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中頓別町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月25日

エゾシカの残滓処分について

2013年9月25日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「エゾシカの残滓処分について」質問し、町長 野邑智雄、産業建設課主幹 平中敏志が答弁しました。

質問者
柳澤雅宏 議員
答弁者
町長 野邑智雄、産業建設課主幹 平中敏志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 柳澤雅宏

7番、柳澤です。それでは、エゾシカの残滓処分についてお聞きしたいと思います。本町の酪農草地や山林を食害し、交通事故の原因となり、害獣化しているエゾシカについて、有害駆除等の残滓処分施設整備の検討は進んでいるのかお聞きします。また、コスト、運営の内容についてもお伺いしたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

柳澤議員のエゾシカの残滓処分について、平中産業グループ主幹に答弁をいたさせます。

答弁 産業建設課主幹 平中敏志(産業建設課主幹は2014年3月まで)

エゾシカの残滓処分についてご答弁申し上げます。有害鳥獣処分施設設置検討委員会を6月に立ち上げ、現在までに検討会を2回、先進地視察を2回開催しております。現在道内での処理方法は、化石燃料を用いた焼却施設と発酵種を用いた減容化施設、一般処理施設での埋却処理に大きく分類されますが、検討委員会としては視察等を実施し、検討してきたところ、本町では発酵種を用いた減容化施設の整備が望ましいのではとの方向性で議論されている状況にあります。今後は、施設の管理運営体制や施設の設置場所等の検討を進め、本町での望ましい処理方法、管理運営体制について答申内容をまとめていく予定であります。なお、視察した施設の状況では、発酵種を用いた減容化施設の建設費としてはおおむね1,000万円から2,000万円程度、処理に係る運営経費としましては1頭当たり約5,000円から7,000円程度となっております。

質問 7番 柳澤雅宏

まず、検討委員会では発酵種を用いた減容化施設が望ましいという方向性だということなのですけれども、これは枝幸町で昨年4月から試験的に行われております枝幸式発酵減量法、これと同じものであるというふうに判断してよろしいのかどうかお聞きします。それから、検討委員会のメンバーの方々の名簿をもらったのですが、ここに猟友会の方が2名おります。それで、この施設というのはいわば町民誰もが使えるという施設ではないわけで、猟友会の方々がおおよそほとんどこの施設を使って残滓処分をするということになりますよね。一番大切なのは、猟友会の方々が十分使いやすい施設でなければならないと私は思うのです。ですから、そういう点では、この検討委員会の中に猟友会の方々がいるので、ここの中で猟友会の方々の施設に対する希望というか、そういうようなものが事項として出されているのかどうか、その点をまず2点目としてお聞きしたいと思います。それから、私はエゾシカだけに断定して質問してしまったわけですけれども、有害鳥獣ではエゾシカだけではなくてクマもいますよね、それからアライグマ、このごろ町民のお話を聞くとクマが、現実的な数字は私も把握しているわけではありませんけれども、非常にクマの目撃数がここ1年特に多いのかなという気がします。私もこの1カ月の間に、旧金子さん、敏音知ですね、あそこの道路にクマが座っていた。それから、砂金掘りの兵安通りです。あそこでクマが道路にいた。それから、敏音知、豊平でデントコーンの畑にクマが2頭いた、3頭いたと。この1カ月ぐらい、話だけでもそうやって聞くのです。今までにこんなに数を聞くことはなかったなというふうにも思いますので、エゾシカに限らず、クマあるいはアライグマというものも想定されているのか、3点目としてそれもお聞きします。それから、これだけエゾシカがふえて、エゾシカに車をぶつけたとか、それからぶつかる寸前だったということは皆さんおおよそ、車を運転している方だったら1回や2回は経験していると思うのです。それだけ、食害もありますけれども、交通事故でもし死亡者でも出たらどうするのだろうというぐらい道路を鹿が横行している。それで、早くこの残滓処分施設をつくって、エゾシカの絶対数を減らしていくということが急務だと思いますので、施設設置時期の目安、いつごろをめどとしているのか、それをお聞きします。

答弁 産業建設課主幹 平中敏志(産業建設課主幹は2014年3月まで)

まず、1点目の発酵種を用いた減容化施設の部分ですが、今現在発酵種を用いた減容化施設としましては発酵菌を使った施設というものと枝幸町で試験的に行われている牛ふんの堆肥化とあわせた形の施設ということで、おおむね2種類あると思いますが、今現在では検討会の中で考えられているのはそのどちらかということではなくて、発酵種を用いた施設の方向でという検討で、具体的に枝幸式でいくのか、発酵菌を用いた施設にするのかというのは今後の管理運営体制、管理運営をどこでやるかというところの問題もあわさって出てくると思いますので、そこともあわせて検討していきたいというところであります。2点目としましては、猟友会の意向の部分ですけれども、猟友会からも代表として2名参加していただいておりますが、猟友会としての意向も十分この中で、検討委員会の中でも猟友会の意向を十分に尊重してという形で行うという予定で考えております。具体的には、エゾシカの搬入方法ですとかということで今後具体的な検討を進めたいというふうに考えております。あと、アライグマ、ヒグマも発酵種の施設に残滓として入れることは可能と考えております。現実に視察に行った施設でもアライグマやエゾシカ、ヒグマも対象としておりますので、それも十分入る施設というふうに考えております。あと、エゾシカの残滓処理施設の設置の目安でございますが、基本的には平成26年、来年度の設置に向けて、管理運営体制についてはことしじゅうにおおむね検討を進めて、来年の整備に向けて進めたいというふうに考えております。

質問 7番 柳澤雅宏

発酵種を用いるか用いないかは、それはそれほど大きな問題ではなくて、発酵させて残滓処理をする施設をつくるということだよね。それで、来年度中というのだけれども、検討する期間はまだ半年あるわけだから、雪が解けたらすぐその施設設置に着工するということで、来年度中から残滓処理をそこでするようでなかったら私はちょっと、また1年おくれてしまうので、そのことは十分そういうことで検討してください。なるべく早目に。それから、言うまでもないけれども、枝幸町あたりは、畜産関係者、畜産関係施設との、いわゆる病気、疾病あるいは伝染病、こういうものに大変神経を使っておられるなというふうに思います。それから、この残滓処理した発酵したものは循環型にはできないですよね。今度それを処理した後その始末をどうするか、そこら辺がこの施設をつくるときの大きな検討課題になるのかなというふうに思います。そこら辺は十分検討委員会の方々も認知されていると思いますので、十分そこら辺は協議して議論していただきたいと思います。あと、最後に、枝幸町のほうでは地域づくり総合交付金や、それから特別交付税算入などでこの施設をつくられておりますけれども、当町の場合にこういう施設を建てるときの資金等についてこれらの交付金や交付税算入が可能なのかどうか、最後にその点についてお聞きします。

答弁 産業建設課主幹 平中敏志(産業建設課主幹は2014年3月まで)

本町での施設整備に対しましては、国の鳥獣被害防止総合対策事業という事業がありまして、おおむね2分の1以内の助成が来る制度でございますが、それを活用するという予定で今進めているところであります。先ほど言われた議員からの検討の部分については、十分考慮して進めていきたいというふうに考えます。以上です。

出典:中頓別町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月25日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる