中札内村議会 令和7年3月定例会 2025年3月7日
森田村長の今後の村政について
2025年3月7日、中札内村議会の一般質問で、船田幸一議員が「森田村長の今後の村政について」質問し、村長 森田匡彦が答弁しました。
- 質問者
- 船田幸一 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 船田幸一
私からご質問させていただきます。森田村長の今後の村政について、お伺いをいたします。森田村長は、令和3年6月から2期目の村政を担い、今月で3年9ヶ月となり、任期は残すところ3ヶ月余りとなりました。これまでの在任期間中、公約を反映した第7期中札内村まちづくり計画前期基本計画を策定し、各年度の事業を着実に実行してまいりました。特に、鉄道公園のリニューアル整備、旧役場庁舎跡地へのまちなかキッチンスタジオの建設、暑熱対策として、小中学校など各公共施設へのエアコンの設置については、村民要望への迅速な対応が図られることとなりました。また、教育関係では本村初の女性教育長を任命し、学校教育や社会教育への改革や発展に継続して努められておられます。また、村民の期待が高いふるさと納税制度の活用については、近年納税額が減少し残念ではありますが、目的と使途を明確にしたこれからの取組みに期待が寄せられております。さらには、日高山脈が国立公園となり、四季折々に触れ風光明媚な幌尻岳が映えるふもとの村、日本で最も美しい村を理念に沿えた村づくり、まちづくりを期待するものでございます。ここで、笑顔があふれる村は、地域の方々との日々の交流から生まれるものと確信をし、村長としての任期が残すところ3ヶ月余りとなることから、次のことがらについてご質問をさせていただきます。一つ、公約の進捗状況と自己評価についてであります。二つ、6月の改選期を迎えるにあたりまして、3期目村政を担うお考えがあるのかどうか。以上の点についてご質問をさせていただきます。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
まちづくりは人をつなぎ歴史を紡ぐ。改めてそのことを感じさせられた8年間でありました。2024年11月28日、中札内村は平成の大合併で選択した自立の歩みが20年に至りました。この間、諸先輩のご努力により、枝豆が全国区の特産品に育ち、道の駅は十勝有数の入込みを誇る観光施設となり、全国に先駆けた少子化対策や移住定住対策により、人口増加に堅持させました。しかし、自立から10年の時を経て、少子高齢化を伴う人口減少の進行により、中札内村を含めた地方を取り巻く環境は急速に厳しさを増し、国の重要プロジェクトとして地方創成が掲げられました。全国5割の市町村が消滅可能性都市と名指しされ、激しい自治体間競争が始まりました。私がまちづくりのバトンを託されたのは、まさにその最中です。情報発信と情報共有の徹底こそがあらゆる施策の基本であることを組織に浸透させつつ、健康で文化的な美しい村としてのブランドの解像度の向上に努め、ふるさと納税による自主財源の確保、医療体制の安定化、農業、商業、観光の持続性強化など、本村にとって最重要の政策課題に取組み、生まれ育ったふるさとの活力向上にまい進いたしました。2期目の村政運営は、コロナ禍でのスタートとなり、劇的に変動する社会経済情勢にあっても色あせぬ普遍的価値を大切にしようと、優しく穏やかな村をスローガンに掲げました。先ほど過分なご紹介をいただきましたが、住民同士が温かく支え合い、成長の喜びを伴う活気に溢れ、力強く未来に進むふるさとの基盤を強固のものとすべく、1期目につぼみを開いたまちづくりの苗を大切に育てました。全体を俯瞰し、未来を見据えて、総合的かつ有機的に施策展開することを旨とし、きらびやかではありませんが、花々が混然一体となって価値を生み出す庭園のような成果が形成されつつあると認識しております。20項目の公約はその一端でありますが、それぞれ一定の結果を残せたものと考えております。12年前の選挙に敗れ、経済的困窮の中で子育てをしたからこそ見えた世界があります。また、メディアの世界しか知らぬ、政治行政の経験に乏しい者だったからこそ、一般社会や時代にそぐわぬ慣行を批判的に打ちこわし、新しい風を引き込むことができました。54年の人生で培った自分の経験、持てる資源の全てを投入して、協働のまちづくりをさらに大きく育てる土壌の肥やしとなれたのではないかと考えています。1指標には過ぎませんが、中札内村、この20年間で人口減少率を一貫して低減させ、今や十勝19市町村で最も低い数値となりました。住民の皆さま、村議会議員の皆さま、そして役場の仲間たちの奮闘と温かい支え合いのおかげであり、心からの感謝と敬意を表する次第であります。まちづくりに終わりはなく、私が村長として果たすことのできる役割は、中札内村の歴史のほんの一部でしかありません。誰がトップになっても停滞なくまちづくりを進められる組織づくりこそ、我が使命と胸に刻み、今日まで力を尽くしてまいりました。今回の予算案を見て確かな手応えを感じております。引き続き、村政を担ってほしいとのお声掛けをいただいておりますが、村長の仕事はより良いまちづくりを進めるための手段の一つでしかありません。また、地域を取り巻く環境が不確実、複雑、曖昧さを増す中で、成果を出すには膨大なエネルギーが求められることも事実です。さらに4年、私になお村長として成すべき仕事が残されているのか。しっかり課題を整理し、様々な状況を十分に勘案し、自らの出処進退を判断したいと考えております。まずは新年度における最重要の第1四半期が順調にすべり出せるよう全力を尽くす所存であります。
質問 1番 船田幸一
何点かご質問させていただきたいと思います。それでお断りをちょっとさせていただきたいと思います。言葉、実は答弁書も先ほど目を通させていただきました。そんな関係もございまして、失礼な発言があろうかと思いますけれども、その辺については、ご寛大なるお気持ちでお答えいただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。まず一つには、1期目、2期目、様々な公約に基づいて、森田村長は着実に公約を実現されてこられました。その中で、特にコロナ禍にあっても、ご答弁の中にお話がございましたように、2期目の村政がコロナ禍の影響がかなりありまして、住民との意思疎通、あるいは議会との対話、様々な形で交流が滞ったことは偽りのない事実かなと思います。そういった中にあっても、役場の職員さんを中心として精力的に村政運営に当たられてこられたということは、これは評価に十分値することだと思います。ただ、残念なことに、話がちょっと前後いたしますけれども、様々新聞報道等で、森田村長は村政の停滞を防ぐとしまして骨格予算ではないと強調しながら、創造的で継続がテーマということで、予算編成に当たられたということであります。また、あまり皆さん注目していないのですけれども、一般会計予算については過去最大の56億円を計上するという、こういうことでございます。そして、その中には、新たな事業、それから継続事業もかなり入ってございます。森田村長が、このような予算を職員の皆さまにも指示し、自ら構築されたということでありますので、ここに至った森田村長のお考え、お気持ちをお聞かせ願えればと思いますが、いかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
予算の中身の詳しい審議については、来週以降の予算審議に委ねたいと思います。先ほど答弁させていただきましたとおり、私が目指してきたのはトップが誰であっても停滞なく村政運営が行われる組織づくりでありました。トップが代わることによって行政の運営が滞ってしまったり、政策を前に進めなくなってしまったり、それを防ぐためには役場職員の資質向上ことが最も重要だということです。このことは今回初めて言った話ではなくて、私は一貫して住民の最大の福祉は組織力の向上、職員の資質向上だということは申し上げてきたつもりです。その上で今回についても同様な流れで、私からは一切の政策にあたるような指示を出さずに、職員にすべて委ねて予算を構築しました。これは職員に丸投げしたということではなくて、私は村政、中札内村役場、中札内村の経営者でありますから、最終的に彼らが上げてきた予算を、事業を、より効果的にコストパフォーマンスであったり、タイムパフォーマンスであったり、そういったものが最大限効果が発揮されるような、そういったものが最大限効果が発揮されるような決断は、アドバイスは当然査定の段階ではしておりました。そういう中での予算ですので、これは来週の予算審議していただければ、新規事業といっても、すべて中札内村のこれまでの流れの中での、さらに成果を挙げるための新規予算でありますし、継続事業についても、さらに成果を挙げるためのブラッシュアップした、プラスアルファした継続事業になっておりますので、そういったことでの予算編成になっております。この予算額が最大になったということについては、これはほかの自治体の予算発表見ていただければわかるとおり、ほとんどがそうなっております。なぜならば、人件費、光熱水費、各種資材すべてが上がっておりますし、中札内村については、ガバメントクラウドファンディングという全国統一のシステムに乗っかるために莫大な予算、中札内村としてはちょっと過大だと思えるような予算の負担をしなければいけないような案件が急遽出てきたというようなことがございます。以上で答弁とさせていただきたいと思いますが。
質問 1番 船田幸一
これからの予算のことでございます。その中で、いろいろと私ども耳にすることは、今村長のご答弁の中にもございましたけれども、物価高騰対策について、私どもの今回村の予算の中に触れていないというのは少々気になるところだというふうに、情報としては入ってきています。しかし、やはり、今これから世界情勢も大きく変わるし、国の情勢も大きく変わってございます。そんな中で、我々村政もかなり翻弄される部分はあろうかと思うのですけれども、今回、物価高騰対策に触れなかった、入らなかった。なぜそこに触れなかったのかお聞かせ願えればと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
これは端的に言うと、物価高騰対策というのは、まさに政策予算であります。これが僕がもし入れることがあると、私が述べている、目指している創造的継続とは全くかけ離れたものになりますので、それがもし必要だということになれば、当然選挙の中での議論になるのかなというふうに私は思います。そういうことです。これは私が現段階ですべき事業ではないということです。
質問 1番 船田幸一
お考えの一端を述べていただきましてありがとうございます。私、ご答弁内容を拝見して気が付いた点は、1期目の時、健康で文化的で美しい村、これを継続して確立していくということと、2期目については、優しく穏やかな村をスローガンにという表現がございました。私どもそういう言葉を聞きながら、議会活動をしてきたつもりではあります。これら過去の20項目、今反省をされて、村長としてやり残したこと、もっと踏み込めば良かったかなという反省点はございますか。その点についてはいかがでしょうか。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
これはまちづくりには全く終わりがないです。やり残したことというか、これからも課題はまだまだ出てきます。そういった面ではやり残したことはたくさん、山のようにあるのではないかなというふうには思います。ただ、今中札内村として、私が様々な情報を収集して判断する中で、限られた予算の中で何をやるかということにおいては、今できるベストを尽くせているのではないかなというふうには思います。それは自分でそう考えているだけであって、多分住民一人ひとりの方々の中では、いろいろな評価があるのだろうというふうに想像いたします。自分の中では、やはり限られた予算の中で最も住民の利益、幸せにつながるものは何かということに力を注いでおりますので、そういった面では、考えられ得ることはかなりやってきている、これているのではないかなとは考えてはおります。
質問 1番 船田幸一
それで、全体、私としては、1期目の時はもうすでにいろいろとご議論が尽くされているかと思います。2期目についての流れの中で、特に1期目から継続した病院の医療関係の問題、あるいは教育関係で懸念されていた事項について、また、医療関係についても重要な要望が高かった部分については、まちがいなく着実に実行されてきたと、私ははっきりと理解しています。そして多くの住民の皆さまからも、かなりの評価を得ていることも事実であります。また一方で、それについてまだ不足だとか、あるいは十分でないとか、子育てに関してもまだ不足な部分がありますよということで、一時期議論が議会の中でもありましたけれども、何でもかんでも取り上げてはいいものではないと、そういうご答弁も過去ございました、村長からありました。それは事実だと思います。そういった中で、やはり様々な事業を進めるにあたっては、行政としては何が一番必要なことかというと、財源をどう確保するかということでございます。これについては、今までもそうですし、過去もそうだったと思いますけども、企業誘致を図るか、自ら村内で財源を確保するためにどういう事業を展開するのか。あるいは、村税を増やすためにどういう人口増加に結びつけていくのかという、そういう施策でもって財源を確保し、村政を担うわけであります。そういった観点から立ってみました時に、今村長も答弁の中に触れられておりましたけれども、人口減少問題には一定程度、村長は力強く対策を打ってきましたということだったと思います。今後、中札内村、今村長担われた経験から踏まえて、税収確保という問題と人口増加という問題、この大きな課題、2つあると思いますけども、話がちょっとややこしくなると恐縮に存じますし、聞かれている皆さまにも嫌な思いをさせることがあろうかと思いますけれども、お許しいただきたい。まず一つには、税収に関して、先ほどふるさと納税に関しても私ちょっと触れさせてもらいました。最初にふるさと納税に関して改めて触れさせていただきたいと思うのですけれども、ふるさと納税を活用した事業が、ふるさと納税をいただいてから事業を進めていくのが正しいのか、先に、ふるさと納税を募集するにあたって、寄附金を募るにあたって、中札内村はこういうことをやっていくために財源を確保したい。そのために、ふるさと納税をご寄附願えませんかと。企業版と一般個人と2つありますけれども、やはりその点についてメッセージが果たして十分に伝わっていたのかどうか。あるいは・・・
質問 1番 船田幸一
ごめんなさい。では、単刀直入に聞きます。ふるさと納税を推進するにあたって、これからどういうふうなふるさと納税のあり方が正しいのか。あるいは、中札内村にとって相応しいのか。そういうお気持ち、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
ふるさと納税の細かい話はまた予算の時にもご議論できるかというふうに思いますので、私からは、中札内村としてふるさと納税の向き合い方というのを、私の考え方というのをお話させていただきますと、中札内村は一貫して、ふるさと納税というのはお金を集めることではない。公約にも書いてありますけれども、関係人口10万人の創出という数字を出させていただいておりますけれども、中札内村のファンを広げるというところが最も重要だというふうに考えております。なので、リピーターの方であったり、メッセージを下さった方であったり、中札内村出身者の方であったりという方々に、私から自筆のメッセージを送らせていただいたりしているわけです。そういった面で、中札内村が持っている資源というのは素晴らしいものがありますので、そういった面では、まず10億円を目標にしようという数字的な目標は掲げました。ただ、一貫しているのは、最も重要なのはそれでもなお寄附される方との関係性、寄附していただいた方が中札内村に寄附して良かったというふうに思っていただけるような関係性ではないかなというふうに思っております。そういったことで続けておりますので、今非常にふるさと納税の制度というのは、総務省のここ最近の急激な制度変更等を見てもおわかりのとおり、先行きが非常に不透明感が増しております。ただ、中札内村については、そういうファンになってもらうというような取組みをしておりますので、意外と総務省の変化に対してもしっかりと対応していけるのではないかなという、足元がしっかりしているふるさと納税の制度の進め方をしているのではないかなというふうには思っております。あと、細かい話はまたちょっと予算の時にしていただいた方がいいのかなというふうに思いますので。方向性としては、関係人口の創出こそが最も重要視する中札内村ふるさと納税のあり方だということをお話させていただきます。
質問 1番 船田幸一
お考えの一端、わかりました。続いて、ちょっと先へ進ませていただきますが、人口減少問題なのです。先ほど冒頭申し上げましたけれども。この人口減少問題というのは、日本中で、道内も各市町村もそれぞれいろいろご苦労なさっているということであります。人口減少問題のことの発端という政治的な話はちょっとさておいて、人間の心理として、やっぱり家族がたくさんいることの方が、地域に顔が見える人たちがいることがどれほど健やかで穏やかで健康で文化的な生活になるのか。つまり心の問題もあるわけですね。今、この人口減少問題の中でも、中札内村は宅地造成を含めたり、移住対策をかなりおやりになってきて成果が上がっていくことは間違いございません。そういった中で、最近の風潮として、やはり多くの方々が新聞は読まない、テレビは見るけどインターネットが中心であるとか、そういう社会で横の連携、つながりが非常に希薄になってきているのが実態であって、役場の行政職の皆さん含めて、住民のお考えを汲み取る上でもなかなか難しい状況になってきていると。そういった中で、中札内村として、子育てもそうですし、人口増加に向けた取組みもそうですけれども、住民同士の意思疎通を図るために、将来に向けてどういうことをやはり考えていかなければいけないのか。当然そこにはプライバシーの問題もあったり、いろんな問題あるのですけれども、横のつながりをどういうふうに求めて、対話を求めて、村づくりをすべきなのか。そういう原点原則に係る部分についての村の取組みとして、僕としては今までちょっと少なかったような気がするのですね。しかし、現実、2期目を終わられまして、3期目迎えるかどうかというお話でございますので、その辺について、村長のお考えがございましたら、お答えいただきたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
人口減少対策、そして住民同士の心のふれあい、横のつながりというお話でありますけれども、これは極めて難しい問題だというふうに考えております。まず、人口減少問題については、これは多分100年は解決できない課題だろうというふうに考えております。それはもう、今出生数が、2024年出生数が、日本人に限れば70万人を割っているであろうという推測がなされており、72万人という数値であっても、これ実は国の推定では39年に達成すると。ごめんなさい。ちょっと頭飛んでしまったのですけど、要するに国が描いていたシミュレーションよりも10年以上早く少子化が進んでいるということなのですね。これはコロナが影響していること、新型コロナウイルスの感染拡大が影響していると思うのですけれども、そういった面では、今少子化がぐんぐん進んでいるので人口減少も加速するというような予測が立つわけです。そういった面で、人口減少対策というのは難しいだろうという、人口減少対策というよりかは少子化対策、これも人の心に関わる問題ですので容易な問題ではありません。なので、今すべきは人口が減っても元気な前向きになれる村づくり、まちづくりだというふうには考えております。そういった面で、船田議員がおっしゃったとおり、住民同士の触れ合いというのが非常に大切になってくるわけです。だけれども、ものすごく難しい問題なわけです。目に見えません、しかも。なので、これについては、2024年、私というか中札内村シン・地方創生~地域の希望の向上~ということをテーマにさせていただきましたけれども、明確な解決先があるわけではなくて、ただ、少なくともシンクタンクの研究によると、行政、政治に対する信頼が高まれば、住民の希望は高まるというようなデータが得られております。なので、特に2024年については、これまでもやってきたつもりではありますけれども、特に情報発信、そして政治に目を向けてもらうためのいろんな種を蒔いたつもりであります。いろいろなまちづくりトークのライブ配信だったり、予算発布のライブ配信だったり、そしてSNSの発信も中札内村恐らく全国でも、少なくとも10本の指には入るぐらいの情報発信力だというふうに、私は評価しております。そういった面で、住民の方々が、行政であったり、そして議会、こういった議論を含めた政治に対する信頼だったり、そういったものを高めていけば何かが生まれる。でも当然これだけではなくて、いろんな、例えば子育て政策であったり、教育委員会が頑張ってくれている教育の充実であったり、場合によっては高齢者の教育、生涯学習の充実だったり。どれか一つで成功するということではなくて、まさに先ほど私が1回目の答弁で申し上げましたとおり、総合的かつ有機的に政策を結びつけて展開しなければいけないと。そしてこれはなかなか姿が見えないのですけれども、私自身は、今のいろいろなイベントを開催している状況を見たり、何かイベントをやろうという住民が現れたり、これはまさに住民の心が豊かになっている現れではないのかなというふうには考えている次第です。これはすぐには結果出ません。ただ、中札内村がやっぱり、去年まで社会増を5年間続けたというのは、それは一つの指標なのかなというふうにも考えている次第であります。
質問 1番 船田幸一
ざっくばらんに語っていただきましてありがとうございます。私、今村長から普段聞かれなかった考え方等も一端を述べていただきましたけれども、もう1点だけでいうと、どうしてもお尋ねしたいことがございます。それは、中札内村の事務局の問題の中で、村には外国人の方々も居住してございます。農業に関して、各市町村はかなりの数の外国人が就労されています。当然、外国人労働者に、農家の方々は住宅を建てて外国人に住んでもらえるよう・・・。
質問 1番 船田幸一
簡単に申し上げます。中札内村としては、外国人労働者、外国人の人口が村民の人口の全体の中にも入っていますけれども、果たしてこういうカウント方法が、人口減少対策にとってベースとなる数字となっていいものかどうか。そこら辺について、これからも村政を担う役場の職員さんもいらっしゃいますので、その辺の考え方はご議論なされたことはあるのでしょうか。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
外国人の居住者の方を住民としてカウントするかどうかという議論はしたことがございません。これは、結論は、少なくとも僕の中では出ません。要するに、非常に今、アメリカの大統領が代わってちょっと風向きが少し変わったところありますけれども、多様性を重んじるという世の中の動きは、これはやっぱりもう、恐らく100年とかという、ずっと長いスパンで見れば、これは普遍のトレンドではないかなというふうに思いますので。そういった面で、外国人を住民としてカウントするかしないかという議論自体がそもそも、もしかしたら今の社会の流れとは合わないのではないのかなというふうに思っております。私もたくさんの方から聞いたわけではありませんけれども、外国の方と交流のある方の話を聞くと、非常に良好な関係を結んでいる住民の方もいらっしゃいますし、イベント等に顔を出してくれる外国人の方もいらっしゃいますし、そもそも中札内村の経済の屋台骨を労働力として支えていただいている以上は、これはもう住民としてカウントしないということにはなり得ない。先ほど申し上げたとおり、日本のこれからの人口の推計の流れからすると、急激にロボット化を進められる技術的なイノベーションが起きるか、もしくはやはり外国の方、人気ですから日本は、治安がいいですので。そういった面で、包括的な中でともに共生していくという今の流れで行くのがいいのか。どちらかなのだろうなというふうに思います。ただ、ロボット化を進めたとしても、やはり外国の方が、これだけ世界がグローバル化している中では、また江戸時代の鎖国のような状況になるということにはならないのだろうなという考えではあります。
質問 1番 船田幸一
最後に、今まで普段と違う形で村長のざっくばらんなお気持ちも聞かせていただきました。最後に、森田村長2期8年の中で、市町村長会、そして様々な財界、経済界、要人と会話をする対話をする機会を設けて来られたと思います。今後の村政に向けて、森田村長のそういう交流を通して、中札内村に新しい風を吹き込む。そういう知見が相当数、蓄電池のように体の中に貯まっているのではないかと思います。それを今後の村政に遺憾なく発揮していただきたく、私はご期待を申し上げて、今回の質問と代えさせていただきたいと思いますので、どうぞどうぞ、今後とも村政にご尽力いただけるようお願いを申し上げ、質問に代えさせていただきます。