むかわ町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日
定住人口について
2019年9月10日、むかわ町議会の一般質問で、東千吉議員が「定住人口について」質問し、総務企画課参事 大塚治樹、総務企画課長 成田忠則、副町長 渋谷昌彦、町長 竹中喜之が答弁しました。
- 質問者
- 東千吉 議員
- 答弁者
- 総務企画課参事 大塚治樹、総務企画課長 成田忠則、副町長 渋谷昌彦、町長 竹中喜之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 東千吉
2番目の定住人口についてでございます。定住人口が年々減少する中で、特に昨年の震災以来激減している本町として、具体的に明確に、しかも特色のある対策を組めないものだろうかというふうに思ってございます。住宅確保のため、空き家対策等についても検討されておりますけれども、余り具体的に思えない。いわゆる以前からこの空き家対策については検討がされているというふうに伺っておりますので、明確な方向性を出して実践する。このことが大事なのではないかというふうに思っております。決断すれば、あとは前へ進むだけでございますから、ぜひとも具体的な明確な方向性、先ほどもお話させてもらいました首長の決断等が非常に大事な部分というふうに思っております。この定住人口が減っておりますけれども、少しでも食いとめていくことは、本町を担う若い人たちが、人口が減ることによって少なからずも影響があるということは現実的な部分でございます。一人でも多くの町民を何とかここに維持して、町に在住していただくということが非常に大事かなというふうに思っているところでございます。2番目の公営住宅等の現況についても、先般、常任委員会で確認したところ、鵡川地区にはついては足りていないことを確認をさせていただいております。また、住宅入居者の中で、町職員は2名入居している、これは穂別地区みたいですけれども。町職員の中で、町外の居住者はどのぐらいいるのかも含めてお伺いをしたいと思います。
答弁 総務企画課参事 大塚治樹(総務企画課参事は2022年6月まで)
1番目の部分について、私のほうから答弁させていただきます。地方創生推進の取り組みにおいて、移住定住施策の充実として、住みたくなるまちの創造の実現に向け、町営住宅の整備促進や民間賃貸住宅建設に係る補助制度の研究の取り組みをまずは進めてまいります。空き家対策につきましては、先日の委員会の中でも若干説明させていただきましたが、むかわ町の空き家活用推進のための民間支援組織の構築事業、これモデル事業になるんですけれども、北海道市町村の中で2例目として、国土交通省に採択を受けて進めてまいります。この事業は、民間支援組織が主導する形で、現在、町民向け勉強会・セミナー・相談会の実施、空き家所有者アンケート調査、相談受付マニュアル・相談フローの作成、空き家の全数踏査による利用可能な空き家、利用できない空き家の選別をするためのチェックリストの作成と情報の蓄積、利用可能な空き家につきましては、地域特性などを踏まえて、有効活用の検討を今年度進めてまいりますので、御理解願います。
答弁 総務企画課長 成田忠則(総務企画課長は2022年3月まで)
私のほうから、2つ目も御質問のありました町外居住の職員数についてお答えを申し上げます。本町の定数内職員175名おりますけれども、そのうち町外に居住し勤務している職員については、本庁舎勤務の者が5名、穂別診療所勤務の者が6名の合計11名でございます。いずれの職員につきましても、震災前から町外に居住しているところでございます。以上でございます。
質問 1番 東千吉
今、成田課長のほうから報告をいただきました。ありがとうございます。この最初の質問の意図するところは、率先垂範という思いでございます。いわゆる定住について、一人でも多くの町民あるいは町にかかわっていく人が一人でも多く町内に在住をしていただきたいという部分が1点。それからもう1点は、いわゆる定住対策をいろいろ講じていきますけれども、その定住対策の中で、まずは率先垂範をしていく必要があるのではないか。そこに携わっている、あるいは、そこにどうしてもかかわりのある人から、やっぱりきちっとその対策の中に入ってもらう、入っていくということをやっていかないと、人は後ろからついてこないのではないかというふうに思っております。定住の促進PR等についても、トップセールス、トップPR、そういう形も非常に大事なことだというふうに思っております。先ほど質問者の中でも、この定住人口関係について質問がございました。この中でもやっぱり一番大事だというふうに思うのは、みんなが共通認識、定住という共通認識の中で、一つずつ確実な、明確な方向性を出していくというところを中心に実践するというふうなことだと思います。いっぱいの年代層を目標にして定住を図る、あるいは、むかわ町へ来てくださいという形でもあると思うんですけれども、1人にしっかりと絞る。あるいは、少数に絞って、まずは実績をつくる。そのことで実際に移住してむかわ町に来てくれた方に、来るための課題は何かを聞くことのほうが非常に現実的であるというふうに思うんです。シミュレーションするということは、いろいろなことを想定しますから、いろいろなところ、ここはというところまでやっぱり想定してシミュレーションせざるを得ないというところがございます。そこは非常にある意味、非効率的な部分も出てきますから、実際に来てくれた人がどこが課題となって定住を考えたら来てくれるんでしょうかというところを具体的に話を聞きながら、一つ一つ課題を解決していくことで前へ進める。いわゆる方向性が明確であれば、着実に一歩ずつ階段を上がれるというふうになるのではないかというふうに私は思っているんです。その中で、やっぱり町長、副町長あたりがトップPRをしてもらって、そして、実際の形になる。それを職員の方々が見て、職員さんの友人、知人あるいは未知の人をしっかりとむかわ町に定住をさせる。そのことを町民が見て、町民みんなが定住について考えていくことで、むかわ町の定住人口について一つでも前へ進められる、そういう形になるのではないかというふうに私は思っているんですが、その辺はいかがでしょうか。
答弁 副町長 渋谷昌彦(副町長は2022年3月まで)
定住対策ということでありますけれども、移住も含めてということなんでしょうけれども、課題等を整理しながら、しっかりPRをしながらということでお話をいただきました。午前中にも野田議員のほうからも、定住等について、せっかくある制度のPRがなかなか不足しているんではないかと。そういったところで外からなかなか見えづらいよというようなことの御指摘もございました。そういったところもしっかりと加味しながら、しっかりトップセールス含めて町外のほうにアピールできるような体制、ウェブも含めて、今後とも進めていきたいというふうに思ってございますし、先ほどちょっと答弁で申し上げました民間組織の構築事業、モデル事業ということでありますけれども、こういった事業を活用しながら、少しでも本町にあるストック、使えるものは何があるのか、そういったものも整理しながら、こういったところも整理をして、アピールをしていければというふうに思ってございますので、一気にというわけにはなかなかいきませんけれども、少しずついろいろな課題の整理をしながら、定住、そしてまた移住に向けた対策の強化に向けていきたいというふうに思っております。そういった中では、当然職員のほうもしっかり地域に根差して、地域に住む体制というのも構築していく必要があろうかというふうに思っております。
質問 1番 東千吉
人の動きについては現状のものに限らないで、将来に非常に大きな影響を与える分ということはもう既に私も痛感しておる部分でございますから、町民みんなでそこについて共通意識を持って前へ進んでいきたい、いただきたいという部分でございますので、よろしくお願いをいたします。質問事項の3番目です。深刻な森林被害と町行政の取り組みについてでございます。昨年の震災で、本町のみならず、苫小牧広域森林組合の管轄であります被災3町及び管轄の市町村等についても大きな被害があったところでございます。そうした中で、なかなか森林というのは個人の所有者が非常に多うございます。そういった中で、なかなか支援という形では、国・道あるいは町行政についても難しいものがあることは十分私も承知しているつもりでございますけれども、森林の整備等については、所有者に対する影響のみならず、そこに住んでいる人、あるいはまた、そこから流れる水で生活をしている人。もっと長く言えば、川が海へ流れて、本町の基幹産業であります漁業をしている方にも大きな影響を与える形の森林というふうに把握をしてございますから、個人所有の森林であっても、この緑の整備をしっかりしていくということが町行政で行う必要があるというふうに思ってございます。加えて、森林関係については、森林組合の中に作業班というものがございまして、この作業班では、夏は農業をして、冬は山で働いて生計を立てているという方も非常に多くございます。そしてまた、農業者の中では、最近でございますけれども、青年林業士みたいな林業関係での指導的立場をしっかりと資格を持ってこれから頑張っていこうという若い青年も多い産業というふうに私は思っておりますので、ぜひともこの産業振興も含めながら、地域における若い人の人材、その分野の人材の育成、そして確保を考えた町行政の施策を打てないものかというふうに思っている部分がありますので、このたびの質問をさせていただいたところでございます。先般の新聞でございますけれども、公共施設のモデルハウスみたいな木造庁舎だというふうに当麻町の記事が載ってございました。100%当麻産の木材で調査を木造でつくったよという記事でございます。被災した被災木等を利用する。そして、それらでしっかりと公共施設あるいは建造物の建てるのに、被災木も含めた木材をしっかりと利用していく。そういうことを定着できていけないものか。あるいは、復旧、復興の事業等にそういうものをしっかりと使っていけないものかというふうに思ってございます。先般、建設課のほうと委員会のほうでお話させていただきましたら、鉄骨も木材も大きなコストの差はないんだというお話も伺いました。そういうことであれば、ぜひともこの時期に、この機会に、そういう部分を含めた検討をぜひともお願いすることで、森林の保護、それから、それに携わる町民の支援、そういうものも国・道と一丸となって、町行政でお願いしたいというふうな部分でございます。被災面積のうち、復旧対象面積は被災3町で4,300と聞いておりますけれども、苫小牧広域の森林組合では、小規模被害含めると1万ヘクタールという情報もあるやに聞いております。本町における被災面積は最終確定しているのか、その面積もお伺いをしながら、先ほど言いましたけれども、個人所有の民有林が多くあって、なかなか個人ではそれだけの対応ができないという現実があるやに思います。緑を大切にする、多くの森林面積のある本町の立ち位置から、そういう森林を守る支援策が必要ではないかというふうに思いますので、その件についてもお伺いしたい。それから、支援策として、先ほど話をしました被災木を含めた木材の利用、被害木の有効活用について、優先活用を積極的に実施すべき、優先順位をしっかりつけながらやっていく。そういう考えを持っていかれるかどうかをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 竹中喜之
森林被害と町行政の取り組みについてお答えをいたしたいと思います。まず、1点目の被災面積の関係でございますが、議員のおっしゃる4,300ヘクタール、これにつきましては、3町ほか国・道組合関係機関を構成員とした胆振東部森林再生・林業復興連絡会議、こういった組織があるわけでございますけれども、そこの組織が取りまとめた北海道胆振東部地震による被災森林の再生に向けた対応方針というのがございます。この対応方針で示された面積とされているところでございます。航空写真をもとにした林地崩壊面積と受けとめていただければと思います。この方針の中で、むかわ町内の森林の被災面積は、方針の中での被災面積は529ヘクタールと示されており、この面積が今後更新される予定は今のところ押さえているところはないです。最終確定面積とされているかと思います。次に、2点目の森林所有者への支援策でございますが、再生に向けた対応方針におきまして、森林所有者の経費負担軽減のための所有者にかわる市町村による作業道の整備等が掲げられているところでございます。むかわ町におきましても、作業道の被災というのが所有者の施業の支障となる場合、所有者にかわって町が工事を発注し復旧することとしており、今年度は有明地区での実施を予定しているところでございます。今後も対象となる森林というのがあれば、町による作業道の復旧により森林所有者の方々の負担の軽減及び森林の整備の促進というのを図っていきたいと考えております。最後に、3点目の被害木の有効活用についてでございますが、被害木の活用は、先ほどから申し上げております再生に向けた対応方針でも掲げられておりまして、また、被災3町及び森林組合などから、国・道に対し工事等で有効活用について、町としても要望・提案をしているところでございます。これまで町内の森林から発生しました被害木につきましては、その多くが製紙用チップ、それにバイオマス発電燃料として活用されております。また、一部は森林組合などを通しての製材として利用されているとも伺っております。現在のところ、今後、町内の森林から大量の被害木が発生することは現在のところ想定はされませんが、被害木の活用は森林組合への原木供給ともされることから、町といたしましても、可能な部分について有効活用に努めてまいりたいと考えております。
質問 1番 東千吉
ぜひとも今、町長のおっしゃったこと、具体的な実現に向けてよろしくお願いをしたいというふうに思います。今までの3つの質問等でございますけれども、石橋をたたいて、しっかりと一つずつ渡っていくということは非常に大事だというふうに思っております。私は性格上、それよりもっとやんちゃなところありますから、そういうのは町行政として非常に難しい部分があると思いますけれども、いずれにしましても、目に見える、町民がはっきりと見てわかるような町施策をお願いをして、一般質問を終了したいと思います。ありがとうございました。