浜中町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月7日
湿原周辺の道道にエゾシカ侵入防止電気柵の設置を
2022年12月7日、浜中町議会の一般質問で、秋森新二議員が「湿原周辺の道道にエゾシカ侵入防止電気柵の設置を」について質問し、住民環境課長 山平歳樹、建設課長 渡部幸平、農林課長 渡邊馨、副町長 齊藤清隆、町長 松本博が答弁しました。
- 質問者
- 秋森新二 議員
- 答弁者
- 住民環境課長 山平歳樹、建設課長 渡部幸平、農林課長 渡邊馨、副町長 齊藤清隆、町長 松本博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 秋森新二
通告にしたがいまして、湿原周辺の道道にエゾシカ侵入防止電気柵の設置をということで質問をしたいと思います。エゾシカの道内推定生息数は、東部、西部で60万頭を超える高止まりの状況にあります。今年10月、厚岸町と標津町でエゾシカが絡む死亡事故が発生しました。2021年の道警調査では、道内のエゾシカが関係する交通事故件数は4009件、5年連続で更新し、1日平均10件を超えております。日本損保協会の調査によりますと、エゾシカとの事故による車両保険の支払い額は1件平均58万2000円とされております。浜中町を代表する観光スポット霧多布湿原は、花の季節を終えると銃から逃れたエゾシカの避難場所と越冬場所に変容し、集まったエゾシカは日夜エサを求め道路を縦横無尽に横断しているのが現実であります。道道別海厚岸線に沿って、琵琶瀬地区から新川東地区まで設置されている電気柵はエゾシカ侵入防止に一定の効果が見られております。また、これらは災害時の避難道路でもあり、安全な交通環境の確保から早急なロードキル対策の考えを伺っていきたいなと思っております。その質問に入る前にもう少し時間をいただいて、エゾシカの生態、習性について触れたいと思います。身近な動物でありますから皆方も知るところも多いと思いますが、寿命は概ね14年から20年、性格は臆病で警戒心が強い動物であります。視覚聴覚が人間並みと言われて嗅覚が非常に発達していて臭いで危険を察知すると言われております。視覚は目に反射版がありますから、基本的には夜行性と言われております。行動パターンですが、繁殖時期が終わればオス、メスは別行動になります。メスは定住性と言われております。行動範囲は50haから100ha。睡眠は1日2時間昼夜問わず仮眠をし、安全な場所なら立ったまま仮眠するそうであります。エゾシカは一夫多妻でありまして、妊娠率は春に生まれた1歳メスが秋には70%、2歳で80%から100%と言われておりまして、稀に2頭産む事もあります。ということで大変高い繁殖率で知られております。シカは牛と同じ4つの胃袋、反芻胃を持ち、消化能力が高く植物の質が悪くても十分な栄養を得ることができると言われております。昼夜問わず2時間から3時間採食し、2時間から4時間反芻するリズムを繰り返すそうであります。エサは1日3kgから5kgといわれております。この採食が強い繁殖率に繋がっている。このことから柵の設置でエサとなる場所に近づけないようにすることが必要だとされております。これは専門分野からの指摘であります。ということで質問させていただきたいと思います。最初の質問でありますが湿原周辺の電気柵未設置箇所における、設置の予定を伺いたいと思います。
答弁 住民環境課長 山平歳樹(住民環境課長は2024年3月まで)
現在設置されております電気柵の経過につきましては、私のほうから説明させていただきます。現在設置されている電気柵につきましては、町独自で定めました霧多布湿原エゾシカ対策事業補助金交付要綱に基づき補助金を支出し設置されております。この事業はラムサール条約登録湿地である霧多布湿原の植生をエゾシカによる食害から保護するため、地域住民団体等が霧多布湿原の自然環境保全、植生保護等の活動実施及び推進することを趣旨として補助金を交付しています。この補助金の交付実績については、平成25年度に仲の浜自治会、浜中町観光協会、特定非営利活動法人霧多布ナショナルトラストを構成員とする仲の浜地区エゾシカ対策委員会、平成26年度には琵琶瀬自治会、浜中漁協協同組合、琵琶瀬実行組合、浜中町観光協会、特定非営利活動法人霧多布ナショナルトラストを構成員とする琵琶瀬地区エゾシカ対策委員会、平成27年度には新川自治会、浜中町観光協会、特定非営利活動法人霧多布ナショナルトラストを構成員とする新川地区エゾシカ対策委員会に対して補助金を交付している状況です。議員おっしゃるように、この電気柵によってエゾシカ侵入防止に一定の効果はあると考えられますが、この補助金の活用については、霧多布湿原に対するエゾシカの食害から保護することを目的として交付され、電気柵を設置したという経過になっております。それ以降については、地域住民団体等からの要望はありませんので、この補助金を活用した設置の予定はないと考えております。以上です。
質問 3番 秋森新二
要望がなければしないというそのような捉えでよろしいですか。私は電気柵の設置箇所を、琵琶瀬の坂下から奥琵琶瀬から新川東まで電気柵が設置されているのは確認してきました。一部、琵琶瀬のあたりがシカに壊されているのかどうかわかりませんが、琵琶瀬の学校で餌付けをしているようなそんなとこの見られますし、ペンションポーチのあたりで11月の中頃シカが死んでいましたけれども、多分、交通事故だったんだろうと思っております。それでもその間、琵琶瀬から新川までの電気柵の効果っていうは本当にありまして、私たちも安心して通っているんですが、この琵琶瀬坂下から渡散布の入口付近、2kmあるんですよ。できればそこまで電気柵を設置してほしいいと思って質問に上げたんですが、ずっとこの何年もなんですが、琵琶瀬に電気柵さくが設置されてから、奥琵琶瀬まで電気柵が設置されていますから、そこに相当数のシカが溜まっているんですよ。多分エサを採食しているんだと思いますが、それが夕方になると、展望台付近に上がってくるんです。そして草地を餌場としているんですが、琵琶瀬の上り坂から掘割になっていますから、あの間で事故等があります。危険箇所の1カ所になっているんですが、相当のシカが展望台周辺で草を食べている光景は毎年のことであります。ですから先ほども言いましたが、繁殖の増加に繋がっていることが、そういうその栄養のあるような草を食べさせていることが一つの増加に繋がっているということでありますから、できれば琵琶瀬の上り坂から渡散布の入口あたりまで電気柵を設置して、繰り返しをさせないようにするというのも私は一つの方法でありますし、ロードキルにも繋がっていると思っています。それからもう一つ暮帰別から榊町の間、だいたい直線で8kmあるんですよ。暮帰別の運動公園付近、リンクがあるんですが、あの辺は高台になっていますが、芝を刈って草が余っているんですが、もはやシカの餌場になっています。日中でも住宅に出て歩き回っております。環境としては子供たちを遊ばせるような、そういう環境ではないと思っております。暮帰別から榊町の間この11月頃でも、行ってみますと道端のシカの多さには驚きました。私たちの地域は山に囲まれていますが、日中はほとんど見ることはないんですよね。ほとんど夜間行動なんですよ。それで、そういう危機感というかシカとの遭遇というのがあまり地域の中ではないので、夕方になれば丸山の入口あたりでも出てきていますが、その程度でほとんど夜の行動で朝みると糞が落ちていたり住宅のそばの花だとかそういうものは、採食されています。ですが、この暮帰別から榊町の間、この道道びっくりしました。そして、悠々と干場に渡っていくんですね。人慣れしているという印象を受けました。それからもう1カ所、MGロードから湿原センターまで片道3kmあります。私はMGロードの直線はシカの横断ということに対してはあまりわかりませんが、避難道路でもありますから、安全な交通環境を考えれば防護柵の設置も必要ではないかなと思っております。また、ロード付近も貴重な湿原植生の群落地でもありますから、電気柵の設置が必要だと私は思っております。先ほどシカの習性等も話しましたが、もう少し触れてみたいと思いますが、エゾシカは塩分補給が必要なんですよ。シカは馬と同じく胆のうがないんだそうです。それで、草を食べざるを得ないというそういうことになっていて、シカが生きていくうえで非常に重要なのがこの塩分補給なんですよ。塩分不足のシカは消化、出産、出乳、そして子供の成長に支障が出やすいというふうに言われています。沿岸地域に住む生息シカですが、全部を含む栄養価の高い草を食べ沿岸の塩水を舐めてミネラル補給をしていると言われていますが、皮肉にも肉の評価と言えば肉質がやわらかく、シカ特有の匂いがなく臭みがないという、そういう高い評価を受けております。最近ですが、驚いたことに道路に使う凍結防止剤、塩化カルシウム、塩化ナトリウムですが、これを補給源にしていると言われております。間接的に我々人間がシカの健康増進を促進、頭数増大に一役を買っているというそんなようなことになるのかなと思います。この頭数を増やさないためにも、塩分とかミネラル補給をさせないためにもシカ柵が必要なんですよ。当然それは頭数が減るとロードキル対策にもなりますし、浜中町が毎年シカの頭数を減らすために、狩猟に対して1000万円の予算を投じています。今年は1059万6000円、大体2110頭ぐらい。これだけやっても減らないシカですからこういう対策も頭数を減らす、そういうことに繋がってくと思ったんですよ。もう一度、電気柵の設置はやらないのか、できないのか、答弁お願いします。
答弁 建設課長 渡部幸平(建設課長は2024年3月まで)
ただいまのご質問にお答えします。議員のご質問については、まずロードキル対策としての電気柵の設置をしないのかというところでございますけれども、まずは質問の内容としては渡散布と琵琶瀬間、それから暮帰別から榊町間、それからMGロード、こういったところに電気柵の設置が必要ではないかというふうにご質問されたととらえております。その上でお答えいたしますと、まず、琵琶瀬から新川東まで各地域が設置しております電気柵につきましては、目的としては植生の保護ということでお伺いしております。それで、現状のロードキル対策ということになりますけども、まず暮帰別から榊町の間になりますが、こちらについては議員ご指摘のとおり大変シカの横断が多い場所でございますので、建設課としてはまずこの区間にシカ柵の防護柵を設置していただくように、道道の管理者であります北海道建設管理部へ要望を上げております。こちら要望している方法としましては、国道沿いに設置されているような金網フェンスのイメージでございます。この要望でございますが、平成28年から要望してございますけれども、道道の管理者、北海道建設管理部からは事情としては各自治体から多くの要望が出されておりまして、限られた予算内で優先順に事業を実施しておりますので、今現在、採択に至ってないということでございますが、道内に実証実験としてシカ柵を設置している事例もありますので、そういった成果も踏まえて検討を継続するという回答でございます。また、MGロードのシカ柵についてもこちらも道道でございますので、北海道建設管理部の方に率直にお伺いをしてみたところ回答としましては、非常に有名な観光名所でございますので、町内外に景観を重視される方が大勢いらっしゃるということが予想されますので、シカ柵設置については景観を壊しかねないということから、慎重な判断を要すること、また現状において別海厚岸線、主要道道であってもシカ柵設置の予算措置に至ってないという状況考えると、MGロードについてはシカ柵設置は難しいというような回答でございました。あとは、琵琶瀬から渡散布については、今日ご質問にあって議員の方からそういった要望も出されましたので、こちらの方については状況等も確認した上で、こちらも道道ですので道の方に要望してまいりたいというふうに考えております。いずれにしましても建設課としましては、ロードキル対策は道道の管理者であります北海道建設管理部の方へ出没状況が多いという状況ですとか、あとはシカ柵設置の声が上がっているということを強く要望を継続しながら、また、野生動物との衝突を避けるために飛び出しの多い場所ではスピードを落として走行していただけるようなことが基本となりますので、そういった飛び出しに注意してもらえるような効果的な標識の設置、あるいは舗装所へのロードマークのペイント等についても、合わせて建設管理部の方に要望していきたいと考えております。以上でございます。
質問 3番 秋森新二
建設課から前向きな答弁をいただいたと思いますが、すべて北海道の考え方一つということになるようでありまして、非常に心細いなと思って伺っておりました。それでも北海道の予算次第ということになるんですか、金網は一昨年ですか、決算審査委員会のときに、浜中町で使っている金網柵と電気柵の単価を聞きましたら金網は1m2000円、電気柵が1m247円という答弁があったんですが、電気柵もこのようなご時世ですから恐らく多少は上がっているのかと思っておりますが、相当の開きがあるんですよね。本当は全て金網柵でこのロードキル含めて、この干場に入らない、そういう対策に金網を使ってもらえると、ほぼ永久に近い対策になると思いますが、電気柵はやはり耐用年数みたいなものもあったりシカに破られたり、そういうことになりますから、管理も大変かなというふうには思っております。建設課長の答弁ですから、ぜひとも北海道に強く要望していただいて、琵琶瀬から渡りまでの間、暮帰別から榊町の間、これやっぱり急いでもらわないと、本当にロードキルのような事故に繋がるような相当な頭数が道路横断していますから、また、当然、榊町地区も干場に入っていますから。当然住宅の周りもうろうろしています。昼間からですからね。その対策も含めて、ぜひとも実現してほしいとそう思っています。2つ目の電気柵を設置した場合は、費用はどのくらいかかりますかっていう、質問を出してもこれだめですね。当然、電気柵設置、新たにできない、今現在はできないということであれば、道道ですから道の関係もありますから、電気柵以外どのような対策があるのか限られてしまうと思いますけど、電気柵以外の方法で何かロードキル対策ができるというものがあれば紹介してほしいなと思います。
答弁 建設課長 渡部幸平(建設課長は2024年3月まで)
ご質問にお答えいたします。ロードキル対策、電気柵以外の方法についてどういうものがあるかということのご質問だと受け止めておりますけども、車運転中に野生動物と衝突してしまうことをロードキルと呼ぶということでございます。この方法についてどのようなものがあるか、調べてみたところ大きくは区分として2つございます。まずひとつは、構築物の設置など物理的なフェンス等、そういったものがございます。あとは動物の心理的バリアを利用する物、この2通りということに分けられる様でございます。物理的なものにつきましては先ほど言いました金網のフェンスということで、イメージとしては国道の両脇に設置されているような、高さ2mから2m50cmのものでございます。一方で動物の心理的バリアを利用する方法としては匂いですとか音、それから光の反射で追い払う方法、こういったものが、北海道の他の地域で試みられているという情報でございます。まず、においというものでは動物の嫌うにおいの液体の散布ですとか、液体を染み込ませたシートを吊るしたりとか、する方法があるようでございます。音の方では近づくと、爆音が流れる方法ということでございます。光のほうでは道路の路肩にポールを立てまして、反射鏡を設置すると車両が通りますと、車両のヘッドライトが反射して動物に進入をためらわせるという仕組みということでございます。電気柵につきましても、接触することで動物が電気を感じて嫌がる仕組みということで、カテゴリーとしては動物の心理を利用する部類だというふうに考えられます。方法としては以上でございます。
質問 3番 秋森新二
ありがとうございます。金網柵から見たらちょっと心もとないような対策だなと思いますが、やはり北海道からは金網柵の設置予算を投じてほしいなと思いますので、課長頑張ってください。北海道でも今課長言われた北海道エゾシカ管理計画の中でこのフェンス等の整備に対して応援をするような、そういうことになっているんだろうなと思っております。エゾシカの生息域の拡大によって当然人身事故につながっておりますし、また市街地を中心に事故等もありますが、そういう防止対策も必要だと思います。浜中町のシカ駆除対策で先ほど言いました毎年2000頭の予算を投じております。そのようなことから、北海道にはエゾシカ管理計画というものがありますが、浜中町でエゾシカ防止計画、そういうものを作ろうかという考え方はないのか伺っておきたいと思います。
答弁 農林課長 渡邊馨(農林課長は2026年3月まで)
やはりシカの個体数をきちんと把握、そして管理することが大事だと考えております。エゾシカに限らず野生動物の個体管理の理想は絶滅も増え過ぎも避け、できる限り適正な水準に位置することであると思いますが、生存率や繁殖率等は環境と共に変化するため、正確的な情報は得られることは困難でございます。それで、個体数を管理するために、エゾシカ捕獲推進プランというのがございます。地域ごとの市町村捕獲プラン目標数というのを制定されておりまして、浜中町の場合でいけば、年間3140頭を目標に駆除するという計画になっております。なお、この3140頭という目標数値には先ほどお話あった有害駆除2000頭プラス研究捕獲、それから一般狩猟、これらの数を足したもので3140頭クリアすれば、将来的には個体数は減るということを道としての計画でうたっております。以上でございます。
質問 3番 秋森新二
そうですか。なかなか3000頭は手が届かないような頭数ですよね。ハンターが増えてくるとその頭数まで近付けるのかなっていう思いもありますが、なかなか今の現状では難しいんだろうなと思いますが、提案ですが、ちょっとロードキルから飛躍するかもしれませんが、増加するこのエゾシカから湿原を守る、今も守っていますが、それから森林を守る、牧草地を守る、それから当然、干場も守ると合わせてロードキル対策も含めて防護柵の設置、なかなか頭数を減らせないという今の現状でやっぱり防護柵が効果的なものだと思っておりますので、クラウドファンディングを活用し、寄附金を募って、この防護柵の設置をできないものなのか提案をしたいと思います。今年元年にやった酪農学園大学の調査報告書を見まして、平成26年にエゾシカの食害を受けたということで、先ほど説明がありましたように電気柵が設置されて、その効果が証明されております。しかし、それ以外にも湿原においては被害が発生をしております。防護柵以外の植栽被害が高いというのが酪農学園の調査報告ですが、特に種数の少ない回復力の低いバラ科のワレモコウやイネ科、低木等の被害が見られて踏圧等もあり、将来的には被害が顕著化する可能性が起きてきております。また、くどいようですがシカが昆布干場、市街地に出没して当然、人との軋轢が増えております。それから森林被害であります。食害と剥皮被害が全体の7割とされております。特に深刻なのは広葉樹の芽が採食されて更新されないということなんですよ。シマフクロウエイドが中心になって組合と漁業と役場とそれから道有林に使いますから、道ということになるのです、昨年から川の上流に金網フェンスを設置して広葉樹を植えるそういう活動が始まりました。今年も継続することになっておりますが、普通であれば常識であれば考えらないことなんですよ。針葉樹から広葉樹、子孫を残すために必ず花をつけ身を付けそれが当たり前のように綿毛になって大木にまで成長するのが普通なんですから。そのことがないんですよ今。ですから現在、設置されている電気柵の維持管理、そういうものもあります。要所要所にメーター2000円もする高価なものですが、それもクラウドでもしかしたら設置できるかもしれないと考えます。ですから、クラウドファンディングの活用をぜひともお願いしたいと思いますが、考え方を伺いたいと思います。
答弁 副町長 齊藤清隆(副町長は2023年9月まで)
今、議員の方からロードキルの対策の関係でご質問ありましたけども、議員言われているのはおそらく建設課長のほうも答弁させてもらいますけど、道道でのロードキル対策というところに重点を置いてるかと思うんですよね。繰り返しになりますけども、道道はあくまでも道路管理者は北海道ですから北海道建設管理部の方に強く要望するということ以外、町としては言いようがないというところでございますし、クラウドファンディングを使ったとしても、あくまでも道道での用地ですからそれは道に許可取らなきゃならないということも含めますと、その辺も含めて重ねて道の方に要望を上げたいと思っていますので、町としてはいたし方ないというところも含めまして、ご理解願いたいなというふうに思っています。議員さんの下調べしていただきました琵琶瀬の坂下から暮帰別西までの電気柵ですよね。それはあくまでも地域団体が、町に要望して補助して維持の方も地域であってもらっているといったような電気柵でございますから、それと道路にあくまでもその湿原保護のための電気柵ということをとらえていただきまして、道路に入らないための電気柵ではないということのご理解を重ねてご理解願いたいと思います。以上です。
質問 3番 秋森新二
クラウドファンディングですが、たしかに道道ですから本当は道の責任分野だと思っていますが、事業費があれば、北海道だってエゾシカ対策推進条例というのがあって、この北海道エゾシカ管理計画なんですから、それが交通事故対策でフェンスも整備しますよってなっているんですから。それから市街地の出没対策も北海道エゾシカ管理計画の中にあって整備を促進、市街地も人との軋轢があるそういう事故に繋がっていくようなところであれば、整備を促進するという市街地の出没対策まで道はやっていますから、ですから自治体がクラウドファンディングでお金が集まったらここに電気柵設置します、電気柵だったら草刈ったりなんだりそういうこともあるでしょうね。その単価が高い金網を設置しますよと言ったら、道はありがとうございますと絶対言いますよ。道はやれないんですから。できるだけクラウドファンディングを。やっている自治体もありますよ、町長。これは酪農を守ったり、森林を守ったり、ロードキルにはそれは向いていないと思いますけれども、農林漁業の被害のために3000万円の計画に対して2300万円くらい集まっていますよ。そして、設置プラス延長というそういう自治体もあります。最後になりますが、環境省のツイッターにこうあります。シカが日本の自然を食べ尽くす、というのがあります。生物多様性のたくさんの恵みを受けて、私たちの暮らしも支えられています。当然、自然も守られています。しかし、今、話したように増え続ける食害は牧草をはじめ農作物の被害、そして森林被害と下層植生の消失は水源涵養の経過と森林における生態系が失われつつあると思っております。加えて、エゾシカとの交通事故のロードキル対策が始まったばかりだと思っております。解決にはエゾシカの個体数の適正な駆除、防護柵の設置だと私も思っております。浜中町も自治体と北海道とそして国の協力いただきながら、解決に当たっていただきたいなと思っております。最後に町長の考え方、見解を伺って終わりたいと思いますが、よろしくお願いします。
答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)
今、言われた質問でありますけども、道道ですから私の知っている道議会議員にその旨伝えて、うちの議会でそういう問題出ていると、道道なんだから道議会議員で知事に質問してクラウドファンディングやったらどうかということも含めて頼んでみます。うちからはちょっと言いづらいですよね。議員だったら言えると思うんです。道議会議員だったら。ちょっとやってみたいと思います。