みんなの議会

中頓別町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月17日

学校教育について

2012年3月17日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「学校教育について」質問し、教育長 米屋彰一、教育次長 青木彰、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉、保健福祉課長 石川篤、国保病院事務長 柴田弘、自動車学校長 浅野豊が答弁しました。

質問者
星川三喜男 議員
答弁者
教育長 米屋彰一、教育次長 青木彰、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉、保健福祉課長 石川篤、国保病院事務長 柴田弘、自動車学校長 浅野豊

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 星川三喜男

受け付け番号5番、5番、星川です。まず1点目、学校教育について質問させてもらいます。今年4月から中学校での武道の教育が必修化されると聞いていますが、これは全学年、全学級が対象ですか。また、これに対して安全対策を中心にどのように対応されるのか伺います。2点目といたしまして、この一、二年間、いじめの実態がないか伺います。あれば、どのように対処してきたのか伺いたいと思います。

答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)

星川議員の学校教育についての質問に青木教育次長のほうから答弁をいたさせます。

答弁 教育次長 青木彰(教育次長は2016年6月まで)

私のほうからご答弁をさせていただきます。まず、1点目ですけれども、平成24年度から新たな中学校学習指導要領となり、武道は我が国固有の文化であり、武道を取り組むことを通して武道の伝統的な考え方を理解し、相手を尊重して練習等ができるようにすることを重視する運動として武道が必修化されるものです。基本的には全学年が対象ですが、3年生は球技等別な選択肢もあります。中頓別中学校では、1、2学年においては柔道を取り組むことにしており、3学年については球技の選択を基本に考えております。授業の実施方法等についてですが、安全面での対応が最も重要であり、昨年12月時点で中学校初め柔道協会と協議、相談をし、一定の方向を見出してきております。施設は、町の柔剣道場を活用すると。指導に当たっては、体育教師一人任せにせず、複数体制で、なおかつ専門家である中頓別町柔道協会等の協力を仰ぐなどが主な内容であります。柔道を授業で取り組むことについては、そのけがなどの重大事故等の危険性について専門家から数多く指摘をされているところであり、文部科学省としてもさまざまな対策を講じてくるものと思われます。本町においても、その実施に当たっては十分な安全対策が講じられた後に実施するよう、今後も中学校を中心に関係者で十分協議し、進めていくこととしております。次に、2点目のいじめの関係でございますが、まず初めにいじめという概念についてはというところで共通理解に立ちたいと思いますが、人それぞれとらえ方の違う面もあるかと思いますが、文部科学省のいじめの定義というのがございまして、それでは平成6年以降、自分より弱い者に対して一方的に身体的、心理的な攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているものということを、平成19年からは、いじめとは、当該児童生徒が一定の人間関係のあるものから心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているものとする。なお、起こった場所は学校の内外を問わないとしております。このことは、いじめは集団の中でだれにでも、いつでも起こり得るものであり、子供がいじめられていると感じたら、それをいじめと理解するという考え方を示しているものであります。そこで、いじめの実態がないかというご質問ですが、そのことに関しては事の深刻さや度合いはさまざまではありますが、常にあるというふうにご理解をいただければよろしいかというふうに思います。次に、その対応ですが、いじめに関してはとてもデリケートな事柄で、細心の配慮が必要というふうに考えており、基本的には担任である教師を中心に保護者との連携を密にし、生徒指導部担当教師、校長、教頭、そして学校全体でその解決に当たっております。教育委員会としては、毎月それらの報告をいただくとともに、個別の状況について随時校長等から情報をいただき、適切に対応していただいているところであります。

再質問 5番 星川三喜男

それでは、再質問させてもらいます。ただいまも次長より詳しく答弁がありましたけれども、武道の必修化は直接的に2008年の改正された学習指導要領に基づくものであるということは私もわかっております。私が質問を出してからラジオ、それからつい最近では新聞紙上にもでかでかとこの柔道の問題について記事に出されております。全国で事故が多発していることからして、教育上非常に重要な問題と考え、延期する学校が多数出ていると言われております。今回新年度予算にも一般会計で40着、26万円ぐらいの計上を出されておりましたけれども、教育長はその大変という認識があるのかどうかわかりませんけれども、その上で延期することなく4月からスタートさせるつもりかどうか伺いたいと思います。また、町内には宗教上、他者との争い、それから競争の禁止を戒律としている町民もいらっしゃいます。その方々の子供さんに中学生になってこの柔道、武道の授業を受けさせるつもりなのかどうか。その中で、何か対策を考えているかお伺いしたいと思います。それと2点目、いじめについてなのですけれども、単刀直入にお聞きしますが、第7期総合計画での町民アンケートの中の自由記述の意見、とある女性からです。これは文章が長いのですけれども、最初と最後を読ませてもらいますけれども、うちの子供はいつもいじめられています。そして、後段にはいじめは悪いと幾ら表面的に学習しても、すべての先生のいないところでやられています。いつも特定の子供たちですが、つらく、苦しく、寂しい思いをしていることをわかってほしいとの切実な訴えがこのアンケートの中に書かれています。ひどいいじめの内容は差し支えがあり、触れられませんが、教育委員会でこの訴えにどのように対応、対処してきたか伺いたいと思います。

