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洞爺湖町議会 令和5年9月会議 2023年9月12日

洞爺湖町の人口ビジョン

2023年9月12日、洞爺湖町議会の一般質問で、千葉薫議員が「洞爺湖町の人口ビジョン」について質問し、健康福祉センター長 末永弘幸、企画防災課長 佐々木勉、町長 下道英明、副町長 八反田稔が答えました。

聞いた人
千葉薫 議員
答えた人
健康福祉センター長 末永弘幸、企画防災課長 佐々木勉、町長 下道英明、副町長 八反田稔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 千葉薫

おはようございます。3番、千葉でございます。今日は3件の一般質問をさせていただきますが、具体的なもので、これをやれとか、こうしてほしいとか、してほしいですけれども、そういったところの要望を含めた議論をしたいなというふうに思っています。まず、この夏ですが、大変暑い夏でございました。といって、今日みたく雨が降るということで、災害はいつ起こるか分からないということでありますけれども、伊達市の小学校ですか、2年生の女の子が亡くなったということです。私もそんな孫がいるものですから、切実に聞いておりました。記録会か何かあったようですね。そのとき一生懸命頑張ったらしいのでしょうけれども、持病を持った子で、それが終わってから、帰り際に意識を失って、そのまま逝ってしまったと。親にしてみれば、悲しい話で、ちゃんと水筒も持たして、水筒も空になるほど飲んでいたという話ですから、本当に熱中症というのは怖いなというふうに思います。昨日も一般質問で聞いていまして、私も、クーラーはやはり必要だなと思います。伊達市は7校に集約されていますけれども、学校の話はまた後ほどしますけれども、7校に集約されていますけれども、次回の12月定例会において、補正が組まれて、各学校にクーラーがつくという話を聞かせていただきました。それに伴って、ガイドラインも作るという話でございます。これは一般質問ではありませんけれども、要望としまして、私もガイドラインをぜひ作ってもらいたいなと思います。学校独自では作ってあるのかもしれませんけれども、一々教育委員会ともできないときもありますし、どちらにしましても、教育委員会と学校の密のある情報交換といったことで、子どもに対して守ってもらいたいと、一応要望だけ申し上げて、前段の話は終わりたいと思います。それで私、3件の1件目でございます。洞爺湖町の人口ビジョンということでございます。平成15年ですか、私が目にした洞爺湖町の人口ビジョンというのがございます。そのときの洞爺湖町の出生率が1.4だったなかと思います。今回、質問の1番目に書かせてもらった2020年の日本の合計特殊出生率が発表され、7年連続で低下し、1.26で過去最低となったということでございます。私たちはもっと低いところから始まっていますから、全国の1.26よりももっと低いのだろうというふうに思いますけれども、町のほうでは、洞爺湖町の合計特殊出生率をどのように捉えているのか、お聞きしたいと思います。

町の答え 健康福祉センター長 末永弘幸

当町におけます合計特殊出生率でございますけれども、2022年の数値につきましては、1.13となっております。以上でございます。

議員の質問 3番 千葉薫

私の頂いている資料の中で、直近の合計特殊出生率は1.27というように書かれた文書がございます。厚生省の社会保障・人口問題研究所、社人研というのがございます。これは公式な機関でありますけれども、これが発表された折には、最初、洞爺湖町は2060年には3,000人になるということで、大変危機感を持ったところであります。その中で、洞爺湖町もそれではまずいということで、いろいろな施策を絡めながら、何とかその維持をしようというふうに頑張っていたということでございますが、この人口ビジョンは5年ごとに見直しということでございました。それで、2022年ですか、昨年ですか、また人口ビジョンが改訂になり発表されました。そのときは、1.40を目指しつつということであればある程度頑張れるということでございますが、その訂正された社人研の話では、2060年には3,000人だったのが2,510人になるという訂正になっております。洞爺湖町で頑張ればですけれども、2060年には4,524人というような数字になっております。これはまずまず、2060年ですから、これから35年後ということになりますけれども、やはり危機感を持ちながらやらないと、うちの町もなくなってしまう町になってしまうのかなというふうに思っていました。そんなことで、町としての考え方を、どうしようもない面もあるのでしょうけれども、その辺の思惑をお聞きしたいなと思っての質問でございます。まず、その辺のお話を取っかかりとして聞きたいと思います。

町の答え 企画防災課長 佐々木勉

まず、洞爺湖町人口ビジョンの現状についてのお話をさせていただきます。人口推計に対する現状については、洞爺湖町では国立社会保障・人口問題研究所が発表された人口推計を基に洞爺湖町独自の施策を反映した人口推計をしてございますけれども、人口推計はあくまでも国税調査ベースということでございまして、2060年までに5年ごとの人口を推計しているというものでございます。そのため、直近としては2020(令和2)年の国勢調査人口によりますと、社人研推計8,356人に対し、国勢調査の実績としては8,442名と、社人研推計より86名多いという状況になってございました。また、内訳で言いますと、65歳以上の人口は、社人研推計よりも50名ほど下回ってございますけれども、15歳未満の年少人口は74名、そして15歳から65歳の生産年齢人口と言われる年齢層は33名となっておりまして、社人研の推計を多少なり上回っている状況であると。今後の見通しにつきまして、現在、人口減少対策としまして、仕事と働きやすい環境づくり、そして子育て世代への支援を重点施策として掲げてやってございますけれども、社人研推計より若干人口が抑制されているというふうに考えてございますが、人口減少におきましては、社人研推計や町の推計のとおり、緩やかに減少していくものと、そのように考えているところでございます。現状については、以上です。

議員の質問 3番 千葉薫

本当に、どこの自治体も危機感を持ってやっていると思います。実は、私どもの姉妹都市、箱根町の議会報を見させてもらっているのですが、この中の一般質問なのですが、箱根町の令和2年の合計特殊出生率が0.49まで落ち込んでいると。令和2年度、3年度の出生数が共に29人という危機的状況だというお話です。箱根町は本当に私たちのお姉さんになる大きな観光都市でございますけれども、こういったところで大変危機感を持っているというような一般質問でございます。箱根町の町長も苦労している答弁の様子がうかがえるところでありますけれども、役場の職員もみんな通っている、町長自体も小田原に住んでいて箱根に来たりとか、やっぱりそういった環境の町ですから、いかんともしがたいのかもしれませんけれども、私たちの町もそうなってしまうのではないかというような危機感を実は持っています。その辺のところも考えながら、近隣の伊達市、豊浦町、この辺のところの出生率はどのようになっているか、調べていましたらお教えください。

町の答え 健康福祉センター長 末永弘幸

近隣市町の出生数の状況についてでございますけれども、豊浦町につきましては、令和4年度は12名ということで、令和3年度と比較しまして3名の減少という状況です。壮瞥町につきましては、令和3年度は15名、令和4年度は11名の4名減少と。洞爺湖町につきましては、令和3年度は32名出生で、令和4年度は29名の3名減という状況です。また、近隣市の状況になりますけれども、室蘭市は、令和3年度は409名、令和4年度は392名の17名の減少、登別市につきましては、令和3年度は253名となってございまして、令和4年度は172名の81名の減少となってございます。また、伊達市につきましては、令和3年度は144名、令和4年度は161名ということで17名の増ということで、直近の胆振西部管内の市町の出生数の状況につきましては、伊達市を除き、減少傾向であるということがうかがえると思います。以上でございます。

議員の質問 3番 千葉薫

その辺のところ、うちの町も新しい町長になられてから子育て支援ということで、そこに力をかけているということであります。それが目に見えてくるのはすぐではないかもしれませんけれども、ほかの町がそういうような環境である。そして、うちの町も1.3と言われましたけれども、直近で1.27と、私のこちらに書いてある数字を見ていますけれども、まだこれが下がっていくような段階なのだろうというふうに思います。それで、今月の広報を見させてもらったら、人口が8,149人です。それで、住民課長に「この中に外国人も入っているのですか」と聞きましたら、「もちろん入っています」と。純粋に日本人といいますか、洞爺湖町の人間は7,922人ということで、220人ぐらいでしょうか、外国人の方が虻田におられるということです。この方々も一応住民として加算されるというような段階です。ですから、出生率だけでなく、入ってくる人をいかに増やすかということも一つの人口を増やすテーマなのだろうというふうに思います。この間の虻田神社のお祭りで、担ぎ手がいないものですから役場のほうにお願いに行ったと聞いていますけれども、外国人の方々の多いこと。8時、9時で終わって、車に乗って帰ろうと思ってみましたら、二、三十人の外国人の方が歩いています。そして、みこしを担いでいます。なじもうとしているのでしょうけれども、契約もありますから、3年ぐらいしたら帰ってしまうのでしょうけれども、また新たな方が来ると。制度も今度変わって、研修制度もなくなって完全に勤労で働きに来るというようなシステムができるような話も聞いていますが、うちの町も、観光も必要です、農業も必要です、そして漁業も必要です。その辺のところを人口ビジョン、人口を増やすためには、そういった入ってくる人たちに優しくする、そんなまちづくりが必要なのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

