中頓別町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月14日
新型コロナウイルスの関係について
2022年12月14日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「新型コロナウイルスの関係について」質問し、町長 小林生吉、保健福祉課主幹 西巻俊英が答弁しました。
- 質問者
- 宮崎泰宗 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、保健福祉課主幹 西巻俊英
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 宮崎泰宗
それでは、3問目、第8波に突入し、本格的な冬を迎えることへの備えについてということで、新型コロナウイルスの関係についてお伺いしたいと思います。新型コロナウイルスの感染状況は、再度拡大に向かっており、全国では再び1日の新規感染者が10万人を超える日も確認されていることから、既に第8波に突入したとの見方もある中、特に北海道での感染拡大が顕著であり、最も感染率が高い状況にあると言えます。11月15日には1日の新規感染者数が初めて1万人を超え、29日には死者数で過去最多の58人、前週との感染者数の比較においても増加に転ずる日が多くなっており、その後も1万人近い感染者が確認されるなど今も高い水準となっています。宗谷管内でも11月23日に過去最多となる126人の感染が確認され、市中感染の拡大が指摘されており、中頓別町でも病院、福祉施設でのクラスターの発生などから感染者の確認が続いていると思われますが、どのような状況でしょうか。クラスターについては、前回質問時の長寿園養護部分での発生が本町では初めての認定となりましたが、その後も病院、特養、厚生園など第6波までは感染者があまり確認されていなかった重症化リスクの高い施設で第7波から現在の第8波にかけてクラスターが相次いでいる要因、今後の対策等についてはどのように考えておられるでしょうか。また、感染や発症、重症化等を防ぐとされるワクチンの効果が疑問視されてきていることもあると思いますが、接種希望者の減少などによるワクチンの廃棄についても全国的な問題となっており、現在の5回目接種までのワクチン接種、廃棄の状況についても伺います。中にはクラスターの発生に関連して、本来であれば優先的に接種を行える施設職員が早くから希望していてもなかなか接種を受けられない対応もあったようでありますが、陰性の方に対してであれば矛盾しているように感じます。クラスターが発生している施設のワクチン対応についてはどうなっているのか。新型コロナウイルスの再拡大に加え、本格的な冬を迎えたことにより屋内で過ごす時間が増え、燃料などの出費も増えていくと思いますが、先日の臨時会では非課税世帯分として約1,700万円、長寿園、厚生園に対しては合計で約480万円が物価高騰に対して支援されることになりましたが、該当しない世帯や他の民間企業に対する支援等は考えられないのか。他の自治体では、独自に対象を拡大しているところもあると思いますが、この点についてもいかがでしょうか。
答弁 町長 小林生吉
宮崎議員の新型コロナに関する質問にお答えをしたいと思います。国や北海道は、感染拡大防止への対応として、今秋以降の感染拡大が今夏のオミクロン株と同程度の感染力、病原性の変異株によるものでなければ新たな行動制限は行わず、社会経済活動を維持しながら、高齢者等を守ることに重点を置いて感染拡大防止措置を講ずることとしてきました。その影響により全国的に感染拡大につながり、本町でも8月以降感染者が増加傾向にありました。ただ、町としては、感染拡大の抑え込みを図るため、独自の対応として感染者の了解を前提に行動履歴の聞き取りや独自のPCR検査、抗原検査を実施してきました。この感染状況が少なくとも第7波が収束するまでの対応としてきましたが、収束する間もなく第8波に突入したことで、引き続き第8波が収束するまではこの対応を取っていきたいというふうに考えています。病院の感染状況につきましては、10月7日に入院患者5名と職員1名の陽性が確認され、クラスターと認定され、10月29日をもって収束をしています。また、福祉施設では、養護老人ホームのクラスターが9月18日で収束した後、特別養護老人ホームで10月17日に職員1名の陽性が確認された以降、10月28日までに職員5名、利用者1名の感染が確認されたためクラスターと認定され、11月23日をもって収束となりました。障がい者施設では、10月24日に男子棟から利用者1名の陽性が確認された後、26日に職員1名と利用者6名の感染が確認され、クラスターと認定されましたが、11月24日をもって収束となっております。さらに、11月21日に女子棟職員1名の陽性が確認された後、25日までに職員2名と利用者3名の陽性が確認され、クラスターと認定されましたが、12月14日をもって収束をしています。また、第1、第2グループホームの感染状況では、11月15日に入居者1名の陽性が確認され、その後11月19日までに職員1名、入居者5名の陽性が確認され、クラスター認定となりましたが、12月12日でクラスターの収束となっております。まちなかのグループホームでは、11月19日に入居者1名の陽性が確認されましたが、それ以降は陽性者は確認されておりません。クラスターの発生の要因としましては、複数人の利用者が共同生活をするという施設そのものの性質もありますが、利用者と職員との接触が避けられないため、職員、利用者のどちらかが感染しても双方に感染させる可能性が高くなるというふうに考えられます。感染をさせない、うつらないためにも職員の感染対策を徹底し、施設内にウイルスを持ち込まないようにすること、また施設内で感染者が発生した場合は速やかに感染者の隔離を行い、濃厚接触者を特定し、ゾーニングなどの対策が必要であると考えられます。5回目のワクチン接種については、4回目のワクチン接種を終え、5回目のオミクロン株対応2価ワクチンの接種対象者は801名ですが、そのうち接種済みの方は12月7日現在で571名、接種率が71.3%となっております。また、オミクロン株対応2価ワクチンは、感染予防、発症予防、重症化予防の効果が得られると言われており、全町民が接種できるようにワクチンを確保しています。ワクチンについては、1回分のワクチンも無駄にしないようワクチン接種の人数を調整しながら行ってきていますので、当日キャンセルで数回分の廃棄があったのみとなっています。クラスターが発生している施設でのワクチン対応ですが、施設職員の接種日を取りまとめ、接種できる体制でいましたが、施設内でクラスターが発生したことで、クラスターが収束するまでは一旦保留にしてきました。しかし、クラスターの収束まで期間が長期になるため、現在は施設内で最後に感染した方の療養期間が終了した時点でワクチン接種ができるような体制を整えているところであります。物価高騰の支援については、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の重点交付金と位置づけて、物価高騰の影響を受けた生活者や事業者の支援を目的とするものであります。国として効果的と考えられる推奨事業メニューが示され、その趣旨にのっとって活用することが前提となっております。今回の支援については、生活者支援では非課税世帯に対する支援と事業者支援では社会福祉施設に対する支援でしたが、町独自の支援については、先ほど東海林議員の質問にもお答えしたところでありますけれども、国の補正予算、これまで受けた分の交付金の執行状況を見つつ、町の単独分も上積みした上で検討していきたいというふうに考えています。
質問 4番 宮崎泰宗
町内のコロナウイルスの感染状況等についてお答えをいただきました。内容的には、質問についてもご答弁についても少し前の状況になるかなと思います、直近ということではなくて。この点、今日町長からも行政報告がまた新型コロナウイルスに関するものがありまして、内容としては私が少し驚いたのは、部分的にしか何人感染しましたとかということを把握できていない側からすると、この3か月で138名の感染が町内で確認されている。感染者以外の方での恐らくPCR検査等々で、これも186名ということで、合計するとこんなになっているのだなという印象を受けました。最初の頃の1人、2人と比較すると、激増しているというようなぐらいの人数の差があるのかなと思います。これまでも拡大することは過去にもありましたけれども、やっぱり今回が一番多いのかなというふうに感じております。クラスター等の影響もあるかなと思いますけれども、特に以前の第6波と言われる時期までは施設内での感染拡大、クラスターというようなことには本町はなっていなかったのですけれども、第7波に入って初めてクラスターが確認されてから今の第8波にかけて、いわゆる重症化リスクが高いとされる、また町内でも警戒感の強い対応が取られてきた病院であるとか福祉施設、こういったところが軒並みクラスターという状況にあったかと思います。今現在でいうと、少しそういったところについては落ち着いてきたのかなという印象もあったのですが、その後長寿園のほうでもまた感染者が確認されたであるとか、本当に直近でいうとこども園について、聞いたところによると12日までに9名の感染が確認されているということなので、これもクラスターということになるのではないかなと思ったのですけれども、また当然小学校であるとか中学校、家族がいるところに波及しているでしょうし、防災無線のほうでの放送もありましたので、病院の職員の方にも影響をして、再度電話診療というような対応が取られるようになったというのが恐らく最新の状況なのかなというふうに思います。地域的なことでいうと、北海道でいうと最近は前の週の同じ曜日と比較してマイナスという日が増えてきていますけれども、昨日なんかもそうですけれども、マイナスといってもほとんど減っていないような減少というような高止まり状態になっていて、極端なのは日曜日の発表人数を見ると、宗谷だとゼロとか1とかというような、今の状況からするとうそでしょうというような人数になるのですけれども、これが昨日宗谷管内は161人の感染ということで、宗谷管内だけが過去最多を更新するというような状況でした。宗谷で100人を超えるようなことにはならないのではないかというふうに言われているようなところもあったと思いますけれども、今となっては100人超えが当たり前のような状況になっているかなと思います。この点、子供たちが通う学校などの施設であるとか家庭内、もともとコロナウイルス自体は大人の間で広がってきたものと思うのですけれども、これに加えて子供たちの間で感染が広がるようになって、拡大しているというのが全国的な今の傾向でもあると思いますので、これは致し方ない部分もあると思うのですけれども、その施設、町内でも強い対応を取っているとされてきた高齢者の方々が多く利用されている施設で感染が広がるようになってきました。重症化リスクが高いということは、命の危険も高いということになると思います。ただ、利用者の方々は外との接触というのは基本的にはほとんどできていないと思いますので、利用者の方がどこかからウイルスをもらってきて感染源になっているという可能性はほとんどないと思います。この点学校などとは違って、大人なのか、子供なのかということではなくて、やはり施設の職員方の体調管理などの徹底というのが非常に重要だと思うのですけれども、こういった対策の見直し等の状況について、利用者の方々、その家族の皆さん、より心配されるところだと思いますので、今後も再度の感染拡大というようなことを防いでいけるような体制の変化などはあるのか、この点お伺いできたらと思います。それと、関連してワクチン接種の状況についてもお答えいただいておりまして、ちょっと前後しますけれども、クラスターということに限らずその施設内で感染者が確認されているときのワクチン接種の対応については、現在は施設内で最後に感染した方の療養期間が終了した時点で接種できるような体制ということで今お答えいただきましたけれども、これってクラスターの収束とどれくらい違うものなのでしょうか。日数的には、素人目から見るとほとんど違いがないように感じたのですけれども、これについていかがか。加えて感染者が確認されているときには、その施設内の方々はPCRであるとか抗原検査、陰性確認のために皆さん何回か受けられるような対応が取られていると思うので、感染する可能性が実際高い状況にあるということを考えたら、陰性が確認されている方々については、そういった期間内であってもワクチンを接種してしまうというような対応のほうが理にかなっているように思えるのですけれども、この点についてはいかがでしょうか。また、ワクチンの廃棄の関係について、これもお答えいただいておりまして、内容からするとこれまででも当日キャンセルの数回分のみということなので、これは人数に合わせて解凍したけれども、使われなかった分ということだと思うので、全国的に問題になっているような接種希望者の減少によって、冷凍されたまま期限を迎えることによる大量廃棄というようなことにはなっていないということになるかと思うのですけれども、これまでも対象者分を用意されてきているという中で実際接種された人数を見ると、正直回を追うごとに対象者と接種済者との開きが増えてきているというふうに思います。接種率が下がってきているということです。こういう状況に少しずつなってきていると思うのですけれども、今のところ単純に余って期限切れとなったワクチン廃棄というのは一切起きていないということでよろしいでしょうか。また、今のままだと今後廃棄になるワクチンは出てくるのか。あるとすれば、そういったことをお伝えすることも今後の接種希望につながる可能性もあると思いますので、この点についてもお伺いできたらというふうに思います。それと、もう一点、生活支援の関係で、これは先ほど東海林議員も先に質問されていて、町長とやり取りされていた部分、恐らく前にも東海林議員も町長も触れられていたと思うのですけれども、自治体によっては、例えば今回の物価高騰の対象についても近隣でいうと稚内市では非課税の方だけではなくて、住民税均等割課税までは対象とする、これは稚内市は前の支援金なんかでも行っていたと思いますので、個人への支援については東海林議員もおっしゃっていたようなもう少し対象が広がるような検討を私もお願いしたいなというところなのですけれども、加えて先日の臨時会でいうと物価高騰支援については南宗谷福祉会、長寿園、厚生園、ここについて、法人としては1件ということになりますけれども、約480万円の支援が通っているわけですけれども、事業者ということでいうと非常にこれについても限定的だなというふうに思います。そういう中で、町長も御存じかもしれませんけれども、今年に入ってからですか、実際それまではそういった理由でというのはなかったのではないかなと思うのですけれども、コロナ禍の影響というのを実際に受けて閉店をするという飲食店が、もしかしたらこの後また出てくるような話も聞いていますけれども、そういった影響で2件ほど閉店をするということになってしまうのではないかなと思うのです。この事業者、民間企業に対する支援であるとか、実際コロナの影響で中頓別町でも閉店なりするところが出てくるということについて町長はどのように感じて、考えておられるか、この点についても再度お伺いできたらというふうに思います。
答弁 保健福祉課主幹 西巻俊英
私のほうからお答えできる部分はお答えしたいと思います。まず、施設の人たちの対策の変化ということだったかと思うのですが、施設の方たちは例えば濃厚接触者に当たるような状態になっても、毎日の抗原検査をもって毎日仕事に従事することができるということになっているのですが、施設の方たちはそうならなくても最近は毎朝抗原検査をして仕事に当たられているというふうに聞いております。クラスターの収束の期間と感染者の療養期間の開きということなのですが、今現在、お答えにあったかと思うのですが、療養期間をもってそこのグループというか、例えばそういうグループホームとかだったら、そういうところが収束すれば接種できるというような形になっています。ただし、収束期間、いわゆるクラスターの収束というのはさらに10日間の猶予をもって見ているというところで、10日間の差があるというふうに言えます。なので、ワクチン接種に関しては、かなり早く、10日間早く打てるということになっています。当初は収束期間というところでやっていたところがかなり早まっているという対策になっています。ワクチンの廃棄についてなのですが、現在使っているオミクロン株対応の2価ワクチンに対しては、町長の答弁のとおり、当日キャンセルで、探したのですが、どうしようもなくて廃棄したという数回ということなのですが、実は以前から使っていた2価ワクチンではなくて1価ワクチンのモデルナのワクチンであるとか、あと最近出てきていたノババックス、武田のワクチン、それについては配分を受けていて、期限が近づいてきたときに、もちろん廃棄するということはとんでもないことなので、何とかほかのところに融通できないかという相談を道のほうにしました。そのときに期限は延びるかもしれないので、まず保管してほしいということと、あとその後も融通はしなくていいというふうに言われております。武田のワクチンも同様です。あと、接種率の低下はなぜなのかということなのですが、我々接種率の低下に関しては、回を追うごとにというお話だったかと思うのですが、やはり新しいワクチンになると皆さんどうなのだろうということで少し二の足を踏まれるというところがあったりですとか、あるいはあまり公表されてはいないところなのかもしれませんが、コロナの薬が普及し始めている、病院の。今市販もされていくという話もありますが、そういったこともあり、やや安心感が出てきて、議員のおっしゃったような皆さんの危機感がやや下がっているのかなというところもあって、接種率がだんだんと下がっているというような現状はあると思いますが、今後、集団接種はもう終わったのですが、病院の接種、個別接種での申込者がまだまだ入ってきているので、接種率は上昇していくというふうに思われます。私からは以上です。
答弁 町長 小林生吉
ワクチン接種等々について、なかなか事務作業も大変なところはあるのですけれども、必要なところに少しでも早く接種が完了できるような体制ということを常に考えて仕事をするように進めていきたいというふうに思います。ワクチンの接種率、全国的な状況から見るとまだ本町は高いと思いますけれども、なお接種率が高くなるように呼びかけを継続していきたいと思います。最後に、生活者への支援の関係でありますけれども、先ほども答弁したように町として独自の対策というのを今後しっかり検討していきたいということであります。特にコロナ禍の中で飲食店が閉店したということについては、本当に私も閉店のお知らせが入るまで全然状況を知らなかったというところでありまして、大変残念な思いをしています。皆さんが外で食事をするという機会そのものが減ってしまっているところもあると思いますので、今後町内の購買や飲食を喚起するというような対策についてもしっかり継続していかなければならないという思いをしているところであります。
質問 4番 宮崎泰宗
もう少しお話ししたかったのですけれども、ちょうど時間となりましたので、今回の私の一般質問については以上とさせていただきます。引き続き、感染拡大防止に一緒に努めていけたらなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。