むかわ町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日
町の農業振興について
2017年12月12日、むかわ町議会の一般質問で、北村修議員が「町の農業振興について」質問し、町長 竹中喜之、町民生活課長 萬純二郎が答弁しました。
- 質問者
- 北村修 議員
- 答弁者
- 町長 竹中喜之、町民生活課長 萬純二郎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 11番 北村修
第4回定例会に当たりまして、幾つかの点について質問をさせていただきます。最初に、町の農業振興についてであります。1つ目に、町の農業振興計画の最終年に当たる年でありますが、この改定に当たって、これまでの計画の到達状況、課題、教訓等とともに、今後に向けてどのような課題、検討がされているのかをお伺いいたします。また、議論が関係機関とも進んでおるというふうに話も聞いておりますが、新計画はいつごろをめどにされておるのか伺います。2つ目に、町長の執行方針の中にありました集落支援員の配置による集落活性化というのが、文言がありましたけれども、そんなに大きなものではないという話もあるようですが、これについてどのような状況になっておるのか伺うものであります。また、大きな3つ目になるかと思いますが、町の農業振興計画とのかかわりでありますが、厳しい農業情勢の中にあって、我が町としては前進をしているというふうに私は思っておりますが、今後高齢化等が進む中で、どのような対応を考えられておるのかについて伺うものであります。高齢化等でもできる仕組みづくり等々について、見解を伺うものでありますし、2つ目に担い手への新たな支援対策などについて、どのような形で行われていくのか、関係機関との連携等とも含めた中での対策等も検討されているかと思いますが、それらについて伺うものであります。
答弁 町長 竹中喜之
むかわ町の農業振興対策にかかわる質問についてお答えをいたしたいと思います。現計画のむかわ町農業・農村新計画につきましては、平成29年度が最終年を迎えております。この計画は前期計画の平成20年度から24年度と後期計画の平成25年度から29年度に分けて実行をしてきております。到達状況につきましては、現在、後期計画の検証中であり、検証の方法につきましては、前期計画同様、各施策ごとに3段階の評価を行い、両地区のJAと連携を図り進めているところでございます。今後に向けての課題、教訓等でございますが、まずは実態把握を行うため、平成28年度を準備期間として位置づけ、農家アンケートをもとに、現状や将来の展望などを聞き取り、両地区の課題整理等を行ってきたところでございます。このアンケートから読み取れる実態と生産者の方々の思いというのを踏まえ、新計画では基本方針を4つの柱による方針案、現在作成中であります。そして、この柱の項目ごとに、具体的施策を盛り込んだ内容としているところでもございます。また、新計画はいつごろを目途にとのことでございますが、この計画はむかわ町農業振興対策協議会において策定しているところであり、さらに関係機関との連絡会議を設け、素案作成中で、年内には素案が完成する計画でございます。この後は、1月末に第2回の農業振興対策協議会で提示し、2月にパブリックコメントを実施、3月末の第3回農業振興対策協議会で最終決定し、平成30年4月から早期計画スタートを予定しておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に、集落支援員についてお答えをしたいと思います。穂別地区のニサナイ集落におきまして、地域づくりのモデル事業と位置づけ、今後、農家戸数の減少が予想されます集落の課題や将来のあり方を検討するよう、平成27年度から平成31年度までの5年間でニサナイモデル事業を実施するため、昨年度よりむかわ町はつらつ人材センターに業務を委託し、集落支援員を1名配置しているところでございます。支援員の活動としましては、農閑期には月1回の会合や勉強会の開催の調整、繁忙期には集落支援員が訪問し、アンケート調査や関係農家の方々の意見調整をしながら連携を助成し、集落としての取り組みの促進や地域資源分析を担っているところでございます。昨年は、ニサナイモデル事業の基礎となります地域活動の取り組みの集約と平成29年度に向けての実践活動計画を策定しており、本年度より農村環境美化活動としての沿線幹線道路、道道平取穂別線でございます、において路肩の草刈りを実施しており、その他の活動としましては、活動用のロゴ入りのTシャツの作成、また農作物加工品のニーズ調査としての札幌のショップ訪問等の自主的活動を実施しているところでもございます。来年度以降につきましては、本地域に3軒ございます農産物直売所で販売可能な地域特産物を活用した加工品の開発をすべく調査研究を進めており、来年度より試作等も予定しているところでございます。ニサナイ集落は、穂別地区のモデル集落として今後の取り組みに期待しておりますことから、引き続き集落支援員を配置し支援をしてまいりますので、御理解くださいますようお願いを申し上げるものでございます。次に、むかわ町農業・農村振興計画の新たな対応についてでございます。高齢化でもできる仕組みづくりや新規担い手の新たな支援対策というのは、手法として重要施策として捉え、新計画を策定しているところでございます。生産現場の現状は、平成27年度の農業センサスの統計をもとに、10年前と比較した場合、農家戸数で490戸から363戸、127戸減少し、就業人口におきましても、1,185人から869人と316人が減少。さらに、65歳以上の方々が全体の24%から36%と一層の高齢化が進んでおり、後継者のいない高齢農家が離農せざるを得ない実態にもあります。このように、農家戸数の減少、高齢化、後継者不足などの課題が、農業経営上の不安、将来不安のみならず地域活動の低下にもつながり、農地問題も含め、さまざまな面において限界性というのが広がってきているんではないかと捉えているところでもございます。また、新規担い手への新たな支援対策としましては、むかわ町地域担い手育成センターの設立後7年が経過し、この間、9組の新規就農者が誕生しておりますが、この数字に安心することなく、むかわ町新規就農等受入協議会と連携を図りながら、従来の枠にとらわれず、随時、新規事業等の対策やサポート体制の強化に努めていく所存であります。この実態を踏まえ、JAむかわの経営基盤確立3カ年の計画、JAとまこまい広域のJAプランⅥを新計画の施策に組み入れながら、むかわ町農業・農村の役割を踏まえつつ、情勢の変化、課題に的確に対応し、将来に向けて持続的に発展していけるよう、総合的かつ計画的に推進してまいりますので、御理解を賜りたいと思います。
再質問 11番 北村修
幾つか再質問をさせていただきますが、振興計画について、10年区切り、5年単位でやっていますが、いずれにしても、もうできていなきゃいけない問題だというふうに思うんです。3月、4月ということになると、現場では、もう作付、営農が始まっていく段階です。やっぱりそこに夢を与えていく、希望を与えていくというものでなければならない。そのためには、このスピードはいかがかというふうに指摘せざるを得ません。また、この後の3つ目の計画等の中身との関係でもそうですが、今、聞いていて非常に残念だなと思うのは、やっぱり町として、町長として、我が町の農業をどう進めていくんだという一つの観をつくるといいますかね、そういう方向性というのはもうちょっとやっぱり職員等の皆さんも検討をされて、本当に自分たちのものと打ち出していく。関係機関に聞くという、これは一番いいやり方でもあるし、利口なやり方ではあるんだけれども、やっぱりそこのところに、行政としてはこうだというものが、ぜひ僕はあってほしいなという思いがいたします。その辺で答弁があれば伺っておきたいというふうに思います。それから、支援員の問題、こんなにたくさん述べられるとは思いませんでした。そもそも、これは執行方針で見ると、ことしから支援員を置きますというスタイルなんで、これはいかがなものなのかなというふうに思ったんですが、聞くと今、27年からという配置なんで、どうも施政方針の中身と今おっしゃられたのは大分違うなという感じがしますんで、もしそこのところ解明があれば伺っておきたい。私は、時間の関係がありますので、そういう質問をした上で、総じて今のことについて私の見解を述べて、さらに見解を伺いたいなというふうに思っています。私は今、この農業問題を私は今取り上げていますが、これは単に町の農業振興だけの問題ではないというふうに思っているのです。それは、やはりこれだけ過疎化が進み、少子高齢化で過疎化が進んだ町で、どうやって人口減少をとめていくかということになれば、最大は町の地域経済、これをどう疲弊をとめて、逆に発展させる方向に持っていくかということになると思うんです。そういう点では、残念ながら全国的にもこの農村から企業が撤退するという状況が続いていますし、我が町にあっても、そういうものにはもうならないという状況になってきています。やはり第1次産業を中心に、とりわけ農業、この農業をどういうふうに生かしていくのか、発展させていくのかというのが、地域経済の根本になる。鵡川地区のことについて、特に私は触れていきますけれども、鵡川地区でいえば、やっぱりこの農業の振興、これの生産、これを上げてきたこの間、やはりこの10年、20年という中で米作から複合経営へと変えて、国のさまざまな妨害、攻撃があった中にあっても、この地域で経済生産を農産物の生産を積み上げてきた、ここに今うちの町の発展があると思っているんです。そのことによって、新規就農を初め、後継者の問題も生まれるまでになってきている。やっぱりここのところの到達点はすごいものがあります。ことしもこの全国的に異常気象の中で、作物が大変だという中にありますけれども、鵡川地区にあっては、50億という販売額になろうとしているというところまで押し上げています。これにはいろんな自然の条件や価格の問題等々がありますから、これが私は今、潤沢だというふうには思っていませんけれども、しかし、そういうところまで来ている。しかしながら、一方で、今、答弁にもあったように、この中心とならなきゃなんない農業にあっても、高齢化、少子化というこの波は非常に大きなものがあります。鵡川地区でいえば、50億といえども、生産販売している農家はわずか220世帯余りです。このうちの半分ぐらいが今、60代から70代、これが生産をやる世帯主の主流になっているんです。しかし、こういう中で、農業を前向きに持っていくということを私たちは考えなきゃなりません。では、そのためにはどうするのか、ここが大事だというふうに思うんですね。私、こういうところを考えた振興計画にぜひしていただきたいというふうに思っています。私はその一つとして、例えば、この高齢化になってきている問題、後継者がいない、しかし力もまだあって頑張れる、こういう人たちに、70歳を過ぎても、やっぱり3年でも5年でも頑張ってもらう、こういう仕組みづくりをしていく必要があると思っているんです。そのためにはどうするのか、今、鵡川地区でコントラ、いわゆる農作業受託組織もでき上がってやっています。しかし、もうこれ以上そこへの依存が進むと、今の状況ではもう負えないという状況です。ですから、こういうところに支援をして、そういう組織をふやしていく。そして、高齢になった農家の皆さんには、播種、収穫、このもの、その辺はやってもらう。それはコントラなり受託作業に任せて、農家の皆さんにはその間の中間管理をやっていただいて、そうしてこの生産体系をつくり上げていく、こういうふうな仕組みづくりというのを、本当に今やっていかないと、どんどん生産農家が減っていくというふうに思っているのです。ですから、そういうふうなことも一つの方向として、この計画の中に入れてもらいたい。そういうものをやっていくためには、さらにはやっぱりそれを受ける、例えば生産したものを出荷するのに受ける乾燥の施設だったり、あるいはそれを貯蔵し、販売へ持っていくための中間的な施設、こういうものを整備していく、しなきゃいけないというふうに思っているのです。ところが、現状で鵡川地区でいえば、私が言うのもなんでございますけれども、JAなどは相当老朽化したものの施設等々になっています。やはりこういうものをさらに生かしていくためには、そういうものを生かす支援、そうしたものがどうしても私は必要だと。そういうことによって、この一定の高齢化した人たちであっても、やはり生産ができていける、お米づくりであれば、共同乾燥施設をつくるとか、あるいは施設型であれば、それを製品化するための共同施設をつくってあげる。そういうふうなものに、さらにそれを広げていくという方向がある。そういう中で、この新規就農を受け入れる素地を、そういう人たちの後釜につくっていけるような、そういうかけた取り組み、こういうものにサイクル的にしていくということは、私は今の現状の中で農業を発展させ、町の経済の主流として持っていける、そういう仕組みづくりになると思っているんです。やっぱりそういう方向に向かった農業振興計画、こうしたものに私はぜひしてもらいたいというふうに思っているんですが、そこら辺で御意見があれば伺っておきたいというふうに思います。
答弁 町長 竹中喜之
かなり幅の広い分野に、農業の面でまたがるかと思います。農業・農村振興計画は、鵡川地区に限った計画ではございません。あくまでもむかわ町全体の計画でございます。とりわけ、今回につきましては、自然災害もなく、両地区の農作物の収穫というのも一定程度目標値に近づいているというふうに伺っているところでもございます。そこで、順不同になりますが、新計画の策定に当たりということでございます。取り巻く情勢、あるいは町の農業・農村の果たす役割、現計画の検証、そして計画の前提となります現状と課題等について、農業者の皆さんの思いというのを大事に、この間、アンケート調査を実施し、生産者、そして関係機関の皆さんの意識の共有、こういったところを目指しながら、その策定に努めてきているところでもございます。一方的ではなく、連携ということを意識した取り組みとして、この間も来ているところでもございます。また、新計画の施策の基本方針でございますが、先ほども述べたとおり、農業者の皆さん、そして関係機関の皆さんの意向というのを反映しながら、農業を担う人、4本柱の一つでございます人、そして作物を育む農地、さらに経営の安定を目指す所得の向上と経営、そして将来に引き継ぐ地域の活性、こういったところの4つを施策の展開方向の柱として、そしてその柱に沿った施策を推進していくこととしているところでもございます。改めて申し上げますが、この4つの施策の柱でございます。展開方向の柱となるものにつきましては、可能な範囲でアンケートも含む、生産者の皆さんの思いというのを計画書内に反映をしていきたいと考えている、具体的に記載しながら反映していきたいと考えているところでもございます。それと、これからの農業についてでございますが、一例でございますが、この間、事業進捗というのがおくれています。穂別ダムの改修も含めた新鵡川地区のかんがい排水事業、これは国営でございます。この事業につきまして、災害対策も含め、本格的な促進に向け全庁的にこの間も、とりわけ、ことしについては、国への要請活動を強めてきているところでございます。一歩進んだ事業の展開の広がりというのを期待しているところでもございます。こういった土地改良事業と並行しながら、現在の地域農業活性化基金事業の見直しというのが今年度中ともされているところでございます。この中で新たな展開方策についても議論すべきと考えているところでもございます。また、基盤整備を望む声というのも大勢の方々からいただいております。町の負担もございますが、道営の基盤整備事業につきまして、関係機関との協力連携による対応というのが求められてくるものと考えてきているところでもございます。ハード事業等々についての御質問があったかと思います。施設整備につきましては、これも先ほどから触れておりますように、両地区の農協に対し、農協そのものが計画しております施設整備計画書を提出していただいており、長期計画で予定している項目を頭出ししていただき、事前に聞き取りをしているところでございます。また、その取り扱いにつきましては、随時、協議しながらしていく予定とも考えているところでもございます。また、JAむかわの経営基盤3カ年計画、先ほど申し上げました。そして、JAとまこまい広域のJAプランⅥで計画している事業計画につきましても、新計画に組み込んだ計画を策定中でございます。基本的には、JAとしての計画があるとすれば事前協議というのも前提としながら、これまで同様に、ハード事業であれば、国・道の補助事業の申請に向け、協力していきたいと考えているところでもございます。また、独自の対策となれば、町が全て誘導するような事業というのは困難と思われるため、むかわ町農業振興対策協議会、さらに地域の懇談会等々を通じ、要望の聞き取りを行いながら慎重に連携、協力をしてまいりたいと考えているところでございます。それと、集落支援員の関係でございますが、先ほど申し上げましたように、地域づくりモデル事業として、平成27年度から31年度までの5カ年計画として指定をしているところでもございます。設置開始年度が平成28年5月というころで、この農家、そして集落をつなぐネットワーク化の広がりというのを今後に向け期待をしているところでもございます。あとはやりとりの中で。
再質問 11番 北村修
集落支援員という問題について、町長の執行方針で見れば、そんなふうなところまでに全然なっていなかったもので、わからなかったもので聞かせていただきました。ぜひ期待をさせていただきたいというふうに思います。それから、るる今、国営かん排の問題も含めて頑張っておられるということもわかりました。しかし、私は今言いたかったのは、私も町の振興計画というのは、穂別も含めてのことだというのは重々理解しておりまして、ただ今取り上げる関係上、鵡川地区のほうがわかりやすいと思ってお話しさせていただきました。これからの課題としても、私も同様の意見を持っております。今、農業に対しては、EPAが大筋合意という、今まであり得ないようなことをやっておきながら、今後はちゃんとした締結だというふうな話にもなっておるようでありますし、TPPイレブンで出発するというのも何か出てくるようであります。これらはいずれにしても、その先には日米のEPAというふうなことになっていく、そうなれば本当に日本農業どうなるかという心配がございます。そういうものはそういうもので、本当にいろんな角度からまた議論をしていかなければなりませんが、私が申し上げた第一のことは、今言われたように努力もされていただいているんですけれども、同時に今、鵡川地区でいえば220戸余りのこの営農集団、これをどう守り発展させていくのかということが、町としては当面の課題だと思っているんです。この中に、先ほども言いましたように、やはり60、70代の世帯主という形で営農されている方が半数以上いらっしゃる。これはこのままでいくとすぐ離農というふうなことにはなるでしょう。そういうことになれば、一気にこの農家戸数が減少していくという状況になるわけです。そうすると、販売額もそんなにそんなに、何ぼ若い人たちが頑張ってもそうなりません。やっぱりそこをいろんな形でつないでいただく、さらにそのことはこの町の人口を減らさないということにもつながるわけで、ですから、そのためにも本当に頑張ってもらいたい。高齢になっても頑張ってやろうじゃないかという形で、この営農が、むかわ農業が続けられるような仕組みづくりをぜひお願いしたい。その点で関係機関から出てくれば、それはそれでというお話もございました。よろしくお願いしたいというふうに思っています。そういうことに期待をしながら、私が述べたこの方向、これが本当に農家戸数を減らさない、さらに広げていける道になるだろうというふうに私は思っていますので、ぜひ御検討いただき、一層の御検討をいただきたいということを述べて、農業問題を終えさせていただいて、次に2つ目の国保事業について、御質問をさせていただきたいというふうに思います。国保事業については、改めて言うまでもございませんけれども、先日の議員協議会でも第3回目の国保事業納付金標準保険料という形で協議会では説明をいただきました。改めて、この問題を取り上げるわけですが、この問題はいずれにしても、来年4月、2018年度の4月から国保事業が都道府県化になって、北海道が財政の主権者になって、そして、そこで決めたものを市町村が被保険者の皆さんから保険料として集めて、100%納めなきゃならない、そういう形の中で新たな事業が出発するということでございます。この国保というのは、御存じのように、これを医療保険として加盟する皆さんにとっては、命と健康をつなぐ極めて大事なものであるわけであります。しかし、その運営に当たっては、高い保険料等々、このいただきました説明の中でも指摘をせざるを得ない状況で書かれておるように、そういういろんな問題点を抱えているところでございます。保険者である市町村にとっても、非常に独自事業ではあるけれども、この運営には大変だという重みを持っているものであります。しかし、いずれにしても、そのことのしわ寄せは、これまでの流れでいえば、ほとんどが地域住民の皆さん、いわゆる被保険者の皆さんにかかってきているという問題。だから、この保険証をもらっても病院にかかれないという人が出たり、あるいは保険料が払えなかったら差し押さえということで暮らしも大変になるということが続いてきているわけであります。これが今度、新たな形で来年の4月から始まるということでありますから、これはやはり関係する町民の皆さんにとっては、私は本当に大切なものだというふうに思って、これまでも質問をさせていただきます。改めて質問をさせていただくものでございます。そこで、今、町の方向性、これで見ますと、今後、第3回が出て、最終的にはその本格的な保険料標準率というのは2月以降ということになるんでしょう。その間に、この12月には町の運営指針、協議会にかけて、そして2月で答申を受けてということで出発していくぞということになるわけです。そうすると、この議会として審議するところがあるんだろうかというふうに思うわけでございますが、その辺のところはどうなっていくのかということを含めて、改めて、最終的な方向に向かっての国保運営化の取り組み状況、被保険者の皆さんの負担の問題等々について、改めて伺っておきたいというふうに思います。
答弁 町長 竹中喜之
国民健康保険の都道府県単位化の現状と今後についてお答えさせていただきます。現在、11月27日に北海道より平成30年度の概算納付金額が示されたところでございます。11月27日です。年が明けて1月に最終的な積算するための係数というのが示され、2月には確定納付金額が示される予定となっております。現在出ております概算納付金額につきましては、約3億9,400万円、第3回の仮算定金額より低い金額となっているところでございますが、算定の根拠、あるいはこれから示される係数等を分析しながら、国保税算定方式や賦課限度額等につきましても、標準保険率を参考に今後検討していきたいと考えております。今回示された概算納付金額を参考に予算編成を進め、また税率や限度額等をむかわ町国民健康保険運営協議会で検討協議を行い、平成30年第1回定例会におきまして、国民健康保険条例及び国民健康保険税条例等の改正案を上程させていただきたいと考えているところでございます。これまでも負担の公平性というのを図りながらも、低所得者世帯の皆さんへの負担の軽減につきましては、平成25年から平成28年にかけ、国保税の賦課限度額を据え置きつつも、低所得者方向けの保険料軽減措置の拡充というのが図られていますが、同じ所得で同じ被保険者構成の場合に、見直しの中で大きな変動が生じないような進め方というのを行い、医療を中核とした地域住民の皆さんの健康増進を今後も図りながら、持続可能な安定的な運営というのを進めていきたいと考えているところでございます。
再質問 11番 北村修
今のお話ですと、最終的な我が町への国保事業納付金に関する標準保険料率の算定でいうと3億9,400万というふうに言いましたが、これはこの間の資料、この資料でいう4億3,300万から3億9,400万にまず下がったということなのかな。そのことをちょっとまず最初に確認させてください。
答弁 町民生活課長 萬純二郎(町民生活課長は2020年12月まで)
この11月27日に出ました概算納付金額につきまして、第3回の仮算定で4億3,300と出ていたところが3億9,400万程度という形で、より低い数字で出てきたというところでございます。
再質問 11番 北村修
そうすると、それにしても、それにしても平成28年の一般分等々の比較で見れば、この間の資料では1,360万ほどが不足になるよということでございました。それが4,000万ほど減ったんだから、それにしても900万余りはこれまでの状況からいえば、納付金との関係では不足するよということになるんですね。それは変わりませんね。
答弁 町民生活課長 萬純二郎(町民生活課長は2020年12月まで)
第3回の仮算定の土台という部分につきましては、平成28年度等の決算状況等、いわゆる基金を取り崩したり、繰り入れたりしている部分があるかと思うんですけれども、そこの部分がある程度、そこまでいかなくてもできる可能性が出てきた数字かなと考えているところでございます。
再質問 11番 北村修
数字が変わってきましたから、少し変わるかと思うんですけれども、11月末の提出された都道府県化に向けたこの数字でいえば、これ単純に見れば、均等割が1万4,600円ほど上がるよ、世帯割で8,400円ほど下がるよ、ということになるんだけれども、所得割はちょっと置いておいて。そうすると、我が町でいえば、半分以上の世帯が均等割、世帯割の世帯です。ということで見れば、多くの世帯が均等割分で6,000円ぐらい上がっちゃうということなんです。これをさらに家族が、均等割が高くなっているわけですから、家族が2人、子どもさんも入れて3人、4人とかとふえれば、これはもっとこの幅が広がっていく、引き上げが広がっていくということになるんです。というふうに、これは見れる資料なんです。今後、下がって、今、課長がおっしゃったような対策、国のほうで3,400億円等の激減緩和措置というようなことを言っていますけれども、それらで我が町としてはどういう対応をしていこうとしているのか。それともう一つ、その点で、道はどういう賦課方式にしようとしていて、我が町はそれをどのようにそこのところを捉えていくのかというのが2つ目。それから、3つ目に、全国的にこれは各都道府県で保険料を統一化しようという動きがあります。その場合に、医療水準をゼロにするのか、ゼロ以外にするのかということで、いろんな違いがあったりします。北海道の場合には、統一化を目指した方向でゼロでなくという形のようにも聞いておるんですけれども、そこら辺の情報を含めて、ちょっとお伺いしておきたい。
答弁 町民生活課長 萬純二郎(町民生活課長は2020年12月まで)
まず、均等割、平等割等、そこの部分だけを見ますと、そういう部分というのは確かに言えるかとは思うんですけれども、むかわ町の今の構成割合からいいますと、いわゆる2割軽減、5割軽減、7割軽減、いわゆる所得が少なくてという該当世帯が全体の55%ほどになります。そういう部分につきましては、今言ったような金額が軽減される部分になりますので、それがイコールというふうな形にはならないかなとは思っております。もちろん、一人一人、これまでと比較してという部分はやらないといけないと思うんですけれども、新しい数値でまたそこら辺についてはつくっていきたいと思っております。また、将来の統一という部分につきましては、あくまでも保健医療システム、北海道どこに住んでいても同じ所得、同じ世帯であれば、基本的に負担は同じようなところを目指していくというのが大事かと思うんですけれども、ただ一気にそこにいくということを考えているわけではなくて、あくまでも国・道の標準税率のほうにある程度近づけていくことということを考えていくというのが、これからの検討課題かと考えているところでございます。
再質問 11番 北村修
今の答弁でいけば、全道統一化のほうを目指してということになるわけだけれども、そうすると、進め方の問題でも非常にアンバランスが、アンバランスというか、幾つかの方式が出てくるというふうに思うんです。そこで、北海道としてはどのような方法をとろうとしているのか。今度の方法でいえば、1期6年、3年で見直しというふうな形になっていますが、そういうふうな中で、この激減緩和を使いながらやっていこうとしているのか、それとも一気にそういう方向で今やろうという、道は考えているのか、それに基づいてむかわ町としては、どういう組み立てでその方式、いわゆる運営方式というやつをつくろうとしているのか、改めて伺っておきたい。
答弁 町民生活課長 萬純二郎(町民生活課長は2020年12月まで)
基本的に、北海道として何年後に統一という、そういうような考え方ではございません。あくまでも道は、納金を算定するために標準的な税率等を示して、町村に示してくるという形になります。なぜかというと、各地域の被保険者、各町によって所得水準、所得の固まりというところが違うところがございます。そこら辺の部分で、各町村によって、そこら辺の違いが出てくるところがありますので、あくまでも標準を示すという形になります。それを示された中で、むかわ町としましては、これまでも所得割の問題、資産割の問題とか、賦課限度額等、いろいろな諸課題があるかと思っていますけれども、その中で基本的に国保の考え方は、先ほどおっしゃられましたとおり、6年間で3年ごとの見直しという部分を行うわけですから、その中でいきなり大きく変わることなく、ある程度近づけていくような形というのを検討していくというのが、一つの方向かなと考えているところでございます。
再質問 11番 北村修
そうすると、むかわ町で一人一人がどうなっていくのかということが、時間の関係ありますが、そこについて聞きますが、前回出されたこの資料でいくと、平成28年の1人当たり保険料は15万4,922円というふうになっています。納付1人当たりには14万1,000円だから、下がるんじゃないかという計算になっていますが、全体としては不足額が先ほど言ったように出るぞということを含めて、この数字は大もとの数字が変わってきますから、変わるとは思いますけれども、実際のところ、これがどのようになっていくのかということを今、おおむね出せるんであれば、出していただきたいというのが一つです。それから、先ほどお聞きいたしました、いずれにしても3億9,400万に下がったとしても、町全体の国保税不足額は1,000万近い、九百数十万か1,000万近いものが出ると思うんですけれども、それに激減緩和、今お答えいただいたように、それは激減緩和という形のものとして対応するということになるんだろうと思うんですけれども、それはどのような方向でという、見込んでおられるのか、そこらについてお伺いしたいと。あわせて3つ目に、ちょっと時間の関係で一緒に質問しますけれども、3つ目に、この3年、6年という話もしました。この激減緩和措置というのを、どこら辺まで見てくれるのか、6年たったら激減緩和はなくなって、ぐんと引き上がっちゃうということになるのか、そういう見通しも含めて、ちょっと御答弁お願いしたい。
答弁 町民生活課長 萬純二郎(町民生活課長は2020年12月まで)
まず、1番の今、前回全員協議会等で示したような数字まで出せられるのかという部分なんですけれども、まだ全ての資料が私たちの手元に届いているわけではございません。まずは納付金額が示されたという段階です。年度ベースが変わります。29年度の予算ベースだったのが、今後は30年度の推計ベースという形になりますので、被保者数等の推計等から変わる部分が若干ありますので、そこについてはまだ手元に届いてない部分がありますので、そこについて今いろいろ情報を集めながら精査しているところでございます。2つ目、足りない部分をどうするのかという部分につきましては、まず同じような形で再計算をして、またモデル等を使いながらどう足りないのか、いや、そうでもないのかというところを調べてから、お答えさせていただきたいなと思っております。それと、3つ目の部分で、どういうふうな形でいくのかという部分については、基本的には6年計画で3年見直し、3年見直し、3年見直し。ちょっとどんどん高くなるというイメージで言われると、違う部分もあるかとは思うんですけれども、今示された数字に必ず近づけていくというわけではなくて、ある程度どれだけ納めるために、どれだけの応分の負担を考えていくのかというのを検討していくという形になるかと考えております。
再質問 11番 北村修
大体のことがわかりましたけれども、国民健康保険事業というのは、御存じのように、保険法第1条でこれは社会福祉だと、社会保障であるということがうたわれているんです。私は、ぜひその立場でこの事業に当たっていただきたいというふうに思うんです。機械的に、今の制度はこうなったから、あなた、負担はこうですよというふうには、僕はぜひやめてほしいということを強く申し上げておきたいと思うし、特にこのさきに示された指数で、均等割がどんどん上がっていくというふうになっているというふうに言いました。この国民健康保険と皆さん方の保険とで基本的に違うのは何かというと、この均等割の部分なんです。この均等割には、何の収入も得ることもできない子ども、赤ん坊までが均等割の1人に入るんです。そういうものなんです、この国民健康保険というのは、この制度は残念ながら。だから、私はここのところが上がっていくというのは、非常に気になるところなんです。我が町、これまでこの限度額を抑えて頑張ってきました。本当にありがたいというふうに思っていました。しかし、こういうふうになって、やがてこの制度になって負担が大きくなるというようなことのないように、本当に改めて強く要望をしておきたいというふうに思います。そして、最後になりますけれども、時間の関係で、最初にお聞きいたしました、町長のほうから、いや、この試算の最終出るのは1月だと。そして、確定数字といいますか、標準納付額、こういうものが出てくるのが2月以降ということで、その後、第1回第1定で条例改正ということが出てまいりました。その間に、国保運営審議会でということになりますけれども、やはりこれらについて、本当にこの議会にもきちっと、第1回というのが、これが不思議なんですけれども、まだいつ改選になるのか、その日にちも明らかにされていない。話では、3月選挙という話もあるけれども、じゃ、第1回いつやるんだと、そういうことも全然議長さんや議員の皆さんにも流れていないという中で、第1回というのは2月になるのかなと思ったりもするのですけれども、そういう点では非常に不安があって、そういう中でこういう前段申し上げた、この本当にここに書かれている被保険者の皆さんの命と健康にかかわる問題がちゃんと納得いく形で皆さんと議論をされて決められていくのかどうか。これ本当に不安なところなんです。この辺のところ、しっかりとやってもらいたい。そのためには、もっと情報開示をきちっとやっていただきたいということを最後に質問をして、終わりたいというふうに思っているんですけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 竹中喜之
前後しますけれども、町長町議選の公示関係については、先週の金曜日に議会のほうにもお知らせし、きょうの新聞にも公になっているかと思うんですけれども、3月18日公示ということでお知らせをしていることでございます。〔「13日です」と言う人あり〕
答弁 町長 竹中喜之
13日でお知らせをしているかと思います。先週の金曜、お知らせをしているかと思います。それと、国保につきましては、今後とも町としても、さらに移行する段階での課題把握というんでしょうか、こういったところにも十分努めながら、市町村連絡会議、こういったところでの道との十分な分析等を行い、適切な保険料水準が導かれるよう、引き続き意見反映に努めていきたいと考えているところでございます。〔「終わります」と言う人あり〕
答弁 町長 竹中喜之
なお、議会の皆さんには年明けに提示をしていきたいと思います。これ流れの関係ですね。