答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)

まず、1点目、私のほうからお答えしたいと思います。まず、柔道について、4月から実施するのかということでございますが、4月からの実施ではございません。実際にやるのは、秋口になるのかなと思っております。その間、文科省の指導等も当然あるかと思いますが、その中で先ほども言ったようにいろんな安全対策等々を協議しながら進めていきたいと考えております。それから、最後のほう、ちょっと聞き取りにくかったのですけれども、嫌がる子ということですか。(「いや、それは宗教上。争ってはならない宗教もあるんです」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)

宗教上ですか。その辺ちょっと把握しておりませんが、その辺そういった問題があるのであればどのように対処するか今後検討をしていきたいと、そういうふうに思っております。(何事か呼ぶ声あり)

答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)

教育上、重要とか重要でないとかということではなくて、柔道は当然指導要領の中で必修化されましたので、その辺につきまして柔道に限らず武道がそうなのですが、たまたま当町では柔道をやるということで、そういう取り組みについては十分注意をしながら、安全対策を講じながらやっていくということで考えております。

答弁 教育次長 青木彰(教育次長は2016年6月まで)

教育長が柔道の関係について答えられていますけれども、4月以降中学校のほうと武道については学習計画等をしっかりつくっていくという考え方に立っておりますので、その中でるるいろんな問題が出てくるかというふうに思いますので、解決に向けて全力で当たっていきたいというふうに思います。それから、いじめのことに関してですけれども、いじめの問題については町民の皆さん、すべての方が本町においてそのようなことがないようにという願いで気にかけていることだろうというふうに思います。また、一方で正確な情報が伝わりづらく、また正確に伝える難しさもあるというふうなことで、なかなか特効薬もないというようなこともあるのかなということで、うわさになりやすかったり子供、保護者を傷つけたりということにもなりかねないというふうな状況もあるかなというふうに考えております。そのようなことで、具体的な事案に対してどうしたかというふうなご質問について申し上げる難しさもございますけれども、いじめの程度は別にして、先ほど申し上げたようにいつもあるというふうな認識のもとで、その対応は早期発見、早期解決ということを目指して、学校、そして教育委員会が一丸となって取り組んでいるということでご信頼をいただければなということで申し上げさせていただきたいと思います。(何事か呼ぶ声あり)

答弁 教育次長 青木彰(教育次長は2016年6月まで)

具体的なアンケートに出されていたものも含めて承知はしてございます。それに対しても、先ほど申し上げたように学校、教育委員会が一丸となって取り組んでいるということでご理解をいただければというふうに思います。

