中頓別町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月6日
人口ビジョンについて
2016年3月6日、中頓別町議会の一般質問で、西浦岩雄議員が「人口ビジョンについて」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 西浦岩雄 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 西浦岩雄
最後になりました。もう4時も過ぎております。町長、教育長、大変お疲れのことと思いますけれども、どうぞ最後のご質問にお答えいただきたいと思います。6人の議員の方が大変立派なご質問をされました。最後の私がこんな質問をしていいのかと非常に今自責の念にとらわれております。よろしくどうぞお願いいたします。ここにも書かれております質問事項です。読み上げます。人口ビジョンについてということで、さきの人口ビジョンで人口減少は社会減が大きな要因となっていることが示されました。社会減を軽減するために移住、定住を積極的に推し進める具体的な考えをお伺いいたしたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
ご答弁申し上げます。これまでの移住対策は、中高年層を中心に据えて行ってきていましたが、今後は子育て世代を中心に若い世代に向けていくべきだと考えております。このため、魅力ある子ども・子育て支援、教育を推し進めるとともに、関心のある若い世代に向けて福祉施設や農林業などの仕事をつないでいく新たな取り組みを進めてまいりたいと考えております。特に福祉施設では、恒常的に人材確保に困っている現状があり、資格取得支援を制度化した上で首都圏などへのPRも進めてまいります。このほかおためし暮らしの取り組みの強化や移住希望者への一貫したきめ細かな対応を行うべく、移住コンシェルジュの配置、移住者向けの住宅の確保などを積極的に行っていきます。さらに、情報発信を強化する取り組みとして、ホームページの充実を図るとともに、都市部への移住者向けイベントへの積極的参加、独自の首都圏でのPR事業の開催を行ってまいります。また、現在住んでいる町民の皆様にいつまでも住み続けたいと思っていただけるための対策もしっかり講じていく必要があると考えております。魅力ある働く場づくり、子ども・子育て支援と教育の充実、地域福祉の充実と安全、安心のまちづくりを積極的に進めてまいります。
再質問 3番 西浦岩雄
それでは、再質問させていただきます。先ほどの町長の答弁の中に、これからは若い世代を中心に移住、定住を促進していくというお話がございました。そこで、今までの議員からも再三質問されておりましたけれども、問題は来ていただくのは結構なのですけれども、やはり仕事をどうするのかということだと思います。それで、答弁の中に農林業、福祉施設での就業を推進していくということでお話がございましたけれども、いろんな方が当町で仕事をしたいというか、働きたい、住みたい、移住したいという方が来ると思います。それで、いろいろ話を聞いてみますと、都会の若者世代の約10%の方は田舎で、こういうところで住んでみたいというお考えをお持ちだということを聞いております。その中で田舎で、一応都会で働いていて、脱サラして、そして起業したいと考えている人もあろうかと思います。それで、現在は主にもちろん商業的なほうもありますけれども、酪農を中心にした新規就農を重点的に当町としては起業推進しているというような考えだと思いますけれども、むしろ酪農に限らずその他の職種で起業しようと考えている人が多いのではないかと。全く今住んでいる私どもが考えのつかないような起業も考えている人がいるかもしれない。そうすると、そういう人たちの起業に関して、もちろんすごく実力のある人であればそのままその人が来て起業していただければいいのですけれども、やはり若干の不安を持ってくる方もいられるだろうと。そういったときにどこかに相談したいといったときに、果たして当町に受け皿としてあるのかと。大変不安を持ってきていると、そういったときに、答弁の中にコンシェルジュということはございましたけれども、もうちょっと具体的にその辺を相談したいと思います。それで、私が考えるのには、やはり民間企業というのを立ち上げます。それで、当町にもいろんな仕事をしている方がたくさんおられます。それで、そういう人たちに民間ベースでそういう相談相手になっていただいて、そして新しくこちらに来た人たちの起業を手助けするという考え方をお持ちかどうか、その辺について町長、ちょっとお伺いいたしたいと思います。どうでしょうか。
答弁 町長 小林生吉
最初の質問は、新規就農に関して酪農以外の起業とかということと捉えてよろしいでしょうか。農業における新規就農というのもあるし、それ以外のところもあると思うのですけれども、1つ農業に関しては現在酪農しかない状況の中で、それ以外の就農に結びつけるというのはなかなか容易ではないというふうに思います。ただ、そういう多様性を考えていくということも大事な視点になるのではないかなというふうに思っています。今回の予算の中でも計上させていただいていますけれども、平成28年度におきまして道から農業分野でお一人、地方自治法に基づく道職員の派遣をお願いしようというふうに考えておりまして、その中で農業全体のあり方とか、そういうことをもちろん酪農が中心の仕事にはなりますけれども、それ以外の可能性なんかも考えていく道も検討できればというふうにも思っています。あと、起業化に向けた支援、相談、ここでいう移住コンシェルジュはそこまでの専門的な対応というのはなかなか難しいかなと。地域の中で暮らす上でのさまざまな日常的生活での困ったことに対して相談に乗っていったりとかいうような対応になるかなというふうには思いますけれども、地域の中で、もちろんこれは移住者だけではなくて地域に住んでいる方が何か始めたいといったときにそれを支援していくための仕組みづくりというのはやっぱり大きな課題だというふうに思います。その仕組みを考えていく。その中で今即答できる話でありませんけれども、それの対応ができるような民間企業を立ち上げるというようなお話もありました。NPOという選択もあるのかもしれませんけれども、そういった今後に向けて地域の中で新たに仕事をするということで、起業するということで転入する方たちへの支援ということに向かってぜひ検討したいというふうに思います。
再質問 3番 西浦岩雄
以上で私の質問は終わるのですけれども、私が考えているのは、やはりこういったいわゆる起業相談というか、1人ではなくて多くの人方がこういうところに携わりますと。そういうことによって、ちょっと前に、これ実現するかどうかわかりませんけれども、私も携わっているまちづくり協議会というのがございます。そこにある人が、全く中頓別町と縁もゆかりもない人がいらっしゃって、そしてたまたま協議会の会議があったと。そこに来て我々の話し合いを聞いていたと。そのときに1人ではないですから、いろんな方にお話を聞いたりなんかして、それでもしかするとことしこちらに来て住んでいただけるようなことになろうかなという人がおります。これは、やはり町民こぞっておもてなしをするという気持ちが非常に大事かなと私は思っております。結局1人でぱっと来て、あなた、何しに来たのというような態度では、なかなか住んでもらえることもないと思います。ではなくて、何人もの人がおもてなしをして、よくいらっしゃいましたと、そういう気持ちがあることによって、やはり多くの人がもしかしたらここの町はいい町かもしれない、そういう気持ちになる。やはり人間ですから、お金だけではないと思うのです。やはりそこに人間の持っている豊かさ、気持ち、教育長もそこにおられますけれども、そういう人をつくって、みんなで中頓別町に住んでいただける人をもてなすという気持ちが非常に大事かなと、私は個人的そう思っております。最後になりましたけれども、非常に不謹慎で申しわけないと思いますけれども、私の好きな歌手に中島みゆきがおります。その中島みゆきの歌の中に「糸」というの、ご存じでしょうか。「糸」、ストリングというのですか。この歌詞の1番目にこういう歌詞があります。ちょっとお聞きください。なぜめぐり会うのかを私たちは何も知らない。いつめぐり会うのかを私たちはいつも知らない。どこにいたの。生きてきたの。遠い空の下、2つの物語。ここからがいいと思うのですけれども、縦の糸はあなた、横の糸は私。織りなす布はいつも誰かを暖め得るかもしれない。中はちょっとはしょるのですけれども、最後のほう、また同じような形で、縦の糸はあなた、横の糸は私。会うべき糸に出会えることを人は幸せと呼びますと。人と人とのつながりか非常に重要だということを歌った歌ではないかなと私は認識しております。中頓別町は、ご存じのとおりそんなにお金のある町ではございません。やっぱり人間と人間との結びつきを大事にして、多くの人もこの町に住んでいただけるような体制にしていただけたらなと思います。以上をもちまして私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。