むかわ町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月9日
地域農業活性化推進基金事業について
2023年3月9日、むかわ町議会の一般質問で、東千吉議員が「地域農業活性化推進基金事業について」質問し、町長 竹中喜之、農林水産課長 酒巻宏臣、副町長 成田忠則が答弁しました。
- 質問者
- 東千吉 議員
- 答弁者
- 町長 竹中喜之、農林水産課長 酒巻宏臣、副町長 成田忠則
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 東千吉
東 千吉です。令和5年第1回定例会で、通告に基づいた一般質問を2点させていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。まず1点目でございますけれども、地域農業活性化推進基金事業についてでございます。穂別地区・鵡川地区において地域農業活性化推進基金を補助し政策支援を行っているが、活用方法等に違いが見受けられます。活用方法でのメリットとデメリットをお伺いしたい。また、穂別地区では、年度ごとに満額活用できていないと聞いているけれども、鵡川地区同様に有効活用する仕組み等の考えがあるのかどうかお伺いしたいと思います。
答弁 町長 竹中喜之
現在の地域農業活性化推進基金事業につきましては、平成30年度に見直しがされ、町と農協がそれぞれ同額を拠出、基金化し、現在運営されております。各農協におかれましては、限られた予算の中で、それぞれの地域課題だとか、振興方策というのをとらまえ、また、部会などの声というのも反映しながら、各年度に必要とされる対策に活用するなど、かなりきめ細かで多種多様な事業に活用できることが特徴となっております。穂別地区において予算が満度活用されていないという実態につきましては、これまでの広域農協さん側の努力というのもあり、令和3年度から町と農協でお互いに同額予算を確保して運用を図っているところです。両地区とも同様の取扱いで、有効に活用されているものと考えているところです。いずれにしましても、農業情勢というのは大変厳しい局面となっております。それぞれの地域農業が抱える課題に対応した有効活用が図られるよう見直しについても今後も取り組んでいく考えでございますので、御理解を願います。
質問 5番 東千吉
所管の答弁もいただきたいなというふうに思っておりますけれども、毎年の予算では3,000万の計上をしていると思っております。鵡川地区2,000万と穂別地区1,000万。それぞれの農協が応分の、同じ額の基金を積むことによって、その金額を基金として積むことができるというふうになっていると思いますけれども、これは単協であるJA鵡川については、その部分については非常に容易にクリアできる内容と思いますけれども、広域になって1市4町、これらが組織体としてあるときには、なかなかそこをクリアすることが難しいということは以前から承知のことというふうに思っております。したがって、そういう方法でなくて、もっと別な方法で地域の農業者が平等にまんべんなく支援を受けられる、そういう制度の改正をしていかなければならないのではないかというふうに思うので、答弁方いただきたいというのが一つです。それから、質問の事項にあります地域活性化の事業でございますけれども、町長も答弁いただきましたが、そもそも経済団体がその地域の農業振興について考えるということが、本当にそれがその地域の実態に即した考え方になり得るかどうかということだと思います。農業振興は農業生産振興だというふうに思っておりますから、例えばむかわ町が優良農地の確保・維持がある中で、米はこれだけ作るぞと、牛はこれだけ飼うぞ、畑はこれだけの面積で、作物はこういうふうにやっていく。そういうふうな検討を生産者とともに検討をしながら、その目標達成に向けて行政が支援をしていく。こういう方向性でないと、2つの組織体が合わさって、数字を合わせて、むかわ町の農業振興の数字であるというふうに持っていくのをこのままずっとやるのかどうか、ここを聞きたいというふうに思います。平成18年に合併して、先ほど町政方針にありましたけれども、20年を迎える節目です。合併して10年ぐらいはこの2つの振興策でいいのかなというふうに思っておりましたけれども、20年を迎えるに当たり、清流鵡川の上流から下流まで、ここの部分で北海道と九州との違いあるわけじゃないんです。振興策に違いがあって、そこに生産の違いがあるということについてどういうふうにお考えなのかをお伺いしたい。
答弁 農林水産課長 酒巻宏臣(農林水産課長は2024年3月まで)
ただいま議員より御質問ございました。まず、基金事業の同額出すことが困難という部分、確かに30年、基金の取扱いについて見直しをさせていただいた際に、特に広域農協さんのほうで、議員おっしゃるとおり、また、町と行政と同額拠出することが困難ということで、当初町が用意した予算より少ない金額でというような運用がなされていたところでございますが、先ほど冒頭の答弁でも申し上げましたとおり、現在同額拠出をいただいて運用しているというところでございまして、そういった部分の課題については、既に解消はされているというところでございます。ただし、町長からも御答弁させていただいたとおり、この運用というのが未来永劫、農業情勢ですとか農協の状況、そういったものが変化していく中においても同じ取扱いが続くのかといった部分は、またそれは異なる問題だというふうに捉えておりますので、当然その状況状況に応じた中で、随時見直しを図って、有効な利用が図られるような見直しについては常に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。それと、2点目の平成18年の合併以降、年数が経過している中でのその振興策の違いでございますけれども、過去のこういった場でもお話をさせていただいたところでございますが、確かに北海道と九州というような違いはございませんけれども、やはり営農の形態ですとか、そういった部分、それぞれJAが管轄区域がございまして、そういった中で農協としてのやはり振興方針、生産の方針というものも非常に重要なところかというふうに我々は考えてございます。私どもとしては、そういった生産者が、農協の組合員さんもそうですし、農業協同組合、そういったところの振興方策というものをひとつ大切にしながら、そこに対してそれぞれの特徴が生かされるような行政としての支援というものを今後引き続き行えるような対応というものを図っていきたいと考えてございますので、御理解を願えればと思います。
質問 5番 東千吉
今の酒巻課長の答弁お伺いしまして、確認をしたいと思います。これからも2地区の生産振興を図るということでよろしいのでしょうか。経済団体の農産物の生産振興と生産部会の生産振興、この違いをどういうふうにとらまえているかというふうに思うんですけれども、経済団体はしょせん経済団体です。広域になればなるほど、例えばその地域の農地をどういうふうに有効利用していくのか。行政にしてみれば、道とか国がどういうふうに農業振興を図るかといったら、地方行政に委ねるわけでしょう。そうしたら、経済組織にそれをやりますよということで進めていくのかということです。生産振興、生産部会が中心となって、そして、農地の有効利用を図りながら大豆を作る。小麦を増産する。そういうことを地方の自治体として、道と国に足並みをそろえた事業を振興していく。こういう形をしていかないと、いつまでたっても、キワミに近づける農業振興ができるのかどうかというのが一つです。それからもう一つは、今、さっき北海道、九州、言いましたけれども、鵡川の上流、中流、下流、そんなに地域に差はございません。組織団体による生産振興の違いで物事の違いができているという状況だと思いますけれども、そういうところを今後手をつけないでやっていく部分で考えているのか。それから、生産部会があります。同じ地区、2つの地区にそれぞれが生産部会があるんです。その生産部会の合流あるいは切磋琢磨する研さんの場というのは全くございません。そのことについて、しないでそのままいくということでいくのかどうか、この辺もお伺いしたいと思います。
答弁 副町長 成田忠則
私のほうから農業振興の関係についてお答えをしたいと思います。議員も御存じだと思いますけれども、条例によって農業振興対策協議会というのを設置してございます。これはもちろん農業者の方々、そしてまた、町、農業委員会、農業団体が入って、将来の農業振興策について議論するという場面で、年数回開いているというところでございます。また、農業振興策という部分では、農業振興計画というものを策定をしながら、それぞれの地区地区の特色を生かした農作物の作付ですか、こういったところにも振興策として町が何ができるかというようなことも含めて議論をしているというところでございます。そういう中で総体的に農業振興を図っていくということで取り組んでいるので、その点もちょっと申し述べておきたいなというふうに思います。
質問 5番 東千吉
本来の農業生産振興がどういうふうにあるべきかという部分も御検討いただければというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。