中頓別町議会 平成22年第1回定例会 2010年3月14日
具体的な問題として動くであろう2点について
2010年3月14日、中頓別町議会の一般質問で、西原央騎議員が「具体的な問題として動くであろう2点について」質問し、町長 野邑智雄、産業建設課長 奥村文男が答弁しました。
- 質問者
- 西原央騎 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、産業建設課長 奥村文男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 西原央騎
私は2点、ことし本当に実効性というか、具体的な問題として動くであろう2点について町長の所信を確認させていただければと思います。まず、1点目、実行力のある新規就農、移住、定住対策をということで質問いたします。本町の人口は2,022人となり、本年中には人口2,000人を割る可能性も出てきました。人口の減少は、病院、こども館等の施設の運営、経営、今非常に問題になっている部分、こういったことを初め本当にあらゆる分野において地域経済や将来への大きな課題と、また不安ともなってくると思います。現在中頓別町では、移住、定住の取り組みとしておためし暮らしを行い、定住や交流について評価できる事例もふえてきているように思います。一方で、主産業である酪農業への新規就農に結びつく政策や取り組み事例はなく、地域を支える酪農戸数の減少に対して実行力のある対策がなされないままとなっています。町政執行方針にある新規就農希望者への支援について具体的な取り組みを伺います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
実行力のある新規就農対策をという質問に対しまして、奥村産業建設課長に内容の答弁をいたさせます。
答弁 産業建設課長 奥村文男(産業建設課長は2010年3月まで)
ご答弁申し上げます。新規就農対策につきましては、町及び農業関係者で組織している中頓別町農業担い手育成センターにおいて研修生の受け入れに対する検討や受け入れ農家の調査等を行いながら、受け入れ態勢の整備を進めてきたところでございます。現在当町で酪農研修を希望している方がおりますので、受け入れに向けて取り組みを進めているところでございます。
再質問 1番 西原央騎
それでは、再質問させていただきます。まず、1点目として、先日も中頓別町農業担い手育成センターというような形で話し合いが行われていたようですが、これの実態、どのようなメンバーで、どのような話し合いが今行われているのかという実態について教えていただきたいと思います。また、なぜそういった実態を教えてほしいかというと、今まで全く実績というものがないのです。ですから、これが本当に実行力を持ってこの希望者を迎え入れられる組織であるのかどうか、そういったものが検証されなければいけないのではないかという観念から、この中頓別町農業担い手育成センター、もしくは政策として根本的な対策がもっと必要ではないかと思って伺いたいと思います。また、先日農業委員会等に確認をしたところ、今実質的には農家さん50戸ありますが、ただしこの50戸も実質的にはもっとなくて四十数軒に今なってきていると思います。そして、平均年齢、そこの農家主の平均年齢が54歳ということでした。それで、54歳、そしてこの後新規就農の皆さんが本当に中頓別町に住みついて農業として安定するには数年かかります。実態として54歳は平均ですが、60代が今中頓別の農業政策を支えていると、60代夫婦が支えているという実態に対して町としてしっかりとした数値を持って農業政策に取り組んでいるのかどうか、その2点についてお伺いしたいと思います。
答弁 産業建設課長 奥村文男(産業建設課長は2010年3月まで)
1点目の農業担い手育成センターの実態でございますが、農業担い手育成センターにつきましては中頓別町、JA中頓別、それから中頓別町農業委員会、宗谷農業改良普及センター、それからなかとんべつ動物病院等の構成メンバーに基づきまして中頓別町農業担い手育成センターが構成をされております。その担い手育成センターの実際の活動の組織として、その下部組織として農業担い手育成センター事業推進本部を立ち上げておりまして、その推進本部については町産業建設課、それからJA中頓別営農部、それから中頓別町農業委員会、それと農業改良普及センター、なかとんべつ動物病院、JA中頓別町青年部、それからJA中頓別町女性部、それから中頓別町4Hクラブ、それと指導農業士及び農業士の構成メンバーで事業推進本部を設置をして活動してきているところでございます。この活動につきましては、今年度に入りまして新規就農の対策といたしまして新規就農を受け入れをしていくための組織づくりをしていこうということで現在協議を進めてきているところでございます。それにあわせまして、今回中頓別町で新規就農を希望される方がおりますので、その中で受け入れについて決定をして、4月以降受け入れを進めていくという状況でございます。それと、先ほど議員も言われたとおり、現在中頓別町の農業の実態といたしましては、現在ここ5年間の間に後継者のいない酪農家で65歳に達する農家さんが10軒以上を超えようとしております。それで、このようなこともございまして、一軒でも新規就農で新たな農業を継承していけるような体制を整えていこうということで今年度取り組みを進めてきたところでございます。中頓別町としましても、これは新規就農を希望する方と経営を移譲してもいいという農家の方とのマッチングが成立しない限りはなかなか新規就農として進んでいかないという状況もありますので、今後経営を移譲してもいいという農家さん等の調査を進めながら、新規就農の取り組みを進めていこうということで今取り組んでいる最中でございます。
再質問 1番 西原央騎
この問題については、今答弁あったようにことしで65歳に達するそういったご夫妻で支えている農家が今10軒あり、この10軒がなくなってしまえば40軒、40軒を本当切ったような状態になってしまうという、こういう実態を町民にまず考えていただければと思いまして質問したのですが、実際今危機的な状況だと思います。もちろん商工業を初め中頓別全体がそうかもしれませんが、農業は、実は私昨年度は養蜂業というのに挑戦したのですが、天候不順と、あと何よりも自分自身のスケジュール管理ができなくて、生き物相手にとても惨たんたる状況で、自分自身大変反省をしているのですが、こういう農業に取り組むというのは本当に大変なことだと思いますし、物が整えばできるというものでもありません。ですから、5年、10年先の話を今からやらなければいけないと思いますので、真剣に、今のこの農業担い手育成センターの取り組みが本当に正しいものなのかどうか検証しながら、またこの取り組みの状況について情報提供を行いながら、内容が本当に農業希望者の応援になっているのかどうか、そういう密室で行うのではなくて情報を住民にしっかりと伝えていくべきだと私は考えるのですが、この内容についてどのように、しっかりと検証を深めるためにも情報公開等々が必要と思うのですが、実際取り組みの内容は今後どのように整理して、町民に対して間違いなく実行していると言えるだけの内容を高められるかどうか、その辺の取り組みについてお伺いしたいと思います。
答弁 産業建設課長 奥村文男(産業建設課長は2010年3月まで)
この農業担い手育成センターの組織の中で新規就農の取り組みを今後も進めていくと思います。その辺の情報については、広く農業関係者あるいは住民に対して周知をしながら、町民として協力をしていただく部分が当然出てくると思いますので、広く状況を報告する中で取り進めていきたいというふうに考えております。