むかわ町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月19日
高校の魅力化事業について
2025年6月19日、むかわ町議会の一般質問で、奥野恵美子議員が「高校の魅力化事業について」質問し、生涯学習課主幹 山木美幸、教育長 長谷川孝雄、町長 竹中喜之が答弁しました。
- 質問者
- 奥野恵美子 議員
- 答弁者
- 生涯学習課主幹 山木美幸、教育長 長谷川孝雄、町長 竹中喜之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 4番 奥野恵美子
次に、高校の魅力化事業に関するほうにまいりたいと思います。先ほど計画的には、定員充足率はクリアしているよというお話をされておりました。今後教育委員会のほうでも多分分かっているかと思いますが、少子化に伴い生徒さんの数も減ってきます。特に来年度は、特に鵡川中学校の生徒さんも二十何名という少ない人数ですし、穂別中学も14名だったかな、そういう少ない人数であります。現状でいくと大体二、三割ぐらいの人が、生徒さんが鵡川高校を選んで入学していくのかなというふうに思います。その中で、鵡川は中高の連携型の連携を取っていますよね、中高と。そういう形を取るに当たって、入学選抜というのか、そういうのが連携型の入学者選抜というふうな特殊なものの募集人数というか、そういう数が限られてくるような、そういう選抜体系になっているというふうに伺いました。そういうところを加味すると、なかなか今後地元の生徒さんだけでは、なかなか補えない。今もみらい留学だとか野球部の人たち、町外からたくさん来て、やっと今年も2間口維持できたという状況になっています。そういうことを加味しますと、連携型のこの入学選抜というのが、今後続ける意味があるのかという点で、1点お伺いしたいと思います。
答弁 生涯学習課主幹 山木美幸
中高の連携の事業についての御質問かと思うんですけれども、まず中高連携事業、受験もそうなんですけれども、鵡川高校を受験先の一つとして捉えていただきたいというので、中学生と高校生の交流も含めて事業を進めてきております。中学生が受験の方法の一つとして、中高連携しているときに有利に働く場合もあるんですけれども、それ以外にも、鵡川高校のほうにぜひ行きたいと思っていただけるような取組を高校も含めて一緒に進めてきておりますので、今後も続けていきたいと考えております。
質問 4番 奥野恵美子
連携校であるがゆえに、連携型入学選抜という制約的なものというのがあると伺ったんです。教育長、その辺はちょっと御説明いただきたいんですが。私が伺ったときは、例えば来年、令和8年鵡川中学校は29名の中学3年生がいらっしゃるので、その生徒さんが全員来ても29名ですよね。その2年後、今の中学1年生は41名います。もし全員来るとすると、この2間口維持するのには十分足りている人数でしょという捉え方がされると。そうなると、町外の生徒だとか、そういうもの募集するのが人数すごく狭くなるというふうに私は理解したんですが、その辺はどうなんでしょうか。
答弁 教育長 長谷川孝雄
ただいまの質問にお答えします。まず、連携型入試の件ですが、中高一貫教育をしている関係で特例措置で認められている入試選抜です。普通ですと一般入試で受験することになるんですが、鵡川中学校と鵡川高校についてはその形なので、プレゼンテーション指定の面接になって入試選抜を行っているそうです。それで、今の29名の場合ですとか、41名の場合の話しされましたが、鵡川高校、今、2間口ありますので定員数は80人います。ですので、そこは29名入ろうが、41人入ろうがそこは大丈夫です。ただ、これが一番問題なのが、令和5年40人切って1間口になりました。何とか私と町長が出向いて暫定2間口は維持しましたが、もし1間口になったときには、今、奥野議員が言うとおり、その特例の入試選抜も含めて、あと鵡川高校野球部のそういった募集も含めて、あと地域みらい留学の募集も含めて多分支障が出てきます。そこでどういう形を取るかが多分問われていきますので、取りあえず2間口維持が、今、至上命題で私たちは取り組んできたところです。以上です。
質問 4番 奥野恵美子
現状、2間口首の皮一つで今年はつながったというふうに私は理解しております。それは今までの実績というか、御苦労で生徒さん集められた。それと町長や教育長がいろんなところ出向いて、来ていただけるような説明もされたということは伺っております。当然その中には、野球部の関係では、すごく毎年15人ぐらいは入学していらっしゃると思います。いろいろ考えると、本当に地元だけではもうなかなか難しい。高校を選ぶのは生徒さんの希望なので、無理くり、幾ら連携とはいえ鵡川高校に入学していただけないというのもよく分かります。ただ、今までもみらい化推進とか寮の管理運営とか、大きなお金が町費から出ています。その中で、行政も手厚い支援というふうには理解しておりますけれども、今後その支援がそのままでいいのかという部分を鑑みますと、今、このみらい化の事業を思い切って見直されてはどうかなというふうに私は考えています。このみらい化事業が悪いということではなくて、町内の保護者さんの中では、鵡川高校だけが優遇されているという御意見もいただいております。実際去年、私一般質問したときも、現役の生徒さんの中から、町内と町外から来る生徒さんの優遇、差別化もありではないかという提言も受けて、一般質問でもさせていただいているところです。私はこのまち計の、今、振り返りのときで、本当に人口もどんどん減っていっているという中で、いま一度高校の在り方を教育のほうからしっかりと考えていかなければならない時期になっているのかなというふうに思うんです。支援という面では、さっき言った公営塾のことですけれども、当初は高校の学力とかそういう面からスタートしていると思うんです。確かにいろんな取組でチャレンジスタディだとかいろいろ取り組んでやられてはいると思うんですが、いま一度、公営塾も見直したほうがいいというふうに思います。この魅力化についても、今までの支援ではなく、やはり中高連携でありますから、しっかりとした町内の生徒さんに、しっかりとした公平な支援をすべきだというふうに考えます。その中で、あえて鵡川高校に他と違う、他の町と違う魅力な支援をするべきではないかというふうに、そういう時期に来ているんではないかなというふうに思います。先ほど野球部が毎年15人ほどいらしているということで、親御さんたちの、生徒さんもそうですけれども、保護者さんのほうの意見の中にも、鵡川高校は野球部だけじゃなくて吹奏楽だとか軽音だとか、いろいろあるよね、すごく入賞されて頑張っているよね、そういうところにも力を注いだらというふうなご意見もいただいております。そういうようなポイント、考え、道外の入学生にもっとアピールすべきだと思いますし、町とそうじゃない差別化を大いに図りながら、支援の枠を拡大していくというお考えは持っていないでしょうか。
答弁 教育長 長谷川孝雄
ただいまの質問にお答えしたいと思いますが、町内と町外のその公平な支援という部分では、ちょっと分かりにくかったんですが、例えば、今、中高生のオーストラリア海外派遣制度を10名、今年もやりますが、町内の今まで生徒しか対象していなかったんですが、それを町外まで拡充して、今回1名苫小牧から来ている生徒がオーストラリア派遣に選ばれました。そういった部分では、支援の拡充も含めて、町外の生徒にアピールする題材を、今、拡大しつつあります。それと、あと部活動のほうですが、現在中学校のほうが部活動地域展開を進めています。その中で、バドミントンの種目が、今回地域おこし協力隊員で配置になりましたので、鵡川高校にも先般1回行ってもらっています。そういった部分では、中学生の部活動のバドミントンの支援もそうですが、鵡川高校のバドミントンの魅力化のパワーアップにもつなげていこうかなということを、今、私たちは検討しております。それと、あと地域みらい留学ですが、高校2年生のほうがちょっと、今、受託会社、内閣府との受託会社のほうがちょっと変わってしまったせいで、3年間留学のほうに、今、シフトをしております。そういった部分では、毎年二、三名何とか道外の生徒を確保しようということで取り組んでいる矢先であります。そういった部分では、今、奥野議員が言っているとおり、いろんな魅力化の柱をつくっていこうかなということは、今、考えています。それと学力のほうですが、これもまたなかなか難しくて、苫小牧の優秀な子は、札幌の例えば東西南北行っていますよという時代だそうです。そういった部分では、鵡川高校の学力を向上していくことの大変さは、私たちも、今、痛感しているところでありますので、どういった形がいいのか含めて、検証しながら進めていきたいと考えております。以上です。
質問 4番 奥野恵美子
教育の部分というのは非常に難しい部分なんですけれども、私はやはりまち計で、私たちが住み続けられる、私がじゃなくて子どもたちが住み続けていかれる、戻ってきても働く場所がある、理想のまちづくりをいろいろ想定して計画の中には網羅したと思います。その中で教育というのは非常に大事なところであります。今、先ほど申しましたが、振り返りの年です、今年。やはり大きな変革期だというふうに思うんです。いま一度やはり考えていただきたいというふうに思います。これは親御さんが、例えば鵡川高校受験するかしないかというアンケートなんか取っても、やはり学力の問題も一つありますが、やはり支援の格差でそういう大きな、支援の格差があり過ぎるよ。町内の子どもたちには何の支援もないよねという、そういう話が結構聞かれます。アンケートじゃなくても、現役の高校生の親御さんたちからも聞かれます。そういったところはきちんと見直していただきたいかなというふうに思います。確かにいつも言いますけれども、教育の部分、なかなかお金を生まないというふうに言われますけれども、未来への先行投資だと思えば、私は決して高い支援ではないかなというふうに思っています。岡山県の奈義町というところが、子育て支援すごく充実した町です。全国でも出生率がとても高い町ということで検索していただければ分かるんですが、そこはもう子育てから高校支援までしています。町内の高校生には3年間24万円を支給するという手厚い支援があります。それがうちの町に妥当なのかどうかということは分かりませんけれども、そういった点も考慮しながら、これから子どもたちが、やはりむかわ町で高校まで育てていただいたという面で思っていただけるような支援を望んでいます。それに関して、大学の先ほどの奨学金支援の件です。どれぐらいの申込みがあるのかということは、把握していらっしゃるのか、もし件数とか教えていただければ、差し支えない程度で教えていただきたいと思います。
答弁 町長 竹中喜之
大学進学の支援の関係に入る前に、高校の魅力化事業の関係で、生徒確保、さらには高校自体の存在、そして存続、こういったところの関係で、今年度じゃ何やるのかといったところを共有できればなと思いまして発言させていただきます。1つには、これまで先ほどから出ております高校の魅力化事業、この中には鵡川高校の野球部の関係だとか、あるいは地域みらいの留学だよ、それだとか道内外からの生徒募集支援だよと。さらには通学利便性の向上、生徒寮への運営支援だよといったことは先ほどからのやり取りで出されているかと思いますけれども、今年度からスタートするという事業で、これは今回の町政執行方針の中にも記しております。全国的にもまれかなと思うんですけれども、これまだ全道的には初とされているのかなというところで、アニメ制作、それとむかわ学、今までやってきている探求のむかわ学、こういったところが連動した特別カリキュラム、この創設と、今、奥野議員も携わってこられたまちづくり計画ではございませんけれども、重点施策の中に、まちなかの再生と地方創生とタウンプロモーションがあります。今言ったものをタウンプロモーションの一環として、まさにこれからプロモーションムービー、この政策というのが、先般国の補助事業に採択されているところでもございます。こういったところを捉えながら、先ほど冒頭で申し上げました町の認知度というんでしょうか、どこもやっていないことですから。これらも併せながら、高校の生徒募集にも弾みをつけていければなと考えているところでもございます。今までの支援の在り方については、さらに磨きをかける工夫、充実というのは、これは言わずもがなでございます。それと、2023年度の値でございますけれども、これは奥野議員も御存じかと思います。先ほど出生率の関係が出ておりましたが、むかわ町、全道で2023年、1.51ということで、179市町村のうちでは11番目に存在しているところもございますので、こういった出生率もしっかりと踏まえながら、次に、先ほどから言っている、奥野議員が今回質問されております大きなテーマでございます、ありたいまちの子育てというのは、大学等までの支援拡充だよと。子どもたちが安心して、もう進学のこと入りますけれども、教育を受けられる環境を整えていくということは、これは目指すべき姿にも通じていくのかなと捉えているところでもございます。御存じのとおり、2025年度から多子世帯を対象にして所得制限なしの大学等の授業料、それと入学金の一部というのが無償化されることは御存知かと思います。こういった拡充というのを一つの機に捉えながら、進学をあきらめる子どもたち、こういったところを減らしながら、より多くの子どもたちが高等教育を受けられることが期待されるよう、町としても努めていければなと思っております。情報提供も含めて。
答弁 生涯学習課主幹 山木美幸
奨学金の利用者人数なんですけれども、令和6年度におきまして、全部で19名奨学金を利用されております。
質問 4番 奥野恵美子
今、令和6年度とおっしゃいました。ここ5年間の推移というのはどのように変化しているのかを伺いたいと思います。
答弁 生涯学習課主幹 山木美幸
実は、令和元年にちょっと大幅な変更を見直しております。それまでにつきましては、大体年間5名程度利用しておりまして、こちらにつきましては、成績優秀者で選考をかけておりました。令和元年度から、お申込みいただいた方全員に当たるような制度に変更になってきております。ここ数年、大体20名程度利用されておりまして、令和5年が一番多くて28名利用されております。
質問 4番 奥野恵美子
ありがとうございます。奨学金というと、これは給付型ということでよろしいですよね。そういう制度があるということで、実は知らない人もたくさんいたのでちょっと驚きました。私もこういう立場になってからいろんな制度を見て、こういう制度もあるよということでお話ししましたら、知らなかったということで、多分学校で、例えば町内の学校だったらそういうのもあるよというふうに教えていただけるんだろうけれども、町外の学校だと、なかなかむかわ町の支援というのは分からないのかなというふうなこともありまして、今、若い世代の親御さんは、みんなホームページとかで見て知っているのかな。また、上のお姉ちゃんだとか、お友達だとか、そういうところから情報を得ながらやっているのかなというふうに思いますが、1つ確認したいんですが、制度が変わって、これはほかの奨学金と併用することは可能なんですよね。そうですよね。分かりました。ぜひ、こういう時期、申込みも多分期限があると思います。ぜひ先ほど1番議員が質問したとき、情報はどうなっていますかという質問されていましたけれども、こういうことに関しても、多く情報発信していただければなというふうに思っております。なかなか寮の管理だとか、そういう面でお金もかかることだとは思いますが、先ほど町長から、ちょっと力強い御答弁いただいたので、前向きにちょっと希望の持てる御答弁というふうに理解してよろしいでしょうか。
答弁 町長 竹中喜之
よろしいです。まさに新しい価値を創造していくぞと歩み始めています。よろしくお願いします。
質問 4番 奥野恵美子
そういった御答弁をいただけてよかったと思います。ほかの町との差別化というところも大切だと思いますけれども、人口対策、そういう面でも若い方々が安心して子育てできる、町内でいい教育が受けられる仕組みづくりを後期の計画にしっかりと盛り込んで、今までの過ぎ去った点検、検証もしっかりされて、よりよい教育をしていけるように御努力していただきたいと思います。以上で私の質問終わります。ありがとうございました。