むかわ町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月5日
高齢者の交通安全対策について
2017年3月5日、むかわ町議会の一般質問で、佐藤守議員が「高齢者の交通安全対策について」質問し、町長 竹中喜之、町民生活課長 八木敏彦が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤守 議員
- 答弁者
- 町長 竹中喜之、町民生活課長 八木敏彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 佐藤守
それでは、次の質問に移りたいと思います。高齢者の交通安全対策についてお伺いをしたいと思います。交通事故というのは年齢に関係なく誰しもが加害者や被害者になるかもしれません。近年、特に高齢者によるブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が社会問題になっていますが、次の点についてお伺いをいたします。まず最初に、むかわ町の高齢者を対象にした交通安全対策はどのように実施しているか、お伺いをいたします。次に、免許証の自主返納者に対して特典などの考えがないか、お伺いをいたします。
答弁 町長 竹中喜之
本町の高齢者を対象とした交通安全対策についての御質問、お答えをしたいと思います。本町の交通安全対策につきましては、町内各団体の長で構成しておりますむかわ町交通安全推進協議会が中心となり、むかわ町交通安全協会や警察などの関係団体、機関と連絡連携を図りながら取り組みを推進しているところでもございます。交通安全推進協議会では、高齢者の事故防止、これを通年の運動方針に掲げ、活動を実施しているところでございます。具体的には、自治会あるいは老人クラブなどに呼びかけて、交通安全推進員と警察官による講話あるいはDVD上映による交通安全講習を実施し、交通ルールの遵守と安全運転意識の高揚に努めているところでもございます。あわせて夜光反射材の配付、70歳以上の運転者に対しては高齢運転者標識、高齢者マークの使用促進を呼びかけているところでもございます。平成27年度の実績では、自治会、老人クラブなど8団体を対象に開催し、延べ約300人の方々が受講をしているところでもございます。平成28年度の実績につきましては、2月末現在、6団体200人、今後3月に2団体開催を予定しているところでもございます。今後につきましても、関係団体と連携を図りながら、老人クラブ連合会、さらに各自治会、町内会に呼びかけ、交通安全講習の実施などにより高齢者の方々の事故防止の徹底に努めてまいりたいと考えております。次に、免許証の自主返納者に対しての特典の考え方についてお答えを申し上げたいと思います。運転免許証の自主返納制度につきましては、加齢によって車の運転が難しくなった人が、みずから申請して有効期限の残っている運転免許証を返納することができる制度として、平成10年度からスタートが行われております。自主返納した免許証は再発行することができませんが、そのかわりに返納者には自主返納から5年以内に申請することで公安委員会が発行する氏名住所等が記載された顔写真入りの運転経歴証明書というのが交付されます。この運転経歴証明書は有効期限というのがなく、免許証にかわる身分証明書として本人の確認の際に使用することができるものでございます。自主返納者への特典でございますが、北海道内の支援を行っている他の自治体の事例では、タクシーチケットの交付等々が見受けられますが、本町の場合は町営路線バス、予約運行バスが整備されており、いずれも65歳以上の方は1回100円で利用できる現状となっているところでございます。町としましては、自主返納者だけに限らず高齢で運転に自信のない方々等に対し公共交通の利用を呼びかけており、今後におきましても高齢者の安全運転の徹底や公共交通による移動手段の確保により、高齢者の事故防止に努めてまいりたいと考えているところでもございます。なお、自主返納者への特典の関係になるかと思いますが、新年度から助成する方向で現在準備を進めているところでありますので、御理解を願いたいと思います。
質問 2番 佐藤守
今、それぞれ交通安全推進協議会のほうでこれらの対策を練っているという話ですけれども、今現在では6団体、またさらには2団体がこれから講習を受けるんですけれども、鵡川地区、穂別地区、それぞれ老人クラブの数というのは大変な数があると思うんですけれども、また高齢化で休会も多いというふうに聞いているんですが、そういった場合の対策として一番いいのは、各団体に直接出向くというのが一番いい方法かなと思うんですけれども、それらを全部網羅するとなると相当時間数かかるもんですから、あわせて鵡川地区、穂別地区、それぞれで冬になる前に一堂に会して講習という、そういう方法もあわせてとれないものなのか。それと、この3月から道交法の改正で75歳以上のドライバーの更新には認知機能検査を義務づけると。それで1分類と判断された場合、医師の診断が必要になりますけれども、町としての高齢者や家族に対しての対策、これはどのように考えているのか、改めてお伺いをしたいと思います。
答弁 町民生活課長 八木敏彦(町民生活課長は2022年9月まで)
それでは、まず講習会等の町内一堂に会しての開催という件でございます。こちらにつきましては、先ほども町長のほうから答弁させていただきましたが、現在は自治会、町内会、それから老人クラブ単位で開催をしているところでございまして、やはり一堂に会すとなれば、やはり集めて開催するということで何か参加しづらいというふうに町としては考えているところでございます。こちらにつきましては、自治会や老人クラブ等に呼びかけをして、こちらから出向いて開催をするというのが、一番参加していただけるというふうに考えているところでございますので、御理解いただければというふうに考えてございます。また、3月12日スタートの道交法の改正に関する御質問でございます。現在、70歳以上の方につきましては、加齢に伴って認知症や身体機能の低下が自動車等の運転に影響を及ぼす可能性があるため、更新手続前に高齢者講習などの講習を受けなければ更新ができないとされてございます。さらに75歳以上の方は講習予備検査、認知症機能検査等を受ける必要があるものでございます。3月12日施行の改正道路交通法の中では、75歳以上の運転者が認知機能が低下したときに起こしやすい信号無視や一時不停止などの違反行為をしたときは、新設された臨時認知機能検査を受けなければならなくなりました。臨時機能検査を受け、認知機能の低下が運転に影響するおそれがあると判断された高齢者については、新設されました臨時高齢者講習、こちらは個別指導と実車指導をあわせたものを受けなければならないということでございますので、そういうことで、だんだん高齢者に対する規制が厳しくなってきているということでございますので、この辺もあわせて住民周知等をしていきたいと考えているところです。
質問 2番 佐藤守
一堂に会するというのは、なかなか難しいんではないか。確かに高齢者ですから、そこまで行くのにも大変かなとは思うんですけれども、クラブ数を考えると相当な年月がかかるんではないかなというふうに思ったものですから、その前に冬になる前に一度そういったものを開催すれば、30人でも何十人でもいいかなというふうに思って質問したんですけれども、3月12日から改正されるということは、もうこれ昨年のうちからそういった発表が実はあったわけでして、今回6団体、これからあと2団体、そういった講習、安全対策を実施するということですので、この講習会の中に、もう既にこういった道交法の改正のそういった説明も実際に行っているのか、もし行っていなければ残りこれから2団体の申し込みというか、出向くようですけれども、その辺でこういった対策も合わせて講習をするのか、その辺もお聞きしたいと思います。
答弁 町民生活課長 八木敏彦(町民生活課長は2022年9月まで)
当然、警察官のほうで講話をしていただくということでございますので、この辺は含んで説明をしております。
質問 2番 佐藤守
それから、竹中町長のほうから自主返納について話がありましたけれども、自主返納は本人にとっても非常に重い決断があると思いますし、家族で話し合うのが一番大事かと思いますけれども、この助成の方法について新年度から考えていきたいというそういうお話ですけれども、もし差し支えなければ、その中身の方法について若干お伺いできればなというふうに思っております。それと、先ほども免許証を自主返納した場合に運転の身分証明書になるカードを発行してもらえるんですけれども、これにたしか2,000円前後かかるんですね。そうすると免許取るのにお金がかかって、自主返納するのにもお金がかかるというこういう状況ですから、できればそういう身分証明書になるような感じの自主返納に対して、2,000円前後のそういった支援もできれば一番やりやすくなるのかなという感じもするもんですから、その辺もあわせてお伺いしたいと思います。
答弁 町民生活課長 八木敏彦(町民生活課長は2022年9月まで)
今の特典の関係でございます。こちら、今もちょっと出ましたけれども、自主返納申請による免許証の取り消し通知書という、返納したときに取り消し通知書というものがもえらます。また、それを持参された今65歳の以上の方を対象に、運転経歴証明書の取得にかかる実費相当額として、むかわ町金券2,000円分を助成する方向で今検討を進めているところでございます。
質問 2番 佐藤守
わかりました。それと、最後に1点お伺いしたいんですけれども、高齢者にとっては車というのは非常に便利ですし、私の知り合いも誕生日を機会に家族で話し合って、車はだめですよと言っても鍵を見つけて、やはりふだん歩行が困難でも車に乗ると普通に運転して行けるというそういう便利さがあるもんですから、なかなか難しい問題があるんですが、先ほど町長のほうからもそういった高齢者が運転をしなくても済む方法ということで、むかわ町もデマンドバスを対策として考えて実行していますし、一部移動販売、これらもむかわ町で支援もしていますし、民間もそういったものがあると。ただ一番、そういったものを利用すると車がなくても利用できるんですけれども、一番の問題は苫小牧方面の通院だと思うんですね。それで若い人がいる家族はいいんですけれども、高齢世帯になると、どうしても車が必要になってくると。それで車が利用できないということになると今度はJRなんですが、これは先の先の話になりますけれども、このJR問題も、またこういった高齢者の交通安全対策にも絡んでくるのかなと思って、非常に難しい質問だと思うんですけれども、この辺、もしJRと高齢者の車の運転との絡みになるんですけれども、こういったものというのは行政として、結論から言うと町長にはJR関係はひとつ頑張ってもらいたいというのが結論なんですけれども、何か考えがあればお伺いしたいなと。
答弁 町長 竹中喜之
JRの対応、これからに向けての考え方については、先ほど執行方針で述べた中身にとどまるのかなと思いますけれども、今の御質問の中にある高齢者の方々の交通安全対策、講習会等々においても、さまざまな機会を通して意識の徹底、その都度新しい情報を皆さんに理解していただくという発信の仕方は努めていきたいなと。あわせて、運転免許証を自主返納しても、返納したからに困らないような、できるだけの移動手段というものを町としても確保していく環境というのを、JRの維持存続も含めて今後も考えていきたいと思っています。
質問 2番 佐藤守
じゃ、以上で質問を終わります。────────────────────────────────────────────