中頓別町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月1日
何組の移住者を目指すのかについて
2009年6月1日、中頓別町議会の一般質問で、西原央騎議員が「何組の移住者を目指すのかについて」質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 西原央騎 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 西原央騎
それでは、3点目です。移住、定住政策、おためし暮らしについて。少し疑問も感じる点がありましたので、一般質問させてもらいます。中頓別に暮らして移住、定住を考えてもらうおためし暮らしは、応募者が多く、可能性には期待していますが、施設利用への疑問を感じています。おためし暮らし参加家族の宿泊予定施設としては、旧教職員住宅、これは敏音知地区、あと高校の跡地利用などもあるようですが、それらの利活用や観光閑散期、7、8月以外のコテージ活用という内容であったと思います。しかし、ことしの夏休み期間については、コテージ4棟のうち2棟がおためし暮らしへの提供となっており、町内に宿泊施設が少なくなる中、観光客はもちろん町民も親戚や知人の宿泊先としての利用は難しくなるのではないでしょうか。私は、このような政策の進め方について、町民の知らないところで進められているように感じています。おためし暮らしの今後の施設利用の方向性と具体的な数値目標、何年取り組み、何組の移住者を目指すのかについて伺います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
移住、定住政策のおためし暮らしについて、小林まちづくり推進課長に答弁をいたさせます。
答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)
ご答弁申し上げます。おためし暮らしの取り組みは、移住促進の目的で始めたものではありますが、観光や避暑を目的とする長期滞在型の利用申し込みがあったことから、交流人口の拡大及び閑散期の観光施設有効活用につながると判断し、管理している観光協会と協議しながらコテージの活用を図ってきたところです。おためし暮らしを他の目的に優先させるというつもりではなく、コテージの稼働率を最大限引き上げる方策として長期滞在を優先するように、閑散期という、もともとの趣旨はそういうことでありますけれども、優先するように働きかけてきたものでありますが、ご指摘のようなご批判があったことを重く受けとめたいというふうに思います。今後のおためし暮らしについては、これまで利用してきたコテージや敏音知地区の住宅のほか、中頓別市街地やその周辺での空き家等の活用を考えています。これまでの3年間の取り組みで、ようやくことしに入って1件の移住が決まりましたけれども、これもふるさと雇用再生特別交付金事業があってということでもあり、結果を出すというのはなかなか難しいというふうに考えております。そういう意味で、具体的な数値目標を立てるということは難しい面があるということであります。当面1年に1組以上を目標に、移住や2地域居住につながるように取り組んでいきたいというふうに考えています。
再質問 1番 西原央騎
それでは、再質問させていただきます。移住政策を進めようと思えば、間違いなく仕事の提供というのが一番重要であって、地域や家とか、そういったものは2次的なものなのではないかと思いますし、担当も含めて十分それは理解されているとは思います。ただ、今回コテージの閑散期の利用ということで非常にいい取り組みではないかと思っていたのですが、7、8月に少ない宿泊施設を当ててしまうということは、例えば私観光施設に勤めていましたのでコテージの状況はわかるのですが、7、8でコテージに大体400人前後のお客様が来てくださいます。そのうち4人用2棟を今回1家族なり2家族なりに貸し出してしまうのですが、その期間、200人とはいかないのですが、7、8での150人前後の利用がコテージはあります。そういった利用者がいるところのものを割いてまで平日の利用や閑散期の利用にしようと言っていた政策のために使うというのは、せっかく来てくれる交流人口を減らしているのではないかと思うのです。昨年そうや自然学校での交流人口が延べ1,500人程度というような数字を先ほど示してくれましたが、それほど大きな宣伝もせずに150人来てくれた方がことしは来れないとなれば、そこからつながってくるものがなくなるのではないかと、交流事業をしよう、移住、定住事業をしようというのに交流人口を減らしてしまう結果になっているというのは、少し本末転倒ではないかなと感じるのです。来年以降どのように使うのか、来年以降もコテージ等は優先して使っていくのかどうか、その辺について確認させてください。
答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)
ご指摘のとおり、あくまでも閑散期対策として始めて、7月の下旬から8月の中旬ぐらいまで集中する期間を除いた期間で、少しでもコテージの活用にもつながるということで始めたのですけれども、現実にこちらに来たいという方の要望の中で今申し上げたコアな7月下旬から8月中旬というところにどうしてもかぶって滞在したいというような希望があって、そのような対処も結果としてしてきたということです。去年は、例えば7月の下旬にはかぶるけれども、7月の初めから来てくれるとか6月の下旬から来てくれるというような人がいるのであれば、トータルで見ると稼働率が非常に上がるというような側面もあるかなというふうな見方をしていたのですけれども、ことしはご指摘のとおり2組がちょうど一番いい時期を中心に入っているというような結果になっております。まず、それを事実として認めておきたいと思います。その上で、改めて管理している指定管理者、観光協会を含めて、コテージの活用としてより高い収益を上げるための仕組みの中でおためし暮らしがどういうふうに位置づけられるのかというようなところについて、十分協議をしたいというふうに思います。その上で運営を図っていきたいと思います。その中で、今ご指摘のあったようにたくさんの交流人口を、この間日帰りとか1泊とかが多い利用だとは思いますけれども、そういう方を受け入れる効果というようなことも十分はかって、一番いい形というものを模索をしていきたいというふうに思います。以上です。
再質問 1番 西原央騎
以上で質問は終わりにしたいと思うのですが、中頓別で移住、定住、1年通して暮らそうという方がもしいらっしゃった場合、まず第一は冬を体験してもらうのが一番かと思いますので、涼しくて本州では考えられないような快適な7月、8月来たいというのもわかるのですが、冬こそ来てくださいと勧めるべきではないのかなと個人的には思っています。今回1組移住者が決まったということで、私もこのような指摘ばかりではなくて応援していきたいと思っていますので、頑張っていただければと思います。以上で終わります。