みんなの議会

むかわ町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月20日

第1は学校教育について

2017年6月20日、むかわ町議会の一般質問で、中島勲議員が「第1は学校教育について」質問し、生涯学習課参事 中村博、教育長 長谷川孝雄が答弁しました。

質問者
中島勲 議員
答弁者
生涯学習課参事 中村博、教育長 長谷川孝雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 中島勲

それでは、通告に基づきまして、2点について質問をいたします。第1は学校教育についてでありますけれども、これにつきましては、既に御承知のように、学校教育法の改正に伴って地方教育行政の法律改正が平成27年4月に改正、そして、それに伴って、本町においても教育委員長と教育長を一元化したいわゆる新教育長体制が発足しております。この行政の法律改正のその背景の一つとしましては、教育委員会と、それから学校現場とが乖離しているのではないかというように言われております。例えば、みずから命を絶った生徒に対する学校の指導、それに対する事後対応について、実態の掌握などが敏速に行われていたのかなどなどが言われております。そういう経過もありますけれども、さらにはまた学校教育、そして課外活動の指導が、より一層現在の生徒の日常生活に入り込んでいるというふうにもとれると私は感じております。また、これが現状であると思います。本町にあってはそのようなことは、双方に乖離現象がないことを信じておりますけれども、今回の質問に入らせていただきます。まず、全国学力学習状況調査、いわゆる全国学力テストでありますけれども、これの中学3年生の成績結果は胆振管内でどのような位置にあるのでしょうか。また、前回テストと比較して、学力向上、家庭生活改善をどのように捉えておられるのか。さらに、本年度の教育行政執行方針の中に、すぐれた資質、能力を有する教職員の確保に努めると、こういうふうにうたってありますけれども、これをどのように取り組みをされるのか、お伺いをいたします。

答弁 生涯学習課参事 中村博(生涯学習課参事は2017年12月まで)

ただいまの質問についてお答えします。まず、1点目の全国学力テスト、全国学力・学習状況調査での中学3年生の成績結果は胆振管内でどのような位置にあるのかの質問でありますけれども、本年においては4月18日に全国学力学習状況調査が実施されましたが、この日の悪天候に伴い、管内の学校の多くは臨時休校となりました。実施されたのは胆振東部の3町と胆振西部の一部の学校とお聞きしております。調査の結果においては例年8月に出されるスケジュールとなっております。その結果は全国と全道の成績であり、管内のものはありませんので、ここで申し上げることはできませんので御理解願いたいと思います。2点目の前回テストと比較し、学力向上、家庭生活改善をどのように捉えているのかの質問についてでありますが、これについても先ほど申し上げましたが、まだ今年度の結果は出されておりませんので、比較できないことを御理解願いたいと思います。3点目の本年度の教育行政執行方針に、すぐれた資質、能力を有する教職員の確保に努めるとあるが、どのように取り組むのかという質問についてでありますけれども、教員には、日々の教育実践や教員自身の研鑽などにより、絶えずみずからの力量の向上に努めることが求められており、新しい指導内容や指導方法を身につけることができるよう、実践的な研修を積極的に取り入れ、教えるプロとしての力量の向上を図るとともに、今年度から学校教育指導主事を廃止しましたので、胆振教育局の指導主事とともに連携しながら各学校の指導も行い、公務員としての指導力向上のために授業実践などの支援を行ってまいります。また、今までも実施してきました町独自の教職員の道外派遣について、全国の先進地域の視察と相互交流を図る目的で、今後も継続し実施していくとともに、各種研修への参加を推進し、教職員の資質、能力の向上に努めてまいります。以上であります。

質問 3番 中島勲

まだ結果が出ていないということでございますけれども、いずれにしても、これは結果は出ることは間違いないので、それを想定してお聞きしているんですけれども、出ないということであればやむを得ないと思います。ただ、今まで過去の数字を見ますと、少なくとも全国平均は下回っていると。管内においても、隣町の厚真町ではかなりの努力の結果が見られるということにも聞いておりますので、その辺も勘案しながら、本町においても対応していただきたいというふうに思います。この教育イコール学校、それに携わる先生、教員。この教員について、私はちょっと知っている範囲といいますか、これを申し上げたいんですけれども、非常に忙しいということが一つ挙げられます。それはなぜかというと、例えば先生が授業を行うと。教室でですね。そのときにはまず指導細案というのをつくるわけです、指導細案。これは文科省の指導要領に基づいてやるわけです。指導要領に基づいてつくるわけですけれども、それをつくって、そのクラスの理解度がどれだけあるのかということを前提にしてつくるわけです。それを実際に現場で教壇に立って先生が教えるわけです。これは簡単に言えばこうですけれども、かなり難しいということであるかと思います。そしてさらにですね、授業が終わったら、その後は今度は部活の指導。さらには今度PTAとの連絡、協議。そしてまた、さらに学校間での情報交換、連絡調整というものがあって、非常に先生に対する負担というのは重くなっています。特に前段申し上げましたように、自分で命を絶つ子どもがいるということに対しては、非常に神経を使っておられるんですけれども、新聞で見られるように、いろんな不幸な事例が出てきております。そういうことからして、非常に先生というのはきついといいますか、親近な職業というふうに捉えております。それで、この教育行政執行方針の中に、すぐれた資質、能力を有する教職員の確保に努めるというふうにうたわれているんですけれども、ただいま回答あったんですけれども、率直に言わせてもらいまして、それはそれでわかるんですけれども、実際にどういうところに気をつけて、どうやってより質の高い先生に赴任してもらうのかというところに、教育委員会としては最大の努力を払うべきであると。優秀な先生が来られたら、その後は、現場の先生に委ねるというのが一番常道でないかというふうに考えます。そういうふうに考えたときに、公の場でいえば、教員はやはり小さい子どものしつけ、学習指導というふうになりますけれども、一方、片方から見れば、教員といえども一人の人間です。一つの家庭を持った生活人です。ですから、そういう場面の環境を整えてあげるということも、やっぱり教育委員会なり、あるいは町の仕事でないかなと私は考えています。そういう面から考えると、今問題になっています、話題になっております、生活環境で一番心配というか、むかわの先生に赴任したくないというか、なかなか返事がもらえないという。断片的な今までの私の情報によりますと、第一にむかわには学校給食がないと。やはり私的な面から言えば、先生も一町民ですから、そういう面では、学校給食ないから全部弁当つくってしなきゃならんという、そういう煩雑さが大きな原因でないかなというふうに思っております。幸いに今回、学校給食が実現するということですから、これを最大限にやっぱり説得力に使っていったらいいなというふうに思っております。この学校給食については後段でまた質問させていただきますけれども、今までなかったことに挑戦するということですから、それだけ逆に見れば、赴任する教員から言わせると、むかわには学校給食がないよねと、なかなか理解ができないと。え、そんなところあるのというふうな、現実に私どもも聞かされています。それを逆にとると、遅きに失していますけれども、学校給食をするということがすごく目玉になってくると。普通は普通のことです、これは、ほとんどやっていますから。ですけれども、今になってみると逆に大きな目玉になるということも頭に置いて、より資質の高い先生の確保に努めていただきたいなというふうに思います。これについてはどうでしょうか。

答弁 生涯学習課参事 中村博(生涯学習課参事は2017年12月まで)

前段、議員からお話があった点について申し上げます。全国学力・学習状況調査の状況でありますけれども、近年、今一番新しい結果については昨年度実施された結果であります。大まかに申し上げますと、全体としての傾向としては、小学校においては、昨年度においては、全国を上回る成績であります。一部については全道を上回る成績でありますけれども、総体的に見て全国を上回っている状況にあります。中学校においては、全道、全国よりは若干下回っております。小学校、中学校とも、学校及び教員の取り組み、それから努力が伺えるところであります。

答弁 教育長 長谷川孝雄

議員から指摘ありました先生の質の向上の問題でありますが、2つの考えがあるかと思います。1つは、今いる先生方の質の向上を図るためにどうしたらいいかという点で、先ほど中村参事のほうから説明させていただきましたが、やはり日々の実践や教諭自身の研修、それらを高めていくために、教育委員会としてできることをできる限り届けていくという形だと思います。それと、あともう一点ですが、ご指摘にあったとおり、今まで学校給食がなかった町で、4月1日の人事の配置については、いろいろな部分で先生方も来づらかったのかなという部分では、全くそのとおりだと私も思っておりました。今回学校給食が始まることによって、質の高い先生が来られる環境づくりとしては、かなっているのかなと思っておりますので、その点については今後、人事異動については、そういった形で進めていきたいと思っておりますので、その点御理解をいただきたいと思います。以上です。

質問 3番 中島勲

学力テスト、27年度分ですね、28年度分か、今出たんですけれども、小学校はまずいいんですけれども、中学校に限定しますと、平均というんですけれども、例えば国語であればA、Bというふうにありますね。Aは知識、Bは応用力、こういうことに分かれるわけです、算数もそのとおり。今申し上げて説明をもらったのは、ABトータルしての数字で、全国平均より上回っているというふうにとってよろしいんですか。

答弁 生涯学習課参事 中村博(生涯学習課参事は2017年12月まで)

今の質問にお答えします。A、Bとも、国語、中学校であれば数学ですか、両方合わせた形で全体的に申し上げているところでございます。

質問 3番 中島勲

わかりました。学力のもとになるのは、くどいようですけれども、やはり先生の努力が第一ですので、より質のいい先生を、教員を赴任されるように、重ねてお願い申し上げまして、この質問について終わりたいと思います。ただ、最後に、この新しく教育の環境を変えるということで、法改正までして、いわゆる新しい教育長が誕生したわけですから、この新しく生まれ変わった教育委員会が、長谷川教育長を中心にしまして、学校と地域と、それから教育委員会が一緒に、同じ目線で、この教育という問題に積極果敢に、教育の施設あるいは教員の質の向上、これを試みてほしいと思います。残念ながら、学校教育がちょっと、教育長の出発点についてはちょっと残念な結果でございますけれども、これも仕方ないということでございますので、これは気にせず、果敢に積極的に教育行政を進めていただきたいというふうに思います。これは答弁要りません。

出典:むかわ町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月20日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる