みんなの議会

中頓別町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月9日

河川環境の保全について

2014年3月9日、中頓別町議会の一般質問で、山本得惠議員が「河川環境の保全について」質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一が答弁しました。

質問者
山本得惠 議員
答弁者
町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 山本得惠

5番、山本です。私は、河川環境の保全についてお伺いをしたいと思います。平成25年度に頓別川の水質検査を行っており、結果は基準値に比較してそれほど汚染度は高くなかったということであります。しかし、私は小頓別の川を何回か歩いてみましたが、小頓別周辺の河川だけであったが、魚介類が見当たらなかった。そのほかにサケの遡上調査も行っておりますが、遡上があったのか。今後も年2回程度の水質調査を行う計画になっておりますが、魚介類がなぜ生息できないのか、原因について調査をする必要があると思うが、いかがでしょうか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

山本議員の河川環境の保全について、遠藤まちづくり推進課長に答弁をいたさせます。

答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一

それでは、私のほうからご答弁をさせていただきます。サケの遡上調査は、昨年10月から12月までの3カ月間で6回の定点調査を実施し、遡上を確認しております。水質調査は、ことしも定期的に実施してまいりますが、小頓別地区における水質調査結果からして魚類等が生息できない環境ではないものと考えられますので、本年度は生息状況調査を行ってみたいというふうに思っております。

質問 6番 山本得惠

質問を2点に分けて質問しますが、まず1点目、10月から12月までの3カ月間に6回調査を行ったということでありますが、この調査期間の6回で何回サケの遡上が確認されたのか。また、どのような方法で調査をしたのか。例えば河岸に立って川を見て確認するとか、あるいは水の中に入って確認する、また水中カメラ等を使って確認する、いろいろあると思います。どのような方法で確認されたのか。また、何匹というのですか、数量はどれぐらい確認されたのか。これについて1点。もう一点でありますが、結果からして生息できない環境ではないものと考えられますとありますけれども、この調査結果を見ますと、5項目のうちで4項目についてはなるほど随分きれいになったなと思います。しかし、あとの1項目、CODについては非常に汚染度が高い。この基準としては、大体ゼロから5ぐらいまでがいいという説明をされておりますが、河川によって9カ所調査しておりますが、ほとんどが7から8、あるいは場所によっては8以上となっております。ゼロから5までが基準であれば、8以上といったら相当高い数値になると思うのです。これが魚類に影響しているのかなと思われますが、その辺までは我々も認識不足でございますので、この辺についてどのように考えているのか、どういう見方をされたのかについてお伺いをします。

答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一

まず、1点目のサケの遡上の関係でありますが、何回確認できたかということでありますが、6回行きまして、定点調査で2回確認をしました。1回目は11月でありますけれども、11月に入ってから確認ができております。そのときには肉眼で対岸から、一己内の川ですので、場所は佐藤一弥さんのところの住宅の向かい側、堰になっているところですので、そこにサケが上ってきても大水にならない限りは上に行けないという状況もあって、そこで確認ができますので、そこで今まで定点調査として確認して、そのときは2匹確認しました。このほかに河川の調査をやった弥生の地点があるのですけれども、そこでは弥生の高橋義明さんの住宅からちょっと行ったところから右のほうに草地を通っていくところがあるのですけれども、そこで水質調査の確認を再度したときにもサケが遡上しているのを肉眼で確認しております。そのときには7匹から8匹ほど見えました。ただ、この時期は、実は頓別川の宇曽丹のさけ・ますふ化場の堰の設置期間というのがありまして、6月2日から11月30日までの間は宇曽丹のさけ・ますふ化場の堰が設置されております。よって、大水でも出ない限り堰を越えてくるということは、基本的には11月30日までの間は堰を外さないものですから、なかなか見る機会というのはないのかなというふうに思いますけれども、しかしこの堰を設置している期間内であっても、私どもが調査に行った関係では確認はしてきております。それと、もう一点の水質の関係でありますけれども、水質の関係につきましてCODの関係がゼロから5が極めて良好な数値だということですが、6月30日の段階で秋田あるいは小頓別についてはCODが6という数字になっておりまして、若干汚れているという状況なのかなということでありますけれども、実はこのときに河川の状況の見学会を実施しました。そのときに講師になっていただいた専門家の方がいるのですけれども、その方とも場所を5カ所ほど見て回りましたけれども、例えば兵安の白岩のところについてはCODが5だったのですけれども、その段階でもヤマベの稚魚を肉眼で確認できるぐらいきれいな状況でした。しかしながら、水の量が少なかったものですから、藻がたくさん生えていて、見た目ではすごく汚いというふうに見えるのですけれども、実際に調査をすると決してそうではないと。講師の先生も言っていたのですけれども、河川は基本的に水の量、流れによって変わりますし、温度によっても変わるという状況もいろいろあって、そのとき、そのときの状況が。どうしても簡易的な検査でありますので、正規な数字、要は若干幅が増減するという状況があるということで、しかしながらこの程度の状況であれば河川の状況としては決して生物がすめないという状況の水質ではないというふうにお話をいただいたところであります。よって、先ほど答弁で生息できない環境ではないというふうに、数値的にはそういうふうに考えておりますし、講師のほうもそのようにお話をしていただいておりますので、今年度はぜひ小頓別地区の河川について魚介等がいるかどうかの調査を現地で実際にやってみたいというふうに思いますので、ご理解をいただければというふうに思います。

質問 6番 山本得惠

サケの遡上なのですけれども、本当にサケだったのか。時期的にこの時期にカラフトマスが非常に遡上するのです。素人が見てもなかなか見分けがつかないのです。まして川の岸から水の中にいる魚を見た場合は、見分けがつかないのです。間違いなくサケだったのですか。それはそれとして、ことしもまた水質検査をするというふうになっておりますので、何とか魚がすめるような川にしたい。町長のきょうの執行方針の中にも、環境保全の中で河川の保全を図っていかなければならないというふうに特に言っていますので、これを何とかきれいにして魚が上れるようにしていく。まず、それには、中頓別町は頓別川の上流に位置していますので、中頓別町だけが一生懸命やっても、下流のほうで協力してもらわなければ当然できる問題ではない。今後下流のそういう関係機関、団体といいますか、そういう人たちとも連携をとってもっと積極的にやっていただいて、これから4月、5月になりますとヤツメもどんどん上ってくるような昔のような川にしていかなければならない、このように思っておりますが、その辺の考えはいかがですか。

答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一

先ほど見たものは本当にサケかということですが、私はそう見ました。カラフトマスかというところはありませんし、今の定点調査は実は毎年サケが遡上してくるところでして、おととしかな、大量に大水が出たときに堰を越えて上がってきたときに、それを見ていた方がかわいそうになって、中に入ってサケを一己内の堰から上のほうに投げて上げたというようなお話も聞いておりますので、時期的にいっても私としてはサケであったというふうに思っております。また、今後の取り扱いについては、先ほどもお話ししたとおり、今年度も定期的に実施してまいりますし、今後もずっとそれは継続していくことになると思います。町としてもよりよい河川の環境となるように、当然今後も政策としてはやっていかなければならないというふうに思っておりますので、下流にある浜頓別町でも同じような取り組みは実施されているというふうに思いますので、こちら側の意向も行政内部の中でも連絡しながら取り扱いは行っていきたいというふうに思いますので、ご理解をいただければと思います。

出典:中頓別町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月9日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる