みんなの議会

むかわ町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日

嘱託職員の待遇改善について

2018年3月6日、むかわ町議会の一般質問で、大松紀美子議員が「嘱託職員の待遇改善について」質問し、副町長 渋谷昌彦、総務企画課主幹 西幸宏、町長 竹中喜之が答弁しました。

質問者
大松紀美子 議員
答弁者
副町長 渋谷昌彦、総務企画課主幹 西幸宏、町長 竹中喜之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 大松紀美子

一般質問をさせていただきます。まず初めに、嘱託職員の待遇改善について伺います。平成30年1月1日現在の職員数が広報むかわ3月号に載りました。本庁は97人、総合支所は70人で、計167人です。前年より本庁は2人、支所は1人減っていることになります。人件費で言えば、平成18年合併時の人件費は17億2,700万円でした。直近の平成27年決算は11億3,862万5,000円と、10年前の65.9%まで下がっています。正規職員数を減少させ、嘱託職員や臨時職員を補充し、住民サービスを行っているのが実態です。その嘱託職員の待遇に差があることを放置しているのはなぜなのか。同じ嘱託職員でありながら、割り増し報酬として100分の100を年2回支給されている人といない人がいます。全ての嘱託職員に支給すべきと考えます。この嘱託職員の割り増し報酬の考え方について伺います。また、今年度の嘱託職員数と割り増し報酬の支給状況についても伺います。

答弁 副町長 渋谷昌彦(副町長は2022年3月まで)

嘱託職員の待遇改善についてお答えをいたします。嘱託職員の給与等の取り扱いについては、むかわ町嘱託職員任用取扱要綱で定められておりまして、割り増し報酬の取り扱いにつきましては、週の勤務時間が35時間を超える者のうち、その月額に100分の100を乗じて得た額を割り増し報酬として1年度内に2回を限度として支給できるというふうにしているものでございます。今年度の任用者数は、鵡川地区で26名、穂別地区では任用根拠が異なりますサイエンスガイド4名を除くと26名となっておりまして、割り増し報酬を受けている者は、鵡川地区3名、地区内の割合といたしましては11.5%、穂別地区は8名、割合といたしましては30.8%となっているところであります。

質問 4番 大松紀美子

私も事前にちょっと調べさせていただいていましたので、サイエンスガイドさんを除いているんですけれども、ちょっとまたサイエンスガイドさんの場合は条例がありましてちょっと別になっておりますけれども、私は含めてちょっと聞かせていただいております。確かにこの取扱要綱の中で第6条の中でうたわれているんです。勤務内容及び勤務時間を考慮して町長が定める額とする、ただしということで、35時間。これ35時間を超えるということでは、今の現状の割り増し報酬を支給している職員の方は週何時間を働いていることになるんですか。

答弁 総務企画課主幹 西幸宏(総務企画課主幹は2020年3月まで)

ただいまの御質問にお答えします。現在割り増し報酬として支払いをしている職員の勤務時間につきましては、先ほど申し上げた人数で全ての者が週37時間半、37時間30分というような時間設定のものでございます。

質問 4番 大松紀美子

37時間30分、週5日、1日30分ですよね。1日30分働くことで年2回の100分の100の割り増し報酬を受け取れるか受け取れないかということになるんですよね。こういうそもそもの、私はすごく不公平だなという感じがしておりまして、このことはきっと合併前からのことだと思うんです。合併したときにこの課題が解決されないで、10年ちょっとこのまま過ぎているのではないかというふうに思うんですけれども、これは私は単純にちょっと不公平だなと、同じ嘱託職員でありながら。さっき一番先に申し上げましたけれども、職員がすごい減っているわけですよね。行政改革ということで減らされていると。しかし、住民サービスはどんどん複雑になっていって、やっぱり多くの人間の手が要ることは間違いないですよね。その正規職員にかわって嘱託職員の方や臨時職員の方が頑張って住民サービスを行っているわけですよ。こういう状況にあるということの不公平感をどのように感じていますか。

答弁 副町長 渋谷昌彦(副町長は2022年3月まで)

現実的にはそういった感情はというか、感覚はあるんだろうというふうに思っています。1点御理解いただきたいのは、嘱託職員と言われておりますのは、一般職の非常勤職員という扱いなんでありますけれども、その職員については、法的には報酬と費用弁償のみということで、一切手当は支給できないものというふうになっているところであります。まずそういった大原則があるということは御理解をいただきたいというふうに思ってございます。そんな中で、先ほど合併のお話もございましたけれども、合併以前の両町の取り扱いという違いも確かにございました。そういった流れが引き継いでいるというところもございます。合併時の基本的な考え方としては、結局、厳しい両町の財政事情、そしてまた今後の経済状況ということを鑑みると、やはり合併をして今後の未来に向けて持続可能なまちづくりをしていこうというようなことでスタートしたものというふうに考えております。そういった中で、合併の最大効果というのがもちろんスケールメリットということになるんでしょうけれども、そんな中でやはり経常経費の削減という、小さなところで削減をしていくと、小さな町にしていくというようなことがあろうかと思います。そこで、やはり先ほど人件費の話もされておりましたけれども、やはり別々の町ではなくて一つになって、そういった人件費についても極力下げていくというようなことで、持続可能なまちづくりというところに多分というか考え方があったわけでございます。そういった中では、嘱託職員については、基本的な原則に基づきまして、鵡川町の取り扱いがそうであったように、基本的には手当を支給しないということを大原則としてスタートしたものというふうに捉えております。ただ、合併時にそういうふうに既に受けていた者がいたという中で、そこを切っていくということには当然なっていかないという既得権の問題もございますので、そこはその人がかわるまではその体制を続けていくということで現在に至っているものというふうに捉えているところでございます。その間の調整につきましても、るるされてきたと思いますけれども、なかなかできないできているのも実態でございます。ただ、現在のところ、合併時の割り増し報酬以外に実は割り増し報酬を出している実態もございます。それは特殊勤務、例えば火葬場の職員であるとか、そういったような職員ですとか、災害関係でいつ何どき出てこなきゃならないというような特殊な職員については割り増し報酬の形で与えているのも事実でございます。ただ、一般的な事務的な職員については、法にのっとりまして原則どおりに徹しているのが実態というところでございますので、御理解をいただければというふうに思ってございます。

質問 4番 大松紀美子

合併前、それから同じ町になった、そういう経過というのは私も知っていますし、なかなかこの問題が解決できないという事情もわかるんですよ。しかし、35時間働いている者と37時間30分、たった2時間半、1日30分の違いで、仕事に私は差別はないと思っていますから、どの仕事であっても皆さんやっぱり大切に一生懸命働いていらっしゃると思いますから、この不公平感をなくすということをやっぱり考えていかないとならないんじゃないかと私は強く思うんです。サイエンスガイドさんのことは別に条例がありますから今はちょっと触りませんけれども、やはりこの嘱託職員報酬だけで生活を支えている方とか大勢いらっしゃいますよね。それから、資格を持ちながら嘱託職員で働いていらっしゃる方もいますよね。今は本当にこういう社会の経済状況ですから、大変な方々も、一度やめてしまうと正規で働けないということもあって、そういう自分の能力を生かしてやっていらっしゃる方たくさんいますよね、私もいろいろ資料いただきましたけれども。やっぱりそういう方々にしてみると、なぜなんだろうという思いは私はあると思うんです。やっぱり報酬の額というのは当然働く意欲につながりますし、大勢の167人いる職員の方と同じように、住民サービスを提供するために頑張っていらっしゃるわけですから、やっぱりこの辺で、確かに大変な課題です。全員に勤務時間延ばして支給するとなると、何%でしたっけ、30.8%と11.5%ですから、まだまだそれを除いた数字というのは高くなりますから、それだけもちろん費用もかかりますけれども、やっぱりこの辺できちんと支給していくという方向で私は検討すべきだというふうに思いますけれども、町長。

答弁 町長 竹中喜之

割り増し手当の支給云々はちょっと置きますけれども、議員御存じかと思いますが、昨年5月に地方公務員法、地方自治法の一部改正というのが行われたところでございます。この中で、臨時・非常勤の職員が一般職の非常勤職員、会計年度任用職員というんですか、こういった形で初めて法に明確に位置づけられているといったようなことは押さえられているかと思います。給与体系だとか、あるいは雇用の安定といった中においてはまだまだ法に明確化されておりません。しかし、こういった今までにない中での、不十分な点はありますけれども、今後の自治体の臨時あるいは非常勤職員の中での処遇改善への第一歩にもつなげていけるのかなと捉えているところでもございます。そういうことから、今後におきましては、今、議員からの御指摘の中身も含めた中において、国から今後この会計処理に向けての事務処理マニュアル等が提示される予定と伺っているところでもございます。町としましては、そういったものも参考にしながら、嘱託職員の任用のあり方、職場の環境も含めた中において検討課題として調査検討していきたいと考えているところでございます。

質問 4番 大松紀美子

ぜひ前向きに検討していただきたいと思っております。

出典:むかわ町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる