むかわ町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月5日
子どもの貧困対策について
2017年3月5日、むかわ町議会の一般質問で、大松紀美子議員が「子どもの貧困対策について」質問し、生涯学習課長 齊藤春樹、教育長 長谷川孝雄が答弁しました。
- 質問者
- 大松紀美子 議員
- 答弁者
- 生涯学習課長 齊藤春樹、教育長 長谷川孝雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 4番 大松紀美子
2つ目の質問に入ります。子どもの貧困対策についてということで出しております。昨年12月の一般質問で、就学援助費の入学準備金を早期に支給することを求めています。今回の教育長の執行方針で4月支給、入学準備金の支給を4月支給とされています。しかし3月までの支給じゃなければ、実は私はいまいち意味がないというふうに思っているところです。早期支給のための協議をされたと聞いていますけれども、その経過と、改めて入学準備金の3月までの支給の考えについてお伺いします。
答弁 生涯学習課長 齊藤春樹(生涯学習課長は2018年6月まで)
子どもの貧困対策の、まず第1点目の早期支給の検討経過について御説明いたします。国や道からの子どもの貧困対策という考えから、できるだけ費用を出費する時期に援助費が支払われるようにできないか検討させていただきました。特に新入学用品の部分でございますけれども、一般的に3月が出費の時期と考えられることを踏まえ、3月支給ができないか検討させていただきました。この中で課題となったのは、現行の就学支援制度では義務教育の期間を対象としているため、中学校の新入学制度は対象とできますが、小学校の新入学児童は対象とできず差が出てきてしまうということでございます。つまり中学の新1年生については3月現在では小学6年生として在籍して、既に準要保護の認定も受けておりますので、新入学用品費を前倒しして支給することができるのですけれども、小学の新1年生については3月段階では小学校に在籍していないため就学支援の対象等はなっていませんし、認定もされていないという形になります。以上のことを踏まえ、就学援助としては新中学1年生のみを対象とした新入学用品費等の支給がほかの自治体でも行われたと考えております。さらに、この3月と4月のたった1カ月の差でございますけれども、行政年度が変わるということになりまして大きな違いが出てきています。準要保護の認定を行うための判定材料となるのは当該世帯の前年所得ということになりますので、年度の違いは前年所得の考えの違いとなり、認定そのものが変わってくることになります。どちらの認定月で認定するかによって差が出てくることも考えられますし、3月に支給を受けた後に住所移動があった場合の対応など、さまざまな検討が必要となっておりました。さらに加えて国から出される平成29年度の新入学用品費支給単価が約2倍に上がったということがございます。仮に平成29年の3月に支給したとしても、年度ごとの単価が適用されるため、せっかく高くなった新年度単価を適用することができなくなり、新年度になってからの支給を受けたほうが有利ということになることから、3月支給の意味がなくなってしまったというふうに考えております。こうした事情により、現在の枠組みの中で新年度に入ってから新入学部分の申請を受け付け、認定候補を4月中に行うこととし、小中を含めた同時支給を行うための制度改正については、もう少しお時間をいただきたいと判断しました。ちなみに、これまでは5月申請で6月に取得確認し、7月に支給していたということですから、これを4月に支給するという意味では、少しばかりでも前倒しの改善になっているかと考えております。それから、第2点目の今後の早期支給の見通しについてですけれども、3月支給とするためには解決すべき課題がございますので、平成29年度中に他自治体の取り組みなども参考にしながら、事務の重複とならないよう検討を重ねて、必要な時期に必要な助成ができるよう進めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いしたいと思います。
質問 4番 大松紀美子
確かに、苫小牧市でも新聞報道もありましたけれども、中学生だけなんですよね。それも国が来年度からという支給額じゃなくて、古い2万円台の支給なんですけれども、やっぱりそれでも中学校入学準備金だけでも早く支給しようということでやっているんですよね。全道でも確かにまだ8市15町ぐらいで、それほど年度内支給というのは進んではおりませんけれども、国も道も文科省含めて、文科省はじめ早期に支給するようにということで取り組んでいることは、今のお話からもはっきりするんですけれども、確かに今、るる何度も何度も起案して何とか年度内支給をできないかということで努力されたということは聞いているんですけれども、ただ本当にこれ何のために早期支給をしなさいというふうな文科省が言っているかといったら、御存じだと思いますけれども、むかわ町はまだ子どもの貧困率について実態がどうなのかという調査をしてはいないと思いますけれども、全国平均よりも北海道が高くて、その北海道よりもお隣、苫小牧市は高くなっていると。じゃおのずとむかわ町はどうなっているのかということは想像が図られるというふうに私は思うんです。それで、確かに5月申請、6月決定、7月支給、7月支給よりは4月支給のほうが確かに早いですよね。だけれども子どもたちは学用品買ったりランドセル買ったり靴買ったり洋服買ったり、いろんな準備は学校始まってからじゃどうしようもないわけでしょう。普段着で行くわけにいかないわけだから。やっぱり3月中に何としても支給されなかったら意味がないんです、はっきり言ってね。だから今の御答弁では中学校だけでも何とか支給できないかどうか、次年度研究したいということなんですけれども、やはり本当にそういう世帯にいる子どもたちの立場をやっぱりよくよく考えて、他市町村でもやっぱりやっているところはあるわけですから、必要でしたら苫小牧の条例ももらいましたんで、おあげしますけれども、ぜひ研究して取り組んでいただきたいと改めてお願いしたいところなんですが、いかがですか。
答弁 教育長 長谷川孝雄
この件については、私たちも12月定例会以降、研究等を重ねてきました。調査もしてきました。先ほど齊藤課長が答弁したとおり、いろいろな課題もありますし、まだ解決すべき問題もありますので、そういった部分も踏まえて調査検討させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
質問 4番 大松紀美子
ぜひ大いなるやる気を発揮されて、実現できるようにお願いしたいと思います。質問を終わります。────────────────────────────────────────────