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中頓別町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月17日

萩生田文部科学大臣から発表されましたGIGAスクール構想について

2021年6月17日、中頓別町議会の一般質問で、西浦岩雄議員が「萩生田文部科学大臣から発表されましたGIGAスクール構想について」質問し、教育長 田邊彰宏、教育次長 工藤正勝が答弁しました。

質問者
西浦岩雄 議員
答弁者
教育長 田邊彰宏、教育次長 工藤正勝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 西浦岩雄

一般質問、最後になりましたけれども、よろしくお願いいたします。私のほうからは、去年だったでしょうか、萩生田文部科学大臣から発表されましたGIGAスクール構想について質問させていただきます。文部科学省は当初2018年から5か年計画でこのGIGAスクール構想を完成させる予定であったが、新型コロナウイルス感染症拡大により前倒しして計画が進められていると。新型コロナウイルス感染症拡大により、去年の春は長期間の休校を余儀なくされたことは記憶に新しい。この感染症もいまだ終息には至っていない。今後も感染力の強い変異株の出現により感染拡大が再燃した場合は、断続的な休校が見込まれる。そこで、当町でもこのGIGAスクール構想に沿って学校にタブレット端末が導入されたが、改めてGIGAスクール構想の目的は何なのか、また導入後の現状についてどうなっているのか伺いたい。

答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)

西浦議員の一般質問に答弁させていただきます。GIGAスクール構想の目的は、1人1台端末環境と高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することです。もともとは2023年を目標にしていたのですが、コロナ禍等の社会情勢もありまして、急激にかじを切りました。文部科学省は、Society5.0の時代を生きる全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びを実現するためには学校におけるICTの積極的な活用が不可欠という観点からGIGAスクール構想を推進しています。導入後の現状ですが、児童生徒はタブレットを教育活動の様々な場面で活用、文字を入力すること、必要な情報を探すこと、表やグラフを作ること、発表するためのスライドや資料を作ること、スクリーンに映して発表すること、オンラインで授業を受けること等をしております。児童生徒は、タブレットの配付を前向きに受け止めています。学年が上がるごとに活用能力の向上が見られます。指導する教員は適切な学習活動で使用することを模索している状況と私は考えています。教員にはさらなる活用能力の向上や整備されたICT環境を最大限活用していくことが重要と認識しています。なお、学校力に係る総合実践事業でデジタル教科書の理科の活用が予定されていることを申し添えますと、予定というふうに書いたのですけれども、現在も活用が始まっているということでございます。

再質問 3番 西浦岩雄

それでは、再質問させていただきます。再質問につきましては、GIGAスクール構想についての課題についてであります。文科省がこのGIGAスクール構想の実施を早めたのは、新型コロナ感染拡大により今まで普通に学校へ行って学ぶという行為ができなくなったことが挙げられております。そこで、学校に行かなくても学ぶ機会を得ることができるとして、家庭でもタブレット端末を使ってオンライン授業が考えられると思います。そのためには、教育関係はちょっと離れるのですけれども、中頓別町全域にわたってネット環境が整備されていなければ、なかなかこれは実現は難しいのではないかと思います。それで、現時点でのネット環境はどの程度整備されているのか、整っているのか、それについて伺いたいと思います。また、同時に子供たち一人一人がタブレットを使って情報を得るということは、有害な情報にも出くわす危険性もあると思います。その対策は大丈夫なのかどうか。また、GIGAスクール構想を実現するに当たって教育関係者だけでは不十分でないかと私は考えております。外部から、または特別にネット環境に詳しいスタッフを配置する必要はないのかどうか伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)

ただいまの3点の再質問について答弁させていただきます。まず、ネット環境の整備についてなのですけれども、町全体で全てのところのネット環境まで私は承知していませんけれども、学校の子供たちは一度持って帰ってどうなるかということを確認しています。ないところは簡易ルーター等を使って、全部できるということは今現在では確認されています。それから、2点目、有害な情報についてはフィルターがかかっております。当然そこまでは行けないというか、そこには行かないようなことになっています。あわせて、やはり情報モラル、これについても指導をしているところです。それから、個人情報の保護、これについても保護者のほうから同意書を取らなければならないというような場面が出てきましたので、今後そういう措置を取りたいと思っています。それから、もう一つ、最後の質問で……何でしたか。(何事か呼ぶ者あり)

答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)

教育関係者でなくて、ほかの方々のスタッフ、幸いなことに小学校も中学校も外部の方に来てもらわなくても十分対応できるだけのスタッフがいます。一番有能な方は小学校の校長です。中学校も技術の先生がいます。大丈夫だと私は思っています。どうしても外部から来てもらいたいというのであれば、それは対応はしたいと思いますけれども、現在のところは十分スタッフは恵まれていると思います。

答弁 教育次長 工藤正勝(教育次長は2021年12月まで)

私のほうからもお話をさせていただきたいのですけれども、学校における現状のネットワーク環境であったり、それから子供たちに配付いたしました情報機器端末の整備について資料を作らさせていただいておりますので、ご参考にしていただきたいというふうに思います。ただいまの質問の中でもネット環境のことで出ていましたけれども、こういったポケットWi―Fiをタブレットと一緒に持ち帰っていただいて、通信の状況を確認していただいたりとかというのもしております。このタブレットも、資料でつけましたけれども、通常の小さなタブレットと、それからキーボードだけで分離ができて、授業にも十分活用できるようなタブレットになっておりますし、課題の整理なんかも自宅で宿題ができるとか、それから学校からの連絡においても、学校に来なければもらえないお手紙なんかについてもタブレットで連絡ができるといったような機能が今ついているところでございます。それから、環境についての支援についても今導入していただいている業者のほうとも十分に連絡が取れることになっておりまして、何か問題が起きたり、こういった課題があるよといったことについても相談ができるような状況を今運営の分について委託を行っているところでございます。

再質問 3番 西浦岩雄

それでは、最後の質問になるのですけれども、教育長のほうからの答弁の中にもSociety5.0という言葉が出てきております。Society5.0というのはサイバー空間とフィジカル空間の高度な融合システムとして経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会と位置づけておりますけれども、この高度な融合システムを実現していくというのは具体的にはどのような社会になっていくのか、教育長の私的な見解というか、感想というか、思いでもよろしいので、ちょっと最後に答えていただければ助かるなと思いますけれども、どうでしょうか。

答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)

非常に高度な質問に回答する答弁になろうかと思いますが、今考えているのはIoTとAI、これに全て何かやってもらえるような社会が出てくるのではないかなというふうに思います。今こちらのほうに来ましたけれども、私の思いはAI、それからIoT、こういうふうにしゃべるだけで自分の7割から8割ぐらいのことが実現するような社会になっていくのではないかというようなことを考えていますけれども、こういうことについては今やっている学習指導要領がどこまでいくかにもよると思うのです。一番最初の細谷議員の質問にもありましたけれども、SDGs、これとつながっていると思うのです。これをずっとやっていくことがSociety5.0の、今難しい定義をお話しされましたけれども、その中の文言につながっていくのではないかなというふうに考えているところでございます。

再質問 3番 西浦岩雄

質問ではないのですけれども、一応このGIGAスクール構想についての私のちょっとした思いをお話しさせていただいて、終わらせたいと思います。このGIGAスクール構想について質問させていただいたのは、Society5.0時代を生きる子供たちにとって教育におけるICTを基盤とした先端技術の活用は避けて通れない必須の条件であると思っております。このような技術の活用は、世界ではどんどん進んでいると聞いています。むしろ日本は立ち後れているということも言われております。それで、文科省も新型コロナの感染拡大を契機に前倒したのではないかと思っております。また、この変化の激しい時代を生き抜くには、今までの学校の教科書を中心にした一斉教育というだけではなく、多様な子供たちを誰一人取り残すことのない、この辺が私はいいのかなと思う。個別最適化された創造性を育む教育の実現が重要であると。ICT教育で次世代の人材を育てる必要があるということだと思います。実際に最近見ていますと、私は野球が好きなので、大リーグなど見ているのですけれども、大谷翔平選手がプレーを終えた後にタブレットを片手に自分のフォームを研究したり、相手のピッチャーの投球フォームなんかを多分研究しているのではないかなと思います。そういう時代が、日常茶飯事にタブレットを片手に仕事をしているという時代が、私は想像できないのですけれども、恐らく来るであろうということを思っております。そういう時代に早く対応できるような、GIGAスクールという言葉の意味からしてもそういうことではないかなと思いますので、こういう方向の実現に向かって頑張っていただきたいなと思います。以上でございます。ありがとうございました。

出典:中頓別町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月17日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる