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中頓別町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月17日

財政の問題につきまして

2006年12月17日、中頓別町議会の一般質問で、山本得惠議員が「財政の問題につきまして」について質問し、町長 野邑智雄が答弁しました。

質問者
山本得惠 議員
答弁者
町長 野邑智雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 山本得惠

私は、財政問題と教育に関する今のいじめの問題の2点について通告してありますが、前もってお断りをしておきたいのですが、教育問題につきましては、いじめの問題につきましては前者の質問と内容が重複しておりますので、省略をさせていただきたいと、このように思っておりますが、一部だけ述べさせてもらおうと思っております。まず、財政の問題につきまして、大変厳しい財政事情の中で平成19年度の予算編成に取り組まれていることでありますが、町民も実質公債費比率が26%に達したということで、財政破綻、財政再建団体の指定の道を危惧していると、このように思っております。町長は、新年度の予算をどのような考えをもって、気構えをもって編成に当たっているのか、お聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

財政問題についてお答えをいたします。現在それぞれの所属で新年度予算の編成に取り組んでいるところでありますけれども、来年度は地方統一選挙の年でもあり、骨格予算となることにつきましては山本議員さんもご承知のとおりだと思います。私は、基本は最少の経費で最大の効果を上げることに主眼を置き編成するとともに、昨年度町民15名の方々に策定をいただいた中長期の行財政運営計画と今現在策定をしていただいております後期総合計画並びに先ほど心配をされました実質公債費比率を下げるために今現在策定をいたしておりました公債費負担適正化計画を踏まえて、予算を編成することにしているところでございます。

質問 3番 山本得惠

町長の答弁によりますと、非常に私は力強く感じている面もございます。基本は最少の経費で最大の効果を上げると、最も基本的なことではありますが、ただ私が一番心配されるのは借金の問題であります。今公債の問題が日本全国、北海道はもちろんのことでありますが、地方自治体の最も悩みの種であろうかと思っております。今年度の予算編成に当たっても、この借金がやっぱり一番ネックになるだろうと、そのように思っております。では、どうやってこの借金を減らしていけばいいのか。18年度の当初予算を見ましても、当初予算約34億円、その中で償還金が約10億4,000万円ぐらいですか、3分の1に当たるわけなのです。予算編成に当たって、第1に計上しなければならないのが借金、義務経費ですが、人件費、人件費にしたって職員の給料が約2億4,000万円ぐらいですか、それに手当、共済費等を含めますと約4億円になるわけです。そうしますと、人件費と借金の返済で15億、これは絶対的に計上しなければならない予算だと思う。こういう中で、まず問題は借金を減らすと。償還計画によって年々減ってはいっていますけれども、また年々借金をしていっているのですから、借金はなかなか減っていかない。18年度も、17年度に比べまして大体1億2,000万円以上の借金がふえてきている。これをどうやって減らしていくか。これが減らない限り、中頓別町だって今話題になっている夕張の二の舞を踏まないとは限らないだろうと、私はそういう懸念を持っているわけでございます。当然年々交付金は少なくなるし、自己財源の増額はない、借金だけがふえていく。今の流れの状態では、やがて中頓別町も再建団体入りをしなければならないです。今地方自治体は、そういう危惧をみんな持っていると思うのです。せんだってもちょっとテレビを見ていましたら、貫一、お宮で有名な熱海で、今は財政が黒字だと、しかし今の状態でいくとやがて再建団体が心配される。財政SOS宣言をしたというようなことまで言われているのです。ましてや、この小さな中頓別町において、これだけの借金をして、返す見込みもなかなか立たない。そうすると、やはり支出の削減、抑制だと私は思うわけです。では、削る部分はどこなのか。私にもよくわかりません。ただ、一般的に考えますと、私はまだまだ補助金の見直し、それと施設委託経費の削減、何とかこういうところを詰めていかないと、先ほども言いましたように義務的経費はどうしてもこれは計上しなければならない。しかし、今言うような部分においては、先延ばししてもまだ町民の生活は困らないようなところがあるのではないかと。そういう点をまず行政としてじっくり検証するといいますか、何としてもこの借金を少なくしていかなければならないと、私はそう思っておりますけれども、町長、どのようにお考えになりますか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私からお答えをいたします。私も中頓別町の借り入れ残高の大きさにつきましては、山本議員さんから指摘をされる以前から、大きな額になっていることは承知をしております。ただ、そのまんま私は行政の責任者として手をこまねいているわけではなく、そういう中から平成18年の初めに町民の方々から成る中長期の行財政運営計画の策定をお願いをして、計画を出していただきました。私は、やっぱりそれに沿って今後行政を進めていく必要性があるのかなと、このように考えているところでございまして、特に借入金も本年度、18年度は5億台でありましたけれども、中長期の行財政運営計画では大体2億7,000万前後になるだろうと、そういうようなことで、それ以内に抑えていくと、借り入れを抑えていくと、こういうような考え方であります。また、大変な状況にある下水道会計につきましても、町民の負担をお願いをして、少しでも下水道会計に繰り出す部分についての削減をしていきたい。特に下水道については、公債費の償還も含めると大きな金を一般会計から繰り出しているわけでありますから、そういう部分の抑制を図っていくと。また、人件費等についても、定員管理の計画に沿って職員の削減を図っていきながら、管理経費の削減を図っていく必要性があると。そういうようなことで、今ここ一、二年で新たにすばらしく財政が好転をするということについては難しいことでありますけれども、しかしながら中長期の行財政運営計画に沿って、その計画に合わせて行政運営ができれば、私は必ず近い将来明るさが見えるだろうと、こういうようなことを考えているところでありまして、今大変厳しい状況で、これを乗り切るために住民の皆さん方の協力をいただいて、将来明るさが見える行財政運営をしていけるように努力をする必要性があるのかなと、こういうようなことで今現在新年度予算の編成に取り組んでいると、こういうことでご理解をいただければなと思います。

質問 3番 山本得惠

町長が申し上げましたように、私たちもそのようになることに期待をしているところではあります。しかし、財源の確保をするには、職員の給料も現段階ではなかなかこれ以上削減していくわけにはいかないだろうと。事例でありますが、夕張を見てみますと、人口は約1万3,000人ぐらいの市であるようですが、ここ二、三カ月のうちに1,000人以上も流出をしていると。流出する人間は、ほとんどが若い年齢層であると。もう夕張では生活が成り立たないという理由でみんな出ていくそうですが、残ったのは比較的高齢者が残る。そうすることによって、まち全体がなお一層衰退に追い込まれる。夕張の問題を見てみますと、もし我が町もこうなったらどうなるのだ、どうしようと深刻に考えざるを得なくなる。その中で、町の職員の85%が4年以内に出ていきたいと。職員の85%が出ていったら行政が成り立たないと、私はそう思います。完全なる破綻だと思います。それだけではない。皆さんもご存じのように、市長の給料も75%、助役、教育長、一般職員が30%、こうなったら、本当にこれは大変な問題だと思いますが、絶対にそういうことにならないように、今何とかして中頓別町も立て直しをしなければならない。財政の健全化に向けて努力をしていかなければならない。そういう中で、いまだかつて中頓別町のかじ取りが浮上してこない。毎日新聞に出ているように、道内の市町村ではそれぞれのかじ取りが表明をしている。ただ、中頓別町におきましては、9月の定例議会の中で一般質問の中で町長の進退のお伺いが出ましたが、そのときに野邑町長が私は健康上の問題もあるので、今の時点では何も考えておりませんというふうに答弁されたように私は理解をします。ところが、次の日の新聞を見ますと、来春の次期町長に立候補する考えは持っていないと今期限りで引退する意向を表明したと、このように新聞に載っておりました。これは、私は何かの間違いではないのかなと。私の考えとしては、今この厳しい町行財政の立て直しを何とか8年間の実績を維持する野邑町長にお願いをして、立て直ししなければならないのではないのかなと。どなたがかじ取りになっても、これは大変な時期であるのは間違いありませんけれども、町長にもう一度、現在の心境をお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

お答えをいたします。現在、先ほども申し上げましたとおり、町民の方々に作成をしていただいた中長期の行財政運営計画等々を頭の主眼に置きながら、一歩でも財政改善ができるように努力をしている最中でありまして、今いろんなお話がありましたけれども、来年の地方統一選挙の立候補を促すようなお話であったのかなと思いますけれども、私は9月の星川議員さんのときにお話を申し上げまして、体調が余りよくないので、現時点では来年の地方統一選挙に立候補する考えはないというお話をさせていただきました。私今現在もまだ体調が整って回復をしているわけでありませんで、来月も病院に行って検査を受ける予定になっておりまして、そういうものをもろもろ考え合わせまして、自分の体力と健康と、そういうものを加味しながら今後の考え方を決めていくと、こういうことになろうかなと思いますけれども、しかしながら議会で答弁したことについての重みというのは、私は自分で最高責任者として今までやってきたことを踏まえると大変重たいものがあると、こういうふうな考え方を持っております。そういうことで、もう少し自分の健康の状況等を考え合わせて考えなければならないことでなかろうかなと、このように思いますし、また多くの人たちの意見を聞く必要性もある。こういうようなことで、今の質問に対して明快な答弁はできませんけれども、しかしながら私の任期はまだ4月まであるわけでありますから、来年度の予算編成も含めて最大限の努力をしていくと、こういうことでご理解を賜ればと思います。

質問 3番 山本得惠

今のところでは、まだそういう考えは、立起表明するということは考えていないという答弁ではありますけれども、私はまだ可能性が残っているのかなと非常に期待をして、この問題については終わりたいと思います。次に、教育問題につきまして、先ほど申し上げましたように、いじめ、虐待等につきましては先ほど先に質問された方の内容に重複しておりますので、省略をさせていただきたいと思いますが、1点だけ。こういう問題が起きますと、とかく行政が隠したがると、秘密にすると。そのことが後になってばれたときに、やがて校長が首をつって死ぬ、官僚が辞職、いろんな問題が起きてくるわけです。中頓別町は、まず私はないだろうとは確信をしておりますけれども、万が一にでもあった場合には絶対隠すというようなことはしないでいただきたい。それを発見して、早急に解決に向けた対処をしていかなければならない。このことだけをお願いというか、要望いたしまして、私の質問を終わります。

質問 3番 山本得惠

要りません。

出典:中頓別町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月17日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる