むかわ町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月17日
介護保険制度について
2015年9月17日、むかわ町議会の一般質問で、大松紀美子議員が「介護保険制度について」質問し、健康福祉課主幹 今井喜代子、健康福祉課長 高橋道雄、地域振興課主幹 中澤十四三、副町長 渋谷昌彦、町長 竹中喜之が答弁しました。
- 質問者
- 大松紀美子 議員
- 答弁者
- 健康福祉課主幹 今井喜代子、健康福祉課長 高橋道雄、地域振興課主幹 中澤十四三、副町長 渋谷昌彦、町長 竹中喜之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 4番 大松紀美子
2つ目の質問に移らせていただきます。介護保険制度についてです。社会保障と税の一体改革の名のもとに、さまざまな国民負担増が行われてきております。その中の1つ、第6期介護保険制度の改正がことしの4月から始まり、8月からはさらなる改正が行われています。この改正における影響と、またその対策について伺います。1つには、介護報酬の引き下げにより、町内の事業所が受ける影響額について。2つ目に、特養ホームの待機者の状況について。3つ目に、介護利用料が2割負担になった、その実態について。4つ目に、施設費用の負担軽減制度(補足給付)の影響について伺います。
答弁 健康福祉課主幹 今井喜代子(健康福祉課主幹は2021年3月まで)
介護保険制度について回答させていただきます。1つ目の介護報酬改定による町内事業所の影響額についてですが、4月からの介護報酬の改定により、3月利用分と4月利用分の事業所の減収率は、事業所により差はありますが、10から13%でした。その後の事業所の収入状況については、利用者の増減や利用者の介護度で変動する部分が大きく影響するため、事業所により差が大きく、また月によって変動がありますが、昨年よりも収入増となっている事業所がある一方で、20%以上減額になっている事業所もあります。各事業所は、定員枠をふやすことや職員の勤務体制を整備するなどの努力をし、対応をしている現状が見られています。今後も事業所の収支状況等を確認し、介護保険サービスの低下につながらないよう、連携、相談していきたいと考えています。2つ目の特別養護老人ホームの待機者の状況ですが、特別養護老人ホームの入所判定対象が4月から変更し、要介護3から5の方と、要介護1・2の方のうち認知症や家族の状況等の考慮事項に該当する方となっています。考慮事項の該当の可否については、施設の入所判定会議前に担当ケアマネジャーと町担当者に状況を確認し、判断しています。町内の特養2カ所の待機者は合わせて81人で、うち要介護1・2の方が46人と半数以上になっていますが、考慮事項の該当となる方は数名です。考慮事項の該当とならない方につきましても、待機者として、次回の入所判定会議の際にはその都度状況を確認して判断することになります。3つ目の介護利用料が2割負担の実態ですが、介護保険サービス利用料の自己負担は一律1割でしたが、8月から、第1号被保険者で一定以上の所得のある方は2割負担に改正されました。8月末現在、むかわ町で介護認定を受けている方503人中、2割負担になった方は13人です。その中で、介護サービスを利用されている方は8人です。2割負担になったことで自己負担が今までの2倍となりますが、一定額以上の高額になる場合は高額介護サービス費の適用となり、基準を超えた負担額は払い戻しを受けることになります。4番目の施設費用の負担軽減制度(補足給付)の影響についてですが、介護保険施設の入所やショートステイを利用する方の食費や部屋代は、本人負担が原則となっています。本人及び同一世帯の方の前年所得をもとに低所得者には負担軽減を行っていますが、8月からは配偶者が町民税課税の方と基準を超える預貯金がある方は対象外となっています。負担軽減の適用にならない方は、1カ月の負担額が第2段階の方と比べて4万3,000円、第3段階の方とは3万6,000円ほどの差があります。むかわ町では、4月に広報で周知をし、7月に施設入所者や昨年度の対象者に申請書を配付、さらに7月中に申請のない施設入所者には施設を通じて再度申請を促しており、8月末現在で125人が負担軽減の対象として決定されています。今後も制度の周知に努め、個別の相談に対応していきたいと考えております。
質問 4番 大松紀美子
答弁をいただいたんですね、全部。
質問 4番 大松紀美子
それで、この介護保険制度については総務厚生文教委員会の中でも何回か議論させていただいていたんですが、知れば知るほど、何かの法案と同じで、知れば知るほど将来の不安が増すということで、改めて質問の中で聞かせていただいています。1番目の、介護報酬の引き下げで町内の事業者の方が受ける影響額はということを聞いたんですが、額はと聞いているんですけれども、額が出てこなかったと。各事業所の減収がどれぐらいになるのか、具体的に御答弁ください。
答弁 健康福祉課長 高橋道雄(健康福祉課長は2020年3月まで)
ただいま御質問いただきました影響の額ということでございます。こちらのほうでは、一応事業所のほうに聞き取りではございますけれども、なかなか事業所も、自分の経営状況について今の自分たちの収支を出すので目いっぱいなんですけれども、前年度の比較とかなかなかできていない状況です。聞き取りの中で出していただいているというのがほとんどです。大きな事業所についてはある程度やってはいるんですけれども、小さい事業所はなかなか実態把握というか、今現状の経営状況についての認識はあるんですけれども、計算して、介護報酬でどれだけ下がったという計算は具体的には出していないんですが、おおよその金額を聞きながら、こちらのほうで先ほど申しました影響の率という形で、多いところで5月までは10%程度だったんですが、8月時点では2割を超えるところも中には出ているということです。各事業所のことなので、金額は、大きな事業所、それから小さな事業所というのは何千万から何十万の差がありますので、事業規模が全然違いますので、そういった意味では、数字をここで幾らと言うよりも、どの程度、前年度よりも何%ぐらい収入が減っているのかという形でお伝えしているところです。個別での金額が幾らかというのは、事業所の事もございますので金額としてお答えすることは控えたほうがいいかなと、このように考えております。
質問 4番 大松紀美子
これは、4月17日に開きました総務厚生文教常任委員会の追加資料で出していただいたものです。ここには事業所名は書いていませんけれども、特養を含め、それから通所介護、訪問介護を含めて鵡川地区だけ出してくれましたよね。これだけで私どもが発行している民報には紹介しましたけれども、ここの鵡川地区だけで、これはもちろん概算ですし、平均的に2.27%引き下げられているということだけれども、3%のところもあれば、先ほど言った20%になるところもあると言っていましたけれども、ここの資料に出ているのは最高で15%です。それで影響、4月から改定になっていますから概算でしか出せないということでしたけれども、鵡川地区だけで1,900万です、1年間で。なるんです、こういうふうに。私は、穂別の地区はどうなっているのかということ、それもお聞きしたいんですけれども。まず、それで鵡川が1,900万、穂別はわかりますか。
答弁 地域振興課主幹 中澤十四三(地域振興課主幹は2018年3月まで)
穂別地区におきましては、特別養護老人ホームと、それからあわせてそこでショートステイを実施していることと、それから事業所としてはデイサービス、訪問介護事業所、ヘルパー事業所の4事業所と、あと穂別診療所のショートステイ機能がございます。4月から8月という期間の限定で保険適用ですが、実際のところ、前年度と利用者数、介護度状況が異なりますが、大体1月平均、去年より利用者が上回っているところもございますが、1月大体90万とかありますが、ショートステイとかその他利用変動がございますので、一様に言えないところもございます。それから、逆に、訪問介護等につきましては、昨年よりも、具体的に言いますと、十数万円、14万ぐらい下がっております。それから、デイサービスのほうは、ちょっと金額のほうの詳細がちょっとつかめず、逆に昨年より上回っていて、減額のところは今はないというふうに承っております。今のところ、そういう形で推移を伺っております。
質問 4番 大松紀美子
相当な減額になるということね。これをなぜ聞いているかというと、29年4月から、デイサービスと、それから訪問介護、通所介護、これが町の総合事業に移行していくと。そうなったときに、結局この介護報酬の削減で、やっぱり小さなところが一番影響を受けているんです。わかりますよね、それは、担当の方はね。そうすると、どういうことが起きているかと。実際にお聞きしましたら、結局どういうことでこの減額を補って対応しているかというと、職員を減らす。それから、職員のシフトを、例えばお風呂に入る人がいるときには、そこに集中して出勤してもらうと。午後になったらお風呂がないから帰ってもらうとか、そういうやりくりをしてやっていると。そして、小さなところでは、ともかくこの8月、9月、10月の3カ月で減収が続いていったら、これ以上続けてやっていけるかどうかわからない瀬戸際にあると言っていました。もし、そうなったときに、今、介護の計画書、6期の計画書の中で、訪問介護の27年、28年、通所介護の27年、28年で、例えば訪問介護でいえば27年度は月27人、それから通所介護でいえば27年度は月73人、こういう方々を、ごめんなさいね、鵡川地区でいえば4つの施設で受け入れなきゃならないんですよ、多少の人数が変わっても。計画書の中には、29年度から総合事業、町の事業に移すので出ていませんよ、もちろん。だから、27年度、28年度でいうと、それだけの人が総合事業に移って、鵡川地区でいえば4つの施設、それから穂別でいえばデイと訪問で、ちょっと数がないか。1カ所。そこで見なきゃならない。そうしたら、いざあと1年半ぐらいしかない中で、今事業所の人たちの経営がうまくいかなかったら、29年度に総合事業に移ろうというときに町はどうするのかということなんですよ。それで、この減収になっているところを、では具体的にどうやってつかんでいるのか、どういう懇談をしているのかと。そういう話し合いは、各事業所としているんですか。
答弁 地域振興課主幹 中澤十四三(地域振興課主幹は2018年3月まで)
介護保険の今後の現状と状況について、どのような事業所との打ち合わせをしているかというふうに承りました。現在、特別養護老人ホームとかデイサービス、その他訪問介護事業所等、病院等もあわせた中で、むかわ町地域ケア推進会議というのを開催しております。地域ケア推進会議の中で、今現在、新たなる総合事業についての進め方、それから具体的な金額等につきましても、今まさに検討をしているところでございます。また、そのほかにも、個別の事業所についても、業種間、例えばデイサービスならデイサービスの会議を、個別事業所に集まっていただきまして、個別事業所の話し合いを自主的にやっている中にも、町担当者がともに入りまして現状と今後の展望についても検討をしているところですし、今後もますます具体的な検討を進めていく予定にございます。
質問 4番 大松紀美子
地域ケア会議、3カ月に一遍やっていると聞いていましたけれども、それは当然やるべきことだからやっていかなきゃならないことですけれども、今この4月からの減収によって、私がこれは直接行ってお伺いしてきていますから、うそではないことなんです。ですから、こういう事業所が一つでもなくなったときに、困るのは町の、保険者である町なんですよ。高齢者を路頭に迷わすわけにはいかないわけだから、幾ら国が悪政の限りでこういう制度に変えてしまったといえども、保険者である町は責任を持たなきゃならないわけですから、その点で、具体的にもう来月やれるかやれないかみたいな施設があるということは御存じでしたか。
答弁 副町長 渋谷昌彦(副町長は2022年3月まで)
4月から減額の改定があったわけでございまして、ふえる項目、または減る項目というのも中にあると思いますけれども、総合的に見ますと、改定率というのが2.27%ということの減額、報酬の減収ということになっております。そういった中で、各事業所ともいろいろ工夫をしながら、職員の構成ですとか、そういったところで減収分を上げていくとか、いろいろな工夫も図っているわけでもございます。十数%、まあ20%というところもあるわけでございますけれども、小規模事業所で、10名ほどの入所者の中で運営しておりますと、その中の介護度が高いような人が1人施設に入所されると、デイサービスに通ってて施設に入所されるというような場合は、相当割合的に、1人ですけれどももう2割ぐらいの、デイサービスとしての減収になるということでございますけれども、必ずしも今の減収がずっと続くというふうには考えてはおりませんけれども、ただ現実的に減収になっているという実態もございますし、施設の中では定員をふやすなりのいろいろ努力の中で進められております。また、私どもとしても多様なサービスに対応可能な施設につきましては、必要になってくるのでありましたら、議員がおっしゃられるように施設に過度の負担をかけて、町の負担になるかというふうになるわけでございますが、我々としてもその辺は事業者と十分に相談をしながら、また状況を常に注視しながら、今後も必要なサービスについてはそういうふうに町としてもいろいろかかわってまいりたいというふうに考えているところでございます。
質問 4番 大松紀美子
副町長が、介護度が上がったり、利用する人がふえるということで収入が上がったりするから、必ずしもずっと続くわけではないみたいなお話をしていましたけれども、でも、間違いないことは、全体で上がり下がり、加算がどうとかとあるけれども、2.7%は下がっているわけだから、下がっていくんです。それで、例えば、小規模で要支援の人が5時間から7時間利用したら、月2万1,150円の収入が1万6,470円ということで4,670円減るんです。減っている。それから、要支援2の人であれば、月4万2,360円あったものが8,590円も減って3万3,770円になってしまっているとか、じゃ、この介護度が、例えば1とか2とか3の人だってデイサービスを利用するわけですよね。でも、そうなると、職員の体制もふやしていかなきゃならないから出費もふえるんですよ。そうすると、本当ににっちもさっちもいかない状況が続いているということは、これは現実なんです。そうしたら、施設も、これからもちゃんとやってもらいたい、そう努力するとおっしゃっていましたけれども、じゃ、こういう施設に対して、事業所に対して具体的に長としてはどんな支援を考えているんですか。
答弁 地域振興課主幹 中澤十四三(地域振興課主幹は2018年3月まで)
今、運営している事業者に対してどのような対策を考えているかというふうに承りました。各事業所等の、今、これからも数カ月間推移を見ながらも、個別に細かい事業所運営の内容を確かめながら、また、利用者状況がどうなっているかということで、まず、利用者等の相談、それから、実情の相談もあわせて細かい相談、連携を進めていくというふうに考えております。
質問 4番 大松紀美子
これは、委員会の中でも出させていただきましたけれども、最大の1日35人定員のデイサービスがあるんですけれども、うわさが結構飛んでいますよね、撤退する、やめるというような。このことも、私たちは委員会の中でちゃんと調査してほしいと。そんな情報は来ていませんと言っていましたよね。でも、この大きなところがなくなったら、小さいところもそうだけれども、大変なことになるんですよ。29年の4月から総合事業で町がやりますといっても、国は、ボランティアを養成してとかいろいろ言っています。老人クラブを利用してとか言っていますけれども、そんなこと、どこでもそう簡単にできるものではないと言っているんですから。じゃ、そのときに、今ある事業者の人たちに頑張ってやっていってもらわなかったら、困るのは町なんですよ、高齢者が一番困るんですけれども。町が全部お金を出して、そういうデイサービスをつくって、施設をつくってやらなきゃならないようになるかもしれないという、これは大変な事態なんです。だから、そのことをどうやって町は押さえているのかということを委員会でも聞きましたし、今も聞いているんです。御答弁ください。
答弁 健康福祉課長 高橋道雄(健康福祉課長は2020年3月まで)
ただいまのご質問に対してお答えします。常任委員会の段階で、当時、5月の時点での状況ということで、経営がちょっと不安定なところもございますということで、町議のほうからもお話を承ったところです。こちらとしましても、その段階では、具体的な事業所について、鵡川地区については、皆さん状況を聞いていますので、そこまでというところはございませんでした。ただ、今回、このたびの議会において直近で調べたところで言いますと、先ほどからお話がありましたもっと小規模な事業所、ちょっとお名前は出せませんけれども、そちらの状況についてはこのたび伺っております。そこの事業所につきましては、今、お話にもありましたとおり、定員が本当に10人そこそこの事業所で、介護度の高い方が1人抜けると、相当な減収になってくると。そういう影響が直接出てきたのが8月からで、報酬の部分での、介護士の部分での影響もございますが、人の利用率とか介護度によってさらに大きな影響が出るというのが、改めて事業者との話の中でも、こちらでもつかんできているところです。ただ、この辺につきましては、ほかの事業所もそうですけれども、利用者の利用率というのはかなり月ごとで変動もしますし、介護度につきましても入れかわるということもございます。そういう点では、なかなかどのくらいの影響が出るかというのは、8月以降、また推移を見ないとわかりませんけれども、小規模な事業所につきましては特に注視して、今後も対応していきたいと思っています。
質問 4番 大松紀美子
介護度の判定基準自体ももう本当に緩やかになっちゃったというか、本当にひどくならないと介護度が上がっていかないみたいな、そういう判定の基準にもなっているので、これはいろいろな問題があるんですけれども、やっぱり一番うるさくというか、何回も言っているのは、町が総合事業に移るときに、このままずるずる行っていたら大変なことになりますよということを私はきちんと捉えてほしかったんです。そうじゃないと、いざ事業を始めるといったときに、もっと大変な出費を町がしなきゃならなくなることになるということなんですよ。だから、私は、具体的に事業所と議論するというか、いろいろ事情を話し合ったり相談するとおっしゃっていましたけれども、言ってみればお金ですから、収入がどのように、その事業所がふえていけるかどうかというこのところなんですよね。収入ふえれば、それはもう支出でやりくりしてやっていけるわけだから。ただ、町は個別の民間事業者にお金を支給するなんていうことはできませんから、当然、それは何らか考えていかなきゃならないと私は思うんです。何ができるかということを町としてもやっぱりしっかり考えてほしいと。現在ある事業所が撤退するようなことにならないように、もう29年4月なんてすぐ来ますから、やっぱりしっかりやってほしいということです。それから、総合事業に移ったときには、国も本当にひきょうだと思うんだけれども、介護報酬以下でやりなさいと言っていますよね。自分たちがこの、だから、町がその事業者にどういう報酬を払うかというのは、今の介護報酬を超えてはならないみたいな縛りもつけてやったりしているんです。だから、この辺についても、今どれぐらい事業を進めるためにやっているか、私はちょっとわかりませんけれども、その辺のことについても、今どこまで進んでいるのか、わかればお聞かせください。
答弁 健康福祉課主幹 今井喜代子(健康福祉課主幹は2021年3月まで)
新しい総合事業につきましては、今、地域ケア推進会議のほうで、事業所とともに、どれぐらいの単価設定でやっていけばいいのかということと、どういうやり方でやっていけば、要支援の方とかも皆救えながらやっていけるのかというところを話し合いをしている段階です。これからは、地域ケア推進会議のほうも、今までのような回数ではなくて、もう少し頻回な中で具体的な話を事業所さんと一緒にやっていきたいというふうに考えておりますので、まだ取り組み段階というところで御了承いただいきたいと思います。
質問 4番 大松紀美子
それじゃ、例えば、国は今の介護報酬以下でやりなさいというそういう指導というか、そういう締めつけをしていますけれども、今の介護報酬以下ぎりぎりでやったとして、今のむかわ町内にある事業所の人たちというのは経営していけそうなんですか。
答弁 健康福祉課主幹 今井喜代子(健康福祉課主幹は2021年3月まで)
まだまだ試算の段階でして、今、はっきりとは言えないところなんですけれども、今までどおりのやり方でいきますと、なかなか難しい部分はあるのかなと思っています。だた、その中で一体的にやる場合の緩和事項とかもありますので、具体的に言いますと、中小型Aとかミニデイサービスと今まで呼ばれているものを一体的にやるときには、緩和した基準の中でできるとかというものもありますので、そういうものをうまく組み合わせて、事業所さんにやっていけるかどうかというところを確認しながら進めていけたらなと思っております。
質問 4番 大松紀美子
とにかくこの介護報酬の引き下げでやっぱり事業者がどれだけ苦労しているかというところ、大丈夫なところもきっとあるでしょう、いろいろな意味で。だけれども、きちんと撤退、閉鎖することなく、やっぱり目を行き届かせて議論して相談に乗って、何らかの方法で、何というのか、救助していくというか、支援していくということをぜひ考えていただきたいと思います。もうせっぱ詰まっていますから、本当に。よろしくお願いします。それから、2つ目の待機者の問題なんですが、穂別愛誠会も含めて81人とおっしゃっていましたけれども、これは8月末にお聞きしたのでいくと、慶寿苑さんのほうは52人ということですから、合わせて29人ぐらいが穂別のほうで待機をされていると。むかわのこの資料を見せていただくと、結局、介護度5の人が5人申し込みがあると。4の人が7人いると。3の人が12人いると。この方々を合わせると全体の46%で、介護2が19人、介護1が9人、この方々は28人、結局介護度の低い方のほうが、54%ですから、慶寿苑で言えば多いんです、待っている方が。今度の改正で、基本的には介護度3以上しか特養ホームには入れませんよと国はしましたよね。だけれども、待機者を見ると、やはり介護1、2、いろいろな事情で、認知症があったりだとか、家庭の事情とかで待っている人が多いんです。ですから、こういうことに対しても、入所判定者、軽くても、1、2でも対象者にはなるというふうになっているわけですから、今後もやっぱりその辺をきちんと待機者、入居者の状況を考えながらやっていただきたいと思っているんですけれども、4月からはどんなふうなことで取り組んで対応していらっしゃるのか伺います。
答弁 町長 竹中喜之
1点だけ。後段のほうは担当のほうからお話しするということで、1点目に出されています町外の事業所との連絡、連携ということで、保険者の立場から、今後におきましてもさらに実態把握というんでしょうか、そこを留意しながら、各事業所との情報交換、さらなる連携、そういった事業所の課題等の掘り起こしというんでしょうか、こういったことを一歩進めながら、介護保険サービスの低下につながらないよう努めてまいりたいと考えております。
答弁 健康福祉課主幹 今井喜代子(健康福祉課主幹は2021年3月まで)
先ほどの、まず、待機者の人数のところなんですけれども、以前にちょっとお渡しした資料から今回の81名と出している部分につきましては、9月の入所判定会議の資料から出しておりますので、若干数字が変わっておりますことをちょっと先にお伝えしておきます。その中で、81名の中でも、具体的に言いますと、愛誠園と慶寿苑両方に申し込まれている方もおりますし、あとそれから、町外の方も含まれているという現状になっておりますので、ご理解いただきたいと思います。それで、要介護1、2の方につきましてのことなんですけれども、先ほどもちょっと説明いたしましたように、実際には要介護3以上の方が入所判定会議の資料の中にのっていくという形になっているんですけれども、その中でも要介護1、2の方の中からさらに考慮事項というものが国のほうから出されておりまして、認知症の方であったりとか、あと精神疾患がある方、それから、家族の介護力の問題とかから在宅で暮らすのが難しいと判断される方につきましては、ケアマネジャーとか、それから、町のほうの担当者のほうから話を聞きまして、その中で入所判定会議の対象者に上げていくという流れの中で、慶寿苑のほうにつきましても、愛誠園のほうにつきましても行っているところです。
質問 4番 大松紀美子
ぜひそのような取り組みをお願いしたいと思っています。それから、3つ目の利用料の2割負担の軽減対策ということで申し上げましたけれども、504人のうちの13人ということで、この割合が多いか少ないかはわかりませんけれども、結局、例えば、特養に入っていらっしゃる介護度4の方が今まで2万7,395円だったものが、当然、2割ですから倍なんですよ。物すごい負担増ですよね。たとえ少なくとも、この負担増というのは、非常に高齢者の方にとっては大変なことになるわけですよ。だから、この軽減対策は、ほかの町で考えているところもあるようですけれども、2割負担に対しての軽減対策というものをやっぱりとってほしいと思うんですけれども、町の考えはありませんか。
答弁 健康福祉課主幹 今井喜代子(健康福祉課主幹は2021年3月まで)
現在のところ、町独自としての軽減対策というものは持っていないところなんですけれども、高額介護サービス費の中で所得の段階を見まして、3万7,200円か4万4,000円を上限とした高額サービス費のほうの適用になる方がおりますので、その方々につきましては、こちらのほうから申請のほうを促すという形で御連絡して対応しているところです。
質問 4番 大松紀美子
ぜひ考えていただきたいというふうにお願いしたいと思います。ぜひ軽減対策についても今後ぜひ考えていただきたいということと、こういう高額介護サービス費のことについても、こちら、町のほうからお知らせしているということなんですが、ぜひ続けていただきたいというふうに思っています。それから、4つ目の施設費用の負担軽減制度(補足給付)のことなんですけれども、低所得者の方でも、預貯金があれば、施設の食費や部屋代がかかって補足給付から外れるということなんですけれども、やはり、1人だったら1,000万円で、2人だったら2,000万円でということなんですけれども、これらについても、これだけのことで、貯金があるからといって、何で貯金しているかというと、老後の不安があるからなわけで、やっぱりこのことは、私はとても許されないと思っているんですけれども、その辺の対応というのは、今、申請があると思うんですけれども、どのようにされていますか。
答弁 健康福祉課主幹 今井喜代子(健康福祉課主幹は2021年3月まで)
申請に来られた方と個別の相談とかは行っているところでして、ここの中でも、8月からの制度の変更があった中ですので、まだちょっと状況を見ている段階ではあるんですけれども、課税世帯の方の中でも、2人以上の世帯で世帯の年間収入から施設の利用者負担の見込み額を除いた額が80万円以下になる方と、世帯の現金と預貯金の合計が450万円以下の方につきましては、第3段階の負担軽減を受けることができるという措置もありますので、そういうところもあわせながら御相談に応じているところです。
質問 4番 大松紀美子
預金通帳を無理に見せてもらうとか、やっぱりそういうことはぜひしないようにしていただきたいと思っています。それで、最後に、町長にちょっとお伺いしたいんですけれども、社会保障と税の一体改革でこのようなことがどんどん行われているわけですけれども、やはり住民の暮らしを守っていくという立場にいる首長として、やはり国へ、これじゃ困るというふうなことを訴えていかなければならないというふうに私は考えているんですけれども、町長の考えをお聞かせください。
答弁 町長 竹中喜之
一番身近なサービスを提供する町として、先ほども申し上げましたけれども、さらなる実態把握というんでしょうか、こういったことを町で行うことによって、その課題等の問題点、例えば、サービスの提供が困難ないろんな自治体等々が出てくる可能性もあるかと思います、地域解消というんでしょうか。そういったことも含めながら、町民皆さんのサービスの低下、これにつながらないような財源、この辺も含めてその確保に努めていかなければならないのかなと、新しいサービスのあり方も含めてですけれども。それと、この間におきましても、それぞれの町村の実態の突き合わせというものを図りながら、介護保険の制度の充実というものを重要課題として位置づけながら、大松議員触れられております低所得者対策の関係についても必要な対策・対応を講じるよう、引き続き町村会として国に要望してまいりたいと思っております。
質問 4番 大松紀美子
ぜひよろしくお願いいたします。