みんなの議会

むかわ町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月19日

本町の介護老人保健施設の在り方について

2024年12月19日、むかわ町議会の一般質問で、東千吉議員が「本町の介護老人保健施設の在り方について」質問し、町長 竹中喜之が答弁しました。

質問者
東千吉 議員
答弁者
町長 竹中喜之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 東千吉

2番目です。本町の介護老人保健施設の在り方についてでございます。①両地区を超えて、町としてしっかりと検討する必要があるのではないか。これについてお伺いしたい。②特別養護老人ホーム鵡川慶寿園の移設も視野に入れていかなければならないけれども、人口減による高齢者の数を鑑み、最低限の施設の在り方について町行政として検討する必要があるのではないか伺います。③築約50年を経過する愛誠園が、このままだと100床のうちの現在の60床どころか、ゼロになる可能性もある。40、50床確保でも大切な施設を町として検討する必要があるのではないか。9期の介護計画も含めて検討しているかどうか伺いたいと思います。

答弁 町長 竹中喜之

御質問の両地区の特別養護老人ホームの内容でございます。介護老人福祉施設についてでございますが、まず1点目、両地区の介護関係施設、そして、サービスの在り方、これはそれぞれの地域の特性というのを踏まえながら、実情に見合った中での町全体の課題として検討するものと認識をしております。続きまして、2つ目の人口減を見据えた最低限の施設の在り方につきましては、現時点で具体的な収容人数等は明らかになっておりません。それと、本町の65歳以上の人口、平成29年度までは増加傾向でございましたが、30年度以降、減少しているところです。一方で、85歳以上の高齢者数は横ばいから増加となっておりますが、令和27年頃には減少していくものと推計がされており、施設等の建て替えの計画に際しまして、こうした将来予測、これを踏まえての調査・検討というのが必要であると考えているところでございます。3つ目の施設の検討でございますが、町として将来を見据えた、中長期を見据えた中での町内に必要とされるサービス、さらに施設の適正な配置、床等の持続可能な運営規模というのを各法人とも協議しながら、第9期計画中に明らかにし、法人における具体的な計画づくりに役立てていきたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。第9期中に明らかにしていきたいと。

質問 5番 東千吉

ちょっと長くなりますけれども、穂別地区の愛誠園、愛誠会を支援する過去の旧穂別町のまちづくりのときの理念から経過を確認していきたいというふうに思いますので、ちょっとしばらく長いんですが、お聞きいただきたいと思います。昭和49年9月21日、特別養護老人ホーム整備の必要性の町民の声を受け、社会福祉法人の設立に向けて協議が始まりました。翌年、昭和50年6月3日、役場町民課内に事務局を置き、法人設立準備に入ってございます。その年の12月3日には、社会福祉法人愛誠会設立を認可をいたしまして、同日登記申請、12月10日登記をしてございます。愛誠会は、穂別のとき、人間健康宣言のまちづくりへの全面協力、昭和52年7月5日、第3回愛誠会理事会において、全面協力の承認が決議されてございます。愛誠園工事のとき、いわゆる町がどういうふうな支援をするかという内容について、担保に代わる損失補塡を受けるということで、町の予算、債務負担行為を議決してございます。平成2年11月29日、愛誠会第7回理事会において、愛誠園建設時の償還財源をさらに町から支援を受ける。町3月定例議会での債務負担行為議決に当たり、町民に福祉還元を図る施設の開放をさらに進めるよう努力をして、町民要望に応えるということの内容を、全会一致で承認をしております。さらに、平成3年12月25日、町は町施設民営の理念に立脚した新生愛誠会経営理念により、理想の社会福祉事業に専念するよう、愛誠会の決意を求めてございます。旧穂別町と鵡川町の当時の合併協議においてですけれども、平成17年2月25日、最終回となった第7回穂別町鵡川町合併協議会での協議の積み上げにおいて、当時の山口鵡川町長ほか委員から、穂別町の11項目の課題は尊重すると発言があり、確認をしております。尊重否定や軽んじられた姿勢であれば、合併は成立しなかったのではないかと伺っておりますし、11項目中の4に、公設民営的福祉産業として定着した愛誠会支援が明記をされというふうになってございます。以上を鑑みて、代々町長となられた竹中町長のこの期の集大成として、令和7年の任期のこの期の終期において、改めて町長としての考えと今後の方向性についてお伺いしたいというふうに思います。

答弁 町長 竹中喜之

愛誠会も含めて、2つの社会福祉法人関係については、これまでも一貫して答弁の中でもお答えをしているかと思います。既に築、それぞれかなり経過しているよということから、建物の老朽化が進んでいると認識しております。それと、特別養護老人ホームの施設整備というのは、町として重要な課題とも認識をしております。この間の雇用の創出、さらには地域経済、町の振興も含めて、貢献というのは多大なるものがあるとも認識をしているところでもございます。今後の施設の改築等の整備、これからの高齢者人口あるいは介護認定者の推移、それと高齢者の方々の居住環境の整備、必要なサービス、こういったところを踏まえた支援が必要であるとも捉えているところでもございます。そのため、冒頭でも申し上げましたが、さきの答弁でも申し上げましたが、第9期の介護保険事業計画の中にも重点項目として位置づけをして、高齢者の住まい、移動の資源整備、施設協議などを、今回整備方針の作成をこの3年間で図るということでうたっておりますので、御理解を願いたいと思います。もちろん法人と協議の上の方針でございます。

質問 5番 東千吉

よろしくお願いしたいと思いますし、調査・検討、必要と感じているという町長のお言葉ございましたから、ぜひ早くにお願いしたいと思うのが、③の部分でございます。もう既に老朽化が激しいし、実は平成29年の耐震の基準を愛誠園は満たしておらないようでございます。そしてさらに、愛誠園、愛誠会の現状を見るに、いろんな施設事業の部分をやっておりますけれども、法人全体の決算のいわゆる過去10年の事業活動収支を手元にございますけれども、それを見てみますと、平成30年9月地震がございました。このときから実は一変をしているわけでございます。この耐震化もしていない部分もございまして、修繕保全関係の部分については異常に上がっていて、平成30年以降、2、4、5年、令和5年までの6年間を見ると、軒並み収支差額が赤字になってございます。ちなみに、ちょっとその赤字額、述べさせてもらいたいと思いますけれども、平成30年1,872万、元年1,127万、2年2,070万、3年3,800万、4年6,500万、そして5年は3,980万、約4,000万でございます。先ほど3番、本当に喫緊だと言ったのは、ここでその他の財務状況の表のまとめた部分がございますけれども、積立金いわゆる赤字経営をしているときに、どういうふうにして事業を継続していくかという部分では、積立金しかないようでございます。その積立金の5年度の最終積立金が1億570万程度にしかなってございません。年間、例えば令和5年は3,000万ですけれども、令和4年6,500万とかといったら、この2年で1億、積立金の額がいわゆるこの2年で収支差額に行っちゃうということで、もう設備修繕、施設の整備等に、これ以上の今の現状を何とか維持するための修繕だとか設備にその積立金を導入していく状況にないという状況にある。極めて非常に難しい時期に直面しているという感じを受けているわけでございます。したがって、そういう部分では、先ほど私も言いましたけれども、この令和7年、我々、町長も同じ任期の部分、1回目、最終、集大成の部分で町長にこの2代目の合併町としての合併当時の沿革、それから歴史も含めて、ぜひここで決断をいただいて、来年の当初予算にここの部分の合併当時の内容も踏まえて、ちょっと前へ進むアクションを述べていただければというふうに思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 竹中喜之

今、来年度の予算の関係について、ここでアナウンスすることは控えたいかと思います。しかし、先ほどから重ねて申し上げておりますように、今の第9期の介護保険、さらには後期高齢者の保健福祉計画の間違いなく重点施策の一つとして、基本目標の中にも位置づけておりますように、高齢者居住環境の整備として特別養護老人ホーム、それと高齢者住宅等の施設整備に向け、しっかりと関係機関と連携協議をしながら、施設整備方針の作成をまず図っていきたいと考えております。

質問 5番 東千吉

今までもう何年も町長も町長になられてありますけれども、私が議員になって2期6年、7年。特養老人ホーム経営の具体的なお話について伺った気がしてございません。いつも鵡川の慶寿苑とスタートラインを1つにしてやっていかなきゃいけないという気持ち、考えはお伺いをしております。しかしながら、当然、慶寿苑の移設、津波関係の危惧もありますから、そういう部分も含めて、ここの部分もありますけれども、愛誠園については、非常に老朽化している上に、やっぱり地域の住民の期待度も非常に高い。愛誠会の事業内容を見ても分かりますけれども、実際の事業の人員は220名になってございます。職員数も160名になってございますから、この経済的効果、地域の在の過疎地のここの部分についての大事な施設であり、我々が、私を含めてですけれども、例えば70歳の人間が行く行くこの特養にお世話になるということの想定も、当然していかなきゃいけません。多分、最低の経済状況でない方々については、有料老人ホームの選択肢、当然あると思いますけれども、なかなか年金生活あるいは零細の第一次産業の人たちの親の心配、ここの部分は行政としてどういうふうに今の現状等を見たときに考えていくかということは、非常に重大な部分というふうに私は捉えてございます。その部分で、ぜひとも早い段階でそういう地域住民も含めたあるいはそこの対象になる老人の安心を求める気持ちに、ぜひ対応、ともに気持ちを一つにして、前向きに安心感を与えてあげていけるような町行政をお願いしたいと思います。愛誠園の改築については、非常に今後の修繕の最低限の修繕修理計画見てみますと、本当に愛誠園の部分だけ、愛誠会事業の愛誠園の改築改修の部分だけでも、相当な経費をここ二、三年で計上しなきゃならない状況になっているという、現状、非常に現実的な数字の積み上げをしているようでございます。ぜひ行政のほうもそういう愛誠会の声にしっかりと耳を傾けていただいて、早急に地域の部分も含めてぜひともそれはもう検討していただきたい。これは合併のときに我々、旧の穂別町民が非常にずっと継続を望んでいた部分でございますので、町長、その辺をお汲み取りいただいて、よろしくお願いしたいという部分です。よろしくお願いをしたいと思います。

答弁 町長 竹中喜之

一度、東議員も第9期の介護保険の事業計画、もう一度照らしてほしいなと思うんですけれども、これまでの実績の評価ということで、数度と何回となく法人の皆さんとのやり取りというのもしてきていることは事実でございます、事務方も含めて。その中で、現時点でございますけれども、町内の法人との協議をしてきておりますが、具体的な内容の確定には至っていないというのが現実でございます。それを踏まえながら、改めて重ねて申し上げますけれども、この期間中にしっかりと法人と向き合いながら、施設整備方針の作成というのを、協議を進めていきたいと考えております。

質問 5番 東千吉

すみません、よろしくお願いをしたいと思います。

出典:むかわ町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月19日 議事録 PDF(73ページ) 間違いを知らせる