みんなの議会

中札内村議会 平成26年6月定例会 2014年6月13日

非核平和宣言20周年記念事業の実施について

2014年6月13日、中札内村議会の一般質問で、佐藤耕平議員が「非核平和宣言20周年記念事業の実施について」質問し、村長 田村光義、総務課長 阿部雅行が答弁しました。

質問者
佐藤耕平 議員
答弁者
村長 田村光義、総務課長 阿部雅行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 佐藤耕平

それでは、非核平和宣言20周年記念事業の実施について、質問させていただきたいと思います。核兵器のない平和な世界を、との願いで本村が非核平和宣言を行ってから、来年2015年9月25日で、20周年を迎えます。本村ではこの間、平和首長会議への加盟や、毎年夏の時期に平和の大切さを訴える資料展示をおこなうなど、非核宣言に即した活動を積極的に行ってきました。その一方で国政では、今、集団的自衛権行使の容認や、憲法九条の改正など日本国憲法に謳われている平和主義を破壊・否定する危険な動きがあります。非核平和宣言の意義がますます重要となってきている中で、戦争の悲惨さ、平和の大切さを今一度再認識するためにも、来年の非核平和宣言20周年を記念して、1、来年に向けて、20周年記念の事業や行事の実施。2、学校で児童・生徒が非核平和宣言の趣旨などを学ぶ場の提供。3、非核平和宣言の看板、もしくは懸垂幕の恒常的な設置をすべきと考えますが、見解を伺います。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

非核平和宣言20周年記念事業の実施についてでありますが、1点目、3点目につきましては関連がありますので総括的にお答えをいたします。本村では、平成7年の非核平和宣言以降、原爆や戦争の悲惨さを多くの村民の方々に知っていただくとともに、改めて平和の尊さについて考える機会にしていただくため、平成10年から平成17年度まで、平和祭記念事業の一環として、平和パネル展を開催し、平成23年度からはポスター展などを開催しております。また、平成16年度には中札内高校の総合学習の一環として戦争体験者から体験を聞く平和学習を行い、広報紙においても平成21年度に、平和の願い、と題して特集を組み、戦後60年余を経て、悲惨な戦争の記憶が薄れがちになってきていることから、戦争を体験されたお二人の話を中心に平和の尊さを訴えてきております。このような取組みを行ってきている中、来年は非核平和宣言から20年の節目を迎えますので、佐藤議員の提案を含めて、今後の取組みについては、20年の歴史を踏まえ、地道な啓発活動に加え、新たな啓発活動や学ぶ機会の提供など具体的に検討してまいりたいと考えております。なお、懸垂幕については、今年度から効果的に村の姿勢を周知する方法として一定の期間設置する考えでありますが、看板については景観まちづくりを推進する立場から不可能と考えております。次に、学校で児童・生徒が非核平和宣言の趣旨などを学ぶ場の提供についてですが、現在の学習指導要領では、中学校社会の公民の分野で、日本国憲法の平和主義について理解を深め、我が国の安全と防衛及び国際貢献について考えさせるとともに、核兵器などの脅威に着目させ、戦争を防止し、世界平和を確立させるための熱意と協力の態度を育てる、としています。これに沿って、公民の教科書では、人権の尊重と日本国憲法」の章の「日本の平和主義」の中で、平和主義と憲法第9条や非核三原則などを、「地球社会とわたしたち」の章の「世界の平和のために、の中では核拡散防止条約や積極的平和など指導しており、学校における学習の中で十分学ぶことができるものと考えております。

再質問 2番 佐藤耕平

それでは、再質問させていただきます。まず、20周年の記念事業については、今答弁あった通り、今後具体的に検討していくという点では、前向きな答弁をいただけたかなと思いますので、それ自体は大変喜ばしいことなので、ぜひ今後、20周年に向けて具体的な検討をしていっていただきたいと思います。そういう中で、せっかくの20周年記念ですから、今までも積極的に取組み、なさってきていると思いますけども、これまで以上の取組みをぜひしてもらいたいという願いも込めまして、いくつかちょっと具体的な提案をさせていただきたいなと思います。まずやはり、村民参加の20周年記念事業にしていただきたいなというのが、まず第一の意見です。この間も、答弁にありました通り、平成16年度に平和学習でありますとか、21年度、広報誌の掲載ですとか、戦争体験者の話を聞く会などを実施してきておられるということなのですけども、ぜひ20周年にも合わせてそういう取組みも再度やっていただきたいなと思います。それと併せて、更なる村民参加の取組みとして、ぜひ記念誌の発行なんかを検討していただきたいなというのが意見です。あと、2番目の児童生徒にも非核宣言なり平和の大切さを学ぶ機会を、ぜひ提供してほしいということの一貫として、例えば、児童生徒に対して20周年記念のときに、平和へのメッセージをみんなに募集して書いてもらって、例えば、例年やっている文化創造センターのロビーに展示するであるとか、記念誌を発行できるのであれば、その中にも掲載するだとか。あと、帯広なんかで毎年取組まれているのが、平和カレンダーといって子どもたちの絵を載せたカレンダーもつくってやっているのですよね。そういうふうに、やっぱり村民参加というのをこれまで以上に重視して、村民主体の何か平和活動が今後やっていけたらなと思うのですけども、その辺について答弁お願いします。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

具体的な、何点か提案をいただきました。先ほども答弁させていただきましたけど、今、調査中ということも含めたり、例えば、加盟した市長会議のほうでのデータだとか、ものだとかという取組みをしているのかも、ちょっと調査がまだ全部聞き終えていないということもあって、今、ちょうどご質問をいただいて、各市町村の取組みを見ておるような状態なものですから、具体的な記念誌のこと、あるいはそういった平和へのメッセージだとか、大変いい提案だなというふうに思いながら聞いておりますので、少し整備をかけて、来年に向けての準備をしたいというふうに思いますので、どこかでまたそういった方向が出るようなときには、説明の機会もいただければ大変ありがたいなというふうに思っております。ご意見の通りだというふうに思っております。

再質問 2番 佐藤耕平

ほかの町村でもいろんな取組み、独特なとか特徴ある各自治体での取組みなんかもありますので、ぜひ、今後1年間かけて検討して、素晴らしい20周年の事業をやっていただきたいなと思います。そういう中で、20周年記念に向けてということももちろん大事ですけども、その中から出てきた具体的な項目に関して、毎年できるものがあるのであれば、ぜひ、毎年、その後やっていただく。更には、20周年待たずに今年の、例えば、8月の時期にすぐできるようなものがあるのであれば、ぜひ、それも早く取り入れての実施というのもぜひお願いしたいなと思います。あと、三つ目の比較平和宣言の看板と懸垂幕の恒常的な設置という点なのですけども、去年ですか、役場前にあった平和宣言の看板が老朽化したということを理由になくなって、その変わりということで庁舎の玄関前にプレートを設置ということにはなったのですけども。やはり対外的に村外だとか役場に来ない人でもあそこを通っただけで、役場の前を通っただけだとか、中札内を通過するだけでも、そういうような村の宣言がほかに人にアピールできるような何らかのそういうものが必要だと、私自身考えていますので、ぜひ看板については景観まちづくり条例もありますから、そんな中で不可能という答弁なのですけども。提案として、村が設置している看板で、各観光地案内の看板があると思うのです、国道沿いや道の駅なんかに。そんな看板の建物と一緒にちょっと下のほうにでもいいですから、非核宣言ということを付けられないのか。そういうことも検討はできないのか。答弁をいただきたいと思います。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

特に看板の関係なのですけど。今、実は検討もいただいて、平行線で行っている状況で、それに先駆けて、老朽化した看板。先ほどの質問にあったように撤去をして、特に宣言等についてはパネルにしたという、この辺の動きについては今ご意見がありましたように、観光看板や何かも、今、委員のご意見をいただいて、実は中間報告の中でも、やはり統一性だとかいろんなことが検討されている報告を中間で受けている状況なものですから。そういった中での工夫ということで、今、佐藤議員の提案あるのですけども、なかなかうまくマッチするかなということも含めて、少し整備の時間が必要ですし、その看板についても、こういうふうにしていくというところまでまだ絞り切って、いわゆる村民の方やら業者の方やら、いろんな方にこれからの動きとしてやっていくものですから、どこの辺でこういうものも折り合いつくのかということが、まだ課題となっておりますので、一つの工夫としての提案いただいたということの受け止めはしたいと思いますし、なかなかああいっか形で「あいった形で」ともちょっと申し上げたいなというふうに思います。ご意見としてちょっと伺っておきたいと思います。

再質問 2番 佐藤耕平

新たに新しいものを設置するとなると、費用もかかりますし、いろんな面で大変だと思いますので、撤去しないで今後も使っていく、今話し合われている委員会の中で撤去しないで今後も使っていく看板というのが今後出てくるのであれば、そこにやっぱり併設してというのか、そういうことも可能なのであれば、ぜひ、そういうふうな有効活用も必要だし、そうすると、財政的にも負担も少なくて済むのかなと感じますので、その辺をぜひ今後検討していっていただきたいなと思います。あと、懸垂幕の設置についてですけども、一定期間設置するということなのですけども。以前にも別なところで質問したと思うのですけども、8月の広島、長崎の時期だけという考えなのかどうかを伺います。

答弁 総務課長 阿部雅行(総務課長は2018年3月まで)

懸垂幕の設置につきましては、より効果的に村民に周知するという意味も含めまして、一定期間、例えば、まだ決めてはいないのですけども、8月、終戦の月の8月、そのような形で効果的にやるために、ひと月ぐらいを考えてございます。

再質問 2番 佐藤耕平

1年間何もない中で、その8月、例えば1カ月、一定期間だからちょっと目を引いてという意味での効果的ということなのかなと捉えたのですけども、そういうふうな考え方もあると思いますけども、やはり恒常的に1年365日、庁舎の前に掲げられているほうが、やはり私自身としては村民への周知という点では効果的ではないのかなと考えますので、それでもやはり一定期間という考えなのかどうか。再度お伺いしたいと。

答弁 総務課長 阿部雅行(総務課長は2018年3月まで)

今、通年的にというご提案がございましたけども、やはり期間的に示したほうが、より中札内村としてはこういうのを取組んでいるというわかるような形で周知できるかなと考えておりますので、効果的な形は、ある期間に絞ったほうが今のところはいいという考えで一定期間を考えております。

再質問 2番 佐藤耕平

わかりました。同じ意見になりますけど、私自身としては、やはり毎日そこに掲げられているほうがいいと思いますので、今後はそういう方向でも検討していっていただきたいということを再度お願いするとともに、改めまして、来年の20周年の記念事業を、ぜひ村民参加、村民主体となる本当にいいものとするとともに、そのほかにも毎年できることは、ぜひ継続的に今後取組んでいただきたいなということを最後に改めてお願いして質問を終わります。

出典:中札内村議会 平成26年6月定例会 2014年6月13日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる