中頓別町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月9日
自然と共生する地域づくりについて
2008年3月9日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「自然と共生する地域づくりについて」質問し、町長 野邑智雄、総務課参事 小林生吉、こども館館長 平中静江が答弁しました。
- 質問者
- 柳澤雅宏 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、総務課参事 小林生吉、こども館館長 平中静江
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 柳澤雅宏
それでは、まず1点目に自然と共生する地域づくりについてお伺いしたいと思います。執行方針では、そうや自然学校、プロジェクト北の杜、ゆっくりな村構想が掲げられていますが、それぞれ採算のとれる事業にしなければならないというふうに思います。採算面をどのように考えておられるのか、平成20年度の収支の見通しとあわせてお伺いしたいというふうに思います。また、この3事業については、総合的な運営体制で行うべきというふうに私は考えますが、運営母体についてどのように考えておられるのかお伺いしたいというふうに思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
自然と共生する地域づくりについて、採算面については小林参事、それから運営体制については私からお答えをいたします。
答弁 総務課参事 小林生吉(総務課参事は2008年3月まで)
それでは、採算面についてお答えいたします。そうや自然学校の運営につきましては、自然体験活動や環境学習を中心に、都市と農村の交流、町民の生涯学習の場でもあることから、一定の経費については町費で負担する必要があるという考え方に立っておりますが、生涯学習関連施設全体の運営費で平成18年度の額を超えないようにすることを原則としていて、当面基本的な経費としては郷土資料館の管理運営見直しから捻出した財源の範囲を超えないようにするというのが基本的な考え方で、スタートとさせたいというふうに考えております。今後は、利用の促進を図りながら、可能な限り参加者の負担で運営できる仕組みを構築できるよう検討していきたいというふうに考えております。プロジェクト北の杜につきましては、北海道の地域再生チャレンジ交付金の範囲で実施して、民間企業等による起業化や既存事業の活性化を図っていくという考え方でありまして、基本的に町単独の費用負担が生じないように進めていきたいということであります。ゆっくりな村についても、町が直接主体になるというのではなく、社会福祉法人やNPO法人、民間企業等による中頓別農業高校施設及び周辺を含めた土地の利活用を検討していくということを基本的な考え方としております。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
運営体制について私からお答えをいたします。3事業については、個別ではなく連携を図って推進をしていくべきと考えております。各プロジェクトの性格の違いから運営母体を一つにすることは困難でありますが、町の組織としてはまちづくり推進課が窓口となり、関係課と連携を図って円滑に推進できる体制を構築してまいります。
質問 6番 柳澤雅宏
まず、経費について再度お伺いしたいというふうに思うのですが、そうや自然学校の運営に関して、端的に言えば郷土資料館の管理運営見直し、そこから出た財源の範囲内でやりたいということだと思うのですが、郷土資料館の管理運営を見直した、経費が浮いた、浮かせた。これはこれだというふうに私は思います。考え方として、こっち側で経費浮いたから、こっち側に回すのだという考え方はどうなのかと。だから、郷土資料館の経費はこれだけに削減されましたよ、そうや自然学校にはこれだけのお金を必要としますよというのが基本的な考え方になるのではないか。それは、お金に用途を書いてあるわけではないから、トータル的に考えればそれで同じですよということになるのですけれども、考え方として郷土資料館で浮かせたから、それを回すのだという考え方はどうなのかなというのが私の一つの考え方の中に疑問符としてつきます。それで、小林参事からここら辺はどうなっているのだというところで前もって資料をいただいたのですけれども、その考え方のベースに19年度の郷土資料館の管理を暫定的に総務課に移管したと、だからこういう考え方になったのかなというふうに思いますので、経費の運営の仕方の基本的な考え方としては私は違うのではないかというふうに思うので、その点について再度考えをお伺いしたいというふうに思います。それから、運営体系についてなのですが、まだ具体的にそれぞれの3事業が稼働していないというか、まだ事業として具体的に行われていないので、なかなか我々としては想定しづらいというか、頭の中で構想を描きづらい。どうもそうや自然学校、プロジェクト北の杜、それからゆっくりな村の違いがわからないという感じが正直言ってするのです。それで、そうや自然学校では、自然体験、環境学習、森林療法、それから人材育成、こういうものをやっていくのだ。それから、プロジェクト北の杜では、それで起業、雇用の創出を図るのだ。プロジェクト北の杜の起業、雇用の創出というのは、そうや自然学校で行われるようなことを通しながら起業の創出を図っていくのでないのかなというふうに私は想像しているのです。それで、ゆっくりな村も、先ほど東海林議員さんからも天北厚生園等の質問がありましたけれども、残された施設と農地等を活用しながら、ゆっくりな村の構想と具体的な検討をしていくのだと。ここもやっぱりおおむねそうや自然学校で行われるようなことが想定されるのかなというふうに私はちょっと思うので、どうもここの3つに分けている意味がいま一つ私としては理解ができないので、その点もう少し具体的に、ポイントだけでいいですから、ちょっとお話しいただけたらというふうに思います。それで、町長の今の答弁で、3つの事業については連携を図っていく。少なくともまちづくり推進課がこれら3つの窓口になってやっていくよと、それで関係課と連携を図っていく。私は、当然これは先ほども言うように連携が必要な3つの事業になるのだろうというふうに想定しています。ならば、そのプロジェクトの性格というもの、発端のきっかけはそれぞれ違う構想の中からこの事業が出てきたのだろうとは思うのですが、連携を図っていくぐらいなら1つの母体でやっていったほうが早いのではないかと。1つの母体が3事業のそれぞれについてやる構想を練って計画を立てて、管理していく、そのほうがずっと私は手っ取り早いというふうに思います。それで、特にゆっくりな村は、今後社会福祉法人、NPO法人、民間企業、そういうもので担っていってもらうという答弁があるのですが、これを現実実現に持っていけるのかなという気がちょっとするのです。社会福祉法人、当町においては具体的にどういうものがある。NPO法人、ではこれを受け入れてもらえるであろう法人がどこにある。ましてや、民間企業でこれを受け入れてもらえるような民間企業があるのだろうかと。そうすると、これがまた絵にかいたもちになりかねない。ならば、かえって具体的に観光協会、あるいはNPO法人ができるのならそれでもいいですけれども、この3事業を一体化して運営してもらったほうが私はずっといいのでないかというふうに思いますので、先ほどの経費の運用の考え方、それから運営体制についてもう一度お伺いしたいというふうに思います。
答弁 総務課参事 小林生吉(総務課参事は2008年3月まで)
まず、私のほうからお答えさせていただきたいというふうに思います。まず、郷土資料館の運営と、それからそうや自然学校の運営に関して別物ではないかというお話であります。確かにそういうところあるというふうに思いますが、新規の事業を開拓していくときに、基本的にはスクラップ・アンド・ビルドと申しましょうか、ある程度既存でやってきたことを見直していきながら、生み出した余力をもって新しい事業に取り組んでいくというようなことで、ここで言いますと生涯学習というものをより充実させていくという考え方に立って、そのような考え方に。今のこの厳しい財政状況の中でありますから、敏音知小学校の利活用に関して新しい財源を持って取り組むというのはなかなか厳しいということから、冒頭申し上げましたような19年度の試行、20年度からの取り組みというような形になったという経緯についてぜひご理解を賜りたいというふうに思います。それから、3事業の関係につきまして、それぞれ当方の説明不足という点がこれまであったのかなという点についてまず反省し、おわびを申し上げたいというふうに思います。ただ、最終的にこれらを統括するという、大きなプロジェクトにまとめるということについては検討していきたいというふうに思いますけれども、まず3事業の性格についてだけ若干ご説明をさせていただきたいと思います。まず、そうや自然学校におきましては、自然体験活動や環境学習ということを絡めて、既存の観光でやってきた体験型観光の事業、それから社会教育でやってきたさまざまな事業、そういうものを取り込んで、まず地域にある豊かな自然環境、暮らしとか、そういうものを見直しながら、より価値のあるものに高めていって、そして都市からの方々を迎えて交流できるような、そういう活動をやっていきたいというのが基本的な考え方にあって、特に森林療法であるとか、そういう健康に関する取り組みなども積極的にこの中でやっていきたいということであります。それと、プロジェクト北の杜については、昨年の後半に急遽立ち上がった事業でありまして、なかなか方向性について説明の難しいところはあるのですけれども、現在はセカンドホームツーリズムという2地域居住、それとヘルスツーリズム、この部分については森林療法と絡むところは出てくるのですけれども、この2本を柱にして展開をさせていきながら、地域での起業化とか雇用に結びつけていけないかというようなことを3町、北海道大学観光学創造研究センターとで取り組んでいると。この具体的な雇用とかってどういうふうになっていくのだということなのですけれども、中頓別で実現できるかどうかというのは別な問題でありますけれども、例えば今北海道に夏の間だけ生活をして、冬は暖かい九州だとか東京だとか、そういう地域で暮らす、そういった2地域の居住というようなことを、そういうライフスタイルをとられる方がふえているし、今後もふえていくのではないかと。そういう中で、例えば美瑛町の田園風景の美しいところや中川や中頓のような森林豊かな地域で夏の間過ごしたいというような方々が例えば夏の間だけ住むような住宅を建てると。そのときに、新聞に出たのはストローベールハウスというわらでつくる家が紹介されましたけれども、丸太のログだとか、例えばそういうものを地域にある木材とかを使って建てるとかというような仕組みをつくって、そういうライフスタイルを持っている方たちの移住みたいなことを進めていければ、それらを通して起業というか、今までの既存の産業かもしれませんけれども、より活力というか、そういうものを生み出していくことができるのではないかと。健康ツーリズムのほうでも、うちの場合でいくと例えば森林療法ということになりますけれども、今3町で取り組んでいるのはハーブを使ったスチームサウナみたいなことに取り組んでおります。こういった地域にある薬草、薬木なんかを使った新しい商品開発とか、そういうようなことに取り組めないかというようなことをやっている事業ということであります。それと、ちょっと長くなりましたけれども、最後、ゆっくりな村につきましては、これは先ほど東海林議員のところで保健福祉課長のほうから回答されておりますけれども、基本的には農業高校施設を活用していけないかというところが核にあります。ここで言う社会福祉法人というのは、南宗谷福祉会、天北厚生園を中心とする施設ということになります。先ほど9名のグループホームの生活者については、ある程度就労の見通しが立っているしという話もありました。今後B型の作業所というものが課題になってくるということがありました。ある意味それらが実現すると、今いる利用者の方90名については、ここで生活できるようになっていけるというふうに思います。ただ、ここで進めたいというふうに考えているのは、それにとどまらず、さらに地域のより多くの方が雇用の場を得たり、あるいは今ここにいませんけれども、そういう場を必要とする人たちが新たに生活するためにこちらのほうに来るというようなことも含めて取り組めないかというようなことを想定しての考え方ということであります。ですから、外からというよりも内側から、厚生園のほうにも今いろいろ勉強していただこうということで考えておりますけれども、一緒になって厚生園として今必要な就労の機会や作業訓練、さらにもっと地域の活性化につながるような就労の場みたいなものをそこからつくり出していけないか、高校の施設をもっと有効に使っていけないかと、そういう発想から取り組んでいる事業であると。若干わかりづらかったかもしれませんが、3事業についてはそういう性格の違いを一応持っているということであります。ただ、今申し上げたように、森林療法に関して言えばそういうのにまたがっていたりとかいうような要素もあります。もっと一つのプロジェクトにまとめて推進すべきだということについては、今後に向かって検討させていただきたいというふうに思います。
質問 6番 柳澤雅宏
違いがあると思えばあるようにもとれるのだけれども、そうや自然学校、それから北の杜、そうや自然学校は今も、あるいは執行方針にも書いてありますけれども、自然体験だの森林療法だの環境学習だの。でも、これもいわゆる中頓の自然を活用した中身なのかなと、ベースになるのはやっぱり中頓の自然というものを売りにしようと、もっともっと中頓の自然をPRして、来てもらおうということだというふうに思います。それから、北の杜構想も、2地域の居住というものを考えてもらおう、これもやっぱり中頓の自然というものを売りにした事業だというふうに思うのです。だから、あえて分ける必要は私はないのでないかと。片方では2地区間の居住というものを宣伝し、また片方では1泊でも2泊でも中頓にとどまって体験をしてもらって、それから森林療法をしてもらってという。私ら中頓の自然を相手にして、それを全面的に押し出して、中頓のよさを発信していくのだよという観点に立てば、私はそう違いはないのでないかというふうに思います。それで、あえてこれを組織を二極化、二分化して、それぞれが運営するなんていうことはやらないで、この2つを統合した形で私は進めていったほうがいいと。ただいま小林参事からも、そういう点でこれからも検討していくということですから、強いてこれ以上もっとはっきりさせろとは言いませんけれども、実際にまだ具体的に動き出していないところで、聞くほうもなかなか具体的に聞けないし、答弁するほうもなかなか具体的に答えられないのかなと思うので、そういうふうに私は思うので、そういうふうな手法をとれないかどうか、そういう点で十分検討してもらいたい。それから、ゆっくりな村については、再度確認させていただきたいのですけれども、基本的には、ケアホームやグループホームに限らず天北厚生園の就労の場として活用していきたいのだと、そこに地域住民もどんどん、どんどん入ってきて一緒に活用してください、でもベースは天北厚生園の生活環境の場として活用したいのだというふうに思っているということなのか、その点最後にお伺いしたいというふうに思います。
答弁 総務課参事 小林生吉(総務課参事は2008年3月まで)
先ほど申し上げましたとおり、プロジェクトの違いにこだわるつもりは全然ありませんので、包括的に、根っこをいえば一流の、中頓別づくりという現総合計画の大きな理念を実現していくためのプロジェクトであるというふうに認識しておりますので、しっかりとした推進体制を構築して、かつ町民の皆さんにもわかりやすい発信ができるような仕組みを考えていきたいというふうに思います。それと、ゆっくりな村について、議員ご指摘のとおりまだ何も形になっていないときに、私としても何ができるというような大きなことを申し上げることはできませんが、少なくとも天北厚生園が農業高校の跡に移転されるということを踏まえ、そこが大きな核になるということは間違いないというふうに思います。ただ、農業高校の利活用の基本的な考え方としては、ただ既存施設を移して終わるということではなくて、高校がなくなったデメリットというか、そういう影響を少しでも回避できるように取り組もうという基本的な考え方が根っこにありますので、それに終わらない、そこを核としたもっと雇用の場とか起業化ということが実現できるような仕組みを施設にもぜひ協力していただいて取り組んでいきたいということでご理解をいただければと思います。
質問 6番 柳澤雅宏
そうや自然学校もゆっくりな村も、もとはといえば今ある学校がなくなる、なくなったというところからきているので、そこをどうやって活用するのだというところからのお話なので、それに対応するためにやっぱりいろいろ研究して、模索してこういう構想を立てたのだと思いますので、大変だったろうなというふうに推察いたします。今参事が言われたように、ですがやる以上はそれなりの効果を生むように、ひとつ努力していただきたいし、我々も大いに協力していきたいというふうに思います。それでは、2点目について、先ほど星川さんがいつもぐだぐだ、ぐだぐだ聞いているという話がありましたので、私も再度ぐだぐだとこども館の保育所化について質問させていただきます。執行方針を見る限り、中長期行財政運営計画でうたわれているような選択と集中に沿って政策が行われているというふうにはちょっと感じられないかなというふうに思います。特に本町は、高齢化の比率が高いわけで、行政需要も福祉政策へと本来ならシフトしていくべきではないかというふうに思いますが、執行方針では幼児教育、保育に重点が置かれて、高齢者福祉は選択と集中の中に含まれていないような印象を受けます。その中ではありますが、こども館は新設当初幼児クラブ(短時間利用児)については当分の間制度として設置する、将来は保育所に一本化するという説明があったというふうに私は記憶しております。それで、当分の間というのはどれぐらいを言うのだという当時の質問に対して、現在いる幼稚園児が幼稚園を卒業する間の年数をおおむね念頭に置いているのだという話は当時の柴田教育次長がそう話されたというふうに私は記憶しているのですが、今後認定こども園制度がどのようになるかは不透明な点もあるわけなのですが、そういうお話から、平成14年度開設して以来6年を経過しており、当分の間という年数はもうおおむね過ぎたのではないかと、国の暫定というとらえ方が三十何年たっても暫定がありますけれども、それをまねする必要は私はないと。本来ならば、もう早くに一本化するべき時期は過ぎているというふうに私は思いますので、早急に保育所に一本化して、特に保育所の入所児というものを念頭に置いて、交付税の税収となるよう、そしてその分赤字解消になるように努めるべきだというふうに思いますので、その点についてお伺いしたい。それから、来年度の入館園児も19年度に比べて2割減る見通しでありますので、4、5歳児を合同保育して職員数の削減を図るべきというふうに私は考えますが、この点について町長にお伺いしたいというふうに思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
こども館の保育所化について、私からお答えをいたします。こども館は、少ない子供たちが保育所、幼稚園に散在し、充実した養護、教育ができなくなるおそれがあるということで、平成14年度にこども館を開設をして、今まで家庭における子育て支援や学校外での子供たちの健全育成を担う幼保一元化施設などの総合施設として運営をしてまいりました。今後も子供たちに対する養護、教育を基本に置きながら、こども館の収支対策として指摘のある幼児クラブと保育所の一本化について調査をいたします。また、職員数の削減についてでありますけれども、現在9名の正職員がおりますが、そのうち1名はことしの10月16日まで育児休業であり、また3月末日には1名が自己退職されますので、今後も現在の職員で不補充をしないで運営をしてまいりたい、このように考えているところでございます。
質問 6番 柳澤雅宏
保育所の一本化については調査をしていきたいということでありますが、この調査というのはおおよそ保護者の意向等を調べるという意味なのかなというふうに思います。そうなのかどうか、まず伺いたい。それから、私としては、調査も確かに必要ですが、先ほども申しましたとおり当初のこども館を設置するときの方針というのがありましたよね。それで、少なくとも保護者の理解を得ることは十分にやっていかなければならないけれども、行政として方向性はもう示してもいいのではないかなというふうに私は思います。具体的に言えば、2年後には6時間保育をやめますよと、その2年後には4時間保育もやめますよ、この4年間をかけて保育所に一本化していきますよ、そのために2年あるいは4年間、保護者の理解を得れるように説明する、理解をしてもらうと、そういう形で進めていくというふうな方向性を行政として示したほうが私はいいと思う。調査が先ほど言ったようにどういう調査を行うかわかりませんけれども、保護者に聞けば、4時間を残してくれ、6時間を残してくれ、当然そういう話になる。そういう話を聞いた後で、いやいや、2年後には6時間をなくしますよなんていう話には私は持っていけないと思うのだ。だから、行政のほうでこういう方向でいきたいと、だから保護者の方々理解してくれ、そういう方向に私は持っていったほうがいいというふうに思います。現在こども館の中でも、4時間の子供、6時間の子供、8時間の子供、1日で3回もお迎えの対応をしているわけでしょう。そうすると、この負担というのも保育士にとっては大変だろうと思う。それは、迎えに来る人が玄関でせえので待っていて、返すわけではない。その都度ぽつぽつ来る親御さんに対して、それなりの対応をしていく、それを1日3回もやるというのは私は大変だろうと思うのです。そういう点においても、やっぱり一本化することによって保育士の負担というのは物すごく軽減されるのではないかなというふうに思います。それから、今回所管事務調査でお聞きしたところ、幼児クラブの中で3名は保育所に入れても問題がない子がいますよという話がありましたよね。そうすると、普通交付税に加算される子供が少なくとも来年3名は普通交付税からこぼれてしまう。そのことをもう少し私は重要視したほうがいいのではないかなというふうに思います。それで、来年度、20年度のこども館の予算ベース、あくまでも予算ベースによるコスト算出表を出していただきましたけれども、この数字を単純に見ますと、20年度で約500万の削減ということになっています。ただ、今町長が言われたとおり1人退職されるので、その分が加味されたのかなというふうに思います。予算ベースですから、仕方がないのは仕方ないのですけれども、普通交付税で19年度の1,744万を20年度もそのまんま見ているのです。それで、具体的に保育所に入る子が19年26名が20年17名、9名減るわけでしょう。そうすると、当然普通交付税というのは、この金額には絶対いかないということになりますよね。そうすると、3,300万でおさまらないというのは、もうこの時点で明らかなわけです。そうすると、せっかくいる3名の子供を保育所に入れることによって少なくともこの赤字を圧縮することはできる、みすみすできることをどうしてやらないのか。赤字を削減することが手法としてあるのに、なぜその手法をとろうとしないのか。これがとんとんになっていたり黒になっているのなら、それは何も問題ないです。だけれども、せっかくこういう状況があるのだから、一年でも早く短時間保育をやめて、通常の保育所にして、交付税措置を受けれるものは受けていって、少しでも赤字を減らすよう努力していくという考え方がほしい。調査するというのは、どうなのかな。先ほども申しましたとおり、行政として方向性は早く示したほうがいいというふうに、まずお伺いします。それから、4、5歳児が来年、20年度4歳が14名、5歳が17名で31名。それで、これも所管事務調査で何回も言われているのですが、4、5歳児の合同保育について、所管事務調査のときにたしか町長からも検討すれという指示は受けていますという説明があったと思うのですが、合同保育に関して検討されたのか。保育所の一本化の考え方、それから合同保育の検討、この2点について再度お伺いします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
保育所の一本化については、私からお答えをいたします。まず、調査をしてまいりますと、こういうお答えをいたしました。この調査については、今現在保育所に入っている方も含めて5歳児の全世帯に調査をしてみたいなと、このように思います。私は、保育所に入れる子供というか、入れれる家庭の子供、そしてそのほかに経済的に大変だから4時間保育、6時間保育のほうを選択をしている、こういう家庭も多いのでないかなと思います。そういう保護者の子供たちの養護、または教育の場を奪ってしまうのでないかなと、特にこういう面を心配しております。特に少ない子供たちでありますから、できるだけこども館、認定こども園に入っていただいて、小さな子供、同級生が同じ場所で同じように養護、教育をしてもらいたい、こういうような気持ちを持っております。それが1つであります。また、2点目は、保育所一本にして本当に期待どおりの子供たちが集まってくるのかどうなのか。平成19年度、26名入りました。子供の全体の数が90名になりますから、29%であります。そうして、20年度、79名の子供たちでありますから、17名入って22%であります。こういう入所する子供たちが本当に幼児クラブに入っている人たちが入ってきてくれるのかどうなのか、そういう心配もしなければならない。それによって、逆に幼児クラブに入っている保育料が下がってしまう、全体的な収入が下がってしまうということも1つ心配しなければならないことでなかろうかなと思います。そういう2面の面を考えた中で、私はできるのであれば一人でも多くの子供たちがこのこども館で養護、教育をしてもらいたい、そうしてそういう中にあって少しでも収支のバランスをとれるように努力をしていく、こういうことが必要でないかなと、このように思います。職員の負担が3回出入りがあるからふえる、私はこういうものは余り考える必要性ない。保育士は保育士として給料をもらっているわけでありますから、3回が4回になろうとも、やっぱり我慢をして努力をしてもらって、子供たちのために頑張ってもらいたい、こういう気もいたしております。また、3名の障害者の関係でありますけれども、この関係については後ほど担当のほうからお答えをしますし、また合同保育については担当のほうからお答えをさせていただきたいと思います。ただ、もう一回古い話に戻りますけれども、こども館の建設をして運営をしていくときに、議員協議会の中で東海林さんが将来何年ぐらいこれを続けていくのだと、こういう質問をして、記録があります。そういう中で、柴田教育次長が今現在いる子供、幼稚園に入っている子供たちが卒業するまでは続けていきたいと、こういう記録も残っております。当時柴田教育次長が答えています、はっきりと。私は、一切答えておりません。そういうこともあります。ですから、今のまんま将来的にいくのがいいのか、または保育所一本にしていくのがいいのか、これについてはやはり対象になる保護者の人たちの意見を最大限尊重しながら判断をしてまいりたい、こういうことでご理解をいただければなと思います。
答弁 こども館館長 平中静江
私からお答えさせていただきます。柳澤議員に保育士の負担のことも心配していただいて、大変ありがたいと思いますが、こども館を担当している保育士、それから館長といたしましても、1日3回のお迎えについては負担ということは感じておりません。確かに3回のお迎えは、実際職員の動きの中でも大変ではありますが、こども館全体の職員の協力のもと行っておりますので、保護者にご迷惑のかからない運営をしていると思いますので、この辺をご理解いただきたいと思います。あと、3名の交付税から漏れる家庭についてですが、これは所管事務調査のときにもご説明をいたしました。1家庭1家庭に説明をし、確認をしてまいりました。そして、それぞれの家庭状況について保育所を選ばないというお答えをいただいております。私が勝手に保育所にするわけにもいきませんし、それは保護者、家庭の考えだと思っています。交付税ですけれども、平成19年度、平成20年度では同じ額を見込んでいます。これについては、平成19年度は前年度の4月1日の保育所園児数、それと平成20年度については、前年度、19年度の保育所園児数で算定を行うものです。平成19年度、20年度については、同じ25名の保育所園児ということで算定していますので、同額の交付税となります。最後に、4、5歳児合同保育に関してですけれども、柳澤議員もおっしゃっていたとおり、4、5歳児31名になります。4、5歳児の合同保育については、規則上困難です。そのほかについての、例えば3、4歳児の合同保育についてはただいま検討中、館内で職員と検討中でございます。
質問 6番 柳澤雅宏
別に保育所の先生たちが3回の送り迎えに大変だから、一元化しなさいという意味ではない。少なくとも一元化すれば、こういう負担はなくなるでしょうという話をしている。だから、別に本当に保育士の労働を心配して申し上げているわけではないのです。まず、そういう簡素化が可能でしょうということを申し上げているのです。この方法をとることによって、簡素化することができるでしょうということを申し上げているのです。一つの利点として私は申し上げたつもりです。それから、さっきの3名の保育所に入る可能性がある子がいるのだから、では長時間コースに一本化すれば、こういう子も交付税に加算されるでしょうと、何でこの子を保育所に入れなかったのだと聞いているのではないのです。それは当然親御さんの希望があってこうしましたと、そのことを批判しているのではない。一本化すれば、こういう子が交付税加算されるのだから、そういう方法を何でとらないのだという話をしたので、そういうことにおいても一本化したほうがいいのではないですか、一つの理由として申し上げただけです。それから、先ほど町長が言われた親御さんの意向があるだろう、中には経済的な問題があって4時間に入れたいのだ。あるいは、一本化することによって保育所に来る子供が減るかもしれない。それは、確かに私もそういう可能性はあると思う。それから、一人一人の保護者の意見を聞けば、それぞれの経済的な問題があって、一元化に入れることができない、そういう保護者もそれはいると思います。ならば、少なくとも保育所の一般保育料を、6時間コースの保育料に合わせる、そういう方法だって1つあるのでないか。そのことで数名の交付税措置される子がふえれば、それを上回るだけの収入源になるのではないかというふうに思います。それで、一番大事なのは、4時間、6時間の親御さんたちというのは、その保育料でどうにでもできるのです。高いと思ったら、やめる。高いと思ったら、6時間にする。もっと安くしたいと思ったら、4時間にする。それは、何でできるか、見れるから。だけれども、保育所に入れている子は、料金が何ぼ上がったって、私入れませんとは言えない保護者たち。本来ならばこういう人たちに配慮するのが私は筋でないかと。まだいいのですよ、6時間を選べる保護者、4時間を選べる保護者。そういうふうにできる親は、まだいいほうだと。そっちに余りウエートを置いて、保育所をこういうふうな赤字のままにしておいていいのだろうか。それは、一つの保護者のニーズにこたえるという町長の考えだというふうに思います。執行方針にも地域すべての子育て支援に対する支援を行う、こういうふうに書いてあります。ならば、過去において、小頓から通ってくる子供たちの送迎を子供たちがいなくなったことにつれてやめたでしょう。その後やっぱり小頓別から保育所に入れたいのだ、だけれども通わすことができないから送迎してもらえないだろうか、そういう話もあったと思います。では、そのときに対応してきましたか、しなかったでしょう。では、地域すべての子育ての支援とは私はならないと思う。そういうこともやって、そして4時間の保護者のことも考えて、それからどうしても保育所で時間を下げることができない一般の保育所に入る保護者のことも考えて、そうやっていくのが私は本当でないかというふうに思います。それから、先ほどの4、5歳児の合同保育に関して、館長は規則上できない。これは、30名で1人という規定のことを言っているのだろうというふうに思います。道条例の第3条関連、それを言っているのだと思うのです。ですが、ここの中でうたわれているのはおおむね30名、おおむねという言葉が入っていますよね。これは、所管事務調査でも取り上げてきましたけれども、30名を超えてはならない、30名以内でなければならないというふうには書いていないのです。ですから、私は子供たちの健全な保育、安全な保育を行うには無理があるという考えのもとならわかる。だけれども、規則がこうですから、だから合同保育できないのだという考え方はどうなのかな。30名が、人数的にいったら31名、たった1名です。これが規則を超えるというふうには私は思えない。先ほど言うように規則を超えるのなら、30名を超えてはならぬ、30名以内にすること、そういうふうに絶対うたうはずなのです。おおむね30名ということは、ある程度の前後は認めますよということでしょう。だから、私は、そういう点でおおむねということを町長も館長もどういうふうにとらえているのか。安全を守るため、障害児もいますよね、今回は4、5歳児で2名、31名の中にいる。だから、1名が無理なのだと、それなら私は理解します。その点について保育所の受け入れに対する考え方、それから合同保育というか、そのおおむねをどのようにとらえているか、今聞いたのは大体その2点に尽きると思いますので、もう一度お願いいたします。
答弁 こども館館長 平中静江
まず、交付税に算定される家庭というのは共働きの家庭を言うと思うのですが、この中には8時間勤務、例えば母親が8時間勤務をしているという家庭は1家庭のみです。あとは、パート、それから自宅でのお仕事ということでご説明いたします。あと、私の説明が言葉不足だったかもしれませんが、以前にも所管事務調査でおよそ30名という質問が出されたかと思いますが、そのときにも私のほうから答弁させていただいていますが、おおよそというのは最低30名ということで私のほうでは確認しております。規則が無理だから4、5歳児合同保育はできないということと先ほど説明いたしましたが、それも含め、今柳澤議員が言いましたように子供の安全な保育、教育というのは、もちろんそれは最低限の、最低限というか、やっていかなければいけないことですので、それは十分私も保育士も考えを持っていますので、子供の安全が第一、適正な保育、教育が第一でございます。それで、4、5歳児合同保育は無理であると考えています。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
私から補足をさせていただきます。まず、前段の3名の障害児の関係でありますけれども、ご指摘のとおり3名が保育所に入れば、大体1人当たり90万円近くの交付税ありますから、200万ぐらいの交付税がふえるだろうと、入っていただければ、そういう気がいたします。それぞれの事情があって今回は保育所に入らないと、こういうようなお話でありますけれども、入った場合については今お話ししたとおりの交付税がふえると、こういう見込みを持つことができるだろうと思います。また、20年度の認定こども園の入所人員の関係については、私はそれぞれ1、2歳児が4名、3歳児が5名、4歳児が14名、5歳児が17名、こういうような話、40名ということで聞いておりますから、少なくとも3歳児の子供が20名で1人の保育士でやれるだろうと、そういうことで、3歳児、4歳児合わせても19名だと、それで合同保育やりなさいと、検討しなさいと、こういうお話をさせていただきました。そういう中で、障害児がこの3歳児、4歳児で3名いると、こういうようなお話でありますから、合同保育しても3歳児、4歳児の障害児3名を1人の保母さんが見ると、こういうような形になります。そういう中で効率を図って、それぞれ20年度やっていきなさいと、こういうお話をさせていただきました。そして、認定こども園のほうでは、現員の職員で1年間やりなさいと、職員は募集しませんと。また、認定こども園のほうで臨時の保育士を入れるという考えもないので、よく内部で話をしながら、子供たちに迷惑のかからないような形で20年度運営をしなさいと、こういう指示をしておりますので、そういう面でそれぞれこども館の館長を中心にしながら、保育士等々の相談の中で一番いい方法で20年度運営していただけるものと思っておりますので、ご理解をいただければなと、このように思います。
質問 6番 柳澤雅宏
ちょっと1点確認させてください。おおむねというのは、超えてはならないというふうに判断しているということで、そういうふうに考えているということですか、その点。
答弁 こども館館長 平中静江
私が調べたところでは、おおむねという言葉は最高ラインということで聞いております。
質問 6番 柳澤雅宏
どうもありがとうございました。先ほど20年度の交付税の話がありました。19年度をベースにするのだよということですので、変わらないと。だけれども、少なくとも21年度は変わるということは明確だというふうに思いますので、今後ともこども館運営に当たっては少なからず経費、いわゆる収入増につながるように今後とも努力いただきたいというふうに思います。以上で質問を終わります。