再質問 5番 星川三喜男

このいじめについても、私は次長ではなくて、事務を代表する教育長に答弁してもらうのが普通だと私は思っております。それでは、再々質問させてもらいます。ただいま教育長は、教育上重要な問題とは認識していないのです。必修科目、中学生での柔道というのは大変なことだと思いませんか。そういうことで全道各地で見送っている学校が相当あるのです。その前には、一事例として平成18年でしたか、どこかの高校の女子生徒が柔道の授業中、要するに脳挫傷、そういう事例もあります。このことについて、教育委員会は重要な問題ではないと認識されているのがちょっと私は納得いきません。だからこそ、教育行政執行方針に載せていないのでしょう。これは、教育長というか教育委員会にも一般質問、それから議会等々で指摘されている事項です。地方教育行政法の第26条には、執行の基本的な方針に関することについては、教育長には事務の委任ができないと書いてあります。教育委員会で教育行政執行方針は、教育委員会の議題として3月12日発行の、2月20日、定例教育委員会会議を開催しましたという題があります。その中で、議案第2号です。教育行政執行方針について、これは内容の精査を行う、決定することにしましたと書いてあります。決定事項なら、教育委員長がこの席に来て教育行政執行方針を表明しなければならないと私は思いますが、なぜこの場にいないのかお聞かせください。これは、前々から議会から指摘されている事項です。そういうことで、今回は農業委員会会長さんですか、午前中お見えになりました。教育長の事務権限には含まれないことについて、教育長が答弁する自体がおかしい。これは、教育委員長が答弁するのに……。次の議会からは、必ず出席してもらうよう確約してくれますか。できますか。それと、いじめについてです。このいじめの問題は、私もよその子を預かった経験、自分の子も確かに4人もいます。その中でやっぱりいじめは、学校通っていればこれはつきものと言ったら語弊がありますけれども、個人それぞれ物のとらえ方でいじめに関してはいろいろ見解が違いますけれども、この切実な訴えを、やはり教育長トップに、校長、学担、できればやられた、やった父兄、両者を交えて検討すべきではないですか。個人的に言わせてもらいますと、私が山村留学で生徒を預かったとき、こういう実態は、実例は何回もありました。現に私も学校に行きました。るる全部説明して、担任がやっと気づいてくれたというのも……あんな小さい学校ですよ。それでも先生にはわからないところもあるのです。そんなことが大きいか小さいといったら小ですか。その20人、十数人の生徒の目配り、気配りもできないようでは、悪いですけれども、教師失格です、今の時代。その先生が、この武道もやるような先生がそういうことを授業としてやれますか。また、先ほど言ったように、宗教上やれない子、そういう争いもできない子なのです。これは、小頓別にもいました。運動会にも出れない。だめだ。今度そういう子が柔道の必修化でいじめの対象になるのです。何でおまえ出ないのだと。今度、裏でふざけ半分で柔道かけられたとき大変です、その子は。そういう気配り、目配りを教育委員会、教育長はちゃんとできますか。学校長にちゃんと指導できますか。これは、もっともっと重要問題として重く考え、やはりあちこちの学校のことを見て聞いて、それからスタートしても私は遅くないと思いますが、どうでしょうか。

答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)

先ほど重要でないというようなことを言っていますけれども、決して重要ではないと言ったつもりはございません。そして、実際に道内でも柔道を扱っているのは、中学校7割ぐらいが武道の中で柔道を選択しているという実態がございます。宗谷管内の中におきましても、中学校でいきましても26校ございますけれども、その中の17校が柔道、剣道が4、それから相撲が4、その他1ということでございます。それで、私たちもこの柔道を選択するに当たっては、学校とも十分協議を重ねた上で柔道という武道を選んだわけでございます。その辺をご理解いただきたいと思います。それと、改めていじめと関連して、先ほども申し上げました宗教上の問題等々、これらにつきましても柔道が実際に授業として始まるまでの期間、まだありますので、その辺も踏まえて十分に検討を重ねていきたいと。どのような方向があるのか、方向性が見出せるのかも含めて考えていきたいと思います。それと、いじめについてのことでもございますが、いじめは本当にいじめられていると感じたらそれがいじめということで理解されておりますので、感じ方も人それぞれ違いはあるかと思います。その中で、学校でもアンケート調査等々を行いながら早期発見、早期解決に向けて努力をしているところでございます。そして、保護者とも何か事があると学校全体で取り組んだり保護者ともお話をしたりとかということで取り組んでいるところでございますので、決して一生懸命やっていないということではなくて、学校も私どもも一生懸命やっているつもりでございます。それと、委員長が出てくるという、委員長の部分でございますが、委員長は前も申し上げたと思いますけれども、各町村においても必ずしも委員長が執行方針を述べるという事例ではございません。(何事か呼ぶ声あり)

答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)

町村で、そうです。だから、中頓別町でもそれが法的に必ずそうだというものはないと私は判断しております。先ほど言った教育長に委任できない事項におきましては、点検、評価ですか、この部分については委任はできないけれども、決定は教育委員会の中ですると。その発表については委員長がしなければならないという何物もないと、私はそう思っております。そして、実際に議会の説明に対する出席、この辺は理解はされていると思うのですが、必ず委員長でなければならないかということではなくて、これにつきましてももう既にご存じでございますけれども、地方自治法の121条によって委員長の委任または嘱託を受けた者として教育長が説明のために議場に出席することができる。必ずしも委員長でなければならないということではないというような解釈で押さえております。あわせて、委員長は確かに教育委員会を代表する者でございます。そして、教育委員会の中で教育委員会の行う法律的行為を委員長名義をもってすると。しかしながら、必ずしも教育委員長の名義をもってでなくて、教育委員会の名義でもってすることを、それを妨げるものではないというような言い方もされておりますので、その辺は解釈の違いかなと、そういうふうに思っております。

再質問 5番 星川三喜男

これは、もう終わりましたから質問事項ではありませんけれども、そうしたら121条の中で議会の審議に必要な説明のため議長から出席を求められたら……議長は多分出席してくださいと言っているでしょう。それでも、なおかつこの議場に来ないというのは何でなのですか。それ自体がおかしいのではないですか。(「議事進行」と呼ぶ者あり)

再質問 5番 星川三喜男

だから、質問ではないけれども、121条にもそういうことを書いてありますので、そこら辺をよく注意してください。

再質問 5番 星川三喜男

それでは、納得いきませんけれども、2番目のデマンドバスの取り組みについて質問させてもらいます。高齢者の足確保の対策として、私は1年前にデマンドバスについて一般質問させてもらいました。その中で、23年度中に検討させるとの町長の答弁がありました。また、第7期総合計画でもデマンドバスの検討がうたわれていますが、導入に関する調査は行われていますか、お伺いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

星川議員のデマンドバスの取り組みについて、小林まちづくり推進課長に答弁をいたさせます。

答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)

ご答弁申し上げます。23年度では、まず病院の送迎について優先して改善を図ることを目指し、保健福祉課が中心となって検討を行ってきています。デマンドバスなどの方法を含めた地域交通全体の見直しについては、その後の課題として位置づけておりますけれども、ただこの中で今年度社会福祉協議会の協力を得て交通手段の現状について一部調査を行っております。ただ、地域交通全体の見直しを具体的に検討していくためには、さらに詳しい調査が必要と考えており、今後も引き続き調査を行っていきたいというふうに考えています。

再質問 5番 星川三喜男

それでは、再質問させてもらいます。送迎について、23年度中の検討された結果を知らせてもらいたいと思います。それから、町政執行方針には小頓別方面、週2回の患者送迎の運行の継続もうたってありますが、平成24年度中に改善を図るのか。また、改善内容はどのようなものなのか明確な見通しを町長に伺いたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

23年度中の病院の送迎について検討するように保健福祉課長に、まちづくり推進課長等も含めて私のほうで指示をしました。その結果については、保健福祉課長に答弁をいたさせますけれども、24年度執行方針でありましたとおり、23年度までもそうでありますけれども、週2回の小頓別方面の送迎、それから神崎、兵安のほうの1回の送迎、これは今現在も継続をしていきますけれども、何とか兵安地区のほうから週2回してもらえないかという話もあります。そういう意味では、今どういう方法でやることが一番効率で効果的なのかと。こういうようなことも含めて検討をさせていますので、その結果について担当課長のほうから説明をいたさせます。

答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)

まず、病院の送迎でありますが、私どもと病院事務長とまちづくり推進課長と3者で相談を行ってきておりまして、まず現状の275号線と、それから兵知安、神崎周りなのですが、週に2回のところ、兵知安、神崎周りについては週に1回ということで、まずこれを解消しなくてはならないということで、両方週2回できるようなことを今考えております。それで、ご質問の24年度中にということでありますけれども、できるだけ早い段階で煮詰めていきまして、24年度の早い時期に実施できるように頑張ってやっていきたいと考えております。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私から補足をいたしますけれども、今1台のバスで今のような仕組みで患者輸送しているわけでありますけれども、できることであれば小頓別から松音知に向けて中頓別へ来る便と。完全に車を分けて神崎、兵安方面から2便を走らせる方法、こういうことを主眼に検討をしていると、こういうことでご理解をいただければと思います。

再質問 5番 星川三喜男

議長にお願いしたいのですけれども、検討された内容の会議録を提出してもらいたいと思いますが、どうでしょうか。きょうでなくてもいいです。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

今星川議員から検討した記録を欲しいということでありますから、隠すものでもありませんから、事後配付をいたします。

再々質問 5番 星川三喜男

それでは、再々質問させてもらいます。町民は、昨年度の答弁の内容を見て、兵安、神崎地区の住民は新年度から週2回走ってもらえるのだなと思っている人がたくさんいます。病人は、一年や一月とも言えない状態なのです。早急に運行していただくよう再度お願いし、隣の猿払村でデマンドバスも運行しております。その内容は、確かにこことは違います。天北線のバスの廃止によってです。でも、利用客は多数いて、喜ばれているという新聞記事にも載っております。中頓別町のこの小さい町です。だからこそできること、そして町長が言っている住んでよかった町、これからも住み続けたい町、そして福祉の町ですよね。そうであれば、早急に検討し、運行すべきでないかと思いますけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私から言いますと、2便走っているところ、1便走っているところ、こういうことで住民福祉につながっているのだと私は思います。まだまだ町の中でも集落を持って、藤井だとか弥生だとか寿だとか旭台方面は走っていないわけでありますから、そういう面ではそっちのほうも含めて考えてあげないとならないのかなと思っています。そういう意味で、若干おくれても1便走っているということで、まだいい地域だなと、こういうご理解をいただければいいと思いますし、できるだけ早くそういう面では、私はやはり一定の年齢以上の人が病院に来るときには、藤井であろうが弥生であろうが、そういう地域の人たちも送迎できるような、そういう体制を目指して今検討をさせますので、もう少し時間をいただきたいなと、このように思います。

再々質問 5番 星川三喜男

わかりました。本当に町内隅から隅までデマンドバスが行き渡ることを期待して、質問を終わらせてもらいます。それでは、3番目の病院事業会計などの赤字についてでございます。病院事業会計、自動車学校事業特別会計は、今年度赤字が確実な状況と伺っています。特に病院事業会計は、一般会計から2億6,000万円以上の繰り出しが必要との説明でした。両会計の赤字見通しと今後の解消策、どのようにするか伺いたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

病院会計の関係については柴田病院事務長、自動車学校会計については浅野自動車学校長に答弁をいたさせます。

答弁 国保病院事務長 柴田弘(国保病院事務長は2014年3月まで)

病院事業会計についてご説明いたします。国民健康保険病院の平成23年度の収支不足額は、ルール分も含めまして約2億6,500万円の見込みであり、内訳は収益的収支で約2億4,136万円、資本的収支で約2,364万円、それに対して地方交付税の措置が約1億3,200万円となり、実質不足額は1億3,300万円程度となる予定であります。今後の解消策といたしましては、医師2名体制を早期に実現し、患者の期待にこたえていくことが赤字削減につながっていくものと考えております。

答弁 自動車学校長 浅野豊(自動車学校長は2013年3月まで)

お答えいたします。先般補正予算でご審議いただいた時点で385万7,000円見込んでおりましたが、その後若干の入校生数の回復の兆しが見られたこと、またさらなる経費節減等で最終的には140万円程度になるものと予測しております。また、今後の赤字解消策でありますが、本年度につきましては退職した指導員の補充が間に合わず、3名の指導員では教習生を希望どおり卒業させることが困難なことから、積極的な募集活動ができず、新車導入というせっかくの機会を逃してしまったことを反省し、ことしは早目に指導員確保に努め、教習生の要望にこたえられる体制を整えたいと考えております。よって、本年度他の自動車学校へ流れた地区の高校生の入校回復を図り、赤字削減に努めてまいります。

再々質問 5番 星川三喜男

それでは、再質問させてもらいます。まず、病院会計でございますけれども、来年度以降病院の会計、ルールが変わるということで、一般会計から繰入金などがこれまでの資本から負債扱いに変わるようですが、累積欠損金の額がふえることを私は心配しておりますので、今後一般会計から繰り入れ、支援できる限界、それと限度、どのくらいと考えられますか、お伺いしたいと思います。それと、自動車学校会計なのですけれども、本当に自動車学校は少子高齢化が進む中、大変努力、検討しておられると私も思っております。ただ、どうしても夏場の場合、校長も言っておりますように教習生が少ないと伺っております。夏場の教習生をふやすため、もう少し自由な料金設定、料金値下げができるよう条例改正して、経営の自由度を上げる余地はないでしょうか。これは、町長に伺いたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

病院の累積欠損金の増加につながっていくのでないかという心配をいただいておりますけれども、私は今のような財政状況、言えば平成23年度、恐らく24年度も地方交付税が0.5%増でありますから、本年度と同じぐらいの地方交付税が交付されるものと考えております。そういう時期にあっては、ことし程度、言えば実質不足額1億3,000万円程度の赤字額の負担を一般会計がしていくことについては、余り心配はしておりません。ただ、これから赤字額がどんどん、どんどんふえていって、1億8,000万も2億円も実質不足額が出てくるようになると、一般会計として耐えれるのかどうなのか、こういうようなことを心配しなければならないだろうと思います。ただ、今お話ししたとおり、24年度も国の地方交付税0.5%の増でありますから、ことしと同じ程度の交付税が交付されるということでは、累積欠損金をふやすことのないような繰出金措置をできるだろうと、このように見ています。これがいつまで続くかということについては、はっきり言ってあと5年、10年、そういう長期の年数をお答えすることはちょっと今のところできないだろうと、このように思います。そういう面では、早く2人目のお医者さんを確保しながら、かかる経費を削減をしていきながら収入増を図っていくと、これに尽きるのかなと思います。特に今の院長も医療面では私が責任を持って診れる数の入院を目指しておりまして、何でもかんでも20人も何ぼも自分が責任持って診れないような人数を入院させるということはちょっとできないですと、こういうようなお話もしていますから、そういう面では2人体制にすることが今最善の不足額を減らす対策だろうと、このように思います。また、自動車学校の関係についても、今全体の教習生を確保することは大変難しい。時期的に高等学校が免許取得の解禁をする時期から生徒数を確保していかなければならない状況であります。そういう面では、これからも今のような状態が続くのでないかなと私は思います。ただ、今100万程度の赤字で済むのであれば、私は自動車学校をこれからも存続していくという必要性はあるだろうと思いますし、ただこれがもしか1,000万も2,000万も赤字になって改善の見通しがないということになると、これは大変なことであります。それであれば免許を取る人、または高齢者の人で講習を受けるような人にお金を持ってあげて、名寄へ行ってもらったほうがまだずっと安い。本当に端的に言えばそういうことになります。しかしながら、自動車学校があることによって、そこに働いている人たちがこの地域で経済的な効果もあるわけでありますし、また車を走らせることによって燃料店等の効果もあるわけでありますから、できるだけ長く自動車学校を存続させるということでは、今の校長の経験と、それから一人でも多くの教習生を確保するための努力を重ねていく必要性があるのでなかろうかなと、このように思います。そういうことで、ぜひ免許を取りたいという人については、中頓別で取ってくれるように星川議員も宣伝をお願いをいたしたいと、このように思います。

再々質問 5番 星川三喜男

それでは、再々質問させてもらいます。町長から答弁をもらいまして、本当に自動車学校に関しては努力しているのは十分わかります。私たちもまだ免許取得していない子供らがいれば、できるだけ夏休みでもいいです。専門学校へ行っている生徒は、本当はそのとき、だからできれば改正してもらってちょっと安いような料金設定でやれれば、もっと取得する生徒がふえるのでなかろうかなと思いまして、提言しました。それでは、再々質問、町長は医師2名体制を強調しておりますが、第7期総合計画で素案配付後、町民から数件の意見が寄せられていたのをご存じでしょうか。その中には、2人目の医師を確保するよりも、救急指定病院の返上など、町立病院の規模を縮小してはどうかとの意見も出されております。このことに対して、こうやってアンケートに寄せられた人に対して検討する余地はないか、町長の答弁をもらいたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私のほうにもそういう文書が来ております。はっきり言って、この地域でずっと生活をしない人はそういう考え方が成り立っても私は不思議でないと思います。特に病院を縮小して診療所にして入院患者を10名ぐらいにして、そして診療所にして運営を医者1人でしていく。または、うんと規模を小さくして、入院患者を持たない診療所にして赤字を出さないようにする、こういうのも一つの方法論だと思います。しかし、私はいつも言っているのですけれども、この地域にあって高齢化率が高くなって、そして老人ホームに入る人も、言えば中頓別町で入院ができないような老人ホームにもしか私が親がいたとしたら私は入れないと思います。そういうことを考え合わせると、私はやはり規模は縮小したとしても、病院としても19床以上あればいいわけですから、ただその場合に病院のベッド数を縮小しただけで経費節減ができるかというと、節減はできないのです。だから、そういう面では、今はっきり言って余り好ましい形ではありませんけれども、1床当たり約130万円もらえるわけでありますから、それが10床か12床しか使わなくても、50床の規模を縮小するという考えはないと、こういうこともお話を申し上げますし、また救急関係では指定を受けているだけで約4,000万円の交付税をもらえるわけです。だから、そういうことをかみ合わせると、外から見ると規模を縮小してお医者さん1人にすればいいのだと、こういうような話になるかもしれませんけれども、中身を精査するとそういう簡単なものではないと、こういうことでご理解をいただければいいのでないかなと思います。そういう意味で、今のところ私個人としては規模を縮小して診療所だとかにする考えはないということでお答えをさせていただきたいと思います。

出典:中頓別町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月17日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる