むかわ町議会 令和元年第1回定例会 2019年3月14日
継続していく重点あるいは方向性について
2019年3月14日、むかわ町議会の一般質問で、北村修議員が「継続していく重点あるいは方向性について」質問し、町長 竹中喜之、健康福祉課主幹 今井喜代子が答弁しました。
- 質問者
- 北村修 議員
- 答弁者
- 町長 竹中喜之、健康福祉課主幹 今井喜代子
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 北村修
震災後、半年余が経過した中での第1回定例会で質問をさせていただきますが、最初に私が取り上げたいのは、るる御議論がありました震災に関連してであります。これまでも皆さんから震災の問題も議論されておりますので、できるだけ重複しないようにはしたいと思っておりますが、私がここで御質問したいのは、町長の施政方針にもありますように、大きな課題については復興計画という形の中で、後段、計画がつくられ、議論がされ、実施されていくと思っております。そこで、私は今回の中でまず第1点に御質問したいのは、復興計画にはまだ至らない、今すぐ求められている、いわゆる復旧にかかわる部分が最初であります。これらについて、さまざまな生活支援が求められているというふうに思っておりますし、また、これまでも町として、幾つかのそうした対策をしっかりとやってきておられるというふうに思っておりますが、これからこれらの取り組みについて、引き続き継続していく重点あるいは方向性について、どのように計画しているかお伺いをしていくものであります。第2には、方針の中でも述べられておりました、2月にあった震度5を超える余震がありました。こうした事態はまだまだ続くと地震学者や気象庁は述べられております。そうした中で、この9月の震災以来、こうしたことに対する不安及び、こういうものがたくさんまだまだ町民の中にはあるというのはそのとおりであります。そこでお伺いしたいのは、こういうふうな状況の中で安心感を持っていただく、あるいはそういう不安を少しでも解消していくというために、どういうことができるのだろうかということをともに考えたいということであります。特に、1人暮らしの方々、高齢者を中心に、こうした方々には話し相手もない、あるいは相談もできないというような中で、非常に大きな不安があるんではないかというふうに思っておりますし、そういう声もお聞きをするわけでございます。これらについての対応を何らかの形で考えていく必要があるんではないかというふうに思っております。そういう点では、日ごろからそういうような人たちがちょっと集まってお話ができる、あるいは相談ができる。そういうようなところも何らかの形で検討していく必要があるのではないかというふうに考えます。その点でのお伺いを2つ目に伺います。3つ目には、復興計画にかかわってお聞きしたいと思いますが、復興計画はこの後、今後の議論になるというふうに思っておりますが、その前段として、施政方針に触れながら、おおもとのところでお伺いをしておきたい。それは、復興計画を単に、何度も言われておりましたように、ただ単にもとに戻すという形ではなくて、まちづくり計画と合わせ、さらには、地方創生の戦略とも兼ね合わせて総合的につくっていきたいというふうにおっしゃっておられますが、そこで、これまでの取り組みの地方創生などでは、これまでの取り組みの成果や課題等々も整理しないと、なかなかそこをリンクさせていけないんではないかと思っておりますが、そうしたものをどのような方向で実際にやっていくのか、さらには、それをレベルアップということも述べられておりますが、先ほどの議論でもありました。そういう中で、先ほどのお話の中では第1次、第2次というような形の中で、住民あるいは諸団体等々の議論の中でということもありましたが、それらの取り組み方について、さらにもう少し、進め方等について具体的に踏み込んでお伺いをしたいというのが3つ目であります。以上、災害について質問をいたします。
答弁 町長 竹中喜之
震災復旧と復興計画についての生活支援の継続的な取り組み内容について御答弁させていただきたいと思います。3月29日を期限としまして、被災者の皆さんの住宅応急修理費補助金、及び再度、罹災証明の受付というのを行っております。家屋調査の2次判定以降の受付を4月末としており、罹災証明事項については決定していきたいと。義援金の受付を5月31日までとしておりまして、申請漏れのないよう努めてまいりたいと考えております。生活再建支援金につきましては、基礎支援金の申請期限が、これはもう平成元号が切れます2019年10月5日となっております。こちらも半壊以上の方が対象となりますので、申請漏れのないよう対処してまいりたいと考えております。住宅の再建方法に応じて支給される加算支援金につきましては、2021年10月5日が申請期限となっております。生活支援の重要な部分は住まいの確保でございますが、被災者の方々の心のケア、応急仮設住宅、住まいの確保後の住宅におきましても、孤立させない取り組みなどとあわせた復興計画に位置づけ進めてまいりますので、御理解いただければと存じます。続いて、2点目でございますが、高齢者の独居・夫婦世帯、要支援者につきましては、見守り支援センターで本人同意のもと名簿を管理しております。9月の震災後には、800人以上の訪問を実施しております。2月21日の地震後には担当職員で電話、そして訪問により、216人の安否確認を実施し、仮設住宅の入居されている方々につきましても、訪問により66人の安否確認を行ってきております。日ごろの交流の場としましては、社会福祉協議会で実施してきておりますいきいきふれあいサロンや、ボランティアで実施しておりますなかよし広場、みんなの茶店、森カフェホッピーなどがあり、運営については町も御協力させていただいてきているところでございます。今後につきましては、昨年の12月の巡回ドック時に実施しました心の健康アンケートの結果から、比較的若い方にもリスクが高い状況が伺えましたので、高齢者だけではなく、住民全体のニーズ把握に努めていきたいと考えております。災害ボランティア団体の皆さんの御協力を得ながら、各地域で交流の場の開催を計画しているところでございます。なお、開催に際しましては、開催に向けた案内を兼ねた訪問というんでしょうか、そういったところでの聞き取りという等も検討しておりますので、御理解と御協力を賜りたいと思います。続いて、町の最上位の行政計画に位置づけておりますむかわ町まちづくり計画。これにつきましては、2021年度が現計画の最終年度となりますことから、施策の進捗状況の確認と課題の整理を進めてまいります。また、地方創生総合戦略につきましては、新年度が第1ステージの総仕上げとして、まちづくり委員会、町議会、役場内に設置のむかわ町まち・ひと・しごと創生本部会議による効果検証を行うとともに、国が6月にも策定しますまち・ひと・しごと創生基本方針において、次期5年間の施策の方向性が示される予定とされておりますので、速やかに検討できるよう、情報の収集に努めてまいります。それぞれの計画、2019年度から策定、準備に取りかかりますが、まずは、さきの全員協議会で御説明申し上げましたとおり、復興計画の策定を最優先に進めてまいりたいと考えております。5つの方向性を柱に、まちづくり計画、地方創生総合戦略、こういったところの融合も意識しながら、課題解決に向けた施策を展開できるよう策定してまいりますので、御理解を願いたいと思います。
質問 11番 北村修
ありがとうございます。全くそのとおりで、そういう方向でぜひお願いしたいなというふうに思いながら、幾つかの点についてさらに伺っておきたいと思いますが。1つ目の生活支援の問題であります。これはこれまでやられておりますし、特に罹災等、さらに延長してという取り組み方は大変よろしいものだなというふうに思っております。しかし、生活支援ということになるとさまざまなものがあろうかというふうに思っているんです。例えば、今、心のケアの問題等も触れられました。そういう点では、高齢者あるいは仮設に入っている方々が中心になろうかというふうに思っているんですが、そういう中で言えば、例えば子供に関して言えば、この児童クラブでのあり方がどうなのかとか、そうしたことなんかも、先ほどの教育方針の教育長さんの中にも、そういうことに触れられた、学校でのことについては触れられたような内容もありましたけれども、例えば、そういうふうな児童クラブでの利用している方々への支援だとか、あるいは仮設住宅にあっていて、もうその後の住宅への相談窓口の問題だとか、あるいはまだまだ被災に関するボランティアなんかを要するということもあるんではないかと思いますし、そういう関係で言えば、ボランティアのあり方、運営というか、そういうあり方だの含めて対応していく必要があるんではないかというふうに思っていますし、さらに、もっと言えば雇用だとか、あるいはそういう確保の問題、そういうことなんかでもいろんな相談をしたいという方もあろうかというふうに思うんです。そういういろんな幅広い形の中でメニューというのはたくさん持つ必要があるんではないかというふうに私は思うんですが、その辺のところでどのような検討があっているのか、改めてお伺いをしておきたいというのが1つ目です。それから、2つ目に、この余震が続く中で、いわゆる心のケアを中心とする問題で、すばらしいなというふうに聞きました。私がここで御提案をしたいなというふうに思っておりました茶店の問題なんかもあるようでございます。私はやっぱり、それぞれの地域で人々が気軽に立ち寄れる、気軽にそこで悩みを打ち明けられる。そういうような場所がたくさんあっていいんではないかというふうに思っているんです。そういう点で言えば、もっともっと、例えば、私どもの町では地域の郵便局に対して支援をし、そこで一定の利便性ができるようになっています。そういうふうな形で広くつくられていいんではないかというふうに思うんですが、それらを広げていく、そういうことの考え方というのがないかどうか伺っておきたいというふうに思いますし、先ほど各地域でもやっているという状況でございましたけれども、これがどのような取り組みになっておられるのか、改めて伺っておきたいというふうに思います。それから、3つ目の復興計画にかかわってですが、るる述べられたように、これから地方創生にかかわるまち・しごと等々の方向性も国からは出てくるというふうに思いますが、私はここで、細かいことは復興計画の中で一緒に議論したいというふうに思っていますが、基本的な方向性として伺っておきたいというふうに思うのは、国が示している地方創生の方向性、こういうものを見ますと、応分にして、例えばコンパクトシティのような自治体のコンパクト化ですとか、あるいは、町長の方針の中では述べられておりましたけれども、それぞれが自立した自治体としてどう取り組んでいくかというんではなくて、都道府県連携のように、あるいは中核都市を中心として自治体を連携させるとか、そういうふうな取り組みが多いわけですね。そういうことになると、どうしても地方の部分が、むかわ町でいうと中心部よりも側の部分がどうしても寂れていくといいますか、なかなか住みづらいという状況になっていく。そういうようなことがあるわけですね。そういう中で、私はやはりそういうふうな今進められているようなあり方ではなくて、本当に町長が施政方針の中で言われるように、安全で住みよい、住み続けられるまちづくりという、この立場からやっぱり町の中、むかわでいえば鵡川地区、穂別地区とありますけれども、どこの地区にいても本当に同じように、この公共のサービスが受けられ、そしてその施設を利用できる。そういうふうな地域づくり、まちづくりというのが、私は本当にここに住み続けたい町というふうになるというふうに思うんですね。そういう方向で復興計画、さらにはまちづくり計画、あるいは地方創生の計画というのをつくっていく必要があるんではないかというふうに思うんですが、その基本的な考え方について、方向性について改めて伺っておきたいと思います。
答弁 健康福祉課主幹 今井喜代子(健康福祉課主幹は2021年3月まで)
私のほうから1点目、2点目についてお答えしたいと思います。まず、子どもの心のケアの関係ですけれども、やはり子どもの心の不安という部分につきましては、継続して続いている子が結構いらっしゃる状況にあります。先日の2月21日の地震の後にも学校に行けなくなっただとか、不安を抱えているというような状況が見られておりましたので、現在も子どもの心のケア班ということで、道のほうからのドクターの面談は入っている状況があります。そちらのほうは当面継続していただけるということで確認を取っておりますので、先日もそちらのほうにつなげながら今後の対応について考えていったというケースがありますので、今後も道のほうの子どもの心のケア班のほうの対応とかを利用しながら、対応について、町のほうの対応についても考えていきたいというふうに思っているところです。あと、仮設住宅につきましては、月に1回ボランティアの看護師さんの協力を得ながら、健康相談を実施しているというところと、あとは、ボランティアで足湯隊の方が月に何回か入ってきていただきまして、足湯しながら心の相談も応じているような形を取っております。今後についてもボランティアの調整とかを取りながら、仮設のほうの談話室をうまく利用しながら活動していきたいなというふうに思っている点と、あと、必要な方につきましては、保健師のほうでも訪問しながら状況確認は続けていきたいと思っております。あと、それから、それぞれの地域での立ち寄れる交流の場ということでお話がありましたけれども、こちらにつきましては、私どももそういう交流の場は必要だなというふうに考えているところです。それで、先ほど言った各地域での交流の場というところにつきましては、今ボランティア団体のほうがまだ何団体か入ってきておりまして、そういうところと定期的に情報共有会議を実施しております。その中で、今のむかわ町の課題だったりとか、災害後の課題というところを話し合いしながら、実際、住民の方はどういうところが困っているのかなというところを、そのボランティア団体の方々と共有しながら、サロン的なものを、集落センターぐらいな形の規模で、今後実施していきたいということで計画を立てているところでございますので、また、今後いろいろとボランティアの方々と協力しながら、計画を進めていきたいと思っているところです。以上です。
答弁 町長 竹中喜之
復興に向けての一つのこれからの町の姿というんでしょうか、形というのを示してごらんというふうな質問に受けとめているんですけれども、復興そのものは御存じのとおり、それ自体は目的ではございません。目指すそれに向けての地域の姿だとか、あるいは、我が町がこれからどのような町であってほしいかという、まさに町民皆さんの思いというのがあり、課題意識というのをやっぱり形にしていくということが、生み出される点として大きいのかなと思います。議員が先ほど申しておりましたように、今住んでいる方がこれからも住み続けるために、どのような町にしていくのかと。それを見た、これまでもお世話になっている、支援をいただいている多くの方々も含めて、この町に訪れたいなといった関心だとか、関与といったところも意識した、さらにステップアップした交流から関係人口の拡大といったところも、これからも意識していかなければならないのかなと思っているところでもございます。住んでよし、来てよしというんでしょうか。それらと含めて、最上位計画のまちづくり計画の位置づけは議員御案内のとおりでございます。復興計画はまちづくり計画の言ってみれば、復興版としても位置づけられるのかなと。それと、今並行して行われています地域の地方創生につきましても、第1ステージが終わって、これから第2ステージということで、先ほど申し上げましたように、国としてこれからの2ステージ目の絵姿というのが、6月には構想的に示されるのかなと想定をしているところでもございます。そういった絵姿に対して、復興計画の中で示されているものに対しての地方創生の政策課題、人口減少、言ってみればこれまで2月段階でも200人を超えるというふうな異常な速さ、合併して13年経過をしているんですけれども、2,000人以上を超えている減少ということで、これはやっぱり一つの時間的緊張というんでしょうか。もう一度、再度我が町としても向き合いながら、先ほど言いましたまちづくり計画、そして復興というのをど真ん中にしながらも、復興計画、さらには地方創生の政策課題というのを3つをしっかりと融合した展開というのが必要とされてきているんではないかなと考えているところでございます。前後しますけれども、余震が続く中でのおひとり暮らしの方々の対応についても、ある程度ステージステージでの長期的な視点というのが、これから必要になってくるんではないかなと思っているところでもございます。
質問 11番 北村修
ぜひ今1番目答弁されたように、ぜひ私たちも注意をしながら見ていきたいと思いますが、努力をお願いしたいというふうに思います。復興計画にかかわってまちづくり、そしてこの人口減少に対する取り組み等々の問題でありますけれども、今述べられたように、やはり私は、先ほども言いましたけれども、本当に安全で住みよい、住み続けられる町ということ、そういうことになれば、やっぱり安心な子育て、そしてお年寄りが安心できる、安全に暮らせる。こういうふうなことが大事になる。言われるとおりだと思っています。やっぱりそういう中では、先ほど言ったように、日常生活圏が本当にコンパクトに整備され、その地域で整備されるというようなことが本当に大事なんだろうな。福祉でも、保育でも、もう本当に近場で対応できるというふうなまちづくりはやっぱりやっていく。それが安全、安心な町ということに、暮らしやすい町ということになるんだろうというふうに思いますし、そのためには行政の地域化、そして分散化という形のものということに十分配慮して取り組んでいただきたいということを申し上げて、次の質問に入りたいというふうに思います。