中頓別町議会 平成17年第1回定例会 2005年3月13日
起業化と企業誘致について
2005年3月13日、中頓別町議会の一般質問で、石井雄一議員が「起業化と企業誘致について」質問し、町長 野邑智雄、総務課長 安積明、産業建設課参事 柴田弘が答弁しました。
- 質問者
- 石井雄一 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、総務課長 安積明、産業建設課参事 柴田弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 石井雄一
それでは、2点目ですけれども、起業化と企業誘致についてということでお伺いをしたいと思います。まず、1点目、雇用創出のため小規模、4名ないし5名程度の事業を起業するため、例えばの話なのですけれども、商工会青年部や農協青年部などの組織に働きかけてプロジェクトチームをつくり、官民一体となった起業化の取り組みができないかどうか、その点をまず1点お伺いします。2点目、かつて企業誘致を進めましたが、さまざまな原因で根づきませんでした。いま一度業種を絞って、また方向、取り組み方も考えながら取り組む考えがないか、お伺いします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
起業化と企業誘致について、安積総務課長から答弁をいたさせます。
答弁 総務課長 安積明(総務課長は2007年3月まで)
雇用創出については、大変難しい課題であります。どのような方針で進むべきか、まちづくり政策との関係もあることから、しっかりと位置づけて取り組む必要があると考えます。行政内部で基本的事項について十分協議し、関係機関と打ち合わせをしていきたいというふうに考えます。2点目は、業種を絞っての話ですが、かつて本町が進めたような企業誘致は現在の経済状況や本町の財政状況のもとでは困難であると言わざるを得ません。したがって、今後は地域資源を生かす企業を支援したり、地域産業に根差した企業の育成を図る必要があるというふうに考えております。
質問 7番 石井雄一
まず、1点目の関係機関と十分内部で協議してから打ち合わせしたいということでございますけれども、十分協議する時間というのはいつごろなのか。それと、基本的事項というのはこの場合何を指しているのか、この点についてお伺いしたいと思います。2点目ですけれども、私もかつて森永の跡地ですか、縫製工場を誘致したときにかかわりましたけれども、それが残っていかなかった。ああいう形の企業誘致はなかなか難しいのだなというふうには思っています。それで、多分今皆さんそうだと思うのですけれども、こういう財政難の時期だから、何を考えてもできないのではないかという、そういう考え方に陥っているのかなというふうに思うのです。私は、逆だろうと思うのです。お金がないときは、知恵を出して汗をかくということになるのかなというふうに思うのです。言葉だけうまいことを言うつもりはありませんけれども、お金がすべてではないなというふうに思うのです。もう一度見直しといいますか、前に戻って、立ち返って考え直すことも必要でないかなというふうに思うのです。最初からだめだとあきらめるのではなくて、難しいこととかそういったことは検討に値しないのではなくて、もう一度検討に値するのだろうと思うのです。今どうかわかりませんけれども、これは企業誘致とは直接かかわらないのですけれども、稚内で刑務所の誘致か何か、今も継続しているのか、やっていると思うのです。例えばそういう視点もあるだろうと思うのです。だから、もう一度あらゆる角度から活性のために検討する必要があるのではないか。その点についてお伺いをしたいと思います。
答弁 産業建設課参事 柴田弘(産業建設課参事は2006年3月まで)
再質問にお答えいたします。いつごろの時期まで協議するかということなのですけれども、実際この問題については冒頭に大変難しい課題でありますということで、そういった部分からするとまず中身に取り組んでみなければどういったものに進んでいくのかというのはちょっと見えないものですから、時期的な部分については検討する中で今後進めていきたいと思います。それから、基本的な事項につきましては、現在の町内の雇用場所だとかそういった部分、また雇用が開発できる分野についてどういったものが存在しているのか、そういったものをまず調査をしなければならないというふうに思っておりますので、そういう意味では基本的事項を少しとらえて、掘り起こしながら進めていきたいということであります。
答弁 総務課長 安積明(総務課長は2007年3月まで)
先ほど旧森永の跡のテンプルの話がされました。あのときも相当議論があったり、あるいは財政的にも支援をしたりしながらやったわけですが、ご指摘のとおり結果として残念な形になったと。その当時の投資的な効果を考えたときに、必ずしもそのことでペイをしたのかどうかということからいっても、今前に進めたような形では十分な賛同が得られるような経済状況ではないのかなというふうに考えます。そういうことからして、本当にどういった形のものがいいのかどうか、どういう企業を誘致できるのか、さらにどういう効果があるのかと、雇用の面も含めて相当慎重に考えざるを得ないというのが今の状況ではないかなと。ただ単に刑務所を持ってくればいいという、そういう問題でもないかなというふうに思います。そういう面からすると、雇用の創出も含めて、庁内論議というか、そのことをまずはしっかりする必要があるかなと。関係するところ、特に産業建設課と、企業誘致の分野では私ども総務課の所管ですけれども、そこら辺乗り越えながら、もう一回しっかり議論する必要があるのかなというふうに考えております。
質問 7番 石井雄一
どうも私と同じで行政側の方の幹部職員の皆さんも頭がかたいと思うのです。慎重に検討したり考えたりしているうちにできなくなるし、やらないうちに終わってしまうと思うのです。私が言いたいのは、やっぱり取り組んでほしいということなのです。それで、今回17年度の町民説明会資料の中で一番いいなと思ったのは、貯金の内訳なのです。その中にまちづくり基金が1億4,000万あるのです。これは16年も500万計上されていて、使われなかったのですけれども、私の言い方が悪いのか、どうしても皆さんにやれというふうな言い方になってしまうからまずいのだと思うのですけれども、私はしかけてほしいということなのです。町民の商工会とか農協、あとそれ以外の組織もあると思います、観光協会もありますし。そういったところに働きかけて、この500万のうち100万ぐらいかけて1年間話しするだけでも私はいいのだろうと思うのです。何かがすぐできなくても、どうしたらいいかという話を1年間してもいいと思うのです。そういったことに取り組んでほしいと思うのです。だから、私は刑務所をあしたすぐつくれとかそういうことではないのです。そういういろんなことの可能性を探るようなことを一緒に、ともに歩くというふうに言葉では言っているのですけれども、実際はまだなっていないと思うのです。だから、そういったことを本当に一緒になって取り組む、当然我々も入ります。そういったことでやらなければ、中頓別町をこれからどうしていくかという問題解決になっていかないと思うのです。だから、その点も含めて、最後に町長から考えをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
企業誘致について今それぞれの町村が考えていてもなかなか実現が難しいと、こういうような情勢でなかろうかなと思います。そういう意味では、私はこれから取り組める一つの方策としては地元の資源を使った中での起業化が最優先であるのかなと、こういう気もいたしております。特に平成14年ですか、弥生の高橋さんがチーズ工房をつくって、地元の原料を使った中で商品化に成功した例もございます。そういう意味では、地元の資源等を活用した中で起業化ができるかどうか、内部で十分協議をさせますし、またこのまちづくり基金を使った中で町民の皆さんが自主的に何かをやってみたいということが芽生えてくれば、ぜひそれを応援をしていきたい、こういうことでご理解をいただければなと思います。
質問 7番 石井雄一
お願いなのですけれども、町長はまちづくり基金を使ってやってほしいと。だけれども、民間から立ち上がるのを待たないで、町の方からしかけて一緒に立ち上げるような形で取り組んでほしいと思います。以上をお願いして、私の質問を終わります。