中札内村議会 令和5年6月定例会 2023年6月13日
災害に強い村を目指すための防災体制について
2023年6月13日、中札内村議会の一般質問で、大和田彰子議員が「災害に強い村を目指すための防災体制について」質問し、村長 森田匡彦、総務課長 中道真也、副村長 山崎恵司、福祉課長 高桑佐登美が答弁しました。
- 質問者
- 大和田彰子 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦、総務課長 中道真也、副村長 山崎恵司、福祉課長 高桑佐登美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 大和田彰子
それでは、最後の質問をさせていただきます。質問内容は、災害に強い村を目指すための防災体制についてでございます。近年、全国各地で大型台風や集中豪雨、地震など、想定を超える大規模な自然災害が多発しており、北海道においても巨大地震が今後30年以内に80%という高い確率で起こると言われています。本村も災害が起きた際、迅速な対応ができるよう更なる防災対策の強化が必要と考えます。また、今年3月には地域防災計画が見直され、ホームページに掲載されておりましたが、災害への備えや訓練など村の防災体制について次の質問をさせていただきます。①令和3年12月に起きた暴風災害では、約1,000戸余りが厳冬の中で、電気が使えなくなり、農業施設も大きく破損したほか、保安林の倒木など経験したことのない災害が発生しましたが、その時の教訓はどのように活かされているのか伺います。②避難場所についてですが、昨年4月の広報誌に、災害時の第一避難場所は村民体育館になりますと載っていましたが、ホームページにはそのようなことは記載されてなく、ほとんどの方は自宅から一番近い指定避難場所に避難すると考えています。住民にもっと明確に伝えるべきではないでしょうか。また、村民体育館での収容人数はおおよそ何名程度を予測しているのか伺います。③防災訓練についてですが、9月に行われる総合防災訓練以外にも、小規模な防災訓練を行い、職員は災害時マニュアルどおりに行動できるのか。また、避難所での支援体制など、村民と一体となって訓練することが大切と考えます。地域防災力を高めるためにも、第一避難所となっている村民体育館でそういった防災訓練を実施すべきと考えますが見解を伺います。④防災担当職員についてですが、以前、北海道からの出向で防災担当職員が配置され、防災体制が充実したように思われましたが、現在は兼務での職員体制になっております。十勝管内でわかる範囲を調べますと、幕別町、芽室町、本別町、音更町は、自衛隊出身者や元消防職員、防災マネージャーなど専属の職員が配置されておりました。また、広尾や大樹などの沿岸部は管理職を含め数名職員が配置されているようでした。本村も地域の防災リーダーとして専属の担当者が必要であると考えますが見解を伺います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
災害に強い村を目指すための防災体制についてお答えいたします。まず、1点目の令和3年12月に起きた暴風災害後の村での取組みについてですが、ハードとソフトの両面で対策強化を図りました。ハード面では、災害翌年の令和4年度に、災害による地域の孤立を防ぐため、上札内交流館への暖房器具も利用可能な大型非常用発電機設置と避難所立ち上げセットの配置を行い、万が一の際に地域住民の方々に利用していただくことを想定して、現地確認と運用試験を行っております。今年度は、地域からの要望もあり、豪雨等で孤立する懸念がある札内川左岸エリアへの対策として、中島農業センターへの発電機設置を予定しております。また、災害時の現場対応等の安全性を高めるため、役場全職員へのヘルメットの配付を行っております。ソフト面では、課題を洗い出して対策強化を図るため、全職員から災害対策に関する意見の聞き取りを行い、改善すべき点などを協議いたしました。主な内容といたしましては、部局間の情報共有の徹底、SNSなども活用した住民への情報発信力強化、メンテナンスを兼ねた防災備品の作動試験や防災物品の再配置の必要性などが挙がり、その結果をフィードバックして実践してきております。2点目の避難場所についてですが、物資の準備などを円滑に遂行できるため、従前から中札内地区は村民体育館、上札内地区は上札内交流館が第一避難所の位置付けでありましたが、災害発生状況の多様化を踏まえ、村民体育館に限定することなく臨機応変に開設する避難所を判断する必要があると考えております。議員のご指摘のとおり、避難場所の在り方をしっかり検討し、住民と情報共有をいたしたいと考えております。なお、村内には対象区域ごとに12カ所の指定避難施設があり、村民体育館は約130名の収容人数を想定しております。3点目の防災訓練については、9月26日の総合防災訓練のほか、今年度は新たに職員を対象とした災害時の初動訓練を予定しております。その実施にあたり、多くの防災情報を有する釧路総合振興局危機対策推進課と、現在、打ち合わせし、年内の訓練実施を目指しております。なお、訓練を実施する施設は現在検討中でありますが、施設それぞれの利点、欠点を再確認するためにも、様々な施設で行っていく考えであります。また、今年度から行政区での防災推進活動に対して村からの助成を設定し、行政区単位での消防職員からの講話や消火訓練などの実施による行政区内での防災力強化を図るとともに、住民の皆さまの防災力向上につなげるべく、今後も情報宅配便制度などの有効活用を呼び掛けてまいります。最後に、専属の防災担当者の配置についてであります。村が北海道から派遣を受けた職員に注力してもらったのは、災害対応ノウハウの不足していた役場全体の基本スキル養成と横断的な防災体制の構築という、組織力の向上でありました。なぜなら、災害は専任的な職員が1人で対応するものではなく、それぞれの部局の持つ経験知や人脈などあらゆる資源を総動員し、有機的に結び付けて臨まなければならないからです。当該職員には、総務課の一般業務を兼務してもらいながら、3年間で大きな財産を残してもらったと評価しております。管内では18町村のうち半数の9町村が専任職員を配置している状況ですが、本村においては、道半ばながらも役場がワンチームで災害対応に当たる姿勢が定着してきております。また、専門的な知見を持つ国や道などの関係機関、電力会社をはじめとする民間企業とのネットワークを強化し、小規模自治体ゆえに不足しがちな専門人材の補完を図っております。今後も、先進事例などに学びながら職員の資質向上を図りつつ中札内村の防災力を高めてまいります。
再質問 3番 大和田彰子
1番目の質問から再質問させていただきます。その暴風災害ですね、そのときに私も停電ですか、そこが一番、農村部はいろんな災害、ビニールハウスですか、そういうものが破損したり、倒木とか本当に大変な被害でしたが、市街地においても電気が本当に長い間点きませんでした。大規模停電ですね。これはもう24時間以上点かなかったという地域もあったと聞いております。電気に関してですが、各家庭での停電対策はもちろん必要だということがそのときそれぞれの家庭が実感したのではないかとは思いますけれども、この答弁書を見ますと、上札内交流館ですね。そこは大型非常用発電機を設置し、暖房もきちっと出来上がって、去年、令和4年度に私もそこを視察に行きました。それで、今年度は中島農業センターですか、そこの発電設置を予定しているということが書かれていましたので、これも良かったなって考えておりますが、このように少しずつ増えてはいるのですが、発電機に関しては、以前も聞いたことありますけれども、村には何台そういった発電機があるのか。それらが避難施設にきちんと保管されているのかどうか。12カ所、避難施設がありますけれども、大きな公共施設も含め、災害時、避難してきたときにすぐ発電機が作動できるような状態なのか。やはり発電機というのは、冬期間も含めて必要不可欠と考えておりますので、まず、何台村にあるのかをお聞きいたします。
答弁 総務課長 中道真也(総務課長は2025年6月まで)
発電機の台数に関するご質問かと思います。現在、防災倉庫の方に保管している発電機が10台、それから、各学校に1台ずつ、それから、カセットボンベ式の発電機につきましても2台、防災倉庫の方に保管をしているところでございます。その他、発電機は基本的に防災倉庫から各施設に移動して使用する形になっていますので、いろいろなケースバイケースで移動できるようにということで集約化をしているところでございます。
再質問 3番 大和田彰子
わかりました。今現在、発電機が10台あるということですね。交流の杜とか文化創造センターにはありますよね、もちろん。大きい。そこは防災倉庫から持ち出さないで、実際にその施設にある、すでに発電機が施設にある場所というのは何箇所あるのでしょうか。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
②番のところとちょっと関係するかもしれませんけれど、基本的にその発電機を常備しているのは、上札内の交流館。ここは大型の発電機。なぜか。そこに防災倉庫から運んで発電機を持っていって、セッティングする時間がもったいないというか、それ自体が難しいケースがあるから。だからもう完全にそこで発電機を装備しておいて、スイッチの入れ方等を覚えれば、いつでもそこで発電ができると。つまり避難所を開くことができると。第一順位の避難所は、基本的に村の中では村民体育館という扱いにしています。そこについては、防災倉庫はすぐ横ですから、そこから運び込むというのも簡単にできるということもあって、どこの避難所を避難所として村民に呼び掛けて避難してきてもらうかという選択は、村側が持っている、行政として。それを周知する。だから近いところに行ってしまうと、言ってみれば、職員が間に合わないです。全部の避難所を開くことは、言ってみれば職員がそこまで行くことに時間がかかるし、配備できるかどうかわからない。なので、今、村としては村民体育館。ケース的には改善センターを開けたこともありますし、文化創造センターに集まってくださいというふうにしたこともあります。ですから、その開けたところに必ず発電機を持っていく。一番良いのは全施設に付いているのが一番良いのはわかっているのです。ただ、それをできるだけのお金というのはかなり、発電機は大きいので、そこまで今できないのだけれども、小型の、今10基あるという防災倉庫にある発電機については、職員が本庁舎、基本的にはいますので、施設の管理もいるでしょうけど、そこから開けた施設に持っていってセッティングすると。上札内の場合はやっぱり防風被害のとき考えたら、あの風の中を職員、出動はかけましたけど、実際持っていくまでにかなり時間がかかったということもありますから、そういう面でいけば、ああいう場所の場合については、まず自動で動くようにしておいた方がいいだろうと。中島農業センターの場合は、これは大雨のことを考えたら、橋を通行できないというケースがあるわけですから、そういった面で非常用の発電機は常備しておいた方がいいだろうということから、本年度設置の方向に動いたわけでございます。ですから、全施設にそれを配備しているわけではないということでございます。
再質問 3番 大和田彰子
地域によって発電機の必要性があるということを今、説明していただいたので、そこの中島機械センターのことも含め、理解できました。ただ、2番目とも関係あるのですけれども、以前言っていた第一次避難場所が村民体育館って位置付けてはいましたけれども、いろんな災害発生時の状況の多様化を踏まえて、ここにも書いてあります村民体育館に限定することなく、臨機応変に開設する避難所を判断する必要があるというふうに書いておりましたので、ここを住民と避難所のあり方が今、住民にとって曖昧でありますので、そこを住民と情報共有をしていきますと書いてありますけど、その情報共有の仕方はどんなふうに情報共有していくのか。そこをお聞きいたします。
答弁 総務課長 中道真也(総務課長は2025年6月まで)
避難所に関する情報共有ということで、お答えをさせていただきたいと思います。避難所をいかに住民にわかっていただけるとかというのが最も重要なことかと思いますので、広報誌をはじめ、そうした住民周知もそうですし、例えば、毎年実施しています総合防災訓練の中で、村の避難所になっている場所をご紹介するだとか、あるいは、行政区の方で自主防災組織を組織したりしていますので、そういった場合の、例えば、区の中で防災訓練をするだとか、そういった場面に、そういう避難所のご紹介もさせていただくだとか、そういったのをやはり、そのときだけでなくて、やっぱり常日ごろからそういった情報を載せておくというのも必要ですので、ホームページとか、そういうところも当然お知らせするツールになると思いますので、その辺、大切に周知して情報共有を図っていきたいと考えております。
再質問 3番 大和田彰子
ここの2番目のことでは、一番やはり、避難場所の住民にどうやって的確に見える化というのでしょうか、私の避難場所はここだというのを住民にどうやって知らせるかというのが本当に大事であって、それで第一次避難場所が情報としてきたのは、令和3年の広報誌でしたね。1年ぐらい前でしたっけ。その年1回のみの周知されただけですが、私はそこはしっかり切り取って置いてありますので、第一次避難場所は村民体育館なのだなっていうことがわかりましたけれども、一般住民の方に、避難場所どこなのってちょっといろんな方にも聞いたりしてみたところ、やはり一番近い場所、私は中学校だとか、私は交流の杜、もう様々ですが、一番共通しているのは、自分の自宅から近い場所を避難場所だと思っている方がほとんどいるのですね。そんな中で、何と言うのですか、自分の避難場所が、私、今自分の避難場所が交流の杜だって思うことで安心感出ますよね。何かあったときに、私のうちは避難場所が交流の杜だとか。例えばですけど。それを家族で共有して、もし家族が、子どもさんとか学生でも、いないときでも、うちの親は今避難しているのは交流の杜に避難しているのだなって。そこへ行ったら親がいると。そういうふうに、そこに避難しているか、行くか行かないは別として、そういった安心感が本当は大事かなって思います。情報無線で指示するからわからないのだ、私の避難場所はって。本当に指示してくれるのだろうかという不安はあるのではないでしょうか。なので、やはり臨機応変に開設する避難所を判断すると、行政の方は言って、ここにも書かれておりますが、やはり近隣の場所を避難場所というふうに、住民は思って安心感を得たいのではないかなというところもあります。先ほど、副村長が、物資の調達とか、発電機を持っていくのに、自治体の職員が12カ所ある避難所に分かれてするのはとても大変なのだって。それも十分わかりますけれども、住民目線で言いますと、避難所がどこにあるかわからない。指示を待って家にいるという不安感というのは、やはり相当なものだということを知っていただきたいと思います。特に高齢者なんかは、歩くのがやっぱりやっとの人を考えると、一番近い施設になるというのが一番ベストな方法ではないかと考えますが、その辺はどうお考えになるでしょうか。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
指定避難所につきましては、第一次的には、これまで村民体育館と上札内交流館ということで、村民の皆さんに、避難所は中札内で開くとすれば村民体育館、上札内地域であれば上札内の交流館という言い方をしてきました。ですけど、令和3年の12月の防風被害のとき、このときには文化創造センターは開けました。村民体育館ではなかった。なんでか。村民体育館の前の木がまず倒れていた。文化創造センターの場合については、電源についても確保ができていた。職員もいた。だからすぐ開けることができた。あれは夕方の話でしたから、職員まだ帰宅前の段階でした。過去に遡ると、何年かはちょっと忘れましたけど、3月の大雪、車がそこら中でスタックして、にっちもさっちも行かなかったとき。あのときについては避難所は改善センターにしました。なぜか。あそこの場合は和室がある。その当時の役場のすぐ隣である。前の駐車場、役場の駐車場として開けることができる。国道からすぐである。このメリットはあるので、改善センターを開けて、そこに避難所ではないですけど退避することができる施設ですよというお知らせもやったのです。ということは、そのときに12カ所全部開けるということになると、職員を全部分配するということになる。その避難所を開けるために。実際それが可能だったかということになると、現実的にはその12カ所に職員を全て配置し、準備を整えて、避難されて来る方を待ってというのは、現実的には恐らく難しかったのだろうと思います。そこまで職員、現実的には采配しようと思ったときにはいませんので。本部職員を誰もいない状況になってしまうということありましたから。それが一番現実的なその避難所の運営なのかなって。これは災害の規模によって自ずと変わってくるので。村としてはやっぱりそれに合わせた訓練をやらなければならないだろうと。今回開くのは文化創造センターだと。そういったときには保健師は誰が行く。そこの運営に絡む人間はどこの部署が行く。そこの道路はどうなっている。それはケースバイケースに合わせていかなければならないのだろうと。それに対応することができるかどうかというのが、恐らく役場職員のその避難の訓練のあり方なのだろうと。文化創造センターで訓練したことはないのでわからないということにはならない。ということは、それなりに経験を積む必要がきっとあるのだと。それは上札内も同じだと思います。ただ、上札内の場合は、職員が行くにも、常駐している職員がいませんので、指定管理者以外は。そういう面でいけば、非常用の電源装置、高価なのだけれども、ある程度スイッチを入れれば電源を付けることができる。これは地域の協力を得られれば、一方、避難所を開けてくださいということで、指定管理者を通じてでも、直接でも、区長さんに頼んで、そのとき電源を入れてもらえば避難所は開設できる。こういうようなパターンをケースバイケースで、問題はそれをどうやって村民にお知らせするかと。それは情報無線、もしかしたら車で走る。公用車使って走る。スピーカーで、拡声器で訴える。SNSも活用する。そこがやっぱりこれからどうやって情報を伝達するかというのがあるのかなと。これ情報無線は、各世帯必ず、こうこうこういうことがあるので、言ってみれば、それ付けてくださいというふうにお願いしていますから。言ってみればそういったことを訴えていくのも非常に重要かなと。そういうやり方をやっぱり住民の皆さんにお知らせする機会を広報とか紙面だけではなく、やっぱり訓練とかそういった場面使ってやっていくことが重要なのではないかなというふうに思うところであります。
再質問 3番 大和田彰子
副村長の言われたこと、防風災害のときはこの避難所、それぞれ改善センターの避難所というように、必要な災害状況によって変わってくるのだという話を今聞けて良かったかなって思っております。それをやはり周知する、住民にどうやって周知するかというところですね。少しでも役場のそういった考えを皆さんに、いざというときにはどんなふうに周知していくのかというのも、総合防災訓練ですか、そこででも常日ごろ住民に周知の仕方、周知というか災害あったときのどういうふうな形で言っていくのか。指示していくのかというのも含め、ぜひ、その辺の防災力を強化していっていただきたいと思います。それに含めて、防災マップというのが、令和3年5月に作成されていますが、そこにも第一次避難場所とかは書かれておりませんが、12カ所の避難施設も書いてありますけれども、できたら、また新たな防災マップなどを作成し、そういった12カ所の避難所だけではなく、状況によっては臨機応変、開設する避難場所は変わってきますっていうもう少し具体的なことを書いていただけると、住民は、あの防災マップは結構保存されている方が多いので、そういうふうにして周知していただきたいなと思っております。3点目のことですが、今年度新たに職員を対象とした防災時の初動訓練を予定していますということで、私は総合防災訓練以外にも、そういった小規模の防災訓練を行って、災害時のマニュアルとおりに行動できるかというのをしていただきたいという質問に対して、このような職員を対象とした初動訓練を予定しているということで書かれておりましたので、この初動訓練を通して、いざというときに職員が適切な行動が取れるような訓練を期待しております。そして、今年度から行政区での防災推進活動に対して、村からの助成を設定し、行政区単位での消防職員からの講話や消火訓練などの実施による行政区内での防災力強化を図ると書いてありますけれども、ちょっとここの、もっと具体的にお聞きしたいので、その具体的な内容を説明していただきたいと思います。
答弁 総務課長 中道真也(総務課長は2025年6月まで)
先ほどの行政区での防災活動への支援ということで、行政区に交付しています行政区特別活動交付金という制度がございまして、令和4年度までは、学習実践活動の1コマとして、防災というメニューあったのですけども、令和5年度から、行政区内での地域防災力の強化をより強化していただこうという趣旨で、制度を一部見直しいたしまして、防災推進活動ということで、新しいメニューをつくりました。具体的には、行政区等で行う、例えば、防災に関する講話を受けたりですとか、防災訓練の実施、あるいは、消防職員による救命講習や消火訓練、煙体験、あるいは、行政区の中で配備しております防災備品の確認や活用方法など、行政区の方を集めてやっていただく事業につきまして、1事業につき1万円で、2事業まで交付をしていくという事業でございます。現在、こちら、新年度入りまして、3つの行政区からすでにこの防災活動をやってみたいということで実施計画をいただいているところでございます。
再質問 3番 大和田彰子
わかりました。3つの行政区から依頼がされているということですね。これは今後、そういった周知はどうやってしていくのでしょうか。ぜひ、何と言うのですかね。そういう行政区ごと、役場からの消防職員などの講話や訓練をしていくというのを積極的に受けていただきたいという周知はぜひ大事だと思いますけれども、それの周知方法というか、3件はもうすでに受けているというのは聞いたのですけれども、知っている行政区もあれば全然知らない、ほとんど知らない行政区、ほとんどかなって思いますので、今後どうやってここの部分は活用していくように考えていらっしゃいますか。
答弁 総務課長 中道真也(総務課長は2025年6月まで)
4月に開催しました行政区長会議の中でも、各区長さんにもお話をさせていただいていますし、広報誌の中でも、制度メニュー、変わっておりますので、その辺の周知については今しているところです。まだ周知の部分、不十分な点もあろうかと思いますので、例えば、ホームページにメニュー載せるだとか、そういったことでより広く活用いただけるよう、ちょっと工夫してまいりたいと思います。
再質問 3番 大和田彰子
そういった活動ってとても大切だと思いますので、そういう活動の中から住民の意見などもいろいろ出されてきて、自主防災組織にもつながるかなって思っておりますので、積極的にそういう呼び掛けをしていただきたいと思っております。よろしくお願いします。最後の4番目ですが、ここは私が一番、専任職員を配置していただきたいという強い思いがある質問なのですが、今現在は兼務の職員体制になっているということですね。兼務での職員体制でございますが、普段の業務だけでも大変そうだなっていうのを感じております。見受けられますが、さらにその防災体制についても、対策についても時間を掛けてやらなくてはならない。そんな中でどうしても手薄になっていくのではないかって感じているところです。小規模のまちだから兼務でいいということにはなりません。ここに、最後の方に書いてありましたが、専門的な知見を持つ国や道などの関係機関、電力会社をはじめとする民間企業とのネットワークを強化し、小規模自治体ゆえに不足しがちな専門人材の補完を図っているということですが、このネットワークの強化もどんなふうにしているのかとか、あと、どんな補完、これは足りない部分を補っているということなのだと思いますが、兼務であるけれども、そういう専門人材の補完を図っているって書いてありますけれども、もう少し具体的にそこの部分はお聞かせください。ネットワークの強化を含め。電力会社をはじめとした民間企業とのネットワークですか。ここをもう少し具体的に教えていただきたいと思います。ここはなぜかというと、暴風災害のときも、やはりこのネットワークが不足していて、電力がなかなか来なかったり、道路がいつまでも開通しなかったりと。やはりほかの関係機関とのそういうネットワーク不足で生じて、なかなか遅くなったという、そういう意見も聞かれておりますので、そこの部分は本当に改善しなければならないかなって思っておりますので、そこも含めてお聞かせください。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
人材を補完するそのネットワーク、現実的に私も気付いたところはあるのですけれど、いろんなネットワーク、総合応援協定だとか、今話題に出ていた北電あたりも。電力が回復しなかったのが北電とのネットワーク不足ということは絶対ないです。それが原因で電気の供給が遅れたということはないです。あるとすれば、電気の回復にどの程度の時間を要するかだとか、そういう情報を早く手に入れて、それを村民に周知をする。この流れがうまくちょっと回っていなかったというのは反省点としてあります。それは、いろんなところで木が倒れたりだとか、そういったところの情報を、村の本部が情報が入ってきたときに、それを住民の皆さんにも公開するっていう。そういったところの情報の流れもやっぱりなかなかスッといかなかった。情報は入ってきているのだけども、ホワイトボードにいっぱい書いてあるのだけれども、それがうまく村民の皆さんに提供ができなかったという実態。そういうネットワーク、情報を入れる。それは北電だけではなくて、NTTさんもそうでしょうし、重機関係を扱っているリース会社とも災害協定やっていますけど、どのタイミングでそういうものを発効すれば、打診すればいいのかだとか。やっぱりそういったことがわかるようになれば、専任の職員が今言ったことを1人で全部やることには当然なりませんので。やっぱりそういったところの協力を求めて、情報を仕入れて、本部職員の中で分担をしながら、それをどう公開するかというのがマニュアル化されていれば、ある程度はスムーズに公開もできるし情報も仕入れられるのではないかって。それは専任の職員が1人いたところで、1人では全然それは埒が明かないことなので。それがその答弁になっています。だから、できる限りのそのネットワーク、今存在するネットワークをどう活用するかというのが一番重要なのではないかと。それを使いきれなかったら、やっぱりせっかくあるネットワークを使えていないわけですから、もったいないというか、片手落ちというか、そういう事態に、専任の職員がいたとしてもそうなるのではないかなというふうに思っています。ネットワークについては、このとき、暴風災害のときであれば、やっぱり北電さんのその開通の見込みだとか、その辺の情報の共有のやり方がちょっとうまく行ってなかったなというのは実感としてちょっと思うところであります。
再質問 3番 大和田彰子
そうですね。暴風災害に関しては、そういったネットワーク強化が、ここに書いてある部分が必要だったのではないかなって、今、副村長の言われたように思いました。暴風災害に限らず、様々な災害いろいろあります。兼務であっても、専任であっても難しいと今言われましたけれど、やはり兼務ではできない仕事ってたくさんあると思います。それで、例えば、他町村のことを言いますと、幕別町では防災マネージャーというのを配置されております。これは防災や危機管理における専門的な知識や経験を持つ人材を配置されました。そして、これは内閣府からの防災マネージャー制度というのを利用しまして、交付税措置の対象として経費も削減されるような内容です。財政面からも、そういった中札内村も厳しいのであれば、そういった制度を活用し、やはり防災リーダー、本村の防災リーダーとして専属の担当者がいることで、もっともっと充実した防災活動ができるのではないかと考えます。災害に強い村っていうことで、村長公約で言っておられますが、村長はそういったこの災害に強い村ということで、これを最優先課題として考えるというような言葉は何度か私は聞いて覚えておりますが、大規模災害は頻繁に起きているこの世の中、防災業務は限りなくあります。そういった中で、地域の、今防災組織、先ほど何度か言いましたけども、防災組織の設立も進展はしておりません。去年から一度も進展しておりません。私も自主防災組織を立ち上げる勉強会をしませんかってちょっと投げ掛けたことも、役場の方にありますけども、それ以上進みませんでした。そういった意味で、やはり兼務というのは、他の仕事もたくさんあるということで、専任が必要ではないかと。これだけ災害に強い村をつくるために、専門の方、それが厳しいのであれば、防災マネージャーという経費も削減される制度などを利用し、そういうのをぜひ取り入れてみるという方向にはならないのか。村長の意見もお伺いいたします。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
今、村長の意見をということだったのですけど、その兼務のところの件、地域防災マネージャー、恐らく特別交付税か何かの措置で、ある一定の期限、その能力が、専門的な能力がある職員を、もしかしたらその人は民間企業に勤めている方かもしれない。そういった人を派遣してもらって、その分のかかる人件費については、国が交付税で見ようというタイプのものだというふうに思います。ただ、それについても恐らく期限があって、未来永劫その職員が居続けるということはないわけで。とすると、当然、後継は何とかしなければならないということになるわけです。兼務ということが、変な話、こういう小規模自治体で本当に専任で仕事を行っている職員って、はっきり言っていません。全てが、関連するのであればほとんど兼務です。防災ということになれば、当然、その防災で実際動く、動かさなければならないので、職員ということになりますから。そのための準備だとか訓練だとかというのは、全部の職員がやることになりますから。言ってみれば兼務で発令されている人たち。本部職員として。結果的に、そういうマネージャーさんを入れることで、言ってみれば道から派遣を受けたのも、そういう職員。そのノウハウをうまく伝えて、全体のものとしてやるというのが村の思惑だった。そこに宛がわれて道の職員が戻ったときに、そこに必ず誰かがいるとかという。そのノウハウが欲しかった。ということなので、当然、そういうマネージャーさんをというのも、今後全くないかといったら、そういう派遣の人材がいれば、もしかしたら、あるタイミングでは交付税措置使って入れることもあるかもしれない。だけど、そこに居続けるということでは、基本的にはないかなというふうには思います。なかなか専任の職員でということになれば、専任の職員は異動せずにずっとそこにいるっていうことであればいいですけど、異動の機会は全部失われるということになりますから。当然、どこかで変わるタイミングでは、もしかしたら全然まだそういったことに関わっていない人間がそこに配備されてということにもなるかもしれない。そこがなかなか難しいところでありますけど、そういうことがないように、全体のものとして動けるようにするというのが、今のところ本村でのその防災対策の職員の体制なのかなと。職員としてはすごい大変なのは当たり前なのですけど、防災以外仕事を持っているわけですから。そのことは十分理解はしていますけど、何とかそれをフォローできる体制を整える方が理にかなっているのではないかなというふうには思うところであります。
再質問 3番 大和田彰子
なかなかうまく、副村長の言うこともわかりますが、わかりました。言いたいことはわかりますが、では、ワンチームで災害対応に当たる姿勢が定着しておりますということですが、先ほども言いましたが、その地域の自主防災組織の設立についてはもう、そこの部分はここにも書かれてはいませんでしたが、そこの設立に関してはあまり力が入っていないのでしょうか。昨年9月に、災害時要支援者という自力で避難することができない方の支援体制。これは誰かが手助けしなければ避難できない方。そういった支援体制はどうなっておりますかという部分で質問をしたのですけども、そこもやはり地域の自主防災組織というのが設立されていない限り、近隣の誰かが、元気のある方が、なかなか歩けない高齢者を助けることができないという実態があります、実際に。そこは去年9月に私質問したのですけど、少しかそこの部分は進んでいるのかどうかもお聞きいたします。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
今、災害時の避難が必要な方たちのお話がありましたので、私の方から少し、実際にやってきたことをご説明したいと思います。避難行動要支援者名簿につきましては、今、福祉課の方で把握をしておりますけれども、風の災害のときも、停電のときも、大雪のときも、福祉課の職員と、また、法人ですとか、ヘルパーさんですとか社協とかと連絡を取りながら、一人ひとりお電話掛けをしたりをして、安否確認等やってきております。本来であれば、関係機関の方、もっと連携をしあって、今、ご質問がありましたように、地域に自主防災組織があれば、そこと連携してということも、将来的には考えていかなくてはいけないかなというふうに思っていますけれども、現場の段階としては、まず名簿の整理のところと、情報提供の同意の確認の部分。それから、まずは民生委員さんですとか、社会福祉協議会ですとか、守秘義務をしっかり持っているところと、どう情報共有していくかとか、そこら辺のあたりをまず今年度しっかり進めていきたいなというふうには、今思っているところでございます。
答弁 総務課長 中道真也(総務課長は2025年6月まで)
私の方からは、自主防災組織の関係でございます。昨年度も7行政区に自治防災組織がございまして、昨年度、2行政区お声掛けをさせていただきまして、現在、9行政区で自治防災組織、前年よりは少し、規模拡大となっている状況でございます。
再質問 3番 大和田彰子
今後もそういった周知をもちろん充実させていただきたいと思います。区長会議ですか、そういう場でも防災の必要性、自主防災組織の必要性訴えて、そしてこういう組織が大事だという、その要支援者の部分も含め、自主防災組織の設立を促すような体制をお願いします。また、今、福祉課長さんが言われたように、今、名簿の整理をしている段階。これも災害はいつ起きるかわかりませんので、そういった高齢者、動けない方々の、そういう方々の充実を早急にしていただきたいと思います。まだまだ防災に関しては、中札内村、まだ足りないところもいろいろあるかなって感じておりますけれども、今、この答弁書を見ますと、中札内村も頑張って、共助の部分ですね。もちろん自助の部分も、今回は公助、それから共助を中心にしてお話しましたけれども、自分たちの備えとして、自助はもう本当に大事なことと思っております。これからも中札内の防災力を高めるように、どうぞよろしくお願いいたします。これで終わらせていただきます。