むかわ町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日
観光行政について
2023年12月12日、むかわ町議会の一般質問で、大松紀美子議員が「観光行政について」質問し、副町長 成田忠則、経済建設課長 大塚治樹、町長 竹中喜之が答弁しました。
- 質問者
- 大松紀美子 議員
- 答弁者
- 副町長 成田忠則、経済建設課長 大塚治樹、町長 竹中喜之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 大松紀美子
それから、次の質問に移ります。最後ですが、4つ目に、観光行政について伺います。観光協会は、町の観光行政を担う重要な役割を果たしております。決算審査委員会の質疑を通して、解決が必要な課題が明らかになりました。解決策と、今後、町が目指す観光行政の方向性について伺います。〔「もう一問ありますよね」と言う人あり〕
質問 8番 大松紀美子
何か忘れている。ごめんなさい。分かりました。ごめんなさい。もう一つ、ちょっとお待ちください。ごめんなさい。現在、株式会社となり活動している地域商社の設立時、観光協会とのすみ分けをどのように行うのかの議論を行いました。観光行政を観光協会と地域商社の連携でどのようなものにしていく考えなのか伺います。失礼いたしました。
答弁 副町長 成田忠則
観光行政に対する質問について、私のほうからお答えをしたいと思います。まず、1点目のうち、決算審査特別委員会の質疑に係る内容につきましては、まずは、一般社団法人であります観光協会内部において解決が優先されるべきであると捉えておりまして、引き続き注視してまいります。一方で、町は運営費等の補助金を支出しておりまして、町監査委員による財政援助団体監査を受けているところでございます。昨年度の実施結果につきましては、補助金は概ね適正に処理されているが、指導が必要である旨の意見が付されているところでございます。この結果を受けまして、観光協会に対し指導を行い、今年度当初からは、各理事会開催後に報告を受けることとしておりますので、御理解を願います。次に、町が目指す観光行政、その方向性につきましては、むかわ町観光振興方針に掲げる、観光目的のファンを増やす取組を進め、持続的に地域経済に寄与できる観光としているところでございます。2点目につきましては、観光振興の中核は観光協会であり、町は、運営はもとより、地域の観光振興のためのPR活動やイベント実施、観光案内機能の充実に向け、支援をしているところでございます。一方で、地域商社は、特に株式会社化以降、地域資源を活用した新たな商品やサービスの開発、マーケティングやブランディング、販路拡大などのビジネスに積極的に取り組んでいるところでございます。双方において地域資源、観光資源を活用した取組が進められることにより、組織の発展や地域の活性化につながるものと考えておりますので、御理解を願います。
質問 8番 大松紀美子
1つ目の問題について、当然、決算審査の中でも、内部で解決すべきものだというふうなことをおっしゃっていましたし、私もそう思うんです。ただ、そういう運営費、ましてや人件費、決算では1,900万のうち1,500万ちょっとが人件費ですから、この人件費がなければ運営すらできないわけです。ただ、一般社団法人になったということで、余計にその内部問題に関われないというようなことがあるんだと思うんですけれども、この一般社団法人化するということで、これは町も了承したことではないかと思うんですけれども、この町との関係でデメリットになっていくということは考えなかったのか。町も了承したのではないかというふうに思っているものですから。それと、もう一つは、社団法人化する、したとかしないとかかかわらず、町の観光行政を考えたときに、町と観光協会は、言ってみれば、一心同体でなければ、私は、ならないと思っているんです。その点ではどうだったのかというところを取りあえずお聞きします。
答弁 経済建設課長 大塚治樹(経済建設課長は2024年3月まで)
今の御質問にお答えしたいと思います。まず、一般社団法人化したという部分ですけれども、町も、観光行政に関しては、この間いろいろやってきていると思うんですけれども、事務局長なり、そういった方を雇うということは、プロパーの職員を雇いたいということです。結局は、観光という部門をきちっと分かっている方に運営していただきたいという思いがあって、観光協会をつくって運営をしてきているというところがあると思うんです。これは、我々職員に関しては、何年かに一回、必ず異動がありますので、これを専門に、入ってから私たちぐらいの50代までずっと観光行政にいれば、それはプロにはなるかもしれませんけれども、そういった状況には、我々の仕事上、あり得ないというふうに考えています。ですから、そういった部分をプロの方にお願いするという意味で、そういう人材を確保するという意味も込めて、観光協会というのができたというふうに考えています。一般社団法人化したというのは、過去、ふるさと納税の関係もあって、そういう部分で、お金の管理もきちっとしなきゃいけないということもあるので、任意団体では決してできないものだと思います。任意団体だと、例えば財産を持つとかそういったことは、登記すらできませんので、そういった意味で法人化するというところで、一般社団法人がいいのかNPO法人がいいのかというところがあったのかなと思いますけれども、NPO法人は、NPO法人の法律で、やれる部分というのがきちっと法律で決められています。一方、一般社団法人というのは、やれることは、法律に触れなければ何でもできるというふうなことになっていますので、ただ、株式会社と一般社団法人、何が違うのというふうになると、株式会社は利益を分配ができるというところです。一般社団法人は利益を分配できないということだけなので、決してもうけちゃいけないということではない部分です。そういったところを考えた上で一般社団法人になった経過が一方であると思います。一体になっていなければできないということは、おっしゃるとおりだと思います。ですから、その辺の人間関係の構築ですとかそういったことは今も継続して行っていますし、最近はやっぱり風通しも大分よくなってきているところもあるので、我々としても、今後、観光協会と一緒になりながら観光行政を進めていきたいというふうに思っておりますので、御理解いただければと思います。
質問 8番 大松紀美子
大塚さんのほうから今のような御答弁が出てくるとは思っておりませんでしたので、おっしゃるとおりだなというふうに思います。株式会社は利益を追求しなきゃならないし、分配しなきゃならないし、一般社団法人は利益を目的とするものではないと。ただ、いろんな理由があって今のような形になってきたと思うんですけれども、やはり決算委員会の中で指摘が出るようなものであってはいけないと思って質問をさせていただいているんですけれども、これはまだ全員協議会の中でしか話していませんけれども、復興拠点施設整備の事業Ⅱの説明の中でも、鵡川地区の町なか再生には観光拠点機能の充実、強化が求められていると、こういう説明が入っているんですね。やはり、本当に今後、観光協会に期待するのは、本当に町と一体になって観光行政を進めていくという、そこへ持っていかなきゃならないというふうに私は思っているんです。地域商社のホームページもずっと見させてもらいました。大変立派なホームページで、遠藤社長のそういう、カムイサウルスを、むかわ竜を活用した、そういう、むかわのすばらしいものを発信していくんだというような、そういうものがありました。その中にも、例えば、地域商社の中では、事業内容としては6つぐらいあるんです。でも、その中にも、4番目の地域の特色を生かした観光コンテンツの企画・開発事業って、こういうのがあるんですけれども、やはり観光協会とかぶるところはかぶるんです、実際に。だから、これも、地域商社の問題を議論しているときに、観光協会との関わりはどうなるんですかということで随分申し上げました。やはりそこがうまく、どちらもむかわのためにやっているんですから、だから、そこのところが、やっぱり協力し合って、すみ分けするものはすみ分けするというふうなことをやっぱりやって、お互いがお互いの特色を生かして発展していくということが一番望ましいので、会社の形は違っても、だから、そういうことをできるようにするためには、やっぱり行政の力なんです。その辺で、私は、これは、最後に町長に申し上げたいと思って用意してきたんですけれども、申し上げていいですか。11月7日の日の講演会、会社の名前とか社長さんの名前は言いませんけれども、復興創生・共創アドバイザーの方が、町長のお人柄について大変お褒めになっていらっしゃいました。ぜひ私は、町長が求めている観光行政について、町長の人間力を生かして、例えば観光協会の専門の、プロの方にもぜひ膝をつき合わせて、町の考えって、そういう思いを伝えていただきたいと、こういうことを、一度や二度では駄目でしたら、駄目って言い方も変ですね。そうじゃなくて、一生懸命、何回もそういう、これからもそういう、町なか再生でもそうなっていくわけですから、やはりコミュニケーションをたくさん取って、町が目指す方向性の観光行政をつくるというようなことを、やっぱりトップとして姿勢を示していただきたいというふうに私は思っているんですが、いかがですか。
答弁 町長 竹中喜之
私の人柄はちょっと別にして、御質問のように、観光行政の意義については、冒頭でもお示しをしたかと思いますけれども、住んでいる方が住んでよしと、訪れている方が訪れてよしと、そして、町の暮らしというのをその来訪者の方と一緒に楽しむ、そして、住民の活動を下支えするような、そういうふうな中においても、先ほどから出ている、組織としての観光協会、さらには地域商社、それぞれが町の中核となる組織なのかなと考えております。そのためにも、地域を拠点にしての住民の皆さんの暮らしだとか、あるいは来訪者、そして関係人口というのは、これ、絶対意識していかんと駄目かなと思っております。先ほど出た、お互いの目指すべき目的というんでしょうか。町としても目指すべき目的の観光指針というのがもう既に出来上がっていますので、この目的に沿って、その通過点の目標をどういうふうにそれぞれが実施していくのかなというのが課せられたところかなと。加えてですけれども、それを、観光振興方針というのを接点に、今進められている重点プロジェクト、まちなか再生の推進、こういったところへのそれぞれの関わり、役割分担、議員のおっしゃる役割分担、これもむかわ観光行政の一役を担っていただきたいと思います。そこで、今後、この際ですから、地域の皆さんにとっても、その、それぞれの存在というのをもっともっと分かりやすく、そして、観光行政というのも幅広いですから、これらもしっかりと展開する上で、観光とおもてなしに関する観光協会、そして地域商社、おもてなしですから、そこには商工会も入ってくるかもしれません。民間の、代表もいますけれども、恐竜ワールドセンターとかそういったところのプラスアルファも含めた組織間、これの連携を図る、仮称でございますけれども、町がリーダーシップを引きながら、むかわ町観光推進会議というんでしょうか、こういったところを次年度に向けて立ち上げながら、連絡連携というのを深める体制、これをしっかり構築して、観光行政により目を向けていただくよう、町としても努めていきたいと考えております。
質問 8番 大松紀美子
一般質問を終わります。ありがとうございました。