みんなの議会

中頓別町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月6日

指定管理者制度の今後について

2016年3月6日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「指定管理者制度の今後について」質問し、町長 小林生吉、総務課長 遠藤義一、産業建設課参事 平中敏志、総務課参事 長尾享が答弁しました。

質問者
宮崎泰宗 議員
答弁者
町長 小林生吉、総務課長 遠藤義一、産業建設課参事 平中敏志、総務課参事 長尾享

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 宮崎泰宗

それでは、3問目、指定管理者制度の今後について伺います。本町には指定管理者制度を適用している施設が複数あり、それぞれに同一の企業、団体を管理者として指定し続けている現状ですが、今後も各施設を指定管理によって維持し、同一の管理者による運営が最善とのお考えでしょうか。また、多額の税金を投入しながら独立採算がとれなくなっている自動車学校における健全な経営の回復にも指定管理者制度等の活用が必要と考えますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 小林生吉

ご答弁申し上げます。当町における公の施設において指定管理者制度を活用している施設は5つの施設で、このうち中頓別振興公社に委託している中頓別町社会教育施設等を除き、これまでは原則公募による選考で指定管理者を決定してきております。ただ、27年度からは観光振興計画の策定に着手し、観光施設の管理運営については見直しを検討していることから、関連3施設については2年間とした上で公募は行わず、現在の指定管理者で延長することとし、今議会に提案させていただいているところであります。指定管理者制度では、公募での選考が望ましく、同一の指定管理者による運営が最善との考え方は持っておりません。町立自動車学校の運営につきましては、近年入校者、特に高校生の減少により大変厳しい状況となっており、町としても経営改善に向けた取り組みが必要との認識で検討に入っています。指定管理者制度の導入が有効な手段となるかを含め、今後議会とも協議をさせていただきたいというふうに考えております。

質問 4番 宮崎泰宗

まず、社会教育施設等ということで、寿公園とスキー場に関しては公募せず、振興公社に委託しているということなのですけれども、これについてはずっと公募していないということなので、この委託というのは指定管理者になることを委託しているということなのでしょうか。指定管理と委託は全くの別物だと思うのですけれども、これちょっと確認で、1点としてお伺いしたいと思います。また、今年度から観光振興計画の策定が始まったということで、関連3施設についても今回は公募せず、本来4年のところを2年間の管理として提案されたということなのですけれども、ということは公募したのは農業体験交流施設だけということになるでしょうか。たしか広報のお知らせ版にも掲載されていたと思うのですけれども、これ応募は何件かあったのでしょうか。それと、3施設、山村交流施設、ピンネシリ温泉、鍾乳洞ふれあい公園が観光に関連しているというのはわかるのですけれども、社会教育施設として位置づけられている寿公園、寿スキー場についても私は観光施設としても活用していくべきではないかと、これは以前の一般質問なんかでもお伺いしているのですけれども、農業体験交流施設も、これも観光に活用できるというふうに実践もされたところかなというふうに思うのですけれども、逆に言えば山村交流施設と鍾乳洞ふれあい公園、「もうもう」、「オガル」はもちろん、例えば温泉なんかも考えようによってはこれは社会教育施設ということにもなりませんか。なので、指定管理施設全てにそれぞれ多くの可能性があるというふうに考えられるのですけれども、観光振興計画に含まれるのは関連3施設だけということでよろしいのでしょうか。それと、最初の質問でもお伺いしていますけれども、自動車学校の今後についてもこの点言えると思うのですけれども、全施設の連動が必要だとうことになるかと思います。町直営の自動車学校、これ大変貴重だと思います。貴重というよりは希少と言ったほうが正しいのかなと思うのですけれども、町単独の自動車学校を経営しているところというのはあるのでしょうか。私はないのではないかなというふうに思うのですけれども、それを売りにするのであれば、例えば目立つ看板なんかも、これ再三東海林議員なんかも質問されていますけれども、これも必要でしょうし、ピンネシリ温泉やコテージなど町内の宿泊施設との提携、スキー場料金などが割引になる自動車学校とのセットプラン、こういうもの、直営だからこそできることもあるのかなというふうに思うのですけれども、この点いかがか。それと、自動車学校の指定管理ということでいうと、恐らく沼田町の自動車学校がそれに当たるのではないかなというふうに思うのですけれども、本町においては例えば近隣の名寄市または稚内市の自動車学校などが管理をしてくれたらなというようなお考えはお持ちでしょうか。これらの点再度お伺いします。

答弁 総務課長 遠藤義一(総務課長は2017年3月まで)

答弁漏れがあったら指摘してください。まず、1点目の関係でありますけれども、中頓別振興公社につきましてはこの公社ができ上げるときの状況を踏まえていくと、もともと業務の中身として冬期はスキー場で、夏期間はスポーツ施設の運営を担うという背景がありましたので、それが主たる目的として業務が設定されているので、今回の指定管理の部分については公募はしませんけれども、指定管理を受ける部分についてはそれなりの手続を踏んだ中で決めるという形をとっているということが1点あります。それと、ほかの施設についても議員がおっしゃるように全てが観光施設に該当するのではないかということですが、それは基本的には全体としてみればそういうことは言えるかと思います。ただ、今回この3つをどうしてということにつきましては、以前から敏音知地区の観光施設と言われる温泉、それから山村交流施設、それから鍾乳洞自然ふれあい公園の部分については、鍾乳洞自然ふれあい公園についてももともと今振興公社でやっておりますけれども、指定管理を受けていただいていますけれども、観光協会がやるべきでないかというようなお話もあったりして、この3つについては従前から観光施設としての位置づけについて統一的な管理運営をすべきというようなことを言われておりましたので、それでもって今回この3つについてはほかの施設とは違う位置づけにしたということでご理解をいただきたいと思います。それから、松音知の「もうもう」、「オガル」の関係でありますけれども、ここは公募いたしました。応募は1件しかありませんでしたので、従前の現在行われているシビル開発さんが受けたいという申請があって、検討した結果、そういう形で進めたいというふうなことにしているということであります。それから、自動車学校の直営でやっているところというのはほとんどないのではないかということで、道内には多分ないと思います。道外では、つい最近うちと同じように直営でやっている町から問い合わせがありました。そこでの話を聞くと、今3つぐらい、施設としてうちを含めて3カ所ぐらい直営でやっているところがあるというふうに聞いております。どこも非常に厳しい状況だということに変わりはございません。先ほど出た指定管理として稚内市の自動車学校だとか名寄市の自動車学校にやっていただければというような、そういうことも考えてはという話でしたけれども、先ほど町長の答弁にもあったとおり、あの施設を直営でやることによってのプラスということについても、全てがプラスになるかというのは別にしても、検討する余地はあると思いますが、これも指定管理者制度を導入することがここにも書いたとおり有効な手段になるかどうかというのを少し時間をかけて検討してみないと拙速な判断というのはできないのかなというふうに思っておりますので、もう少し時間をいただきたいというふうに考えております。

質問 4番 宮崎泰宗

最初の質問に関しては、設立当時の趣旨の関係から今指定管理ということになっていますけれども、委託のような、会社がそういう要素を持っているということになるかと思います。2点目については、全部関係してくるのだけれども、関連3施設については統一をしていける可能性も今後はあるかもしれないということで、この点についてもわかりました。道内には中頓別町以外は直営の自動車学校はなくて、日本で3カ所ということになるのですか。厳しい状況ではあるかと思いますけれども、これは指定管理にするにしても管理するところがあってのことですから、時間をかけていく必要もあるのかなというふうに思います。観光振興計画の関係について1点だけ再度お伺いしたいなと思うのですけれども、以前に補正予算で観光振興計画の計画策定に関するリサーチ業務等の費用が通って、道内の業者から公募するというようなことだったと思うのですけれども、私もこれに関するインタビューということになるのだと思うのですけれども、先日お受けしたのですけれども、これも調査等の業者等というのは決まったということになるのでしょうか。だとしたら、これ何社ほど応募があったのか、この点だけ再度確認させていただきたいと思います。

答弁 産業建設課参事 平中敏志(産業建設課参事は2016年3月まで)

観光振興計画につきましては、公募というのですか、全く本町のことをわからないというか、会社に突然依頼してもなかなか理解もしかねるかなという部分もありまして、ある程度本町と関係の深い会社3社を選ばせていただきまして、その中から選定するという形で今宝島旅行社さんのほうに委託しているということになります。

質問 4番 宮崎泰宗

観光振興計画、これから27年度から、今年度から始まっているわけなのですけれども、最初のほうでも申し上げましたけれども、課長からもお答えありましたけれども、全施設いろんな可能性があると思いますので、3施設の統一なんかも含めていろんな可能性を観光振興計画の中で策定していっていただきたいなというふうに思います。この質問については以上です。それでは、私の質問は最後になります。4問目、とめられない人口減少との向き合い方をということで伺います。昨年12月末の住民基本台帳人口における宗谷管内の人口減少率は、平成26年末から1年間で3.2%の中頓別町が最大で、5年ごとの国勢調査においても11.2%減と同様に管内最大との新聞報道がありました。5年間で222人減少したわけですが、これによる普通交付税の減額は幾らになるでしょうか。また、人口だけでなく、以前の新聞記事では町民の平均年収についても管内最低というふうに報じられました。自然減を嘆く前に所得格差という社会的減少の要因にメスを入れ、民間の所得増、町職員との貧富の差を解消する方策の発案に専念すべきではないでしょうか。

答弁 町長 小林生吉

ご答弁申し上げます。平成27年度国勢調査で人口が11.2%、222名減の1,752人、世帯数が4.3%、35戸減の782戸となりました。この結果をもとに人口と世帯数の算定基礎数値を置き直し、平成27年度分交付税を単純に再計算した場合、約4,700万円の減少となります。実際には、28年度に適用した場合ということになりますけれども、密度補正や人口急減補正などによりそこまでの人口置きかえの効果は働かないと予想されますが、一方で28年度から歳出効率化を行う団体の業務改革をモデルとして算定に反映するトップランナー方式の導入等による影響も懸念されるところであります。このため、当初予算での普通交付税計上額は、今後の補正などに備えた留保分も踏まえ、27年度当初交付決定額を約2億5,000万円下回る18億303万円としたところであります。人口減少については、平成27年12月に策定した人口ビジョン、総合戦略で魅力ある働く場と子育て環境を整えていくことを基本に据え、将来に向けて社会増につなげていくことを目指しています。そのためにも所得の向上と子育て等に係る負担軽減を図っていかなければならないという考え方に立っています。とりわけ子供の貧困問題など低所得者に対する支援が大きな課題となっている現状を踏まえ、今後の重要な検討課題として位置づけ、町としての対策を検討してまいりたいというふうに考えております。

質問 4番 宮崎泰宗

交付税については、約4,700万円の減少ということで、222人という人口減だけで5,000万円近く普通交付税が減少する可能性があるということになるかと思います。それを踏まえて平成27年度当初交付決定額、これちょっと調べたのですけれども、20億5,512万円というようなことになるでしょうか。これから2億5,000万円下回る18億303万円が当初予算に実際計上されておりますが、予算書にもあります前年度の予算額は約15億円だったと思います。逆にこれから比べれば2億円以上の増額ということになると思うのですけれども、27年度の決定額は約20億円ということになりますので、これ選挙による骨格予算ということを考慮しても、前年度の、今年度でということになりますけれども、予算額が低過ぎたということになるのでしょうか。来年度の予算額約18億円より決定額というものが下回る可能性はあるのか、これが1点。また、人口の社会増のために所得の向上と子育て等に係る負担軽減を挙げておられますが、私は所得の向上に努めるべきだというふうに考えています。子育て等の負担が軽減されても、所得が変わらなければ人は定着できないと思います。例えば民間の所得が町職員の水準になったら、これ負担が軽減されなくても恐らく誰も文句は言わないのではないですか。所得が同じなら負担も同じですから、所得に差があり過ぎるから負担等に困窮するわけです。これ昔は逆だったと思うのです。民間のほうが収入は高かった。ただ、所得が官民で逆転しただけなのに、何でこんなに地方が衰退してしまったのか。これは、私は民と官の地元消費の意識の違いだというふうに感じています。例えば人口が減っても、民間事業所も減っているわけだから、実際に。1人当たりの消費が変わらなければ残った事業所への消費というのはもしかしたらふえるかもしれない。中頓別町行政が以前にもそういうお答えありましたけれども、考える同業者の競合というのが少なくなってくるわけですから、そういうこともあるかなと思うのですけれども、所得格差というのは現実に広がってきたということがまずあると思うのですけれども、例えば地元飲食店なんかでお会いする町職員さんなんかも、私はよく行っているほうだと思うのだけれども、ごく一部かなというふうに感じたりもします。これ今ここにいらっしゃる職員の皆さんには、もう何の支障もないことだと思うのですけれども、例えばここ数年で採用されてきた若い職員、これから役場に入ってくる若者の職場というのは、消費の意識は変わらず、民間の事業所が全てなくなって、さっきもそういう話をしましたけれども、民間人が極端な話みんないなくなっても、役場という職場は保障されますから。これで考えると、負担軽減なんて言っていられないのではないかなというふうに思うのです。だから、今は消費の意識改革1点にもう集中するべきではないかなというふうに私は思うのですけれども、これが2点目です。3点目としてなのですけれども、そこでこの消費の意識改革の一例みたいなものなのですけれども、例えば商工会では商工会の職員は毎月の給料の一部を商品券にかえています。職業柄職員が自主的にやっていることなのですけれども、これご存じでしたでしょうか。消費意識向上の一例になるかなというふうに思うのです。町職員の皆さんの中でも商品券を購入してくださっている方というのはいらっしゃると思うのですけれども、例えば極端な話ですけれども、毎月のお給料日にあわせて地元商品券の購入注文書を全職員の皆さんに配付をしていただくと。これ行政内全体での意識改革になるかなというふうに思うのですけれども、本当に極端な話なのですけれども、町民全体でそういう意識を共有していかないと、本当に近い将来この町は消滅状態に陥ってしまうというふうに思います。だから、私は消費の回復が最優先であるというふうに考えているわけなのですけれども、町長はこれを聞いてどう思われるでしょうか。再度伺いたいと思います。

