中札内村議会 令和6年12月定例会 2024年12月13日
防災の観点から開設されている13避難所施設への設置状況について
2024年12月13日、中札内村議会の一般質問で、船田幸一議員が「防災の観点から開設されている13避難所施設への設置状況について」質問し、村長 森田匡彦、副村長 山崎恵司、総務課長 中道真也が答弁しました。
- 質問者
- 船田幸一 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦、副村長 山崎恵司、総務課長 中道真也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 船田幸一
公共施設の非常用発電機について、本村の現状を質問させていただきます。非常用発電機の設置義務の対象となる主な施設は、病院、高齢者福祉施設、学校、体育館などがありますが、防災用自家発電設備は、消防法では消防用設備等の非常電源、建築基準法では建築設備の予備電源として特定の建築物に対し、設置が義務付けられていますが、本村の現状はどうでしょうか。近年の夏場の異常な高気温による熱中症対策は、公共施設や学校のエアコン設置と暑熱避難所を開設するなどの動きにつながり、環境が一変しましたが、その一方、冬場では暖房が私たちにとって昼夜を問わず欠かすことのできないものとなっています。大雪や吹雪などでの幹線道路の寸断や停電などにより、緊急避難を余儀なくされる事態も目の当たりにし、決して少なくはありません。夏場も冬場も生活のほぼすべてが電気を拠り所にしている私たちにとっても、もしもの時に災害が襲ってきたら、一体どうなるのかと不安に駆られてしまうのが実情です。これらのことから、本村における、1つ目、公共施設の非常用発電機の設置状況について、2つ目、防災の観点から開設されている13避難所施設への設置状況についてお伺いいたします。私は、拠点となるべき要所として、命に関わる村立診療所と老人保健福祉センター、国道と隣接の農村環境改善センターにおける非常用発電機の機能が充分に備わっているとは言い難いと捉えていますが、村の認識はどうでしょうか。また、設置の必要性があるにも関わらず、未設置の場合の根拠や理由と今後の在り方や設置の見通しについて、国や道との関連性を含めてお伺いをいたします。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
消防法では、電源を必要とする屋内消火栓設備や自動火災報知機、誘導灯などの消防設備に対して、非常用電源設備の設置義務があります。非常時に動作不良を起こさないよう、毎年定期的に専門業者による設備点検を実施し、適正な維持管理に努めております。また、建築基準法では、非常用照明設備など、もっぱら火災時の避難や救出を目的として、避難設備に対して予備電源を確保するため、建築物を建築する際に必要となる設置基準で、建築確認申請の手続きにより法令に適合しております。以上のことから、村の管理する施設については、いずれの法律の基準も満たしております。さて、災害時における電気の重要性は村としても認識しており、胆振東部地震によるブラックアウト発生以降、毎年、国や北海道などの助成制度を最大限に活用しながら、発電機などの防災備品の充実に努めてきております。費用対効果も熟慮し、公共施設に対する非常用発電機の設置状況については、発電力の大きな据置型と汎用性のある小出力の可搬型の2種類で対応しております。前者については、各種法令に基づく設置基準を満たす設計が求められることを踏まえた上で、一定規模の電力を要する施設に配置しております。具体的には、災害対策本部として機能せねばならない役場庁舎と、地理的条件から孤立しうる地域の指定避難施設である上札内交流館の2箇所となります。いずれも施設全体に電力の供給が可能です。後者については、照明や通信機器、冷暖房機など最低限の電力を供給する目的で、18台を所有しています。据置型を設置している上札内交流館を除く指定避難施設12箇所のうち、緊急度を勘案して、中札内小学校、中札内中学校、上札内小学校、ファミリースポーツセンター、道の駅なかさつない、中島農業センターには各1台を常備しています。なお、中島農業センターも地理的に孤立が懸念されるエリアの施設ですが、こちらは可搬型でも施設全体の電力供給が可能であることが確認されております。残る6つの指定避難施設は、状況に応じて可搬型を持ち込んで対応することとしておりますが、村立診療所については、電源切替盤により外部から施設内に電力を供給できる仕組みになっております。また、船田議員がご指摘のとおり、北海道の災害対応においては、厳寒期の暖房対策も重要であります。こちらについては全てを電力に頼ることは難しいと考えており、リスクマネジメントの観点から、ポータブルストーブやジェットヒーター等の燃料暖房機の活用を想定しております。しかしながら、災害対応に「これで終わり」ということはありません。非常用発電設備の配備については、村の財政状況などを踏まえつつ、災害の種類や規模、避難者数、設置場所や地理的条件など優先度を十分に考慮し、今後も検討していきたいと考えております。
質問 1番 船田幸一
中札内の状況がほぼわかりました。私は、何点か手短に質問させていただきますけれども、やはり村民の命を預かる診療所について、病院という形ではなくて、小規模な医療施設ということで病院ではありませんので、その辺の制約はあろうかと思います。しかしながら、本村に着任されている先生、若い夫婦、そしてお子さんもいらっしゃいます。中札内村に将来とも住んでいただいて、村民の医療福祉に役立てていただけると、そういうふうに信じてやみませんが、やはり病院の機能をより充実化させるためにも、今後ご検討をいただきたい。できれば、期限を切って、いついつぐらいまでに目処にやりたいというようなことも、本来ならお伺いしたいところでありますけれども、それぞれ病院のご事情、村の財政状況もありますから、その辺、今後ご検討していただきたいと。それともう1点は、老人保健福祉センターなのですけれども、私の記憶では、あの施設ももう法定耐用年数をそろそろ迎える段階に入っています。そんなこともあって、電源の確保の関係で言うと、非常用発電設備については、新設の時点で検討されるのかなと、建て替えの時期に検討されるのかなというふうに考えていますが、その辺についてはいかがでしょうか。それともう1点、実は今年、旧役場庁舎跡地にパブリックキッチンができ、それと同時に、改善センターが改修改築されました。私その時に、実はずっと気になってはいたのですけれども、やはり国道、メインストリート、特に冬場等も含めて、過去何度か開発の依頼を受けて、避難所、雪害の関係、道路が寸断された時の避難所として活用されてきておりました。そんなこともあって、これは特に冬場、なぜそう申し上げますかというと、能登半島地震が間もなく1年目を迎えます。そういう災害も私ども記憶に残っておりますので、中札内においても、冬場どうなるのだろうかなというような心配をいたしました。そういったこともありまして、なぜ今回、改修と併せて、非常用発電機、設置しなかったのかなというようなことがずっと心に残っていましたので。その点を含めて、この3点について、ご質問をさせていただきます。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
村立の診療所でございます。まず1点は、診療所、可搬型である程度対応ができる部分は大きいというふうに思っています。それはこれまでも、トレーニング、訓練、診療所の事務長や何かと接続訓練やったりなんかしていますから、ある程度はそれで対応ができるというふうに認識しております。また、診療所が指定管理に移行した時に、入院施設は全部切り離していますので、そこまでのエリアを全て、冬場であれば暖房をしたりだとか、そこまでのことを考えなくても大丈夫だというのが、まずあります。それがあるので、今、可搬型2台、並列で運転すれば、並列ではないですね、この場合直列ですね、直列で運転することもできる発電機ありますので、それであれば倍の電力供給ができるということもわかっていますので、それで対応するのが当面かなと。もし、診療所自体に、言ってみれば、災害時にベッド持ち込んで、長期に渡ってということがあり得るのであれば、ある程度考えなければなりませんけれど、診療所の機能としては、入院施設部分はもう完全に切り離していますので、一緒に運営するわけにはちょっといかないということがありますから、今の段階では、そこまでは、据置型の非常発電機までは考えていないということでございます。当然改修とかそういったことが出てくれば考えなければならない部分あるかもしれませんけど、現段階では、その改修の計画まで踏み込んではいませんので、そういう状況だということでございます。あと残りについては総務課長の方から。
答弁 総務課長 中道真也(総務課長は2025年6月まで)
2点目の保健センターの改修については、以前、教養娯楽室の拡張の改修等行っていますので、現段階では改修の予定はありませんが、改修の折には、そういったことも検討材料にはなろうかなというふうには思います。また、まちなかキッチンにつきましても、キッチンの部分が電力というのが、どのぐらい1年間で使うのかというのが、建築段階ではなかなかちょっとそこがわかりづらいというのもあって、今現在いろいろ、使用電力量や何かを見ているのですけど、ちょっと冬場のやっぱり時期も含めてどのぐらい使う電力量があるのかによって、供給する電力がどれぐらいいるのかというのも把握しなければいけないことになりますので、ちょっと時期的には同じタイミングでというふうにはなりませんでした。ただ、船田議員ご指摘のあった拠点となるべき要所に、施設全体の電力供給をするという点では、中札内市街、災害時に厳寒期の対策として、そういう施設全体に電気を供給できるという箇所が今ないものですから、それは課題だというふうに受け止めております。また、答弁書にもお答えしたのですけども、確かに発電機の設置していない施設についても、全て網羅されていれば一番いいのですけども、なかなか財政負担も含めて全部というふうにはなりませんので、費用対効果を含めて設置していきたいと思います。また、災害によっては、避難場所というのも変わります。村内全域の大規模な地震であれば、収容人数の大きい体育館だとか、そういったところを開放しなけければいけないですし、先ほど議員おっしゃいました、例えば、道路が寸断して、雪で身動き取れなくなった人が泊まらなければいけないだとか、そういった状況、状況で避難所というのも設営変わったりしますので、どういった場所がいいのかというのを、目的も含めて、その辺については考えていきたいと思っていますし、あと、暖房の部分ですね、暖房についても、全て電力で賄いきれる、体育館みたいなところですと、すごい大掛かりな発電設備が必要になってしまいますので、そういった場合には灯油のストーブ使ったりとかという対応ももちろんしていかなければいけないかなというふうに考えていますので、以上のことで、ちょっと話しすぎたかもしれないですけど、ちょっと考え方としては、そういう思い持っていますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 1番 船田幸一
状況がわかりました。ありがとうございます。ちょっと私、3点と申し上げたのですけど、ちょっと言い忘れてしまいました。一つだけ最後に質問させていただきたいと思います。中札内の防災の観点で言いますと、想定されるのは、札内川の氾濫ということでありました。それに基づいて、毎年訓練をされていると思います。私ちょっと見方を変えて、村内考えた時に、中札内に北電の変電所があります。ご存知のようにね。これ災害になった時、北電の変電所の機能が喪失するのではないかという恐れを感じておりました。それはなぜかというと、水没しますと、機能が麻痺します。これについて村は、北電サイドとどういう形であろうか、私は想像もつきませんけども、協議検討されていることはありましたか。それとも、今後そういうことについても協議していくというようなことでしょうか。その辺について、最後の質問とさせていただきます。
答弁 総務課長 中道真也(総務課長は2025年6月まで)
今、ご質問ありました北電の変電所の関係ですけども、実際議員おっしゃるとおり、川がすぐそばに、恵津美川、近くに流れていますので。ただ、ちょっとその辺が増水した時に、どのような対応になるのかというの、申し訳ないですけど、ちょっとそこ確認しておりませんでしたので、村としても、危機回避という面で、その辺についても十分協議してまいりたいと思います。
質問 1番 船田幸一
以上で終わります。