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中頓別町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月15日

中頓別町の将来像について

2013年12月15日、中頓別町議会の一般質問で、山本得惠議員が「中頓別町の将来像について」質問し、町長 野邑智雄が答弁しました。

質問者
山本得惠 議員
答弁者
町長 野邑智雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 山本得惠

6番、山本です。私は、中頓別町の将来像について町長にちょっとお尋ねをしたいと、このように思っております。年々中頓別町の基幹産業である農業、林産業の低迷と少子高齢化が進む現状で、30年、50年先を想像したときに、やがて中頓別町も限界集落になりかねないというふうに懸念されるところであります。今からそのようにならないように政策方針を次世代に継承していく責務があると思うが、町長はどのように考えておられるかお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

山本議員の中頓別町の将来像について私からお答えをいたします。本町は、今後10年間のまちづくりの基本的事項や基本構想、そうしてまちづくり基本計画を多くの町民の方々の英知を集めて平成24年3月に第7期中頓別町総合計画として策定をしていただきました。第7期中頓別町総合計画は、町の憲法である中頓別町自治基本条例の精神に即し、町政を総合的かつ計画的に推進するとともに、豊かで住みよいまちづくり、誰もが住んでいてよかった、いつまでも住み続けことができるまちづくりを実現するために定められており、執行機関はこの計画を政策の最上位計画として位置づけ、行政の運営に当たらなければならないとされており、今後も第7期総合計画の実施計画を実現するために努力をしてまいる覚悟であります。

質問 6番 山本得惠

今町長の答弁のように、私も本当に中頓別町というところは住みやすい町だと、いつまでも住んでいきたいというふうに考えております。これは、皆さんの多くの方は中頓別町で生まれて中頓別町で育っているから、案外とよさが実感できないのではないか。私は、東北の内陸部で育ちました。そこは、人口は約5万人ぐらいの市であります。私の生まれたところは本町よりちょっと離れた集落になっておりまして、子供のときにとにかく一番怖かったこと、これは天災地変といいますか、地震だ、水害だ、台風だ、内陸だから津波とか高潮の心配はありませんでしたけれども、本当にそういう怖さの中で育ってきました。それを見ますと、この中頓別町というところは本当にこういう災害の少ない町だ、そう思っております。何とか中頓別町の人口が少なくならないようにして、行く行く50年、60年、中頓別町を継承していってもらいたい、私はこのように考えているのですが、中頓別町の人口を減らさないためにはどうすればいいのだろう。こういう要素といいますか、なかなか見当たらない。去年中頓別町で11人の子供さんが生まれております。反面、亡くなられた方は23名おります。11人の生まれてきた子供さんたちが今後やがて小学校に入り、中学生になり、この10年間は中頓別町で暮らしていけるだろう。しかし、10年、20年となったときに、この子供さんたちが義務教育を終わって、これから進学をしようとしたときに、中頓別町には既に高校もなければ、浜頓別高校でさえ、浜頓別高校でさえと言ったらちょっと変なのですが、浜頓別高校も今や廃校になるか合併をするのかというような問題も浮上しております。そうなりますと、義務教育を終えたら自然に中頓別町の子供さんたちはどこかに出ていかなければならない状態になると思うのです。よそに出ていった子供さん、例えば11人の子供さんたちが教育が終わって中頓別町に何人帰ってくるだろう、帰ってきても就職するところも余りない。そうなりますと、極端な言い方、去年生まれた人と亡くなった人をプラスマイナスしたときに、生まれた11人というのもマイナスになっていくのではないか。そういうことを考えますと、人口の減を何とかしてふやす方向に持っていかなければならない。我々議員会で独自に、自費で10月に四国の徳島県の上勝町というところに行ってまいりました。目的は、今この上勝町というところは葉っぱビジネスによって非常に有名になってまいりました。テレビでも何回か放映されておりますし、皆さん方もそれは当然見ていらっしゃると思うのです。私も見ていました。葉っぱビジネスというものは、ばあちゃんたちが山に行って木の葉っぱをとってきて、それを製品化して販売する。そのばあちゃんたちが年収400万円もあるのだという話でありました。私も我々もこの山の中に住んでいて何かいいことがないだろうかというようなことも考えながらいたら、たまたま議員会のほうでそこに行きましょうということになりまして、そこへ行っていろいろと説明を聞いてまいりました。葉っぱビジネス、これはどういうものかといいますと、山の木の葉っぱをとってきて、それを製品にして、選別をしてパック詰めにして、それを販売する。それは何の目的かといいますと、皆さんもご存じのように、よく料理店、ホテル等に行くと刺身とか盛り合わせとか、そういうものに添えられるのです。今回行ったときにも、このばあちゃんたちの最高齢者は90代がおりますと言っておりました。90代のおばあちゃんたちが年収400万円の収入があるといったら、これはびっくりします。私たちも何か得るものがないのかなと思って上勝町に行ってまいりましたが、上勝町というところは現在人口約1,600人ぐらい、中頓別町よりちょっと少ないぐらい。総面積は大体107.55平方キロメートルぐらい……

質問 6番 山本得惠

というようなところでありました。帰りに、この産業によってUターン、Iターンが非常に多くなってまいりましたと、そういう話を聞いてきたときに、我々も今からそういうことを考えながらやっていかなければ、行く行くは本当に中頓別町も限界集落になるのでないかと、そういう懸念さえあったものですから、そういうことについて町長はどのように考えておられるのかお尋ねをしたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私も、人口減少していく中頓別町の状況を見て本当に心配をしている一人でありまして、山本議員と同じような気持ちを持っております。しかしながら、人口の減少は中頓別町だけでありませんで、日本の人口が減少していくという時代になりました。北海道でも、今179市町村あるうち、本当に人口が増加しているのは5%ぐらいの町村であります。そういう中にあって、いかにして今後人口の減少を食いとめていくかと、こういうようなことが一つの大きな目標であります。特に第7期の総合計画では、平成33年ですから2021年ですか、10年間の計画を策定しております。そういう中で、今現在平成25年、2013年でありますけれども、人口が今1,913名であります。第7期の総合計画が終わる時点では1,720人と、こういう想定をしております。これは、第7期の総合計画の計画を実施することによってこの人口を確保しようと、こういうような目標であります。そういう意味では、大変厳しい人口の目標であるという認識をしておりますけれども、しかしながら一人でも人口を減らさないための施策として第7期の総合計画の実施計画どおりに事業を推進していきたい、こういうような気持ちを持っております。特に本町の基幹産業である農業も今20代から40代の人たちで家族のない方々が16名います。恐らく商工業の担い手さんについても多くの人が、まだ家族を持たない人がいっぱいいるのだろうと思います。そういう意味では、午前中の一般質問の中で遠藤課長がお話ししたような担い手対策等々を進めていって、人口増につなげていくというのも一つの方策でなかろうかなと思いますから、そういうことを組み合わせた中で総合的に判断をしながら人口減少対策に取り組んでいきたい、こういうことでご理解をいただければなと、このように思います。

質問 6番 山本得惠

私も10年間の総合計画に並行して人口をふやすような開発的な発想を持って取り組んでほしいと、このように思っております。答弁はよろしいです。これで私の質問を終わらせていただきます。

出典:中頓別町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月15日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる