みんなの議会

中札内村議会 平成24年9月定例会 2012年9月14日

高齢者等に優しい市街地除排雪方法の見直しについて

2012年9月14日、中札内村議会の一般質問で、黒田和弘議員が「高齢者等に優しい市街地除排雪方法の見直しについて」質問し、村長 田村光義、施設課長 長澤則明が答弁しました。

質問者
黒田和弘 議員
答弁者
村長 田村光義、施設課長 長澤則明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 黒田和弘

それでは、2点目の高齢者等に優しい市街地除排雪方法の見直しについてということであります。この件についても、昨年9月の定例会で一般質問した件でございますが、最終的に村長は今冬の除雪に伴う研究課題として、更別村の作業状況を実地調査をし、企業体関係者の意見も参考にしながら方向性をまとめたいというふうに答弁をされました。現在の除排雪方法でありますと、雪が降るたびに、高齢者等の玄関あるいは車庫前には道路から除雪されて来る硬くて重い多量の雪の処理に毎年悩まされている状況にあります。今後も高齢化、核家族化が急速に進んでいる中、本村の除排雪方法を更別村が以前から行っている除雪時に排雪する方法、費用もあまり変わらないわけでありますので、その方法に見直すべきであると以前から私は申し上げておりますが、それから1年経過をいたしました。実地調査を踏まえて、今後の方向性をどう捉えたのか、村長の見解を伺いたいと、このように思います。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

高齢者等にやさしい市街地除排雪方法の見直しについてでありますが、昨年の9月定例会で答弁しておりました通り、想定される数多くの課題について、本村と更別村の除排雪作業の具体的な方法、除雪機械の設備や配備体制など、担当者や村民からの聞きとり、降雪時における数度の作業状況調査など、本村との比較検討を行った結果、次のような問題が生じることから、総合的な判断として、現状の除雪方法を継続することが適当と判断しております。具体的な問題としては、1点目は、生活や通勤の足の確保の遅れで、排雪作業は歩行者や通行車両、作業の安全を確保するため日中に行うことが必要ですが、市街地全路線の歩道及び車道の確保には夕方まで時間を要し、降雪量によっては、翌日まで生活者の足の確保ができない場合があり、また、村外通勤者への影響、災害時、緊急時の救急車両の出動に支障をきたすことなどから、早期に車両の往来ができる車道の確保が必要となります。2点目は、排雪作業での安全確保で、本村の市街地形成は、国道沿いに形成され、また、インター線をはじめとする道道との交差路線が多く、片側通行では交通量が多い時間帯の車両の往来や交差点での安全な通行が確保できず、また、作業時には通行止の措置が必要となり、スムーズな除排雪作業に支障をきたすことになります。3点目は、除雪機械の確保で、現在は、農村部路線に除雪専用トラック4台、グレーダー1台を配備しておりますが、新たに市街地の除排雪作業のため配備替えが必要となり、除雪専用トラックの確保が必要となります。ただいま申し上げた以外にも除排雪方法の変更による多くの課題があり、前段申し上げた結論に至ったものであります。今後も、迅速な除雪体制による効率的な除雪の実施により村民皆さまの安全通行の確保、安心な冬の生活の確保に意を配してまいります。

