中頓別町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月8日
さきに通告いたしました1点の項目について
2021年9月8日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「さきに通告いたしました1点の項目について」質問し、町長 小林生吉、総務課長 小林嘉仁、教育長 相座豊が答弁しました。
- 質問者
- 細谷久雄 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、総務課長 小林嘉仁、教育長 相座豊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 細谷久雄
皆さん、おはようございます。受付番号1番、議席番号7番、細谷でございます。それでは、議長のお許しをいただきましたので、令和3年第3回定例会に当たり、さきに通告いたしました1点の項目についてご質問させていただきます。それでは、地域防災対策について質問させていただきます。中頓別町においても災害ハザードマップが全世帯に配布されましたが、災害に対し自分自身が取る行動を時間の流れに沿って整理したマイ・タイムライン(事前防災行動計画)の導入を求めます。これは、中頓別町2021保存版の災害ハザードマップの一番後ろにマイ・タイムラインをつくりましょうということで載っております。マイ・タイムラインとは、台風や大雨などいつ起こるか分からない災害に対し、家族構成や生活環境に合わせて、いつ、誰が、何をするのかの3点を基本に時系列で整理した自分自身の防災行動計画です。自分の命は自分で守る自助の推進と町民の防災意識向上を促すため、早期に防災計画に取り組む必要があると思いますが、町長の考えを伺います。
答弁 町長 小林生吉
細谷議員の地域防災対策についてのご質問にお答えしたいと思います。令和2年度に中頓別町地域防災計画を更新しており、防災会議での承認を受けて職員等に配付する予定としております。新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、令和2年度の防災会議は書面開催とならざるを得ず、その中で一旦は承認を得ておりますが、しっかりと防災会議でご意見をいただき、最終計画として配付したいと考えております。なお、パブリックコメントをいただくために地域防災計画案を町のホームページに掲載してきたところであります。地域防災計画の中では、災害予防計画として町は警戒避難体制の整備等を行うものとし、普及啓発等を要する事項として自助、自分を守るための備えや備蓄が規定されており、マイ・タイムラインもこの中で配慮していかなくてはならない事項と認識をしております。令和3年度に配付させていただきました災害ハザードマップにおいてもマイ・タイムラインの必要性を周知させていただいておりますが、新型コロナウイルス感染症の対策期間が終了しましたら、町民を対象としたワークショップを実施し、マイ・タイムラインの重要性を改めて周知し、将来的には全町民に対して策定支援を行ってまいりたいというふうに考えております。
再質問 7番 細谷久雄
それでは、ただいまのご答弁を伺いまして、再質問させていただきます。近年全国各地で地震や気象変動などによる自然災害が多発しており、2日前ですが、9月6日で地震発生から3年を迎えた北海道胆振東部地震など、大きな被害をもたらしました。被災された方々を思うと心が痛みます。今や自然災害は、いつ、どこで発生するか分かりません。本町においても起こり得ることでございます。しかしながら、予想できる被害に備えることはできます。命を守るという観点から、町民一人一人の防災、減災の意識を高め、様々な災害に備えることが大事であると私は考えます。水害の発生が切迫した状況下で、住民自らの判断で避難行動に結びつくようにするためには、町民が平時より災害ハザードマップを確認し、自らの洪水リスクに真正面から向き合い、自分の命は自分から守るとの考えの下、避難行動を自発的に行う行動する人への変化を促す取組が必要である。そのためには、これまでの災害ハザードマップの周知、取組に加え、町民に寄り添い、災害ハザードマップに記載されている情報を町民に我が事と感じさせ、自ら考えることを促す確実な取組となり得るマイ・タイムラインの検討を関係機関一体となって早急に取り組んでいただきたい。さらに、私は全国各地の高齢者施設などの被害状況を鑑みるとマイ・タイムラインそのものが町の高齢者施設の円滑な避難に役立つものと考えますが、町長の考えを伺います。また、ご答弁の中で、町長は新型コロナウイルス感染症の対策期間が終了したら、町民を対象としたワークショップを実施し、マイ・タイムラインの重要性を周知したいと述べられましたが、新型コロナウイルス感染症の対策期間は北海道ではまだいつ終わるか分かりません。しかし、それに反し、災害はいつ起きるか分からないのが現状です。それを考えるのであれば、新しい生活様式に沿ったリモートによる防災会議も考えられると私は思いますが、町長の考えを伺います。もう一つ、新しく教育長になりました相座教育長に伺います。防災教育の一環として小中学校でマイ・タイムラインを取り入れてはどうか。学校教育現場においても水害や地震を想定した避難訓練が行われていると思われるが、それはあくまでも学校運営中を想定した内容にはなっていないか。私は、子供たちに自分たちの地域の災害リスクを理解してもらい、自ら適切な避難行動が取れるよう、登下校時の時間帯、休日の時間帯などを想定した災害対応や訓練の実施、また学校以外の場所での災害も想定する必要があり、地域と連携した防災教育が推進できるよう、地域でも子供たちが防災に関わる取組が必要であると考えますが、相座教育長の考え方をお伺いいたします。
答弁 総務課長 小林嘉仁(総務課長は2022年3月まで)
まず、高齢者施設に関してということでご質問を受けております。おっしゃるとおり、高齢者施設で同じようなマイ・タイムラインのようなものが基本的には必要というふうに考えておりますが、実際の部分としましては長寿園におきましても避難計画というものは策定されております。ただし、今施設長のほうともお話しさせていただいておりますけれども、うちの今回変わりました防災計画と調整が取れているかどうかということもございまして、再度改めて防災計画を確認するというふうな話、避難計画を確認するというふうな話を既に終えております。今長寿園のほうで心配されているのは、洪水もそうなのですが、停電ということで、昨年結構ある程度の時間停電になったということもございまして、停電対策について照会がありまして、我々のほうも協力しながら協議を進めているというところであります。あと、ワークショップの実施をする上で、まず防災会議をリモートでやってはどうかということで、結構あちこちの関係機関が入っていたりとか、個人で入っていたりとかということもありまして、一応検討はしてみたいと思うのですけれども、ウェブ会議のほうでうまく意見等入れられるかどうかというところもありまして、できるのであれば顔を合わせてやっていきたいというのが本音であります。あと、多分相座教育長のほうからも報告があると思うのですけれども、一日防災学校ということで中学校のほうで実施しているという経過がございまして、小学校のほうも併せて実施しておりまして、その中で一部マイ・タイムラインというふうな形で一応やってみたというふうな経過がございまして、一応啓蒙しているというところはあります。取りあえず以上、うちのほうではこれだけの答弁ということでよろしくお願いします。
答弁 教育長 相座豊(教育長は2024年6月まで)
私のほうから学校における防災教育についてお答えしたいと思います。ただいまもありましたが、一日防災学校ということで小中学校の訓練、関係者も交えた訓練もスタートしています。避難訓練の際には、学校にいないときの避難の仕方、それについても話はしているのですけれども、実際どれくらいの切迫感を持って受け止めるかというのはまだまだ検討の余地はあるかなというふうには思っています。それから、子供たちの発達段階に応じて、自分事として避難行動を取るという中学生、それから小学校高学年の子供たちと、それから大人が適切な指示をして保護していくという中学年以下の子供たちによって行動の方法は違うと思いますので、その辺りも具体的に学校と協議して、避難行動に結びつくような訓練が図れるように調整していきたいと思っております。以上です。
再々質問 7番 細谷久雄
それでは、再々質問させていただきます。小林課長、教育長のご答弁は大体理解できましたが、1つ私がちょっと心配していることがありますので、再度教育長にお伺いいたします。私は今年も建設課の仕事でバスターミナルの上のところの町道の工事をしていましたが、ここを毎日朝一人で通る1年生の女の子がいて、朝いつも私に、おはよう、今日も一日仕事頑張ってねと声をかけ、帰ってくるときも私に声をかけて帰宅していくのが毎日の様子でした。私が心配なのは、登下校時の時間帯、この1年生の女の子が突然起きるか分からない自然災害に自分自身の考えで対応できるのかどうか。私はちょっと心配なのですが、教育長はどのように考えているか、ちょっとお伺いいたします。
答弁 教育長 相座豊(教育長は2024年6月まで)
ただいまのご質問にお答えしたいと思います。子供の登下校については、集団で登校するというスタイルを取っているところもあるのですけれども、その結果交通事故に多数の子が巻き込まれるという事案が全国でも生まれているところで、どういうスタイルで登校するかというのはちょっと検討を要するところかなと思います。不審者対応について子ども110番の家に逃げ込むということを基本にしているのですけれども、町民の顔が見える中頓別町ならではということで、近くの逃げ込めるところに逃げ込むようにということも併せて指導していかなければならないなと思っています。緊急的な自然災害のときも、そのような形で大人のいるところに逃げ込むという行動が取れるように指導していきたいと、学校にそのように伝えていきたいと思います。以上です。
再々質問 7番 細谷久雄
それでは、最後に、各地で毎年のように大規模な洪水が発生し、既に異常気象が日常となりつつある今、自分の命も家族の命も自ら守るという意識を持つことが重要となります。私はマイ・タイムラインの早急な取組をお願いしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。