由仁町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月11日
自治体DXの推進について
2025年12月11日、由仁町議会の一般質問で、東貴之議員が「自治体DXの推進について」質問し、町長 松村諭が答弁しました。
- 質問者
- 東貴之 議員
- 答弁者
- 町長 松村諭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 東貴之
私のほうから2つ目の質問をさせていただきます。自治体DXの推進についてですが、当町における自治体DXの推進は住民サービスの向上や行政事務の効率化を図る上で不可欠な取組であり、国のデジタル社会実現に向けた重点計画を踏まえても早急に体制整備を進める必要があるように見受けられます。しかしながら、現時点において当町としてはDXを総合的に推進する専門の部署の設置やデジタル人材の確保、育成、施策ごとの具体的な工程が十分に示されているとは言えない状況にあります。また、地域経済の活性化や事務の効率化を目的とした電子クーポン等の導入もDX施策の一環として検討すべき課題であると考えます。住民の利便性向上と行政運営の効率化を両立させ、持続可能な自治体経営を実現するため、全庁的な推進体制の構築と計画的な取組が求められます。つきましては、次の2点について町長の見解をお伺いします。1点目、当町の自治体DXに関する現状評価と今後重点的に取り組む分野は何か。2点目、DXを総合的に推進する専門部署の設置または専任職員の配置について町としての方針は。以上2点をお伺いします。
答弁 町長 松村諭
東議員の自治体DXの推進について大きく2点のご質問をいただきました。まず、第1点目の本町における自治体DX推進に係る現状評価及び今後重点的に取り組む分野についてお答えをいたします。本町における自治体DXの推進につきましては、国が示す自治体DX推進計画の趣旨を踏まえ、住民サービスの質の向上と庁内業務の効率化を一体的に進めているところであります。まずは当町で運行しておりますデマンドバスは、令和5年度に予約管理システムを導入し、スマートフォンやパソコンからの予約を可能とすることで住民の利便性向上と問合せ対応の緩和につなげているところであります。また、今年度は住民課窓口におけるキャッシュレス決済の導入を予定しており、これにより手数料支払いの利便性が向上するとともに、窓口での現金取扱いの削減により収納事務の効率化が図られるものと考えているところであります。これらの取組によりまして、住民サービスの向上と庁内業務の効率化の両面からDXの推進は着実に、スピードは遅いのですが、図られているものと認識しているところであります。今後重点的に取り組む分野についてでありますが、今後につきましては庁内業務の変革と住民サービスのデジタル化の観点から引き続き推進してまいります。特に新たに建て替えを予定しております町立診療所につきましては、どのようなDX化を図ることが適切なのか、国の補助金の活用可能性も踏まえながら検討してまいります。今後もデジタルを活用した町民サービスの向上と業務効率化に向けて取り組むべき分野の検討を進めてまいります。2点目のDXの総合的に推進する専門部署の設置または専任職員の配置について町としての方針はというご質問でありますが、DXは一部の専門職員に任せるものではなく、全職員が主体的に取り組むべき課題であり、現時点では専門部署の設置や専任職員の配置は検討しておりません。以上でございます。
質問 2番 東貴之
ただいまの町長の答弁の2点目の中では現時点で専門部署は検討していないというお考えでありましたが、私は全庁的なDXを推進する上で、地域や民間との協働を含めますと、その窓口となる役場内でも横断的かつ一体的な専門部署が必要であるのではないかと考えます。自治体によっては事情や目的も異なりますが、多くのところではDXの専門部署や担当窓口があります。これらについては町として調査なり情報収集を行っているのかをお伺いします。
答弁 町長 松村諭
再質問にございましたように、他の自治体のどのような形で取り組んでいるのかということは調査をしているところでございます。その結果、まだ結論は出しておりませんが、今のところは設置する考えはないということでお答えをさせていただきました。
質問 2番 東貴之
分かりました。それでも引き続き調査、情報収集は行っていただきたいと思います。次に、デジタル技術についてお伺いします。職員個々においてその技量は異なるとは思いますが、デジタルリテラシーの向上に向けた取組を行っているのか、またもし行っているのであればその内容も併せてお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 松村諭
いわゆる研修体制についてというご質問でございますが、毎年本町では全職員を対象に情報セキュリティー研修を実施いたしまして基本的なデジタル活用能力の維持向上に努めているところであります。いわゆるデジタルリテラシーは、デバイス操作や情報検索、セキュリティー管理といった技術的スキルに加え、オンラインでの倫理観やデジタル社会への適応力など幅広い能力を指すものであります。今後も社会情勢の変化や行政サービスのデジタル化の進展に応じて必要な研修の在り方を検討するとともに、さらに研修のほうも実施していきたいと考えております。
質問 2番 東貴之
先ほどの答弁にもありましたが、これからますますデジタル社会が進んでいくと思います。一方で、高齢者などはデジタル社会の恩恵を受けづらい方も多くなるのでないかと思います。由仁町のデジタル化の推進に当たってはこれらのバランスを含めた推進を望みたいと思います。私からの質問を終わらせていただきます。