みんなの議会

中頓別町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日

要するに(公共牧場)中頓別地区について

2022年9月13日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「要するに(公共牧場)中頓別地区について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。

質問者
星川三喜男 議員
答弁者
町長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 星川三喜男

受付番号4番、星川です。私は、3月の定例会のときにも質問した事項なのですけれども、これは組合員、要するに酪農経営者から再度納得のいく答弁を聞き出してくれということもありまして、再度質問させていただきます。それでは、草地整備、要するに(公共牧場)中頓別地区についてお伺いします。令和4年8月27日付の日刊宗谷新聞でございます。それに宗谷総合振興局の入札結果が掲載されていましたので、その中から2点ほどお伺いいたします。まず、1点目、草地整備、中頓別地区62工区の1億480万円の事業内容はどのようなものなのか。②番、草地整備、中頓別地区施工管理2、460万円の事業内容はどのようなことなのか。この2点は、松音知地区の哺育育成センター事業の一部なのか、事業の一部であれば哺育育成センターは年々遅れていくばかりだと私は思っておりますし、農家の経営者もそのような判断をしておりますので、そこで宗谷総合振興局から事業計画書などがありましたら提出してもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。私の質問の事項②なのですけれども、これは新聞掲載です。この金額が全く違っていたわけなのです。中頓別地区施工管理、これは2でなくて新聞の報道では2,460万円という内容になっておりまして、その後平中課長が振興局に問い合わせたところ、報道が違うということで、管理(2)の460万円ということになっておりましたので、課長に訂正していただきましてありがとうございます。以上、質問に代えさせてもらいます。

答弁 町長 小林生吉

星川議員の草地整備(公共牧場)中頓別地区についてのご質問にお答えを申し上げたいと思います。ご質問にあります①、②につきましては、本町松音知地区で整備を計画している乳用牛哺育育成預託施設整備事業のうち、6か月齢から22か月齢の育成牛を受け入れる施設(育成舎)の整備工事に関連するものであります。事業実施主体である宗谷総合振興局より、本年度建設を予定していた育成舎建設工事の入札を6月に実施したところ、昨今の建築資材の高騰の影響等により入札が不調に終わったことから、工事の発注内容を変更し、建築工事のうち建築資材の製作部分のみを分離発注する形で改めて入札会を実施し、今般落札されたとの報告を受けているところであります。ご質問の点でありますが、①は育成舎工事の建築資材製作の発注、②につきましては①の部材製作に係る工事管理委託業務として発注されているとのことであります。今後の預託育成施設の整備に係るスケジュールにつきましては、振興局より事業期間を2年間延長し、計画している事業内容を完了させたいと提案されているところであります。現時点における振興局から提示された事業計画スケジュールについては、別にご提示をさせていただきますが、国や道の予算配分等不明確な点もあることから、現時点で具体的な運営開始時期が見通せない状況にあります。本町といたしましては、当該施設の整備は地域酪農の振興や酪農家の経営の安定化に寄与する重要な施設であると位置づけており、できるだけ早期に施設運営の開始ができるよう事業実施について振興局に申入れを行っているところであります。施設計画や運営開始時期につきましては、今後農協等の関係機関と協議を進めるとともに、酪農家の皆様への説明と利用希望調査を実施していきたいと考えているところであります。

質問 6番 星川三喜男

それでは、町長の答弁で、これを数字にして広報に出せば組合員は納得すると思いますが、そこで何点かお伺いいたします。この事業は、多分令和5年度で完了する事業だったのでないのかなと私は思っております。というのは、農家の土地改良整備事業は令和5年をもって多分完了すると思いますが、それに合わせてこの事業も満度が多分令和5年、遅くなっても令和6年には完成する運びではなかったのかということです。当初予算が初年度から施設整備に出されていないというのは、ちょっとおかしな事業内容ではないのかなと。本当に宗谷振興局では中頓別町に育成センターを建ててもらえるのかどうか、今まで本当に産業課長あたりが一生懸命になってもらっているのは分かりますけれども、なかなか事が進まない、そういったことで今酪農家は本当に苦しんでいるのです。というのは、皆さん御存じのようにロシア、ウクライナの戦争が始まりまして、餌、肥料等々が何倍も上がっています。そして、資材は、建物を建てたくたって昨年度からすれば2倍です。育成舎を建てたくたって建てられないのが現状です。そこで、待ち望んでいるのがこの哺育育成センターなのです。それと併せて、今子牛の値段が下落です。私が経営していた頃の30年前に戻ったという状況です。生まれた子牛が1万円から10万円、下手すれば引取り手がない、そのような状況の中で売るにも売れない、子牛を。それであれば、やはり建物がなければ管理していけないというのが現実です。そこで、やはりみんなが期待しているのが哺育育成舎、計画どおり建てて事が進んでいれば何ということはない、来年、再来年度には預けられるのかなと思っていたところ、結果は令和8年度に、もしくは令和9年度です、完成。その頃には中頓別町の農家数が二十数戸しか、今30戸を割ったのです。そういった形で完成したときには、果たして利用してくれる組合員、農家がいるかです。間に合わないから、やはり高額な建物でも育成舎を建てようという動きもありますけれども、期待している中でこのような事業が遅れていくというのは何らかの原因がどこかにあるのかなと。事業計画が進まないということで農林水産省のほうから何か指摘が町に来ていないのか、宗谷振興局に来ていないのか伺いたいと思いますが、再度質問させてもらいます。本当に令和7年、8年度には完成する見込みなのか、農政局の部長と何らかの打合せで合意しているのか再度お聞きします。

答弁 町長 小林生吉

私で答えられる範囲を答えて、後で産業課長のほうで補足があれば補足をしたいというふうに思います。星川議員おっしゃったように、ここ数年の酪農情勢の大きな変化については私も大変憂慮しているところでありまして、基幹産業をしっかり守っていくために町として取り組まなければならないことについてはしっかり取り組んでいかなければならないという考え方を基本に持っているということをまず申し上げたいと思います。それで、この育成舎の関係でありますけれども、道営の事業が始まってどうしても他地区と競合していくというようなこともあって少し計画段階での想定よりも後ろに回ったということもありましたけれども、去年入札を行って事業が進むものと思っておりました。ただ、去年建築費の高騰ということで落札をする業者がないというような状況となり、それでも何とか立て直してその年度の中でということも申し上げましたけれども、なかなか難しいと。ただ、今年度は、何としてもそれについては取り進めるというお話でありました。ただ、状況は今年度に入ってさらに悪化しているということで、大変本当に残念でありますけれども、2年続けて不落になるというような事態が生じました。先ほど農水省の話ありましたけれども、農水省のほうもこの件に関してはやっぱり憂慮すべき事項だということで道のほうにお話があるというふうには聞いております。それで、今年度に関しては、来年度に先延べするということではなくて、資材費の確保だとか、できるところをまずちゃんと着手するということで、これについて業者がしっかり落札をしていただいて、先般その業者さんも私のところに挨拶に来ていただいて、来年度もぜひ頑張って事業を完了できるように努力したいというようなお話をしていただきましたので、この件については完成を見るということについてはほぼ間違いないのではないかなというふうに思っています。ただ、この先の酪農情勢というか、経済状況、戦争を含めてですけれども、どうなっていくのかというところが分からないので、100%というのはなかなか見通せない状況ではないのかというふうには思います。ただ、そこに向かって道にも努力をしていただけるよう、町としてもしっかりお願いをしていきたいというふうに思っています。それで、実際に遅れている預託の開始、これに対しての対策については今後農協さんともしっかり協議をし、農家の皆さんのニーズについても改めて調査をする方向でいくことになるというふうに思っています。町としては、想定して遅れてしまった預託開始が例えば、あくまでも例えばでありますけれども、ほかの方法で預託の事業をする選択肢がないのかということも含めて、開設までの間つなぎとして、その間農家さんの負担については通常の預託を開始したときと費用負担が変わらない範囲の中でできるような方法なども模索をしてもらいたいなということで課長のほうにはお願いというか、指示をしています。これは、ちょっとどうなるか分かりませんけれども、とにかくできるだけそういう酪農家のニーズに寄り添った解決策を町としては検討していきたいという考え方でいるということをご理解いただければと思います。

質問 6番 星川三喜男

課長からの補足答弁はないということなのですけれども、そこで今町長の答弁にもありました今後のことなのですけれども、やはり私もそう思います。今高齢者が搾乳しています。そういう世帯が何軒かあるのです。もうそろそろ本当に奥さんも調子が悪く、旦那が一人でやっているとか、なかなか思うように事が進んでいかないという搾乳農家もあります。そこで、町長が言ったように、そういうところの農家にお願いして、搾乳をやめろとは言えませんよね。でも、そういう件もあるよと、こういうことに手を出せばこのぐらいの収入も得られますよというようなものを、課長、つくるべきだと思いますよね。そして、何軒かに、搾乳業をやめた方々の農家にこういう点で委託、預託できないのか、やってくれないかということも一つのつなぎとして考えられるのかなと思いますし、力のある農家はぼんぼん牛舎を建ててそれなりにやっていますけれども、現に私も今手をつけている農家で10間ほど、坪数で、建てておりますけれども、本当に高騰です。2.5倍、それも毎月ずつ上がっているのです。その契約したのが昨年ですから、まだ資材は安く入っているのですけれども、今後2.5倍どころか3倍になるのでないのかなという予測もされておりますので、現にある施設を利用してやはり今後農家数を減らさないような対策も行政として農協と一体となって考えていってもらいたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で質問を終わらせます。

出典:中頓別町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる