中札内村議会 平成25年6月定例会 2013年6月26日
高齢者などに対する交通手段の確保について
2013年6月26日、中札内村議会の一般質問で、佐藤耕平議員が「高齢者などに対する交通手段の確保について」質問し、村長 田村光義、総務課長 高桑浩が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤耕平 議員
- 答弁者
- 村長 田村光義、総務課長 高桑浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 佐藤耕平
では、次、2問目に移りたいと思います。高齢者などに対する交通手段の確保について。秋田県とほぼ同等の面積を有する十勝において、公共交通機関や自家用車は、生活していく上でなくてはならないものとなっています。このことは、一自治体である中札内村内においても例外ではなく、高齢による運転への不安や経済的な理由などによって自家用車を持たない世帯にとって、交通手段の確保は、日常の買い物や通院をはじめ、村内の各公共施設に行く際にも必要不可欠となっています。村長は先の村長選挙の際に、新たな福祉施策の一つとして「現存の福祉バスや乗合タクシーなどの輸送サービスを組み立て直す中で、コミュニティバスの導入も考えていきたい」と公約しました。現存の輸送サービスの拡充や利便性の向上、コミュニティバスの導入は、いわゆる交通弱者への支援、住民の生活向上の施策として重要であり、早期の実現を期待します。そこで、現段階で、運行形態や態勢・仕組み、運行範囲など具体的にどのように考えているのか、見解を伺います。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
村内における公共交通機関は十勝バスの広尾線1路線のみであり、村独自の交通確保対策として、福祉バスは週2日村内を巡回、乗合タクシーは毎日上札内みのり園前と中札内バス待合所の間を運行しているほか、外出支援の移送サービス事業は、70歳以上の高齢者で公共交通機関を利用することができない方や障がい者などを対象に実施しています。高齢化の進行などにより、買い物をはじめとした日常生活において、交通の確保は全国的に重要な課題となっており、公共交通機関では不十分な部分を、コミュニティバス、デマンドバス、乗合タクシーなどで補っている自治体は多くなってきています。本村でも、上札内や農村部のみならず、中札内市街地においても、商業環境や市街地形成の変化などに伴い、早急に取組んでいかなければならない課題であると考えております。現段階では、運行形態や体制・仕組み、運行範囲など、具体的なものはありませんが、本年度調査検討を行い、26年度に協議会を設置して具体的な検討や必要に応じて試験運行を行い、27年度の実施を目指したいと考えております。
再質問 2番 佐藤耕平
それでは、再質問させていただきます。26年度に協議会を設置して、具体的に検討、そして試験運行も行って、27年度実施を目指すということで、実施の方向で今後進んでいくのかなという点では本当に、交通手段の乏しい、本当にない村民にとっては本当に期待の持てる重要な今度の施策になっていくと思います。そんな中で、協議会を設置してということなのですけども、具体的にその構成メンバーですか、それはどのような人たちを考えているのかお伺いします。
答弁 総務課長 高桑浩(総務課長は2014年3月まで)
具体的にまだ、どういった団体を協議会のメンバーとするかについては検討はしていないのですけれども、村のほか、地域住民の代表ですとか、それから、公共交通機関、具体的に言えば、路線バスの事業者ですとか、現在村内で事業をやっている、あるいは村の事業を受託されている事業者の方などが協議会のメンバーとして想定されるのかなと考えております。
再質問 2番 佐藤耕平
そういった点では、私と認識が一致しているかなと思います。それで、もちろん村、そして事業者、村内事業者でもコミュニティバスと同じような事業を現在行っている事業者もいますので、やはりそこにも入っていただいて、やはり可能であれば、やっぱり村内の事業者がそういう運営を行うような方向での計画をやっぱり進めていくことで、村内、税金が使われるわけですから、その税金がまた村の中で環流するような、そういうためにも村内事業者というのを最優先に考えたそういう、委託するのであれば最優先に考えたそういう取組みも必要になってくるかなと思います。さらには、やっぱり使う村民が入っていなくてはいけないという点では、住民ももちろん入っているということなのですけども、やっぱりそういう中で本当に住民ニーズというものを一番多く、一人でも多くから得ることが重要になってくると思います。特にコミュニティバスを必要とするであろう高齢者や子どもたち、そういうふうに公共交通機関の確保が今大変な地域に住んでいる、そういう住民をやっぱり協議会の中に入れて、広範な村民に対するパブリックコメントも重要だと思いますけども、そういう本当に実際に利用するであろう、そういう対象者というのを村の方で何人かピックアップして、ピンポイントでピックアップして、そういう人たちの意見を多く聞く必要があると思いますけども、その辺について、再度お伺いします。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
事業者については当然入りますので、その中でどういった形で、どういうことの、決めごともありますので、今即答はできませんけど、ご意見のとおりだなというふうに思っております。あと、少しちょっと範囲広げて考えますと、今の福祉バスをどうするかという問題も、今、コミュニティバスのところに入ってしまったのであれですけども、村内を周る以外に、団体に回数を決めて、村外あるいは十勝管外への使用もしているものですから、その辺の問題も、この協議会以外で話を理解していただいて、では、出るときどうしていこうかという問題も、両方持つということは今現実的に難しいだろうという考え方もしていますので、その辺の問題がちょっと前段にあります。それと、ニーズの捉え方、あるいは対象者は、ほぼ予想がつきますので、そういう方からアンケートや、現実に利用、特に高齢者の場合はどういうふうに利用されているかだとか、買い物ばかりでなくて、以外の用事や何かもありますので、アンケート方式みたいな協議会の名前でやるのか、村がやるのかは別として、そういったニーズもぜひ捉えたいですし、その協議会の中にはそういった代表も入ってということですので、当然、その協議会の場にもそういったデータというか、意向も示しながらやっていくことが筋だろうなというふうに思っていますので、そんな取り進めをしたいですし、1回で固定でないということも、ちょっと試験の話も今入れさせてもらいましたけども、そういった制度もあるものですから、特に固定をしなくても、ある程度そういう試験の中で、意向もどうかということもその後の部分で捉えて、最終的な判断ができるかなというふうに、ちょっと流動的に考えております。
再質問 2番 佐藤耕平
アンケート方式でやったり、あと、実際に運行してみて、利用する中で不具合であったり、不十分なところがあって、試験運行の段階でですよね。出てくるので、やっぱりそこも重要ですけども、協議会を設置するのであれば、その中で多くの村民にも入ってもらって、一人で考えて一方的にアンケートを出すだとか、メールや文書で投稿を出すとなると、やっぱりどうしてもちょっと考え方が狭まるということもあると思うのですよね。やはりさまざまないろんな人の意見を同じ会議の場で聞く中で、いろんな意見も出てくるでしょうし、自分の意見もバージョンアップというのか、新たな自分の考え方も生まれてくるのかなと思いますので、協議会の方にはぜひとも積極的に協議会の取組みというのは、ぜひとも積極的に試験運行、それで実際の運行に至るまでの間に、機会を設けてやっていただきたいなと思います。次、採算のこともいろいろ考えていかなくてはいけないと思うのですけども、そもそも一般的にコミバスなどが必要とする場所というのは、そもそもがいわゆる民間のバス事業者なんかが採算が合わなくて撤退したり、採算が最初から合わないとわかっているからやっぱり事業参入していかなかったり、そういう場所だと思うのですよね。でも、そういう場所だからこそ逆にコミュニティバスのような小回りが効いたりというそういう交通手段というのが重要になってきますので、採算が取れるに越したことはないのですけども、採算が取れるような運行というのは現実的には難しいのかなと考えます。だからといって運行にかかわる費用を全て運賃に上乗せするとなると、また、今後は利用しづらくなると思いますので、コミバスの意味もなくなってくるのかなと思いますので、やっぱり利用者が利用しやすい、気軽に乗れる、利用できる運賃形態というのも考えていかなくてはいけないでしょうし、十勝管内いくつかの町村でやっていますけども、大体ワンコインとかといって100円だとかという、そういう単位でやっていると思うのですけども、そういうところの実態、現状なんかもぜひとも、恐らく調査していくと思うのですけども、そういうようなところも調査して、ぜひとも、本当に利用者のためになるそういうようなコミュニティバスなり公共交通機関をぜひつくっていっていただきたいなと思いますけども、見解を伺います。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
採算という話は全然、変な話合うものをやろうとかそういう発想はちょっとありません。ただ、福祉バス、あるいは今の乗り合いタクシーとの絡みでどうなのかということの比較は少し出ますけど、いずれにしても使いやすい方向に、小回りも効いたり、回数も例えば、例出してあれですけど、上札内からの今の回数よりも、いろいろ、上札内にお店がなくなって要望も挙がっているところもあるものですから、今の乗り合いタクシーだけでは必ずしもそういう要望に応えていないとか、いろんな要素があるものですから、その辺を加味しながらやろうと思っていますし、今、先進地の話ありましたけども、ほかも合うところをやっているわけではないので、それが幾らにするかというのは今後の課題ですけども、そう他の町村から見て、負担が多いだとかということではなくて、乗りやすくて便利だと言われる金額と、この程度なら使いやすいねということの設定に当然としてなるというふうに、今思っています。
再質問 2番 佐藤耕平
もちろん採算を意識したらこんなことはできないと思いますので。でも、かといって採算を全く意識しないというわけにもいかないと思うのですよね、やっぱり。村の持ち出しはどうしても必要になってくると思いますので、村の財政的な負担なんかもいろいろ考える中で、半分ぐらいだったら、その運行経費にかかわる半分ぐらいだったら村から持ちだしできると。それで、さらに半分は利用者の運賃、100円なら100円で、100円の利用料金だったら何とか回ると、そういうような検討なんかもぜひ、先進地なんかも見て検討していっていただきたいなと思います。村民の交通手段の確保がもちろん重要なのですけども、せっかくやる新たな福祉施策としての事業だと思いますので、やっぱり村がお金を出してやる事業ですので、先ほども言いましたけども、地域経済に少しでも還元できるような地元業者ができるのであれば、地元業者に任せる、そういうような取組みをぜひ重要視していただきたいと思います。そして、まだやると決めた段階で、まだ全然具体的な話は進んでいないということなので、今後、具体的になってきたら、また私の方でも再度質問していきたいなと思います。以上、意見として終わらせていただきます。