みんなの議会

むかわ町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日

産地としてどうすべきかについて

2025年3月10日、むかわ町議会の一般質問で、東千吉議員が「産地としてどうすべきかについて」質問し、農林水産課主幹 宮村敦嗣、農林水産課長 東和博、経済建設課参事 菊池功、町民生活課主幹 横山貴仁が答弁しました。

質問者
東千吉 議員
答弁者
農林水産課主幹 宮村敦嗣、農林水産課長 東和博、経済建設課参事 菊池功、町民生活課主幹 横山貴仁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 東千吉

5番、東 千吉でございます。令和7年第1回むかわ町議会定例会において、通告に基づいて質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。まず1点目、農業政策。日本国中で、米の需要と供給のバランス、価格について最大の関心事となってございます。産地としてどうすべきかについて伺いたいと思います。穂別産米の新たな利用促進についてでございます。穂別地区の水田面積は、令和4年には1,013ヘクタールありましたが、令和5年、令和6年の和牛経営の悪化と資材等高騰による水田経営そのものの悪化により、2年間で232ヘクタールの畑地転換がなされ、現在780ヘクタール、うち205ヘクタールの転作があり、水田水張り面積は575ヘクタールとなってございます。経営規模の拡大はさらに限定的となり、付加価値をつけた水田農業の必要性に迫られております。支援の明確化について伺います。まず、1点目、地産地消を進めた地元消費、学校給食をはじめ、こども園、愛誠会ほかへの積極利用の促進について。②スマート農業に代表される有機農業の取組について。③ふるさと納税の返礼品について。この3つを質問いたします。

答弁 農林水産課主幹 宮村敦嗣(農林水産課主幹は2025年3月まで)

私のほうから答弁させていただきます。1点目については、両地区の学校給食については、むかわ町産米を利用しており、さくら認定こども園と愛誠会は穂別産米を利用している状況です。地元の食材のよさを知ってもらい、食育にもつながることから、引き続き関係機関と連携し地産地消に心がけてまいりたいと思います。2点目につきましては、持続可能な農業の実現に向け、スマート農業と有機栽培は農業生産性向上や環境負荷の軽減に寄与するもので、近年は、スマート農業技術の導入が進む中で、ロボット除草やリモコン草刈りなど様々な取組がありますが、それらの活用により、有機栽培との相乗効果が期待されると認識しております。また、とまこまい広域農業協同組合穂別支所にお聞きしたところ、土壌診断に基づく肥培管理と基本技術の励行による収量増加と高品質米の生産を推進しており、現在は、普及センターや農協が定める基準に従って、病害虫の発生状況や気候などの状況に応じて、農薬や化学肥料を基準内で使用し栽培する慣行栽培を推奨しておりますので、引き続き議論は行ってまいりたいと思います。3点目につきましては、現在、穂別産として3団体が米を返礼品として登録していただいております。今後も団体等からの相談がありましたら対応してまいりたいと考えております。以上です。

質問 5番 東千吉

令和6年のむかわ町の農業について、ちょっとはしょって説明をしていきたいと思いますけれども、JAむかわの取扱い、先般3月4日ですけれども、JAむかわの蔬菜園芸振興会販売額30億達成の式典祝賀会が行われました。その席でも数字は出ておりましたけれども、JAむかわ地区の販売額について、ちょっと列記されたものを読み上げたいと思います。米が10億3,000万でございますけれども、先ほど言った蔬菜振興会のブロッコリーだけでも10億1,000万を超えておりました。さらに、鵡川地区においては、牛乳、それから個体販売、そらから肉豚を含めた畜産総合計が10億を超えております。また、蔬菜園芸振興会によるトマトの生産額も9億7,000万近くになっているということで、この4品目で59億の全体の40億以上を達成しているわけですね。そういう部分を見たときに、むかわは、JAむかわの部分、鵡川地区の農業については本当にしっかりと確立された農業政策、あるいは農業生産の中で進められているということが如実に表れていると思います。さらに、その生産振興会のほうで現場の話を聞きましたら、もっと余力はあるんだという話をしておりました。というのは、例えばトマトでも、2,000坪を作っている人が、アベレージより低い場合に、それをアベレージ以上に6割、7割に達成することで15%以上増収、増益があるというふうにおっしゃっていました。30億の15%というと約5億でございますから、その切磋琢磨、生産者同士、それから技術指導の徹底によって、その数年でその達成は、もう可能な状況になっているということが見えておりまして、この部分について関係者と生産者の御努力に深く敬意を表したいというふうに思っております。しかしながら、穂別地区においてはなかなか、農協が合併しているのは、市町村またがっておりまして、なかなか自分たちの思いが届かないという現状になっていると思います。米についても、農協販売、一元集荷というんですけれども、が主流になっておりまして、なかなか自分たちの米が特化されても、それを販売につなげられない状況になっております。加えて流通形態についても、穂別地区においてはほとんど広域の施設利用を推進されて、個体販売は30キロの粗玄米の出荷体制になっております。これがまた、そこそこの経営規模になるとなかなか労働力の面で難しいということで、ほかの地域もやっている大きな1トンバッグ、フレコンバッグの出荷体制ができないかということを、再三話をしているようですけれども、なかなか難しくて施設の利用度が下がるという部分もあってか、難しい状況にございます。そういう部分を含めて、労働力の不足から若い人たちの経営努力、経営方針にはどうしても省力化、機械化を模索する形がございまして、現在、JAとまこまい広域穂別支所に米の販売額というのが、販売数量といいますか、委託数量が非常に減っている状態でございます。このままいくことが果たしていいかどうかという部分を含めまして、新たな支援の対策方法を行政として、実は私もともと、むかわ町、平成18年に合併してから、一つの町村として一つの組織体をしっかりと、組織部会を、組織を立ち上げてやってほしいということをありましたけれども、地元の鵡川地区においては非常に整っているなというふうに思いました。これは何かというと、行政の行政マンと農協の担当者、生産者が一体になっている組織づくり、一つの屋根の下でしっかりと討論しているように思っております。しかしながら、穂別については若干、どうしても農協が広範囲に広がっておるものですから、なかなかそこが難しくていけないという状況がある。そこを何とか打開してほしいという思いがあって、行政にいつもお願いをしている部分でございますけれども、そういう部分について、改めてもう一度ちょっと明確な話があればお伺いしたいと思うが、いかがでしょうか。

答弁 農林水産課長 東和博

JAの取組に関して一体的なというところでございますが、現状は、先ほど議員もおっしゃっていたように、JAむかわ、とまこまい広域ということでなっておりまして、そこのJAさんの方針に関しまして、行政が前に詰めるというところにつきましては、答弁については差し控えさせていただきたいと思います。〔「質問通告書……」と言う人あり〕

質問 5番 東千吉

了解しました。スマート農業についても、有機栽培、資源の日本の調達が難しい、SDGsの関係、そういうことで、スマート農業の中に有機農業が位置づけをされてございます。そこの部分について、どういうふうな形で今後のスマート農業を推進していくのかもう一度お伺いしたいと同時に、ふるさと納税でございますけれども、返礼品の中に何とか米という部分、今まではししゃもとメロンとかというふうに入っておりましたけれども、なかなか調達が難しいということでなってございました。その中で、米については何とかいけるかなという部分がありますので、その米についての言及でございます。商店の経済動向を考えたときに、何とかその米の部分で商店でも取り扱えるようなふるさと納税の返礼形態、これができないかどうか伺いたいと思いますがいかがでしょうか。

答弁 農林水産課主幹 宮村敦嗣(農林水産課主幹は2025年3月まで)

まず、有機栽培に関わるスマート農業に関しての件でございますが、これまで町といたしまして、スマート農業研究会等を立ち上げまして、どのような機械関係が優れているかですとか、そういうような研究を進めてきた経過もございます。これから、農地の拡大に伴いまして自動化が進んでいくことだろうというふうに町としても認識しているところでございますが、生産者、それから関係機関と十分これからも引き続き協議をしながら、そういうスマート農業の推進に向けた議論を進めていきたいというふうに思ってございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

答弁 経済建設課参事 菊池功(経済建設課参事は2025年3月まで)

ふるさと納税の質問に関しまして、私のほうでお答えしたいと思います。答弁の中で、宮村主幹のほうから、穂別産米の取扱いについては、現在ふるさと納税の返礼品として、3団体から登録されているところでございます。ただいま質問にありました商店での取扱いというのは、お米に関しましては、生産農家並びに関係団体の加工を終えた製品が表に出るということなので、それらの事業者を通したものが返礼品として登録は可能だというふうに思っておりますので、商店で取り扱えるというのが少し難しいのかなというふうには思っております。もし、例えば現地でふるさと納税をというような仕組みであれば、この商店での取扱いももしかすると可能になるかもしれませんので、その辺は改めてちょっと御検討させていただきたいというふうに思います。

質問 5番 東千吉

商店街が非常に疲弊している中で、少しでも取扱量が増えるような算段が行政として支援できるかどうかという部分もございます。ふるさと納税で、町外者がこちらへ来て返礼品として商店で買えるもの、米に限らなくてもいいんですが、実はここで米で限定していますから米に限定しますけれども、そういうものを各商店で何とかふるさと納税の返礼品として利用できる部分、決して僕はハードル高くないのではないかと思うので、ぜひ菊池参事のほうで検討いただきながら、前向きによろしくお願いしたいというふうに思います。次、いきたいと思います。新たな町営バス等公共交通についてでございます。令和7年4月1日より町営バス路線と時刻表が改正されます。全て予約制に変更されますけれども、①受付休みについてでございます。穂別地区の土日祝日の休み、これについては非常に難しい問題があると思うんですけれども、それらにした考え方を伺いたいというふうに思いますが、1点。それから2点目、受付時間についても平日9時から17時までの部分でございます。なかなかこの9時から11時まで、当日は、多分9時では間に合わないので11時ぐらいになると思うんですけれども、そういう部分についてちょっと利用者のほうから難しいという声も出ております。今、何かよく分からないんですけれども、難しいDXのほうで24時間体制の受付なんかも可能ではないかと思うんですが、その辺について伺いたいと思います。

答弁 経済建設課参事 菊池功(経済建設課参事は2025年3月まで)

申し訳ございません。先ほどの答弁から、東議員からのお言葉の、そのまま終わりますとまるで実践できるよう形で終わってしまいますので、一言だけ申し上げさせていただきたいなと思います。前回、常任委員会のほうでもありました現地でふるさと納税をできる仕組みづくりというのも考えていきたいというお話もしましたし、その難しさも触れさせていただいたところでございます。町に来てお米を買っていだだく方法として、それがふるさと納税につながる仕組みができれば、より納税額も上がるというふうに考えておりますので、このお米も含めて、やはりそういう仕組みもふるさと納税の増収につながるということで、担当課としては検討させていただきたいなということでお答えしたいと思いますので、よろしくお願いします。

答弁 町民生活課主幹 横山貴仁(町民生活課主幹は2025年3月まで)

町営バスの関係について、御質問にお答えします。町営バスの運行について、全国的にも課題となっているバス運転手不足を解消するため、本年4月1日よりバス路線見直しのほか、全て予約制とすることで効率的な運行を図り、委託事業者の負担を軽減し持続可能な公共交通の運営を行うところでございます。予約受付時間は従来どおり9時から17時までで、受付の休みは鵡川地区は日曜日、穂別地区は土日祝日としております。予約は、利用日前日か当日予約も受付しております。なお、24時間体制の受付は現段階では考えておりませんが、今後、効率的なバス路線の維持に努めてまいりますので御理解願います。以上です。

質問 5番 東千吉

問題は、やっぱり穂別地区の土日祝日の、受付休みの体制です。金曜日、あとは月曜日に祝日になると、例えば月曜日、祝日になると金曜日の日に火曜日の予約をしなければならないということで、非常に利便性が狭まりますよね。そこをやっぱり利用者は、どうしてもうまく行けないときがあるというふうに話しておりますので、ここは、これからの地域の公共交通の充実という部分では、ぜひとも一工夫をしていただきたいというふうに思っております。令和7年の一般予算の部分では、サポート交通についても触れておりますけれども、そのサポート交通が、今回のこの町営バスと公共交通の部分で、何とか助けになる部分になるのかというところは非常に薄いのではないかというふうに、今感じておりますものですから、ぜひとも、時間がなるべく狭まるような受付体制できないか、工夫のほうをお伺いしたいと思います。

答弁 町民生活課主幹 横山貴仁(町民生活課主幹は2025年3月まで)

祝日の対応というところで、先ほど議員のほうからもお話がありましたDXの関係も触れられたかと思います。DXの部分で、LINEとか、あとネット予約とか、そういった部分の活用は利便性、効率性を上げるのに有効な手法だと思っておりますので、今後、課題整理をして調査検討していって、この予約の部分の利便性を上げていきたいというふうに思っております。以上です。

質問 5番 東千吉

そこの答弁、ぜひいただきたいと思っておりました。よろしくお願いをしたいと思います。

出典:むかわ町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日 議事録 PDF(50ページ) 間違いを知らせる