成が可能なHARP電子申請を主体として電子化を進めています。当町では、現在21の申請を作成しており、試験的な公開として職員を中心とした検証では41件の申請を受け付けています。デジタル技術の進化はとても速く、多くのシステムが開発され、情報収集するだけでも大変な労力を必要としています。さらに、デジタル技術の導入には大きな経費と人手を必要とすることから、段階的に進めることで効果的な業務改革を目指しています。デジタル技術による業務の効率化や自動化によって職員の業務量が削減され、ワーク・ライフ・バランスの改善にもつながります。また、DXが他市町村との比較においてより働きやすい職場環境を提供することとなり、優秀な人材の確保や退職の抑制に寄与するものと期待しています。今後につきましては、業務のログ解析や職員の面談を通じて各セクションの業務見直しや効率化の余地を探っていき、職員の負担軽減と生産性の向上につなげていきたいと考えています。カスタマーハラスメントにつきましては、社会的な問題となっているものであり、職員が安心して働ける環境を整えていく必要があると考えています。現在、10月に東京都が全国初の条例制定をしたのに続き、11月には北海道でも制定となり、これから全国の自治体で条例整備が進んでくると思いますので、当町においても条例の制定に向けて協議を進めていきたいと考えています。
質問 1番 蓮尾純一
少し進んでいるようで安心をしているところですが、例えばなのですけれども、今すぐに直近でシステムとか関係なくできるであろうところで、私や普通の一般町民の方でも気づいていてちょっと困っているところがありまして、各種申請に係る部分なのですけれども、電子申請に全部切り替えることはできないとは思うのです。もちろんアプリを使えない方もいる。ただ、ホームページ上とかで各種の申請書類を上げておくことはできると思うのです。今何か申請書類が欲しいなと思っても、それのための申請書類がホームページ上に上がっていないことが往々にしてあるのです。ほかの町村を見ると、多くの町村が申請書類ぐらいは上げられるように、ホームページから開けられるようになっている現状もありますので、そういったことに対しても電子化、DX化を進めていただきたいなというふうに思っております。これは、逆に言うと職員が準備しなくても利用者側が準備してくれるものになるので、これも業務負担の軽減にもつながってくると思いますので、まずできることも少しずつ見ながら、そういったこともやっていってほしいなと思います。あと、河野太郎みたいな言い方をしますけれども、判こです。判こが必要なのかというような書類がいまだにたくさんそのまま残ってしまっているところがあると思うのです。免許証確認、もちろん免許証に顔写真が載っていますので、本人かどうか判断できると思うのです。そういった部分で判こで本人確認をするというのがちょっと時代遅れになっている部分があるなというふうに往々にして思うところもありますので、そこら辺で国の法律にのっとって判こを要らないとしているようなことがもしエビデンスとしてないのであれば、判こをなくしていくというようなこともやっていっていただきたいなと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 総務課防災・行政デジタル化担当課長 市本功一
今の質問に対してお答えします。ホームページに申請書を載せるということは、さほど難しい技術が要るわけではないので、各課にお話をして進めていきたいというふうに思っています。あと、今住民のアプリを開発していまして、そのアプリの中では一応ある程度の申請、最終的には全部をやれというふうに国から言われているのですが、そこで完結できるような方法を考えております。次に、今の判この関係ですが、今アナログ規制ということで、当町が全国でも5個の自治体として先行してアナログで制限されているものの洗い出しを全部やっております。現在判この部分であったりだとか目視の確認だったりだとか、そういう部分を全部見直すということで131の例規に387の文言に規制が見つかっていますので、それらを精査し、恐らく次年度にはなるのかなと思うのですが、全てデジタルに合わせて改正していきたいというふうに考えております。
答弁 総務課参事 小林嘉仁
すみません、ちょっと補足だけさせてください。押印に関しましては、二、三年前だったと思うのですが、実は要綱がつくられていまして、押印をしなくてもいいというものが一応決裁に回してオーケーであれば、そのまま通せるという形になっています。ただ、今条例等にのっている申請書につきましては、印鑑というところがついているのですが、実際には印鑑を押してもらわないで、署名にしてもらったりとかという、そういう対応をしているというところでご理解いただきたいと。まだこれからいろいろと精査しながら、しなくていいもの、していかなければならないもの、そういったものもちょっと検討していかなければならないかなというふうに考えているところです。
質問 1番 蓮尾純一
今ご答弁いただいた部分、あまり町民のほうに周知もされていないのかなという部分もありますので、改めてそこの部分を何らかの形で周知をしていただけたらと思います。あと、カスハラの部分、ここも非常に重要だと思います。今まで行政の歴史の中で、こういったことが原因で退職されたりしていることもあるかと思います。また、公務員の不人気という部分についても、こういうことがあるというふうに情報が回っていて、なかなか公務員になりたくないと思っている人も多いので、そういった対策をうちの町はしていると、安心して働ける行政であるよと、働きやすい行政としての職場であるよということに対して保証のようなものにもなってくると思いますので、条例制定に向けて前向きにお考えいただけるとのことで、ぜひよろしくお願いしたいなと思っております。これで本日の私の質問は終わらせていただきます。