町の答え 町長 下道英明

今、議員のほうからございましたように、実際に人口統計の中で見ますと、外国人の労働者がいて、やっと8,000人を超えてキープしているという状況で、純粋な在町されている方でいくと7,900人ということで、8,000人の大台を残念ながら割っているところでございます。そういった中で、明日も9番議員からもありますけれども、外国人をどのようにうちの町で受け入れていくか、いわゆる移住・定住の中の仕組みも非常に大事だと思っておりますし、先ほどご指摘いただきましたように、子育て支援ということで、現状での子育て政策を今回、機構改革の中で子育て支援課と一つにまとめて進めていくところもございます。そして一方で、外から人を入れていくという両輪の中で町政運営、特に人口を、維持は別としても、増加というのはなかなか厳しいところがございますけれども、先ほどのデータもあるように、登別市は80名以上出生率が下がっているという形で、あと、逆に伊達市のほうは十何人上がっているといった、近隣だけでもこういうふうに凸凹ができて来ている状況がございますので、そういった面では、両輪という形の中でしっかり施策を考えていかなければいけないと思いますので、様々なご提案していく中で進めていきたいと思いますし、今回の10月の機構改革、まさしくこれは定住、社人研から言われているような数字ではなく、緩やかな曲線で、何とか持続可能な基礎自治体としての最低限の人口を維持できるような、次の世代につなげていけるような施策を打ってまいりたいと思いますので、議員の皆様にもぜひ様々な知見をいただければと思います。以上でございます。

議員の質問 3番 千葉薫

20年後30年後というと、もう議員もどれだけ残っているか分かりませんし、職員の方々も20歳30歳で入ってやっと60、70になるぐらいのレベルですから、その先の話をするのかと言いますけれども、やはり今のうちきちんと根っこをつくっておかないと、つなげていけないのだろうというふうに、そんな危機感を持っています。そんな中で、外国人のある方から言われたけれども、働き手が欲しいのだけれども住む場所がないですとか、来たら働くのだから税金払っているのだよと。だけれども、住む場所がないと。自分で用意してどうのこうのというのは大変だという話もあります。公営住宅空いているからどうなのだろうと言ったら、真っ向断られたと、そんな話もあります。それはルールですからしようがないのもありますけれども、その辺の緩和ですとか、そういった意見を聞く場所というか、広げながら町のほうでも提案をしてもらいたいし、私どもでも、外国人の方が来て、埼玉のどこかみたく外国人の町ができてしまって、そこからいろいろ派生していった話になると、ちょっと私たちも正直怖い面もありますけれども、こんな小さな町ですから、本当に一生懸命働きに来る子たちなのですね。今回もらった年度別のものを見ましても、二十歳から二十四、五が一番多いのかな、向こうから来て、働いてお金もらって帰る。それでも結構なお金になるらしいですから、そんな夢を持ってくるわけですけれども、受皿としてそういう子たちに来てもらって一生懸命働いてもらう、そして税金も払ってもらう。そしていろいろな産業の方々にも喜んでもらえるし、また上向きになると、活性化するというようなことだろうと思うので、ぜひ、その辺のところの窓口も、町長はじめ、担当課の方々には耳を開いていただいてというか、もう聞いている話でしょうけれども、あえてこの場で言わせてもらいたいと思いますので、ちょっとご答弁いただければありがたいと思います。

町の答え 副町長 八反田稔

今のご質問でございますが、町といたしましては、先ほど町長から答弁がありましたように、人口減少問題につきましては、子育て支援に力を注ぐような形をさせていただいておりますし、最近、町のホームページに子育て支援というタイトルをどんと上げて、他の町村の若い人に見ていただいて、うちがこれだけやっているのだよというようなこともPRさせていただいているような現状でございます。あと、外国人労働者の方の関係でございますが、今年度、補正予算で、農協に旧教員住宅を買っていただいて、そこで外国人の方が住んでいただけるというような環境もこの前できたところでございますし、そこら辺をもっと促進させていただければなと思っております。一番大事なことは、これからの少子高齢化の中で、この地域に外国人労働者はもうなくてはならないような環境になっているように思っております。そういう意味では、今みたいな手法も含めて、なおかつ外国人と地域の方々が共生できる社会をきちっとつくっていく、それが一番大事なことなのかなというふうに思っておりますので、これから努力させていただきたいと思います。以上でございます。

議員の質問 3番 千葉薫

私も経済の委員会を昨年もやっていましたけれども、所管でいきますと、やはりそういう話が出てきますので、ぜひその辺のところをいろいろなやり方はあると思います。いろいろな町で、実際にいろいろな工夫をしながら、チャレンジやったり移住とかということでやっていますけれども、そのほかに働きに来るという外国人の方々にも目を向けて、どういう捉え方がいいのか。それがプラスになったりマイナスになったりやり方もあると思いますけれども、ぜひその辺は検討をお願いして、1番目は終わりたいと思います。

出典:洞爺湖町議会 令和5年9月会議 2023年9月12日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる