みんなの議会

新冠町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月24日

馬産地としてのマナー啓発と地域振興について

2022年6月24日、新冠町議会の一般質問で、長浜謙太郎議員が「馬産地としてのマナー啓発と地域振興について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
長浜謙太郎 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 長浜謙太郎

7番、長浜謙太郎ですね。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、産地としてのマナー啓発と地域振興についての一般質問をいたします。コロナと共存する生活にも慣れ、人流も経済も再び活発に動き始める中、馬産地とし13て名を馳せる当町は、馬娘による昨今のブームも追い風となり、観光客の往来を含め賑わっていることを実感いたします。一方で、配慮に欠ける愛好者の無断侵入や餌を与える行動により、牧場関係者への被害はもちろん、路肩に駐停車し撮影をする行為によって車の通行やすれ違い時に町民が危険な思いをするような事例も見受けられます。新たなトラブルを生む可能性や不快な気持ちになることを考えると、勇気も労力も使い、個人で対応するには限界があります。サラブレッド銀座駐車公園には観光協会による大きな掲示がされておりますが、馬横断注意の看板のように町としても沿道に目立つように注意喚起を促す必要を感じます。さて、近隣2町で実施し大変好評であったホースカード事業についてはご存じでいることでしょう。二番煎じ三番煎じとはなりますが、まだまだ味も変わりも見込め、検証結果に基づき課題を洗い出し改善することで、後発であるがゆえの強みを生かせます。また、ホースカードは、新冠町のコマーシャル名刺、PRのツールとしても活用があります。多くの競馬ファンが来場する立場の行政として、商工会、観光協会、振興会との連携を図り、ルールを徹底する情報提供の要素を加え、一部のマニアや業界だけでなく、広く地元町民にも親しまれる仕組みを構築した、来る側迎える側地域、三方よしのモデルケースとなる。マナー啓発と地域振興双方バランスの取れた施策を行うべきと考え、新冠版のホースカード事業の展開と、実現の可能性についての町長の所見を伺います。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

長浜謙太郎議員の馬産地としてのマナー啓発と地域振興についてお答えいたします。当町において軽種馬生産は、基幹産業であり、町の主たる産業として誰もが認めるところです。また牧歌的風景とサラブレットが野を駆ける姿は、他の地域では見ることができない風景であり、新冠町の財産であると考えています。この様な日高固有の原風景は、都会の喧騒を忘れたい観光客のみならず、競馬ファンを中心としたサラブレットを愛する多くの方々を惹きつけて来ました。過去には国民的人気馬オグリキャップの人気に湧いた平成元年日高管内の観光客数は、207万7千人を数え、インバウンドによる観光客で賑わった令和元年の179万3千人を超える入込数であったことは、ほかならぬサラブレットファンが多く訪れたことによるものでした。このように当町並びに日高の観光展開の一翼をサラブレット生産と生産牧場が担っていると認識しているところです。しかしながら、貴重な経済動物を不特定多数の観光客が見学することは、生産者にとっては、大きなリスクを伴うことであり、観光客の心無い行為やマナーに外れる行為によって過去には、事故が生じたこともございました。長浜議員の質問にありますマナーの啓発については、新冠町観光協会が観光案内所において観光案内に併せてサラブレットを見学する際の注意事項を伝えることや、SNSを活用し「心地の良い馬産地観光」と称したマナー啓発活動を行うなど、サラブレット生産の支障とならない観光の推進を心がけています。また啓発看板等の設置については、交通安全や景観との調整を図りながら、適宜協議し、設置の可否を決めて行きたいと考えており、まずは観光協会との活動と歩調を合わせなが14ら観光客への啓発を進めて参る所存です。次にホースカードを活用した馬産地観光の取組みについてですが、カードの収集意欲と購買意欲を連動させ、町内における消費性向を高める取り組みは、近隣町において始められ、高い評価を得ていることは存じています。現在、新冠町商工会が同種の事業について今年度当初から取組みの検討を進めており、議会のご理解を前提としますが、町としても支援する方向で協議を行って参りたいと考えます。ホースカード事業は、他町において既に実施していますが、新冠町の特徴ある事業として実施されることを期待いたしますし、また管内各町が単独で行っている当該事業を一過性の事業で終わらせないためにも当町の新たな取組みが管内連携の気運を生み出し、ひいては北海道を代表する観光事業に飛躍するよう願うところです。長浜議員のご質問である馬観光マナーとホースカードの取組みは、馬産地観光を取巻く課題と観光振興の取組みについてでありますが、それぞれ取組み目的が異なりますので、個別に推進して行く所存ですので、ご理解願います。当町にとってサラブレット生産は歴史ある基幹産業です。先人達が守り、育てたサラブレット生産は、第一次産業として、そして観光施策における町の財産として次代へと引き継がれて行くために、町として取り組みを進めて参りますので、よろしくお願い致します。

質問 7番 長浜謙太郎

マナーの啓発については、業界の心構えもとられていると当事者として実感いたします。どれだけ対策をしてもトラブルは起こり得るでしょうし、悪意ある事例は言語道断ですが、中には知らなかったという無知からくるものもあるでしょう。牧場は観光施設ではありませんが、好きな人にとって馬とは、癒し、熱狂させ、わざわざ会いに来たくなる、足を止めたくなる、心を引きつける魅力的な存在なのだと思います。そのような仕事に関わっていること、そして、応援してくれる方々によって支えられていることを、このような時代背景だからこそ再認識し、繁忙期は仕方ないですが、嫌悪感を待たずにありがたみを感じながら許容すること。すそのの拡大とまちづくりに貢献できているという寛大な考え方も求められると思います。そしてホースカード事業は町長もおっしゃっておりましたが、いずれは日高全体として行う価値があるほど地域の盛り上げに起因する大きなポテンシャルを秘めたものだとも思います。この事業は、コロナによって影響を受けたとされる分野の振興に寄与いたします。よって臨時交付金による対象事業に当てはまり、町単費を持ち出しすることなく事業が行えると思います。これを財源として活用する考えは。

出典:新冠町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月24日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる