みんなの議会

むかわ町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月20日

そういう中で自治体としてどういう役割を本当に果たさなければならないのかという問題について

2016年6月20日、むかわ町議会の一般質問で、北村修議員が「そういう中で自治体としてどういう役割を本当に果たさなければならないのかという問題について」質問し、地域振興課主幹 中澤十四三、町長 竹中喜之が答弁しました。

質問者
北村修 議員
答弁者
地域振興課主幹 中澤十四三、町長 竹中喜之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 北村修

じゃ、質問をさせていただきます。第2回定例会に当たって、通告に基づいて質問するわけでありますが、幾つかさきの質問者と重複する点もあろうかと思いますが、よろしくお願いいたしたい。第1点は、安心できる医療と介護対策についてということであります。この中で大きくは3つ出しておりますが、根本的には医療・介護・保健と、こういうこれまで言われているこの連携、これをどのように進めながら本当に住民の人たちの安心・安全の医療・介護を確立していったらいいのか、そういう中で自治体としてどういう役割を本当に果たさなければならないのかという問題についてお伺いをするものであります。この介護の問題については、介護制度ができて以来よくはならないで、利用する方々にとっては非常に問題あるというふうに指摘せざるを得ない状況の中で推移してきているというのが実態ではないかというふうに思うんです。これは先日6月5日の苫小牧民報社の新聞でありますが、「疲弊する介護職員、職員不足で厳しい労働環境、求人を出しても低賃金で集まらず」と、こういうふうに見出しで、さきの質問者も言っておりましたけれども、るる述べられております。町民の人たちの中には特養に入りたいのだけれどもなかなか入られないというふうな、とりわけ最近ではまた、どうしても在宅と言われるけれども在宅でできない、何とか施設でお願いしたいというふうに、本当に本人、家族ともどもなっても要介護2の人は受け付けていただけない、こんな事態が続々と続いてきているというのが実態だろうというふうに思うんです。そこで第1点目ですが、介護施設ですね、本町にあってもお聞きしますと先ほども言われておりました。あきがあっても入れないというのは介護労働者の不足ということのようであります。この点で基本的にどういうふうにお考えしているかということを最初に質問出していますが、もう既にるる議論もされておりますので、あわせて2つ目に出しました介護労働者をどう確保するかという点で、私は住宅への支援ということを述べました。質問して出しております。関係者にお聞きしますと、御存じのように介護報酬が引き下げられて、賃金が安いために希望を持って働こうと思っても、13万、14万、15万というそういう賃金の中で、特にむかわ町の鵡川地域のように部屋を借りても5万円程度はとられる。そうなると、どうしても暮らしていけない。だからここではやれないという形でやめていく、やめたというお話を伺いました。こういうことが介護に働く人たちのそこで働けない状況をつくり出しているということじゃないかというふうに思うんですね。それで、私はここでお伺いしたいのは、そういう点で公営住宅のような安いものがあればいいですけれども、そういうものか、あるいはそうでなければ住宅使用料の支援をするというようなことも含めて、改めて先ほどの議論ともあわせて私はここで町長に問いたいと思うのは、やはりこうした介護職員の報酬の上乗せを町独自としても検討してはどうかと。ずっと永久にとは言いません。一定期限つきでもそういうことを考えて今の状況に対応していくと。やはり介護職員がいなくて介護施設では部屋全体を満室にできないという事態になっているということを言われているわけでありますから、こうしたことを本当にやっていく、そうでないとこの町で暮らしたい、この町で暮らせるようというふうに行政が何ぼ叫んでも、それはそのことに直接答えていないんですよね。答えられていないんじゃないかという声が大きいのは当然だと思うんですね。そういう点で改めて私のほうからもその点をお伺いをさせていただきたいというふうに思います。3つ目には、医療・介護・保健の連携ということについて直接的な問題、この点でどういう取り組みをされているのかと。行政について保健を扱う立場として、介護の施設あるいは介護の人たち、それから医療機関とどういう連携をとられているのかということをここでお聞きしたいわけであります。時間の関係がありますから、再質問の部分も次に言いますが、例えばこういうことがございました。ショートステイに入らざるを得なくて入りました。ところが、そこでけがをしました。もう90歳のお年寄りです。ところが、そうしたら病院へは行かせてもらいました。そこで一定の処置をして地元の病院に下がりました。そこで骨折ですからある程度の日数がたつと養生もいいということで、そういう中で何日もたたないうちに次の場所を用意してください、次にどうしますかと言われたそうです。ここで2つの問題があります。1つは、なぜそこでショートステイで骨折をしたのかというのが説明をされていない。本人たちも聞いても後で調査して答えますと聞かせてもらっていないという事実がありました。それからもう一つは、病院に入って何日もたたないで次のところを探してくださいと言われました。こういうことは安心してこの町で暮らせるという状況ではないと思うんですね。そういう点では、そういうものが施設、医療機関、全部地元の関係です。そうすると、そういうものは行政がきちっと携わって、それをつかんで、そしてそれにどう対応してやるかということを見てやる必要があるというふうに思うんですが、そういう連携はどういうふうになっているのかお伺いをしておきたい。

答弁 地域振興課主幹 中澤十四三(地域振興課主幹は2018年3月まで)

まず、安心できる医療と介護対策の1番目の質問でございます。むかわ町の特別養護老人ホームの指定を受けている介護施設は2施設あり、うち1施設におきまして、ことしの1月に退職者が重なったことから、2月と3月にかけて入所の受け入れを調整する期間がございました。28年4月からは新規職員の確保もされ、施設内の入所受け入れを再開しております。また町としては施設ごとに開催されます入所判定委員会に出席し、待機者状況や入所に係る準備状況も把握しております。在宅介護状況などの詳細情報についても、地域ケア会議等を通じてケアマネジャー、看護・介護職員からも聞き取りを行い状況把握に努めているところでございます。御理解賜りますようよろしくお願いします。また、2点目につきましての御質問でございますが、介護労働に携わる方々の処遇支援についての御質問と受けとめまして回答させていただきます。住宅支援につきましては、介護に従事される方の住宅費用を補助する福利厚生として対応され、事業所が従業員の生活に配慮し、支給する制度となっております。この手当は各事業所や法人の規定や雇用形態、持ち家の有無などによって月々支給される金額が異なりますが、町内における主な事業所では上限を定めて支給し、介護労働に携わる方が安心して業務に従事できるよう配慮されていると把握しております。引き続きまして3点目でございます。介護施設でのけがをされた場合などの医療機関、行政とどのような連携として対応されているかという質問でございますが、介護保険サービスは大きく分類しますと施設サービスと在宅居宅サービスがございます。どの介護保険サービス事業所におきましても、病気や骨折などの事故が発生した場合には、速やかに医療機関にて適切な医療が提供されるよう対応をしております。また骨折等と診断された場合につきましては、事故の概要、事故の分析、発生要因、予防策を検討し、事故防止の策を講じた上で、事故報告を所管する振興局と保険者であります町に報告することになっています。安全・安心な介護が継続されるように常に連携を深めているところです。また、むかわ町の医療・介護・保健の連携の現状につきましては、厚生病院、穂別診療所など、医療スタッフ、介護保険施設職員、居宅支援事業所、訪問看護など各種事業所担当者や地域包括支援センター職員が集まり、地域ケア会議を両地区で毎月定期的に開催し、地域の課題について検討や情報交換を行いながら連携に努めておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。個別事例の骨折の事例でございますが、転倒による骨折ということで承り事故報告を受けております。またその説明につきましては御家族お2人いらっしゃるということで、同居の御家族、それから相談を主とする御家族とお2人いらっしゃる中の、主に主介護の娘さんのほうに説明をされております。あとは電話でその同居家族の方に御説明されているというふうに承っております。またその後の相談につきましては、家族状況の大変なところを判断して、速やかな介護保険区分変更申請、それから特養入所の申請等を速やかにされているというところを承っております。

質問 11番 北村修

私が質問しているのは、骨折した方の問題もあります。それは一つの事例として上げました。そういう事例をちゃんと毎月の会議の中であればとらまえていてやっているのかという問題。なぜそういう質問をするかというと、時間の関係で端的に言いますが、厚生病院に入院された方々の中によくあるケースが、今、病院は医療法の改悪で一定期間しか置いていただけません。そうすると一定期間で病院のほうから必ず次のどこかへ行く段取りをしてくださいというふうに当然言われますね。そういう場合に行政として保険側としてどういうふうにいつも対応されておるのか、そういう仕組みとしてなされているかどうかということを聞きました。今、骨折の問題でもそういうふうに承っているというふうに聞いて私も安心をしましたけれども、これを私が聞いたのは1週間か10日前の話ですけれども、ちょうど通告するときなんですけれども、なぜ骨折したか理由がわからない。それは仕方ないとして、厚生病院に入った後、そこで次のところへと。であれば、私はそこのときに既に保険の行政側がそれに対してどういう適切な対応をしてあげるかというようなことがなされていなければいけないと思うんですね。そこら辺はやっぱりこれまで言っている医療・介護・保健の連携ということだと思うんですね。そういうことがちゃんとできることが利用者の皆さんに不安を与えない、本当にこの町で暮らしたいなというふうに思える町だというふうに思うんです。そういうものとしてやっていただきたいというのが一つです。それから、いま一度町長にお伺いします。先ほどから介護労働者確保の問題でどういうふうにしたらいいのか、今るる答弁もされました。であるならば、いろいろ言って退職がふえた、重なったとは言われましたけれども、であるならば町民誰しもが思っている、毎月とは言いませんけれども、ほとんどそのようにして介護職員の募集がなされる、この実態をどう捉えているんですか。それはぜひお聞かせ願いたいなというふうに思うんですけれども。

答弁 町長 竹中喜之

これまで、何名かの質問者も同様の質問があったかと思いますので、重なるところはお許し願いたいかと思います。まず1つ目、介護現場をどう押さえているのかという御質問かと思います。これにつきましては国の定める基準というのは御存じのとおりだと思いますが、それ以上の職員は確保されているという現状かと思います。しかし介護職員の皆さんの労働の質だとか、あるいは量といったことなどから、一概に募集する入所定員に対して割合に対して正常なのかということは一概には決められないんではないかなととらまえているところでございます。そこで、いずれにしましても利用者の方、利用者の家族の方、そして現在介護に従事されている方等がこれからも利用されやすく、そして働きやすい職場環境というのは、これは言わずもがなと思います。そういったところから、今後、町としましては介護関係の人材の確保に向けてこれまでの施策を拡充するとともに、新たに今現在、例えばですけれども具体例出しますけれども、むかわ地区で取り組まれております慶寿苑の貸付金制度、そういったところを両地区をにらみながら補助的支援というのができないかということを2番議員には説明、答弁申し上げたところでもございます。そして、そういったところからも2025年というのを描きながらも、先ほど来出されている地域包括ケアシステム、これにはまだまだ整理されなければならない準備期間というのがあるかと思いますが、いち早く今ある地域包括ケア会議等々の全体的なボリューム、全体的な質的な取り組みというのもきちっと把握しながら、そして実情というのを把握しながら、今後に向けた対応というのをさらに進めていきたいと考えております。

質問 11番 北村修

ぜひ御検討いただきたいと思うんですが、先ほど担当のほうから、住宅支援の問題では、いや、住宅では福利厚生の中でちゃんと会社では事業所ではやられているはずですよという話がございました。しかし、そういうものが十分に整っていて、私が申し上げたように、この鵡川地区で見ても5万円の家賃を払って、それではここで暮らしていけない、この給料ではという、そういう実態になっているということなんですよ。多少の福利厚生つくのは法律的に当たり前のことだし、ついてはいると思う。しかしそれがどれだけのものかというのは、職員の皆さんのような賃金や福利厚生がついているなら何も言われることはないでしょう。しかしそうじゃないんだ、実態は。そういうこともちゃんと見ながら私は対応して、やっぱり介護職員を今確保するということは、いろんな課題は町にありますけれども、その中でも重要な課題の直近の課題、大事な一つだと思うんですね。そういう点では町長、2020年とか長い話しましたけれども、やっぱり今直近の問題として、これはもっともっとこれだけの声があるわけですから検討すべきだということを強くお願いを申し上げて、次の質問に移りたいというふうに思います。

出典:むかわ町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月20日 議事録 PDF(78ページ) 間違いを知らせる