答弁 総務課参事 長尾享(総務課参事は2018年3月まで)

1点目の交付税の関係についてお答えしたいと思います。当初交付額ですが、20億5,510万円ということで確認しております。昨年が骨格予算ということもあって、今年度一部増額ということになっていますが、見通しとしましては地方財政計画というものが毎年1月ごろ発表されておりまして、そこで交付税の出口ベースでの割合というものが算定されると。それが地方交付税につきましては0.1兆円、率にしまして0.3%ということですから、そこを考えますと額は400万円ぐらいだった……ちょっとごめんなさい。はっきりした数字は申し上げられないのですが、ということもあって、ほぼ27年ベースでの交付税が交付されると思われます。あくまでも可能性の話。ただし、先ほどもお話ししましたが、トップランナー方式、歳出削減の効果、いわゆる委託ですとか指定管理にある業種を持っていくことによって、全体の経費が基準額が減るだろうという考え方をもとに今回新しく基準財政需要額に算定されることになった。ただ、そこの部分につきましては、今現段階詳細の部分がまだ明らかになっていない。品目はあれなのですが、率とか、そういったものが明らかになっていないものですから、算定はできないのですが、そういったことも懸念されるということもあって、先ほど町長が答弁したとおり一部増額にはなっていますが、昨年同額、ほぼ地財のほうで出口ベースで確保されているということをもって補正の留保財源を見た上で当初予算に計上したという状況であります。

答弁 町長 小林生吉

先ほどのご質問は、27年度計上額の話との比較のところがあったと思うのですけれども、私としては後々確実に支出が伴うと予想される。例えば今回大きいところでいえば病院の補助金の問題です。毎年後半のほうで補正をさせていただいていて、その分に相当する財源として交付税、最初見ないような形で計上してきたということでありますけれども、当初予算の段階である程度決算に近い予算の全体像が見えるような形にしたほうがより望ましいのではないかという考え方で、そういうものも、あるいは特別会計の繰出金も当初に組んでおくというような、全部ではないですけれども、ある程度組むというような考え方でいましたので、先ほど言いましたように平成27年度の当初ベースでいけば2億4,000万円ぐらい、平成27年度の6月補正後でいっても1億4,000万円ぐらいの交付税を多く見ていますけれども、それらの大きくなっている要因というのはそういったものを当初予算に見るようにしたということによるというふうにご理解をいただければというふうに思います。それと、宮崎議員の2点目の所得の向上です。ここの問題については、おっしゃるとおりだというふうに私も思います。私もできるだけ職員と一緒に食事もいろいろするように心がけたいと思いますし、さらに一層地元消費につながるように働きかけをしていきたいというふうに思います。先日ひよっこクラブのお母さんたちとお話をしたときに、商品券で今出生のお祝金を渡していて、これらの使い方として、何だかんだ使えることは使えるのだけれども、直接子供の何かを買うと。例えばおむつや粉ミルクを買おうと思っても、そういうものはなかなか地元で買えないというようなお話もありました。これ何とかできないかなと思って実態を調べてもらっています。やっぱり双方の努力は必要だと思うのですけれども、とにかく地元での消費をすることが結果的に地域の経済の発展につながるという基本的な考え方を議員がおっしゃるように官民共有していくという体制を講じていきたいというふうに思います。職員の給与の商品券での給付の問題については、即答はなかなかできませんけれども、商工会がやられていることについては理解をしておりまして、少なくてもプレミアム商品券とか、そういったものを積極的に職員も活用して地元の消費に貢献できるような職員であるように呼びかけていきたいというふうに思います。

質問 4番 宮崎泰宗

商品券の活用なんかは、町長もいろんな方とお話しされて、なかなか使いにくい部分がこれまでも言われてきたのですけれども、子供用品なんかも決して全く扱えないわけではないし、扱っているところもあるかもしれないし、そういう事業所との町の連携によって町民のニーズに応えていく、それで消費を上げていくということは必要かなと思います。今何でも結構手に入る時代ですから、仕入れもできる時代ですから、その点については連携が必要かなというふうに思います。再度1点だけなのですけれども、もとの人口にちょっと戻らせていただいて、今回の国勢調査では、実は日本の総人口が初めて減少したということもわかってしまったのです。これ初めてなのです。今までずっと日本の人口はふえ続けていたのだけれども、ついに今回の国勢調査、5年間ありますから、どの時点でというのはちょっと私も把握していないですけれども、5年後の国勢調査で総人口がとうとう減少したということがわかってしまいました。総合戦略のご説明が以前にあったときにも私申し上げたのですけれども、地球上の人口というのはこれからもふえ続けるということになっています。でも、日本の人口はこれから急激に減り始めるということなのです。まさにそれが今来てしまったのかなというふうに感じているのですけれども、ですから例えば今後の移住、定住対策なんかというのはもう減少する国内人口の単なる奪い合いになっていくということになるかと思います。だから、先ほどもお伺いしましたけれども、消費の回復または回復も必要だけれども、やっぱり拡大もしていくべきかなというふうに思います。それによって所得増を目指すべきだと。もう人口は正直当てにならないということになるかと思います。実際これまでも例えば中頓別銘菓なんかでもそうでしょうけれども、ずっとつくり続けていただいている中頓別町の名物なんか、中頓別町の名前が入った商品なんていうのは結構あるわけなのですけれども、こういうものを全世界に発信していく。もう日本の国内にはキャパがもうどんどん少なくなっているということです。例えば行政職員の方には、そのためのセールス力というものも問われているのではないかなというふうに思います。自分は自治体のセールスマンだと言っていた知事なんかもいらっしゃいましたけれども、これについて町長、日本の総人口の減少と中頓別町はどのようにつき合っていくかというのを再度お答えいただけますでしょうか。

答弁 町長 小林生吉

少子化は間違いなく長く進行してきていて、それが寿命が延びたり、高齢者層が伸びていく中で、総人口としてはなかなか見えてこなかったものがはっきりと減少という形になって、いよいよ少子高齢化というものがある意味極点に向かって進んでいる現状があると。それが今の日本の社会という。その中にあってよりさらに厳しい地域としての、いわゆる自治体の消滅などという言葉も使われるような現状が地域にあって、この中で生き残っていく、将来につながっていく町をつくっていくということは本当に厳しい、難しい課題なのだというふうに思います。ただ、私も去年就任以来申し上げていますけれども、これは絶対諦めないという、まずそういう気持ちが大事なのではないかと。できることをとにかく一生懸命チャレンジしていくと。町民一丸となってやっていくということに尽きるというふうに思います。そういう中で議員がおっしゃっていただいたような今この町にあるもの、もちろんこれからどんどんそういうものをつくっていければそれが望ましいと思いますけれども、まずあるものを外に向かって発信していくとかということも大事だというふうに思いますし、売るという意味は商品、物だけではなくて観光とか、そういうサービスも含めて、まずそういったところ、だから今インバウンドが日本に入ってきて、でもここまで来ないと。それをただ指をくわえて見ているのではなくて、少しでも来てもらう方法はないかと。それから、同じ近隣であっても何か保養に行くときに必ずしも遠くの観光地に行くというわけではなくて、枝幸町、浜頓別町や猿払村の近隣の人たちももっと身近に日帰りだったり、1泊だったりとかで地元の温泉を使ってもらったり、観光施設で遊んでもらったりとかというようなできるところをしっかり取り組んでいくということが大事で、まず今できることをしっかり考えて取り組むと。そのあたりをやっていくのが重要だろうというふうに思っています。セールス力が問われるということをおっしゃっていました。議員も含めて、私もぜひその先頭に立って一緒にやれればというふうに思います。

質問 4番 宮崎泰宗

今町長お答えいただいたように、セールス力なんか私例えで出していますけれども、中頓別町全体で近隣に対しても遠方に対しても中頓別町をPRしていくということをさきの観光振興計画の策定なんかにも生かして、これから全体で行政と民間と連携をしながらやっていけたら、もしかしたら新たな消費につながっていくかもしれませんので、ぜひそういうふうにお考えいただきたいなというふうに思います。済みません。長かったですけれども、以上で私の一般質問は終わります。

出典:中頓別町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月6日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる