みんなの議会

むかわ町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月19日

特養施設の支援の考え方について

2024年9月19日、むかわ町議会の一般質問で、佐藤守議員が「特養施設の支援の考え方について」質問し、町長 竹中喜之、保健介護課長 酒巻宏臣が答弁しました。

質問者
佐藤守 議員
答弁者
町長 竹中喜之、保健介護課長 酒巻宏臣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 佐藤守

それでは、次の質問に移りたいと思います。それでは、次の質問ですけれども、特養施設の支援の考え方についてお伺いをしたいと思います。町内には2つの特養施設がありますが、特に津波による浸水区域に慶寿苑が入っております。それで、入所者の家族からは不安の声がありますので、次の点について伺います。事業主が自己責任での運営が基本になりますが、津波による移転となると社会福祉法人単独では難しく、昨年津波浸水地域の施設については、国の3分の2の支援があるというお話がありましたけれども、その後国の動きはどうなっているのか、また、町の支援の考え方についてもお伺いしたいと思います。

答弁 町長 竹中喜之

特養施設の支援の考え方に入ります前に、先ほど佐藤議員から紹介のあった二宮地区での避難の体系というんでしょうか、協力体制の在り方については、町内での地域での先行事例ということで全体に共有、周知していければなと考えているところでございます。さて、むかわ町でございますけれども、津波災害警戒区域、これはイエローゾーンの指定を受けているところです。災害区域内に所在します介護施設等の移転、建て替えにつきましては、令和4年度からレッドゾーン、令和6年度からイエローゾーンに所在する老朽化した広域型の介護施設、これの移転改築整備費の支援メニューというのが追加されたところでもございます。今後、法人と具体的な協議というのを進めてまいりますので、ご理解を願いたいかと思います。

質問 6番 佐藤守

今、町長の答弁を聞いて、少し安心をしました。実は、この津波支援に当たっては、なかなか国の動きもないというような話も聞きましたし、鵡川地区がイエローゾーンがゆえにレッドゾーンに入らないとその対象にならないという話も聞いていますし、そうすると、道内で一番大きいところが釧路が26.5ですから、鵡川はなかなか難しいなという、そういう感じも正直ありました。それで、話は元に戻りますけれども、正直この質問をするに当たっては少し躊躇しました。というのは、今、むかわ町この拠点整備ⅠとⅡで大変な財源を必要とする事業に取り組んでいるさなかですし、しかしながら、待ったなしの津波の状況もありますので、町民の今後に関わる大きな問題ですので、あえて質問をさせていただいているような状況でございます。それで、今回、国の動きについては、まだはっきりとは分からないという状況かと思いますけれども、ただ、津波さえなければ正直言って特に私心配していないです。建物というのはもう50年たって老朽化なっていますけれども、長寿命化対策で建物は何とか維持していけますし、経営も非常に厳しい状況ですけれども、職員一丸となって今、頑張っているところでございます。しかしながら、12メートルでの巨大地震での津波での移転となると、社会福祉法人単独では、これはもうどうにもならないと。それで、国の動きを見ながら、今後行政のほうも双方で意見交換をしながら進めていきたいということですけれども、そのほかに今後どう施設と関わっていくかという点での考え方、これらもちょっとお伺いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 竹中喜之

佐藤議員、これまでもこの関係については、一般質問等々でもやり取りはされてきているかと思います。基本姿勢は全然変わっていません。現在、法人側から具体的な整理された計画は示されておりません。現段階で。それで、これまでも申し上げているかと思いますが、安心して佐藤議員がおっしゃるこれからも住み続け暮らしていけるまちづくりに高齢者福祉の充実は重要な課題と受け止めております。特別養護老人ホームの必要性についても十分認識をしているところでもございます。町としましては、これから先というんでしょうか、今ある先ほど出されたまちなか再生といったところも踏まえた将来を見据えた中での町内で必要とされるサービスあるいは施設の適正な配置というんでしょうか、それらも持続可能なこれからに向けてどう持続可能な施設としていくのかといったところを、今現在、第9期の計画期間中に整備方向というのも明らかにしながら、法人の具体的な事業計画に役立てていければなと考えているところでもございます。なお、そのためにも、法人としての繰り返しますけれども、建て替えに関する具体的な計画、それとか財政的な見通し、これは双方明らかにしていかなければならないのかなと思っているところでございます。そのために、国だとかあるいは北海道だとか、こういったところの補助金、助成金、交付金等々の活用というのも含めた中に、これを前提にしながら町独自として財政支援の可能性というのはどういった形で接近できるのかなと、これらも含めた中で慎重に調査検討に進めていきたいと考えております。

質問 6番 佐藤守

実は、改築にどのぐらいの費用がかかって、どういう経営額かというのは正直数字はちょっと出ているんです。ですけれども、ここはあえて私言いません。これは、この後、そういう町長のほうからそういう計画があるという状況の中でお互いに意見交換の中でその辺で一番いい知恵を見つけて不安のないような方向に行けば一番いいのかなと思いますんで、あえて数字はデータ、私持っていますけれども、発言しません。その後は苑との関係で、9期を含めた中でもってよろしくお願いをしたいと思います。それで、最後に、町の運営支援、この関係についてもちょっと1点お伺いをしたいと思うんです。新聞でも既にご存じかと思うんですけれども、道内でも経営不振の特養というのが結構出ているんです。この日高管内も新聞で皆さん見て分かっているとおり、正直経営不振で町のほうから多額の支援金を出して運営をしているというところもありますし、一方ではどうしようもなくて町営に踏み切ったという特養も道内ではあるんです。これちょっと前のほうの話になりますけれども、反対に財源の豊かな町というのが、正直社会福祉法人では建て替えが無理だろうから、いや何とか支援しましょうと言って建て替えの8割出している町もあります。それはまた例外です。むかわ町は、今、拠点Ⅰ、Ⅱの整備の中で大変なわけですから、そこはあえて言いませんけれども、町によってはそういういろんな状況があるということもひとつ認識をした中でもって、運営については今後どこまでむかわ町として支援の考え方というのがあるんだろうかという、その辺の考え方もちょっとお伺いしたいなと思うんです。

答弁 保健介護課長 酒巻宏臣(保健介護課長は2025年3月まで)

ただいまのご質問にお答えさせていただきます。確かに、介護報酬単価等の見直しで軒並みそういった介護事業者のそういった経営の部分が厳しさを増しているという現状については、私どもも認識をしているところでございます。一方、慶寿会につきましては、そういった厳しい状況の中でも、現在、経営については何とか黒字で進めているというようなことも伺っているところでございます。今後の運営の支援の考え方でございますけれども、冒頭、町長のほうからご答弁させていただいたとおり、まず、法人でのそういった自立的な運営というものをそういったものを基本としながらそういった事情を今後の施設整備の考え方などもございますので、そういったものも含めてこうして考えていくものと捉えておりますので、現時点で運営費に対して直ちに支援をどうするというようなことをちょっとお答えできる段階ではないということでご理解をいただければと思います。

質問 6番 佐藤守

私のほうの質問もちょっと誤解を招いていましたよね、一番最後の町の支援の考え方についてというと、何か移転についてというふうに誤解をされたかなと思いますんで、その点ではちょっと文章表現悪くて申し訳ございません。それで、最後になりますけれども、幾つか、いつ来るか分からないというこの巨大地震と津波に不安を抱えておりますので、この移転については、先ほど町長からもいろいろご助言いただきましたけれども、お互いに知恵を出しながら情報交換に努めて今後いただきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。それでは、以上で質問を終わります。────────────────────────────────────────────

出典:むかわ町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月19日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる