むかわ町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月19日
まちにある高校の未来について
2024年9月19日、むかわ町議会の一般質問で、奥野恵美子議員が「まちにある高校の未来について」質問し、生涯学習課主幹 山木美幸、教育長 長谷川孝雄、町長 竹中喜之が答弁しました。
- 質問者
- 奥野恵美子 議員
- 答弁者
- 生涯学習課主幹 山木美幸、教育長 長谷川孝雄、町長 竹中喜之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 4番 奥野恵美子
通告に基づき一般質問をさせていただきます。まちにある高校の未来はということでございます。まず初めに、残念ながら穂別高校は令和9年3月で閉校になります。大変残念なことであります。町にある高校は鵡川高校だけになりますが、令和5年度においては一間口となり、教員が3名も減になりました。本年度においては、二間口を何とか確保しましたが、今後の入学の推移が大変気になるところでございますが、お考えを伺いたいと思います。2つ目に、町内の児童生徒数の減少にある中で、むかわ町の中高一貫教育の効果と今後の取組についてお伺いいたします。3つ目、町は高校魅力化コンソーシアムを推進し、様々な取組を行っております。町の組織であると思いますが、コンソーシアムを通して鵡川高校をどのようにしたいのでしょうか。4つ目として、町として、高校存続対策の具体策はお持ちなのかどうかをお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 生涯学習課主幹 山木美幸
ただいまの質問についてお答えいたします。鵡川高校の間口維持については、町としてもこの間、高校野球支援、道外からの生徒募集支援、通学定期券助成や公営塾の設置などを行い、高校の魅力化を推進してきております。全国的に児童生徒は減少傾向にありますが、今後も生徒確保に向けて鵡川高校と連携協力して対応を進めてまいります。2つ目の質問である中高一貫の取組ですが、郷土を愛し、未来を担う人材を育成するため、鵡川高校が推進校となり今年で23年目を迎えております。中高の6年間を通して継続的に取組を進めてきたことにより、生徒自身が鵡川高校を将来の進路について考えるなど、効果があったと思われます。今後も、探究学習「むかわ学」などを中心に、むかわ町ならではの学びとなるよう中高一貫での取組を進めたいと考えております。3点目ですが、高校魅力化コンソーシアムは町の組織ではなく、鵡川高校が地域みらい留学365に取り組むために、地域が一体となって進めていく組織の立ち上げが必要となり始められたものです。鵡川高校が自ら魅力を発信できる取組を実施してきておりますので、町として引き続き支援を続けてまいります。4点目の高校存続の具体策ですが、先ほどまで答弁させていただきましたとおり、様々な取組を進めてきております。町外からの通学の利便性を図るために、JRのダイヤ改正の要請や通学定期券助成の範囲拡大及び近隣自治体の中学校へ鵡川高校の募集活動など、実施を行っております。鵡川高校の魅力化が進められることが高校存続につながると思いますので、今後も町として支援を続けてまいりますので、御理解願います。
質問 4番 奥野恵美子
ありがとうございます。年々、生徒も全国的に少子高齢化ということで、お子さんの数も少なくなって、こういう減少にはなっていくのだろうと思います。それと、地元の中学生が自分の進路について、自分の人生の目標に向かって選ぶ高校というのも、鵡川高校以外を選ぶというのも、これは致し方ないことではないかというふうに私も思ってございますが、鵡川高校の魅力化ということで、町もバックアップしておりますので、その辺もう少し何とかならないかなということで質問させていただいているところです。鵡川高校の入学生は、令和5年度は39名中30名、令和6年度は51名中30名が管内中学校と管外、道外の生徒でございました。地元以外の生徒が大半です。それも、野球部が大半を占めているのかなというふうには思ってございます。管内の中学生も減ってきているので、各学校、生徒の確保にはとても力を入れているところなんだろうなと思いますが、より一層の魅力ある高校にしていかなければならないというふうにも感じてございます。来年の令和7年度の入学希望者は6月現在で、現在、地元で11名と伺っております。一間口になる可能性は非常に大きいと感じます。さらに、令和8年度は、鵡川中学校さんの卒業生だけを見ますと29名ということで、さらに厳しいのではないかというふうに感じてございます。そうなれば、さらに今の教員が3名減になるということも必然的というふうに考えます。そうなれば、学校の授業運営にも大変大きな影響が出るのではないかというふうに懸念しております。さらに、その先々を見れば存続自体に危機を感じます。町は、その辺は把握しておられるのかお聞きしたいと思います。
答弁 生涯学習課主幹 山木美幸
町のほうにつきましても、随時、高校のほうと情報交換はしておりまして、現在の状況及び今後の見込みについて、常に情報交換してきております。やはりちょっと少子高齢化というので、子どもが減っていくというのはどうしても致し方ないことではありますし、お子さん自身が進路について決めるというのは、お子さん自身で決めることですので、どうしても鵡川高校に来てくださいというのは強制できるものではないので、そこについては、ちょっと正直、町としても決定権がないというか、町として強制できるものが何もないので、今後の推移を見守っていくしかないんですけれども、高校のほうの先生方、結構、熱心にいろいろ取り組んでいただいております。魅力についてもいろいろ発信もしてきておりますので、そこについては、今後の推移も含めて、町のほうも見守っていきたいと思いますので、御理解をお願いいたします。
答弁 教育長 長谷川孝雄
若干補足説明します。先ほど、奥野議員から言われました6月現在の中学生の意向調査の実態は、奥野議員が述べたとおりです。その後、8月31日に鵡川高校でオープンスクールを行っております。その結果を校長から報告を受けています。その時点では、オープンスクールでは、穂別中学校からは3名、鵡川中学校から14名、そして厚真町とか、札幌市とか、苫小牧市含めて6名、野球部関係が50名というオープンスクールの結果となっております。この後、今年初めて取り組みます部活動のオープンスクールを行うそうです。3日間にわたって、それぞれ軽音楽部ですとか、吹奏楽部とか、そういった部活動も盛んですので、そういった観点で生徒募集をしていきたいということで、鵡川高校が初めて挑戦するそうです。それと、先ほど奥野議員から指摘のありました、教育委員会としては、将来展望はどう考えているのかという話ですが、一応、シミュレーションは立てております。令和14年までシミュレーションしております。その中では、先ほど奥野議員もおっしゃったとおり、道内の中学生の卒業者数が年々減っております。今、私たちの見込みでは、令和11年が鵡川中学校の卒業生、そして穂別中学校の卒業生が一番減少するときであります。ですので、令和11年が一つの山場かなということで私たちは捉まえております。以上です。
質問 4番 奥野恵美子
ありがとうございます。私もちょっと高校のほうに出向きまして、その辺の話は伺っていたんですけれども、なぜこの質問をするかというと、たくさんのイベントで鵡川高校の吹奏楽さん、軽音楽さんがよくイベントに参加されております。その中で、先生が毎回、鵡川高校の生徒がどんどん減っていくよと、一間口になって今年は何とか二間口にしました。でも、この先、一間口になっていくよということを毎回毎回、訴えておられました。そういうのを聞いて、本当にどういう対策をしているのだろうか、先生方はどういうふうに思っているのだろうか、また、むかわ学で学んでいる生徒さんはどういう考えをお持ちなのかということに、ちょっと疑問を抱いてお話を伺ってきたところでございます。高校の先生方も一生懸命、今やっているということで、さっき御答弁ございましたけれども、中高一貫教育のことでちょっと質問させていただきたいんですけれども、中高一貫教育、中高の学校の先生方は、どこまで中高一貫教育を理解されているのかなというのが、ちょっと引っかかるところなんです。何か高校の先生だけが、今、先ほどもいろいろ御答弁の中にありましたけれども、いろんなことをやっておられるよと。高校の先生だけが一生懸命やっているような、そんなような気もします。なぜかというと、一貫教育のビジョンというのが、いまいち何か見えていないんではないかというふうに思っているんです。私は、多分、むかわ学を柱として、この一貫教育を中学生あるいは小学生の部分からやっていきたいという町のお考えなのかなというふうに思っているんです。町がどう中高一貫教育の何を柱として、これを推進していくのかというのが、先生方には見えていないんではないかなというふうに思っています。先生方も転勤、替わったりします。その中の引継ぎで、むかわ学というのがあるんだよという、ただそういうことで理解をしているのか、今、鵡川高校の携わっている先生は長く鵡川高校にいらっしゃるので、たくさんのこと、今までのことを理解されています。でも、中学校の先生方というのは、そうではないんではないかという心配もあります。先生方が替わるたびに、うまく連携が取れていないというんであれば、高校だけが先行していて、空回りしているような気がして、中学校と高校がうまく連携が取れていないんではないかというふうに思うんですよ。せっかく中高一貫教育というふうにうたっているのであれば、その辺をうまくしていかなければならないんではないかなと思っています。鹿追町のことをちょっと話させていただきたいんですけれども、鹿追町は幼児教育と学校教育の連携で、小中高の連携により12年間を見通した英語教育と環境教育を主軸とした一貫教育をうたっているんです。だから、小さいときから、そういうことを柱に教育をずっと高校までつなげていっているというのがあります。先生方もそういうふうなことを柱にしているよというんであれば、連携もうまくいくんじゃないかなというふうに思っているんですが、その辺はどうなんでしょうか。
答弁 教育長 長谷川孝雄
ただいまの質問にお答えします。まず、中高一貫教育につきましては、年3回ほど全体会議を開いております。それで、私は教育長の立場で毎回挨拶をしながら、先ほど奥野議員が指摘していますとおり、先生が人事異動でいっぱい教職員も替わっておりますので、その都度、説明しております。若干、ちょっと触れますが、むかわ町が中高一貫教育を始めたのは、振り返ってみますと2001年、平成13年から2002年の平成14年、この間は中高一貫教育研究実践指定校でした。その後、2003年から、平成15年から連携型中高一貫教育を導入しました。そういった歴史を踏まえながら、先ほど山木主幹が説明したとおり23年を経過しております。この間、様々なボランティア活動ですとか、花壇整備ですとか、いろんな形で取り組んできました。あと、全体の講演会ですとか、中高一貫の吹奏楽の演奏会ですとか、様々な活動をしてきながら23年が経過しました。その中で、中高一貫の一つのメリットであります連携型入試、鵡川中学の3年生が鵡川高校に行くときの入試の改革でありますが、一般入試ではなくて論文形式ですとか、いろんな変遷をしてきております。そして、最近は、プレゼンテーションの入試という形になっています。ですから、時代とともに変化しながら、子どもたちが自分たちとしてどう取り組んできたかを鵡川高校へアピールするような入試に変遷してきておりますので、そういった部分では、その都度その都度いろいろと努力はしてきております。それで、昨年度、なぜ39名になってしまったかという、自分たちで分析したところ、やっぱりコロナで3年間、お互い行き来できなかったという事実がありました。そういった部分では、ちょうど昨年度の中学3年生は一回も、極端に言えば、そういった触れ合いも数少ない中で入試に臨んでいったのかなという部分では、すごく反省しました。それで、令和6年度から、もういろんな部分で中高生が一体となるような清掃活動を含めて今取り組んでいる最中です。そういった部分では、中高一貫教育含めて、鵡川高校の魅力化につながっていると私は思っております。それと、あと中学校の教員につきましても、その都度そういう形で訴えてきておりますので、問題意識は持ってきていると思います。それで、今年度の鵡川中学校の卒業生が17名かな、鵡川高校へ入っておりますので、そういった部分では一定の成果があったものと私は思っております。それと、後の質問は何でしたか。一応、そういう形ですので報告します。
質問 4番 奥野恵美子
ありがとうございます。中学校の先生にも十分な説明をしているよということの理解ですけれども、高校の先生方にお話を聞くと、今、働き方改革なので、やっぱりそういう会議をするときは非常にブーイングが出て、やりづらいというお話をされていたのも事実なので、その辺はまだまだ理解が伴っていないのかなというふうには、私は感じたところでございます。その辺はよろしくお願いしたいなというふうに思います。先ほど、教育長、清掃活動ということで今年やられましたよね。高校のほうに、ちょっとお話聞きに行ったとき、今年初めて清掃活動を中高一貫でやって、初めて、ごみの処理を町がやっていただけたということで、すごく喜んでおられました。じゃ、今まではといったら、ちょっと口をつぐみましたけれども、それなりに私も理解しましたが、そういうところなのかなと。先生方に負担が伴っている部分もあるのかなというふうには感じてございます。その辺は、大変喜んでおりましたので、今後ともよろしくお願いしたいというところでございます。それと、それに関する同じようなことになろうかと思うんですけれども、高校魅力化コンソーシアムです。これは、むかわ学、公営塾、みらい留学、デュアルシステム、中高連携学習、高・大・地連携と、たくさんの幅広い探究学習が行われているのではないかなと思います。組織は、町、高校、中学校、あと企業体、地域の人たちということだとは思うんですが、実際にそれを運営するに当たって、高校の職員がまずは議案等を作成し、それを運営委員会で諮っているよということでございました。昨年、一間口となって先生が3名減になったんですよね。通常の仕事をしながら、そういうことをこなしている。今の先生方は大変慣れた先生方なので、自分たちもそれらには理解しながらやっているよと。でも、本当のことを言うと、とても大変な部分がある、そういう部分をもう少し行政のほうで手伝ってくれたらいいのになという話はされておりました。高校魅力化ということですので、間口維持の対策を全面的に行っていかなきゃならないという意味合いとしては、高校というのは分かるんだけれども、町がもっと音頭取りをしていただけたらというお話も出ておりましたが、その辺はどうお考えでしょうか。
答弁 教育長 長谷川孝雄
ただいまの質問にお答えします。まず、今、出ておりましたプラットフォーム、これにつきましては、先ほど山木主幹から説明しましたとおり、地域みらい留学365の内閣府からの必須条件でコーディネーターを1名置くことと、コンソーシアムを設立すること、この2つが絶対条件でした。そういった部分では、校長先生と鵡川高校、タイアップしながら地元の企業さんを回りまして、鵡川高校の応援団づくりという理念で私たちは動いておりました。そして、そういうことで、今も続いております。鵡川高校のほうでは、それまでは学校運営評議委員会をやっておりましたが、そのことをつくったことによって、学校運営協議会に置き換わって、簡単に言えばコミュニティスクールです。そういった形で、今、一体化して行っております。ですので、三役、私も含めてですが、PTA会長、同窓会長、あとPTAの副会長を含めて役員会議のときには、イコール、学校運営協議会を開いております。そういった部分では、今、制服の見直しですとか、いろんな部分の鵡川高校の魅力化をつくるための提案について、私たちもその議論に参加させていただいております。そういった部分では、鵡川高校の先生方の負担が幾らかの軽減になるようには努力しております。それと、あと、先ほど言っていたコンソーシアムの件ですが、今までは北海道教育委員会が内閣府からお金をもらって、そして幌加内町とむかわ町、2町にお金が来ていたんですが、令和6年度からは、そこを内閣府直轄にしてほしいということで私たちも要望を出しておりましたが、道教委もそれを分かっていただいて、今、斜里町とむかわ町は今、内閣府から直接お金を頂けることになりました。そういった部分で、今、コーディネーターもむかわ町で採用しておりますし、地域おこし協力隊員も今年1人増員かけております。そういった部分では、鵡川高校の負担軽減のためにむかわ町も努力しておりますので、御理解いただきたいと思います。以上です。
質問 4番 奥野恵美子
ありがとうございます。地域おこし協力隊とか、いつも話題に乗るんですけれども、なかなか人が集まらないということで苦慮されているのは、私も分かっていますので、そういうふうになればいいなというふうには思っておりますが、これは現場の声でありますので、私も別に高校の先生の肩を持つとか、そういうのではなくて、それが生徒さんたちに波及していくわけですから、やはりこのことはしっかりと町も、今までも携わってはいるだろうけれども、コンソーシアムの運営、企画、立案的なものは事務局がするよというお話でしたので、もう少し町のほうもお手伝いをいただけたら、こういう話も出てこなかったのかなというふうに思っていますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。高校存続対策としては、町の支援というのは大変重要だと私は思っております。鵡川高校は、道内でもいち早く探究学習を実践して先進的な高校となっていたと思います。でも、現状は、ほかの道内だけではなく、全国的にも問題を抱えているのは同じなので、既に行政支援を得ながら、うちの町よりもっともっと進化しているのも事実なんではないかなというふうに思っております。その辺は、教育長も御存じなのかなというふうに思っております。先ほど申し上げた鹿追町は、入学するときの支援金、地元の中学生と町外から来た生徒はちょっと色分けはしてはおりますが、そういうふうに支援金を出している。見学旅行助成金だったり、通学助成金、iPadを3年間貸し付けるよ、あと住むところですよね、そういうところを公住をリフォームしてシェアハウスなどを造る、その分の自己負担を補助するという形も取られているようです。まだまだ中身的にはあるんですが、鵡川高校もみらい留学の説明会、今回も大阪だとか東京に行かれていますよね、札幌にも行かれたのかな。すごく積極的に行かれていると思います。先ほど、教育長おっしゃった8月末にオープンキャンパスありましたよね。そのときに、たくさんの人が来たと、さっき中身はおっしゃられていましたけれども、先生のほうからはたくさんの人が集まったよと。そういうときに必ず聞かれるのは、留学してみたい、でも寮はあるんですか、住むところはどうなんですかと。確かに、三気塾は野球の関係は寮があります。町も運営をお手伝いしていただいているところです。みらい留学365、今年3年生のみらい留学も来ておりますが、それぞれ公住のほうに住まわせています。そういう生活環境の整備というのは、むかわ町も一生懸命やっておられるとは思うんです。でも、やっぱり多くの人に地元で間口をそろえられないというふうな今までの経過からすると、これからは、町外、道外の留学生にどんどん来てもらえるような魅力化も進めていかなければならないというふうに思っています。そういうときに、やっぱり寮の完備というのも重要なポイントかなというふうに思っています。公住なんかは、教職員住宅が今どういうふうになっているか分からないですけれども、そういうところをリフォームしてシェアハウスにするとか、そういうこともやれるのではないかと私は思ったりもします。それと、公営塾の件ですけれども、葬儀のときは使用できない、そうすると勉強に行きたくても使えない、そういうところが公営塾でいいのかというふうなことも考えたりします。実際に生徒さんが行ったときは、ちょっとそういう場ではないと、もうちょっと落ち着いたところで勉強したいというお話も、中にはしていらっしゃる生徒さんもおりました。うちは、高・大・地連携ということで、大学のほうとも連携を組んでおります。そういう大学生に講師を依頼する、オンラインで塾の講師になっていただくとか、そういったところでも高・大・地連携の仕組みづくりというのはできないものかというふうに思ったりもします。あるところでは、リクルート社のスタディサプリなんかを導入して人件費を削減しているところもあります。今後、魅力化をどんどん推進するに当たって、お金はかかることなんですけれども、行政としても今、先ほど教育長がいろいろ考えてはいるよというニュアンスのお言葉もいただきましたが、その辺についてはどういうふうに、前向きに考えておられるのかどうなのかというところもお聞きしたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 長谷川孝雄
ただいまの質問にお答えします。すごく幅が広いので、ちょっと順番に話していきますが、まず鹿追町は私たちも1回視察に行ってきました。お金のかけ方が1億円ほど投入しています。そういった部分では、ちょっと簡単にはまねできないなと。たしか、1、2年生かな、カナダかどこかに留学、全生徒1年生、たしかカナダ見学か、カナダ修学旅行か何かやっているはずです。そういった部分では、先ほど奥野議員が言ったとおり、英語に特化した特色ある高校づくりをしていたのは、私も記憶にあります。翻って、今、むかわ町では、オーストラリア派遣をしております。それは、中学生と高校生も参加対象にしておりますし、次年度からは、高校生については町外も参加対象にしようかなということは、今、私たち検討しております。ただ、今までの経過を見てみますと、中学生の応募者数は多いんです。ただ、鵡川高校の生徒さんはなかなか応募してくれる方が少ないです、オーストラリア派遣のほうは。そういった部分では、英語だけにこだわらずに、先ほど言っていた部活動を含めた生徒募集を今までどおり進めていくことが、私たちとしては賢明かなということで取り組んできております。それと、あと何でしたか。鵡川高校が取り組んでいる様々なことは、むかわ町もいつも相談を受けております。頻度としては、もう1週間に1回は、実は鵡川高の校長と話している関係があります。自分たちが今何ができるか含めて、鵡川高校側もそうですし、行政側もそうです。そういった部分では、タイアップしながらやってきています。それと、あと公営塾の件ですが、鵡川高校のほうで当初立ち上げたときには、中間テスト、期末テストがあったんですよ。今は見直しかかっていて、単元テストになったせいなのか、鵡川高校の生徒が公営塾に来る頻度が相当、今、落ち込んできています。翻って、今、鵡川中学校の生徒が毎日来ていただいております。そういった部分では、公営塾の使い方もちょっと変わってきておりますので、そういった観点からも、今後、公営塾の展開を私たちがどうしていくのかは、今、試されているのかなと思っております。それと、先ほど、奥野議員提案してくれたオンラインでの大学生の講師による塾の運営もあるんじゃないですかという提案ですが、実は、地元のマージュさんからも北大の生徒を使った、そういった提案を今、受けております。そういったことも含めながら、今後、塾の在り方も検討していきますので、そういった部分では御理解いただきたいと思います。以上です。
質問 4番 奥野恵美子
ありがとうございます。いろんな地域の人が関わって鵡川高校をよくするということは、とてもいいことだなと思います。やはり、学習の面でも学力の面でも見ていかなければならないというふうに私は思うので、公営塾の在り方というのもそろそろ見直さなきゃいけないかなというふうにも私も思っておりましたので、よろしくお願いしたいと思います。本日、四季の館で、むかわ学の提言発表が行われております。残念ながら、定例会とバッティングいたしまして、私は聞きに行くことができません。今日は、13項目の発表がなされていると思います。今、まさに時間的にいうと、ちょうど高校魅力化あたりが提言発表になっているのかなというふうに思っています。その魅力化の発表では、生徒さんから、町外から来る生徒だけではなくて、町内の生徒にも通学バスを含めた支援を提言するというふうにお話を伺っております。ここは、町長に来てほしかったと私は思っております。きっと、生徒さんたちも町長に聞かせたかったというふうに思っております。その辺、バスの運行となれば公共交通の絡みにもなりますので、前回の定例会で1番議員が質問したかと思いますが、その辺の進捗状況も生徒さんはすごく気にしておられました。その辺、何か今、御答弁いただけるんであれば御答弁いただきたいなというふうに思いますが、よろしいでしょうか。
答弁 教育長 長谷川孝雄
まず最初に、提言発表会の件について答弁させていただきます。実は、定例町議会が9月の中旬だろうということで、鵡川高校側で日程を今回ずらして設定してくれました。しかしながら、たまたま、むかわ町議会も延期になってしまったので、こういった形でバッティングしてしまったのは事実であります。そして、各関係機関とも鵡川高校と私たちと札大さんとか、いろんな関係機関あった関係上、この日程をずらすことができなかったことで、後ほど報告書という形で、私と町長のほうに報告書が提出されることになっておりますので、それを見ながら町政に反映できるものは町政へ反映していきたいと考えているところであります。以上です。
答弁 町長 竹中喜之
今、奥野議員の質問の中身のやり取り、拝聴させていただきまして、大きなテーマとされております、まちにある高校の未来はということの投げかけで、全て質問項目も頭出しされている項目は、そこに行くのかなとうかがっていたところでもございます。とりわけ、中高一貫教育、教育委員会のほうからもるるお話があったかと思うんですけれども、今、探究心、こういったところも抑えながら、自分の将来像をどうやって描いていくのかなと、生徒自身がどういうふうに考えていくのかなといったところも含めて、主体的に考えていこうぜという6年間というのは、一つの目的にもあるのかなと思います。しかし、何といっても関係者が、先生、教員、そして教育委員会等と我々も含めて、我々自身の関係者間の意識と理解度、現実をどう捉えているの、将来をどう描いていくのといったところの日常の向き合い方というのももっと大事になっていくんではないかなと聞かせていただいたところでございます。それと、高校の魅力化コンソーシアム、このコンソーシアムは協働、共に協力して働くぞという目的を一緒にした、これは体制のことを言っているかと思うんですよ。そこにはどういう人が入るかといったら、町も入るよと、それと小中学校とか教育機関、地元の企業の皆さんも入っていきますよということで、地域に共にある学校というのを確認しながら、どうこれから未来に向けて展開していくのかなと。だから、先ほどの中高一貫教育と魅力ある高校、コンソーシアム、これまだまだ続くと思うんで、どういうふうに、がたがたに組み合わせるんではなくて、しっかりとすり合わせるような展開というのが望まれる、また、つくっていかんと駄目だと私自身思っております。それと、具体的な面での受入れ環境の高校生たちの関係人口の拡大というのもやっていますから、今まさに進めているまちなか再生、これの復興拠点Ⅱの中での、Ⅱの中で、具体的なエリアデザインといったところも含めた中での研究課題、さらには先ほどの交通関係、バスの関係も含めて、これも今まさに、まちなか再生としてこれから穂別地区、鵡川地区、そして町外に対しての公共交通をどういうふうにしていくんだというところを進めているところでございますので、それの中のワン・オブ・ゼムとしての研究課題にしっかりと位置づけていければなと思います。あわせて、高校存続への取組でございますけれども、これは、もう言わずもがな高校生は町の元気の源です。一人格者でもあります。奥野議員も知っているように、災害時にしっかりと我々手伝ってもらいました、本当に。その手伝いの意気込みというんでしょうか、背中は、今の子どもたちも先輩たちから受け継いできているかと思います。そういったむかわならではの鵡川高校の人の在り方、そして関わり方、そして恩送りというんでしょうか。こういった経験値というのも、やっぱり先輩たちとの交流も含めながら、一回離れたからもういいよというんじゃなくて、まだまだ触れ合い、交流というのを高めていければいいなと思っております。それと、両公立の高校のこれも御存じのとおり、穂別高校、鵡川高校の生徒確保に向けて、この間もしっかりと教育長と、もうしつこく嫌がられるぐらい教育委員会のほうにもお邪魔をしておりますし、またこれから、今年度も鵡川高校については学校長も含めた中での管内の関係中学校の訪問、しっかりと今の現状の直視というのと将来展望等も併せた中での訪問活動、これも行っていきたいなと思っております。その際の魅力のアピール、それと今後も魅力化というのを鵡川高校ならではのモデルとしながら支援と生徒確保の動きに努めていきたいなと思います。まちにある高校の未来はということでございますけれども、しっかりとこれからの高校生が未来を信じられるような、あるいは未来を語れるような鵡川高校ならではの高校づくり、魅力化づくり、私どもも積極的に努めていければなと思っております。よろしくお願いします。
質問 4番 奥野恵美子
ありがとうございました。大変、力強いお言葉だったかなというふうに思っていますけれども、現場の先生方の声というのも、すごく悲痛な叫びだったように感じておりました。また、むかわ学を今回、提言する生徒さんたちの意見も尊重しなければならないというふうに私は感じています。町にある高校として、穂別高校の閉校という本当に残念な思いを再びすることのないよう、今からしっかりと対策を練っていかなければならないと思いますので、行政のほうもしっかりとその辺をバックアップしていただきながら、今後とも現場の教職員の皆さんと連携を図って、いい教育づくりに進めていってほしいなと思います。質問終わります。ありがとうございます。