再質問 5番 黒田和弘

再質問させていただきます。冒頭言いましたとおり、この関係については、1年前、そして今回という2回でございます。かなりしつこいなということになりますけども、私はやっぱり、先ほど申し上げた、今もう高齢化に入っておりますけども、高齢化だとか核家族化がそれぞれこれからも伸びていくことだから、今年からでも抜本的に考えるべきでないかという、そのことを言っているわけですが、結果としては、現状の除雪方法を継続することということで、見直しは、簡単に言うと考えておりませんということだと思うのです。それで、前回の答弁書の中にも問題点ということで7点ほど出されておりまして、それを要約したのが、調査の結果もこの3点かな。大きくはこれに集約されているのかなということでございます。大枠からいきますと、今までの除雪方法、車道の部分全部空くわけですから、一気に。更別の方式でいきますと、片側に雪をためて排雪をするということだから。一気に除雪されないということで、交通の確保だ、こっちの問題あっちの問題と。当然出てきますよね。最終的にはやはり、堆積された雪がないから、非常に快適であると。はねるのもいいということで、更別もうちも同じ状況だと思うのです。そういうことで、更別としては、二十数年経つけれども、非常にいい方法だから、このことについては住民も喜んでいるし、継続的にやっていきたいと、こういう二十数年やった隣の、先輩町村と言った方がいいのですかね。そういう面では。だから、良いことについては、大いに他町村の実例というのは僕は見習うべきだというふうに思うのです。特に言っているのは、経費的にそんなに変わらないことだから。私は一気に来年、今年の冬からかな。100パーセント変わるなんていうことは私は、できればそうしてほしいけども、そんなことはできないですよね。だから、これを軌道ベースに乗せるためには、やっぱり歴史というものがあると思うのです。5年、10年かかるのかなというふうに思うわけです。それで、総論言っていても仕方がないのですが、今回の1点目についての、早期に車両の往来ができる車道の確保が必要となりますということで、非常に無理だと。当然、左右空かないですから。片方しか空かないから、今までからみると通行しづらいですよね。これは当然のことだと思います。それで、先ほど言った点等々については、僕も漠然として言っているわけでなくて、再度更別村の方へ行って、細かいいろいろ勉強してきました。その結果、今お話をしていることですが、この1点目の今言った部分については、ご存じのとおり、帯広と通行量は全然違いますよね。大体更別とうちは似ているのですが、たまにすれ違うということですから、すれ違いが困難だとすれば、手前の方で待っていて、自動車をやってからまた行くとか、そういういずい部分というのは当然あると思うのです。危険なところについては、やはり今まで通り、60キロで走っていたら交通事故起こるわけですから、車両が低速で走るということが現実だというふうに思うのですが、その1点目について、とりあえずどういうふうに理解されるのか、お聞きをしたいというふうに思います。早期に車両の往来ができる車道の確保が必要になるという件でございます。

答弁 施設課長 長澤則明(施設課長は2014年3月まで)

これまでも述べてきた通り、村の除雪の基本は、車が往来できる。片側1車線道路の早期の、8時までの通勤通学者に支障の出ない確保ということで、この間ずっと、何十年もやってきております。そうした中で、村には村外にも通勤されている方が多く、この間移住されてきておりますし、多く住んでおります。その方たちの足の確保ということもございますし、村の中にはそれぞれ朝ほとんどの方が車を使って通勤されている方もいらっしゃいます。そういった中で、歩行者の安全も守るために、2車線の道路の確保と。舗道の確保を8時までにやっていくことが大切だというふうに考えて、これまでもずっとやってきているところです。

再質問 5番 黒田和弘

8時までやるということですよね。今の現状はそういう考え方でやる。更別の場合はどうなのかということになりますと、具体的に、前回も話しましたけども、舗道が両方にある。真ん中に相互に左右の車道がある。まず、舗道の除雪をまず、本道の道路の片側に除雪をする。こっちの本線の、右になるのかな、道路の雪を左側に置く。そしたら左側車線についてドーッと雪がたまるから排雪をする。時間については、通常の雪であれば午後5時ぐらいまでかかるみたいです。今、課長が言われるようなことでので、そのままの状態でいけば、車、車庫から出るとき、こっち側にいる人、変わりますけども、今までよりは倍ぐらいになるところも中にはありますよね。あると思うのです。だから、それについては、例えば、最後にはきれいになるけども、通勤早くて行く人については、現状を聞くと、スコップ持っていって、上っ面の、車が行くとできるような、雑にスコップでザッとはねながら、車、片側のところまで行ったら除雪してあるわけですから。それで通勤をしていると。そんなことで、最終的には、更別の方式では、通勤者については、通勤できないから休むのだという実態を聞いていませんし、いずれにしても通勤しているわけですから。現状を聞くと、そういう状況でクリアしているみたいです。ですから、今課長言うように、今まではこうだからこうだと。今度は、そういう面が不都合になるよと。それは当然ですよね。私はそういうことで、その辺は理解しますけども、最終的には排雪がされるというメリットがあるということです。それから、2点目の交差点での安全な通行が確保ができないということですよね。これについても同じで、全面除雪したよりも、片側ですから、ちょっと交差点は気を使って、多少広く開けるようですけども、今までから見ると狭いなということは現実に表れると思うのです。だけど、現実を聞くと、乗用車が国道なりから入れないという状況ではないと。それが入れないということであれば、国道から市街の村道に入れないわけですから、生活に支障があるのですが、それについては、乗用車入れないということはないという状況を聞いたのですが、そこら辺は調査の結果、どういう調査であったのでしょうか。

答弁 施設課長 長澤則明(施設課長は2014年3月まで)

2点目の交差点の安全の確保です。実際に現地にも雪降るたびに、私段階で3回、担当段階で4回、5回と見に行っております。雪の量にもよりますけども、交差点からの除雪、1車線片側しか空いていないために、こちらから入っていったときに、実際に私もありましたけども、相手側からは除雪なりそういう車が来ているときに、立ち往生をしたというような現状があります。また、朝の早い部分には、片側しか開けていないために、交差点に入るときには、小さい車によっては亀の子状態で身動きが取れないような状況の車も実際に見にきております。そうした中で、村においては国道が村の中心部を走っていて交通量が多い。また、インター線、高速道路まで行っているインター線の通路も多い。そんな中で、朝の通学通勤時には車の往来も多いということで、そちらからの交差点への入り込みなど、そういう部分にかなりの障害が出るかと考えています。そういった意味で、安全の確保ができないと。また、日中の排雪時においても、交通量が多い場合によっては、道道に出て、片側一時車を止めたり何なりというような作業性も十分に確保できないということで、ここに述べさせていただいております。

再質問 5番 黒田和弘

更別よりも国道、道道の路線が多いというのかな。そうかもしれませんけども、更別も確かにあるわけですね。国道、道道かな。あるのかな。その辺も私が聞きますと、確かに、今課長言うように、以前は全部はねていたけども、片側に雪があるために、安全確保ができないと。これは大変だという、言っていることは以前からの方法が変わったとすれば、そういう感覚に立ちますよね。だけど、更別としては二十数年やってきていると。そういう実態からして、本当に安全が確保できなくて、いつもそこで交通事故起こしているとすれば、当然、そのところについては、多少広く、両方空けるという意味ではないけども、しているようですけども、全然安全確保が取れないという言い方ではなくて、先ほど冒頭私が言ったように、入れない状況にはなっていないよということですから、調査の仕方、向こうの経験のある町村が言っているから私は間違いないのかなというふうに聞いているのですが。そんなような状況でございました。それから、3点目の除雪機械の確保ということで、当然、除雪専用トラックの確保が必要となりますと。これは当然ですよね。除雪のやり方、排雪の仕方が変わるわけですから、当然機械は変わると思うのです。それも一気に、今年の冬から全部揃えるということは多大な額になるわけですから、私はそういうことは想定をしていないわけで、これも更別の方へ聞きますと、やはり当初は、非常に持っている機械でやっていますから、非常に苦労したことを言っていました。最初は小型ロータリーしか持っていないといったかな。それで一生懸命排雪をやったことも何年間かありましたと。現実そうですよね。それから、効率的というか、安くあげるためには、開発からロータリー車、あるいはまたグレーダー等を払い下げを受けて、そんなことも以前にはありましたと。そういう経験を踏んで、二十数年経った状態で、今、かなり大きな大型のロータリー車ありますけども、そういう形の現在の姿になりましたと、こういう説明も受けていましたけども、ここで言う確保が必要となりますということは当然だと思うので、一気にお金が莫大にかかるということではなくて、そんな方法もあるのではなかろうかという私の考え方がありますが、そこら辺はいかがなものなのでしょうか。

答弁 施設課長 長澤則明(施設課長は2014年3月まで)

議員のおっしゃるとおり、更別村では、二十数年前からこの方法を取り入れていって、それなりの除雪排雪に合わせた機械の整備を、村独自に努力して進めてきていると思います。本村の場合も現状の除雪に合わせた機械の整備ということで、昨年も除雪ドーザーの入替をさせていただいております。そういう形で、うちの村については、本村の除雪に合った機械をこれまでも入れてきておりますので、そういった意味で、現在の除雪方法が最適と考えて、機械の整備等進めてきているというところです。

再質問 5番 黒田和弘

ここで村長の考え方なども聞きたいのですが、担当課の考え方、前回も出ていますし、今も出ていましたよね。それに対する私の再質問、再々質問かな。私も先ほど言った通り、更別に行きまして、それぞれ勉強させていただきました。そんなことで今、論議をして、実態はそういう状況で、およそ皆さんもおわかりになってきたのかなというような感じが、現状がわかったのかなというふうに私は思いたいのですが、ここで村長の考えも聞きたいのですが、やはり、担当課として現状のものを改革するということになれば、僕は大変なことだと思うのですよ。なかなか、こういうことだからできない、ああいうことだからできないということが当然、方法的に私は習うことだと思うのです。だから、そこで、今、村長のリーダーシップが問われているわけで、私がしつこく言うのは、先ほども言った高齢化、核家族化。だから重機を借りて、やはり住みやすい快適な冬を過ごせるようにした方がいいのではないかということで、1年前、今回、さらにこういうことを申し上げているのですが、そういう意味で、今年の冬を、除排雪方法の元年ということで、ぜひ捉えていただいて、今年から全部なんていうことは私は申し上げません。提案したいのは、路線指定ですよね。そのことがとりあえずやれるところだと思うのです。市街の中で。そのことが1路線になるのか2路線なるのかちょっとわかりませんけども、まず、そういうことでやってみるべきだと思うのですよ。このことは完全に不可能なことではないと思うのです。更別、隣でそういうことで今まで論議していたようなことの実態があるわけですから。ぜひ、今のある機械でとりあえずそういう路線指定をして、1路線なのか2路線なのか僕はわかりませんけども、そういう人たちのために、やはり除排雪の新しい元年と捉えて、村長の強いリーダーシップをまず基本的に決めていただければ、後は担当課の英知を絞った中での新しい改革は僕はできると思うのです。やっぱり村長の決断がないから、担当課の方として、今のことでは無理だ。こういう不都合があるよ、ああいう不都合があるよということ、当然僕は出てくるの当たり前だと思うのですよ。ぜひ、そんなことで、今年の冬、細かくは、1路線、2路線私はわかりませんけども、モデル的な路線指定をしてやれば、きっとやっぱりこれはいい方法だという方法で、そのことを、5年かかるのか10年かかるのか私はわかりませんけども、少しでも快適な冬、更別と同様な形をぜひつくってもらいたいものだなという気がしますが、そこら辺の村長としての考え方を聞きたいというふうに思います。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

それでは、今言われていることを聞いてということなのですけども、まず、除雪の考え方が、隣の村をどうこう私は言いませんけども、先ほどから課長言っているように、いかに安全に早く、緊急時も対応できるかのために私はやっていると思うのです。私も2回、1回はそれほど降っていないときに行きました。ちょうどやっていました。それよりさらに降ったときも行きました。街の中ほぼ全部見ました。やっぱりちょっと異常だなというふうに感じました。夕方ですから。まだ雪、言ったように半分あるのですね。黒田議員の視点は、いわゆる高齢者も、一般の方ももちろん大変なのだろうと思うのですけども、高齢者に視点当ててこの問題を、更別方式というのでしょうか。見習ったらどうかという質問されて、では、その辺の問題点の整理の掛け方、どうなのかということも判断もさせてもらって、この答弁もしていますし、先ほど、担当課、なかなか改革したくないというようなこともおっしゃっていましたけども、そういう部分、ここがという意味ではないですよ。ないのだとしたら、ちょっと打ち破ること私として、仕事としてしなければいけないと思う部分はあるのですけども、このことについては、お互い見てきて情報交換して、当然、議員も行かれましたけど、うちの職員が更別の担当にも行って、全て聞いてきた上で判断しています。したがって、私は、今のうちの方法がベストとは思いませんけども、隣村の方法にうちが今変える必然性はないということで、はっきり判断をしておりますし、試験的などうこうというのは、先があってやることですので、私としては、そのことについてもやるつもりはないということを明確にお答えしたいと思います。以外のリーダーシップ取るところは取っていきたいと思いますけども、このことについては、私も同じ判断をしているということで答弁させていただきます。

再質問 5番 黒田和弘

村長の方からはっきり言われました。非常に私としては残念だなという気がするわけですが。素直に他町村でいいところについては、うちはできないのかなという姿勢というのかな。それは持つべきだと思うし、先ほど、今の答弁では、ちょっと更別の方法は異常だなと。具体的にはちょっとわかりませんけども。それと、担当課に話したのは、改革したくないということでなく、改革できることは非常に、上からの基本方針というのかな、なければ非常に難しいことではないのかなということで私は述べたことです。よりまして、村長、更別の方法はしないということですから、私はぜひいいところ組んでやってみるべきだと。住民のためにということで、ちょっと平行線になったのですが、ぜひ、もう一度冷静に考えてもらいたいなというふうに思うのですが。村長、副村長、あるいはまたスタッフも行って調査したということは、担当課長から聞いて、私もわかっております。調査すればするほど、これはいい方法だなというふうに理解してくれるのではなかろうかということで、ちょっと期待しておるのですが。最後に、何回言っていてもどうにもなりませんけども、そういったようなことで、今年の冬、ぜひ、1路線でもいいですから、指定をしてやってもらいたいものだということを、最後に村長の気持ちを聞いて、ずるずるやっていても同じことになりますから、もう一度、考えをお聞きしたいというふうに思います。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

先ほどちょっと触れましたけど、先に向けて、何かがあって、課題をやるための解決としてのそういった一部実験的に指定ということであれば、その評価をしてという前へ向いていく、やはりそういうものでなければ、なかなかそういう指定を説明をしてやるということには私はならないと思いますので。先ほどからの答弁の通り、そういった先を見てやるという考え方、現在持っておりませんので、したがって、そういった試験的なことも取組まない考え方でございますので、再度答弁とさせていただきます。

出典:中札内村議会 平成24年9月定例会 2012年9月14日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる