みんなの議会

中頓別町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月10日

旧中頓別農業高校の跡地について

2010年6月10日、中頓別町議会の一般質問で、西原央騎議員が「旧中頓別農業高校の跡地について」質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉が答弁しました。

質問者
西原央騎 議員
答弁者
町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 西原央騎

私は、旧中頓別農業高校の跡地についてお伺いしたいと思います。旧中頓別農業高校については、北海道から町へ譲渡される予定とのことでしたが、どのような状況でしたか。この時点では、朝のような報告もなかったので、まずお伺いしたいと思います。また、施設群については、授産所的な活用とともに、希望する住民についても利用できるとのことでしたが、公平に利用するためのルールなど定めましたか。同校の跡地については、敷地が広く、また建物も複数あります。維持管理あるいは運営などについて、どのように今後行う予定ですか。また、適切な管理とともに活用を進めるためにも民間への委託を検討する必要がありませんか。以上、お伺いします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

西原議員の旧中頓別農業高校の跡地について、小林まちづくり推進課長に答弁をいたさせます。

答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)

ご答弁申し上げます。旧中頓別農業高校の施設は、校舎解体後速やかに譲与される予定でしたが、一部修繕の必要な箇所があり、それに伴う調査及び工事が完了する11月末まで延期される見通しです。それまでの間は、貸与契約を交わして活用することになっています。これらの施設は、基本的に南宗谷福祉会天北厚生園が活用することになっていますが、現時点では同施設がどのように活用するかという詳細な計画はまだできておりません。ただ、敷地、建物の維持管理についても基本的に利用する天北厚生園に行っていただく考えということであります。なお、天北厚生園がこれらの施設を使用しないというものが生じた場合、その時点で他の活用を検討していきたいというふうに考えております。

再質問 1番 西原央騎

それでは、再質問させていただきます。まず、けさ行政報告の中でありました中にも温室施設の修繕を行っていただくと、そのような部分の破損や修繕が見られるということだったのですが、まずこの温室施設についてなのですが、この冬の雪による被害で天井のガラスが崩れ落ちてしまったのではないかと思っているのですが、この点確認をしたいと思います。また、これについては道の管理下にあったとはいえ、中頓別がこの4月末から引き継ぐ場所であったのにもかかわらず、そういった雪対策に対して維持管理に対するちょっと感覚が失われていたのではないかと思うのですが、いかがだったのでしょうか。それと、この4月末に譲渡していただくというような予定だったのにもかかわらず、まだ施設の運用というか活用も決まっていないという状態について、町としてこういう方針でいいのであろうかと思うのです。今天北厚生園は移転という大事業を抱えている中で、同時に広大な施設のまた新たな活用を考えるというのはなかなか難しいのではないかと思います。それと、町は以前、例えば体育館跡については農業グループであったり、また施設については林業系の、個人なのか団体なのかちょっとわかりませんが、相手に貸せるよというような話し合いも以前行われていたと思うのですが、このように町と約束を交わした後にまた天北厚生園が維持管理を引き受ける、そのようなことになるとなかなか引き継ぎも難しいのではないかと思うのです。そういう点について、まず町としての最低限の維持管理、または委託契約を交わすのかどうなのかわかりませんが、まず運営してもらうところとの確認、そして運営後それぞれの契約といったような内容になっていくと思うのですが、そういった基本的なルールづくりを整えていかなければいけない時期なのではないかと思うのですが、3つ目としてこの点についてお伺いしたいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)

まず、雪のために温室施設がちょっとガラスが破損したという関係でありますけれども、基本的には譲与前については道の教育庁が管理をするというのが基本であります。20年度におきましてもそういったことから町側のほうでも降雪の状況などをお知らせして破損しそうな状況でぎりぎり2回ほど除雪をしてもらったのですけれども、最終的に最後降った雪で十数枚ぐらいガラスが破損したというようなことがありました。そういったことから、21年度、この冬でありますけれども、についてはきちんとした取り交わしたものがあったわけではないのですけれども、道の施設課のほうからも一定の協力を求められたということから、今後使用予定である天北厚生園のほうにお願いをして雪投げを対応してもらえればというような話になっています。その辺、ちょっと行き違いがありまして、結果的には道教育庁も町も天北厚生園もこれらに関しての対応がとれなかったということで、大変甚大な被害というか破損を生じたということであります。最終的には、第一義的に管理責任がある道の教育庁のほうで修繕を行うというようなことになっております。そういった面で、調整すべき町の機能が発揮できなかったという点については反省すべきだったというふうに思いますけれども、施設課と教育庁と、それから厚生園の協力で何とかなるという認識を持っていたというところでありました。その点については反省しなければならない点というのは町にもあるというふうには考えております。それから、譲与がおくれた理由は、先ほど言いましたように修繕の箇所があって、特に生徒寮の配管に関して、もしこれが使えないということになると、今後の移転計画、改修事業においても大変大きな影響を及ぼすということから、昨年秋にこれらの点検、整備について町長、議長が道のほうに出向いて要望してきたという経緯があります。これらの修繕が年度内に、21年度内にできなくて、それは費用がかなり多額になるという3月段階でのお話があってやむを得なかったということで、22年度予算でこれらをやるということであります。譲与してからでは道としてもそういった事業をするわけにいかないということでありますので、所有権のほうは道のままでそれらの修繕を優先していただいて、その後譲与されるというふうになったということであります。あわせて、先ほどの温室の問題もあって、すべてに関して11月ということになったと。ただ、厚生園がそこに関して使用していくという関係につきましては、無償の貸与契約を交わして支障のないようにしていくということにつきましては行政報告でも町長が述べたとおりであります。それで、今段階で今後の活用が固まっていないということでありますけれども、天北厚生園におかれましても障害者自立支援法下で新体系に移行していくという中で、制度そのものが去年国会で通るはずだった改正案が通らなかったりとか、いろんな事情があって、利用者の方々が自立するグループホームとかケアホームに行って以降行う作業とかというようなこともまだきちんと固め切れていないというようなことで、それらの計画、考え方をしっかり踏まえた上でなければ、町としても全体、もしそこが使わないということがあればどうするかということについては手をつけられない問題なのではないかというふうに思います。ただ、最終的には新体系移行が24年の4月というふうに想定したとすると、施設の移転もそういうふうに想定をしていくと、それまでの間の管理ということが出てくるというふうに思っています。ただ、これらの施設に関しては、あくまで天北厚生園のほうで活用ということを基本に考えておりますので、できる限り将来利用予定になっている南宗谷福祉会天北厚生園さんのほうでやっていただくというような方向で考えていきたいというふうに思っています。以上です。

再々質問 1番 西原央騎

それでは、再々質問という形で、まず譲与の時期は今後の修繕箇所についてまずは理解をしましたが、そこで重要になっていくのは、今小林課長からもありましたが、それまでの期間、これから譲渡を受けますよね。そして、それからまた活用が始まる、それまでの期間の維持管理、これが重要になってくるのではないかと思います。今国道275沿いに大きな施設群が建っているのですが、利用がないということは少し場も荒れてくると思うのです。また、温室もガラスが割れたりしているということで、なかなか大きな施設、広い施設で維持管理がなかなか全部今の状態では行えないと思うのです、適切な維持管理が。そういったものが国道沿いにあるというのは、これから国道の交通量も多くなる時期ですので、治安といった面でもかなり不安になってしまうのではないかと思うのです。地域の住んでいる方ですね、あの周辺もいらっしゃいますし、グループホームなどもある中で不特定多数の人がちょっとあいているようなスペースに自由に出入りできるような形に今なっています。そういった状態がはっきりしない利用のまま行われてしまうと、治安という意味でも心配になってくるのでないかと思います。ですから、それまでの期間ということ、活用が始まる期間までの維持管理について少なくとも既にベースを整えていかないといけないのではないかと思います。それについては、町も職員が削減されている中で新しいこと、こういった広い敷地を維持管理するだけのなかなか人手もないかと思うのです。この中で、やはり早目に維持管理をどのようにするのかという手を打つべきだと私は考えるのですが、その辺について方針を示してもらいたいと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)

再質問にお答えしたいと思います。現状を見て、確かに管理されないということに対して課題が生じることは想定されなければならないというふうに思います。ただ、これは施設の移転の段階から、あくまで天北厚生園さんのほうで活用ということが基本でありましたので、そちらが管理というふうにお願いをしてきた経緯があります。ただ、この冬がそうだったように、厚生園のほうもなかなか、今新体系の準備というようなことで職員がなかなか手が回らない、多忙だというような実態も聞いております。この辺につきましては、所管としては産業建設課になるわけですけれども、改めて先ほど言いましたような考え方を基本に置きつつ、天北厚生園と十分な協議を行った上で適切な管理をしていくというふうにしていきたいと思います。

出典:中頓別町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月10日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる